Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:デジタルカメラ

TediousPhoto20241023

スマホ (iPhone 15 Pro Max) での手持ち夜景撮り。

すっかり進化に乏しくなってきたスマートフォンで進化が感じられる数少ない点であり、廉価機とハイエンド機の差が出るところでもある(どれだけ確実に良い感じに撮れるか、という点で)。

レンズ交換式カメラを三脚に据えて撮ったものとは比べるまでもないけれど、ポケットから出してサッと撮っただけで、それなりに見られる「夜景写真」が撮れる。逆に言えば、カメラを三脚に据えてしっかり撮った写真との差を感じる人も増える、ということでもある。

自分で気軽に撮れるようになったことと、SNS へ大量に投稿される写真を通して、写真に興味を感じる人の数や、写真を撮ることの身近さは 10年前、20年前と比べてずっと増しているのは間違いないところ。

と同時に、スマホで気軽に撮るモノとカメラでしっかり撮ったモノの差を実感することもまた、SNS で身近にクオリティの高い写真と接するが故に実感できる時代でもある。

ただ、そのクオリティ差を感じたところで、カメラに手を出す人はどんどん少なくなりつつある。

自分が写真撮影やカメラが趣味だったり(仕事だったり)で、そのテリトリーの中でしか見ていない人は頓珍漢なことを言っていたりするし、中には母集団に統計的中立性のない我田引水な調査結果が発表されたり、それを元に話を展開する人もいる。

けれど、例えば内閣府の消費動向調査の結果を見れば年々所有率が下がっているのは明らか。

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TediousPhoto20240517

また木の影を撮ってしまった。
それだけの、通りすがりの一枚。

(以下は X-T50 発表前に書いた文章です。発表されたからと言って何も変わらないか、より一層感がありますが念の為)

先週、富士フイルムの決算発表における質疑応答の内容がネットメディアで切り抜きされて、それが元でプチ炎上というか、ごく一部のカメヲタ界隈で燃えていた、らしい。

富士フイルム「これまでの富⼠フイルムのカメラの売り⽅を根本的に変えていく事を目指す」 デジカメライフ

らしい、というのは、先週時点でなんか TL にそれっぽい話が流れてきていたけれど、

またカメヲタ同士が何か喧嘩してんのか?違うのか?富士フイルムに対する文句なのか?ライカになりたい?それが気に食わない?前から引き合いに出してるじゃん(;´д`)


という感じでスルーして詳しく見ていなかったせいで、週が明けてから元ネタを知った次第。

富士フイルムがライカを引き合いに出して云々というのは今に始まったことではなく、コロナ禍の頃から海外インタビューとかでも触れていたので、今さら何を言ってんだ?って感じだけど、昨今の品不足、特に国内市場へのやりように不満があったところだから、ユーザーもしては爆発したのかもしれない。

プロ亀さんのポストも流れてきたけど、こういうユーザー側がストレスの捌け口としてポストしているところに、プロ亀さんが正論ぶったことを言っても「何言ってんだか」という感じになるし、エアリプで反感を買っても仕方ないだろう。そういう場にしゃしゃり出てきて良いことはない。

写真家、プロカメラマンがユーザーに寄り添う必要はないし、彼らは言葉ではなく写真で勝負してるのだから関係ないのかもしれないが、お金を頑張って捻出して購入して使ってきたユーザーの鬱憤晴らしに正論の鉈で叩き込みに行くのは、誰も得しない。個人的にも「コイツの発言も執筆したメディア記事も少し斜めから見ようかね」となる。


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今月初め、7年ぶりのコンパクトデジカメ GR IIIx を迷いつつ買ってしまってから数日くらいでしたか、「近いうちにソニーが Xperia に1インチセンサーを載せてきた Xperia Alpha を発表するらしい」という噂が流れ始めました。

マジかよ、GR IIIx 買ったのは早まったかな…


と正直ちょっと思いました。(Xperia PRO-I が発表されていたとしても GR IIIx は買っていたと思いますが)

同じ大型センサー搭載スマホである AQUOS R6 の時は、「場合によっては買う」つもりながらも(近年スマホカメラ性能画質は並みでしかない)シャープ製ということで、ひとまず様子見…と思って様子見していたらすっかり購入テンションは下がってしまいましたが、Xperia となると話は変わってきます。

XperiaPRO-I_Release1


日本のケータイカメラ文化、写メはシャープ端末から始まったんだぞ、という縄文時代の功績はひとまず置いとくとして、やはり「スマホもカメラも判ってる、作ってる」メーカーとして、そして1インチセンサーの開拓者として、親玉ソニーが自ら1インチセンサー搭載スマホを作るとなると、やっぱり信頼感が違います。

AQUOS R6 の時は「1インチセンサーだからAFが遅いのも仕方ない」みたいなことを散々言われましたが、そこはそれ、ソニーは RX100 シリーズで10年近く知見を蓄えているし、Xperia での瞳AF、トラッキングも十分実用の域にあるわけですから、それが1インチセンサーでも、という期待は誰しも持つでしょう。

Xperia PRO-I(エクスペリア プロアイ) | Xperia(エクスペリア)公式サイト
ソニー、1インチセンサー搭載、像面位相差AF対応の「Xperia PRO-I」 - ケータイ Watch
1型センサーで約20万円「Xperia PRO-I」。グリップ追加でVLOGCAM化 - AV Watch
1インチカメラ搭載「Xperia PRO-I」、約19.8万円 背面に液晶取り付けてVlogカメラに - ITmedia NEWS
「Xperia PRO-I」クイックフォトレビュー - ケータイ Watch
Xperia PRO-I は「スマホではなくデジカメだ」香港版の実機に触れた(山根博士) - Engadget 日本版

スペックその他はネットメディアの記事がいっぱい上がっているので繰り返しませんが、個人的に注目したいのは、2点。
  1. しっかり Vロガー向けのソリューションを用意している

  2. スマホカメラからのステップアップにαや RX などのカメラではなく高画質カメラスマホという選択肢を作ったこと
    (もしくはスマホカメラからレンズ交換式カメラへのステップアップ途中に高画質カメラスマホという中間を作ったこと)

どちらも、「スマホもカメラも造っている」ソニーならでは、「スマホもカメラも技術と経験の蓄積がある」ソニーだからこそ、という点で感心させられるところがあります。


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昨年末、少々お高めレンズ購入の資金繰りで、あまり使ってなかったマイクロフォーサーズ一式を手放し、ミラーレス初号機 DMC-G1 購入以降初めてミラーレス機なし、10年ぶりくらいにデジタル一眼レフのみに戻ったら、

ちょっとしたお出かけにもデカくて重い割に不便なデジタル一眼レフを持っていくのは辛い!何よりも気がつくと動体撮影以外は EVF 撮影に慣れすぎていたわ!


ということに気づいた 2020年。

コロナ禍があって一度は物欲が収まりましたが、秋になって再燃して購入を考え始めたことの経緯を前回記しました。

The road to get my new mirrorless camera【前編】 〜デジタル一眼レフだけにしたら動体以外はEVF撮影に慣れきっていた私に気づく

具体的に考え始めてリストアップした購入候補のカメラは次の10機種。

  1. 動体撮影を考えないスナップ専用サブ機として
    1. OLYMPUS E-M10 Mark IV
    2. OLUMPUS E-M5 Mark III
    3. OLYMPUS E-M1 Mark II(中古)
    4. NIKON Z50
    5. FUJIFILM X-S10
    6. SIGMA fp
    7. SONY α7C

  2. 将来のマウント移行を考慮した準備機(テスト機)として
    1. Canon EOS R5
    2. SONY α7 III
    3. SONY α9(中古)

絞る前の候補なので数は多いですし、方向性がバラバラなところもありますが、スナップ専用サブ機を考えていたのが、将来の(動体撮影用メインカメラの)マウント移行込みのカメラ購入もアリかな?と思ったため、候補機種が増えました😅

ただ、前回も書いたように、元々の予算が15〜20万円だったので、候補のカメラの中には予算オーバー、大幅オーバーのものがあって、それを選択した場合には金策からやり直しになりますが、そこは後悔しない選択を優先です。

これらの候補をリストアップ後、少し時間を置いて考え直し、候補を4機種に絞りました。これらの10機種を購入候補として挙げた理由と、6機種を最終候補から外した理由を記しておきます。長文すまぬ。(購入を考えながら自分用まとめとして書いていたので)


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わざわざブログに書かずとも Twitter で呟き捨てるレベルの話ですし、独り言みたいなものなので適当に聞き流してもらって良い話なんですが、ずっと昔から

カメラの防塵防滴という“仕様”の曖昧さ


について、どうかと思っているんですよね。

端的に言えば、

公的基準も業界基準も示そうとしない
カメラ業界の防塵防滴は胡散臭い


と。

そもそも、ニコンD一桁やキヤノンEOS-1Dシリーズの防塵防滴と、価格が数分の1である安価な中級機の防塵防滴が同じなわけないのに、宣伝にも仕様にも「防塵防滴」としか書かない。(一部の防水を謳うカメラを除く)

おまけに最近は「簡易防滴」とか、防滴なんか防滴じゃないのか判らんような言葉が廉価なレンズを中心に出回ってきて、さらに意味不明。極めて宣伝臭のするものですが、元々「防塵防滴」に対して公的基準を示さないのが当たり前の業界だから出てくる舐め腐ったワードです。


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昨晩 Adobe CC シリーズのアップデートがリリースされ、それに伴い Lightroom シリーズの全面刷新も発表されました。

NewLightroomCC20171019C

Introducing: Lightroom CC, Lightroom Classic CC and More | Photoshop Blog by Adobe

要点は4つ。
  1. 月額制の Lightroom CC じゃない買い切り版 Lightroom の新バージョンはもう出さない。Lightroom 6 で終わり。Lightroom 6 のアップデートもカメラ新機種の RAW サポート追加も年内で終わるからね

  2. 今までのデスクトップ版 Lightroom CC は今後「Lightroom Classic CC」に名称変更するよ

  3. Lightroom CC という名前は今後、クラウドベースの Lightroom のことだから、そこんとこよろしく!

  4. クラウドベースの Lightroom CC はオリジナル画像をアップロードして作業することになるから、クラウドスペースが従来のままだと足りなくなるから増量するので、クラウドスペース増量プランも用意する
    (photography プランは 2GB → 20GB、通常 CC 版は 20GB → 100GB、容量 1TB プランは月額 1,980円、その他 Lightroom CC だけが使える新プランや 2TB/5TB/10TB の増量プランもあり)
    Adobe CCフォトプラン | プロ向け写真編集ソフトウェア




(販売終了済みの買い切り版 Lightroom 6 はボッタクリ価格に…)


昨晩リリースがあってから寝る前や今朝に少し使ってみましたが、

デスクトップ版 Lightroom CC から
Lightroom Classic CC へは大した変更はない


のですが(カタログ更新に時間がかかるのと動作速度アップ+αくらい、詳細は後述)、それよりも

デスクトップ版ソフトがクラシックと名付けられた


ことと、クラウドベースの Lightroom CC を本格的に手がけ始めて、そのためのサービスプランを整備したことで、

Lightroom は将来的にローカルアプリを廃止して
完全にクラウドベースのサービスへ突き進む方針


であろうことが明らかになりました。

2013年に月額制の CC が登場して4年経ち、いま買い切り版が廃止されたことを思えば、これから4〜5年後にはデスクトップ版の Lightroom Classic CC がなくなって、完全にクラウドベースへ移行することになるかも……


というのは、ほぼ確実でしょう。

Adobe としては、Lightroom を完全にクラウド化することで、ユーザーが使うクラウド容量が増加し、上位の料金プランへ誘導する=客単価の向上を狙っていることは間違いありませんから、CC 以降の完全月額制への移行とともに、この流れは決して変わることはないでしょう。

今までの Lightroom CC =今後の Lightroom Classic CC と、今後の新しい完全クラウドベースの Lightroom CC では、以下のようにワークフローが変わりますから、必然的にクラウド側のディスク容量が増えるので、使えば使うほど、使い込んでいる人ほど上位料金プランやディスク増量オプションが必要になります。


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先日、スターフライヤー公式の Facebook ウォールに、こんな投稿がありました。

https://m.facebook.com/starflyer.japan/photos/a.439081729543516.1073741830.436758456442510/635745906543763/
離陸後すぐや着陸直前の迫力ある写真や、美しい風景を気軽に撮影できるようになったのはとても嬉しいことですね!

しかしながら、写真撮影に興味のない方にとって携帯電話やデジカメのシャッター音は雑音以外何ものでもありません。この記事をご覧の皆さんにおかれましては、機内から外の景色を撮影される際、静音モード(一部のカメラに装備されている機能です)を使用されるなど周りの方へのご配慮をお願い致します。マナーを守ってフォトライフを楽しみましょう!


まったくその通りです。飛行機に限らず、新幹線などの列車内でも同じで、自戒を込めて上記リンクを記しておきたいと思います。


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2年に1度のお祭り Photokinaも終わりました。個人的には待望の EOS 7D Mark II が出てくれたことで 100% 満足であります。とはいえ、他にも色々なカメラが発表されて、気になるモノも色々あります。

懐具合と時間には限りがあるのでアレもコレもというわけにはいきませんし、それを含めて先日 Xマウント一式を売却したわけですから、すぐにまた別のモノを買うこともないのですが、気になるモノは気になるので、チラシの裏ブログとして勝手なことを書き記してみたいと思います。

などと先週の移動の合間に iPad で適当に書き散らかしていたのですが、すっかり忘れておりました。最近、脳みそがだいぶ垂れ流れているようでして……(;´д`)


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今週発売された、値段も大きさもお手頃サイズの「cheero Power Plus 2 mini」。最近 cheero の新製品発売時には限定個数の発売記念価格が設定され、若干安い価格で手に入れることができました(発売記念価格は20分前後で売り切れたらしい)。



発売翌日に到着してから今日まで3日間使っていますが、

手頃なサイズながら 2.1A 出力も 6,000mAh の容量も安心仕様


なのは、なかなか具合良いです。サイズの割には少々重めですが、愛用することになりそうです。

また、比較的小型のモバイルバッテリーでありながら 2.1A 出力ですので、スマートフォンだけでなく iPad / iPad mini / Nexus 7 / dtab といったタブレットを含め、

どんな端末に繋いでもキッチリしっかり充電


できるというのは安心です。「モバイルバッテリーだと充電遅いんだよなぁ」ということが少ないのは心丈夫です。

それに 6,000mAh もあると、普段使いではそうそう使い切ることはありません。6,000mAh は iPhone や Xperia A/Z を2回以上ゼロから満充電を繰り返せますし、iPad mini や Nexus 7 などの小型タブレットでも 0→100% のフル充電が可能です。

丸一日スマートフォンを使いまくっても余裕の容量


であり、出力と合わせて本当に安心して使えます。

そして、それくらいの容量・出力仕様がある割には(実際にはそれなりの厚みと重さはありますが)形状・デザインがスマートで使い勝手が良いです。

例えば、モバイルバッテリーのスタンダードだった eneloop mobile booster の直系とも言えるパナソニック製品と比較してみると、cheero Power Plus 2 mini の良さがよく見えてきます(欠点もだけど)。


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cheero と言えば、最近は Amazon で販売しては完売を繰り返し、転売業者もお盛んだった「ダンボー」の大容量モバイルバッテリーですっかり有名になりました。
cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version マルチデバイス対応モバイルバッテリー
cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version

(4回の完売を繰り返し、最近ようやく即納状態に落ち着いた)


「ダンボー」自体には大して興味がないのと、既に同じ 10,000mAh クラスの大容量バッテリーを持っていたのでスルーしましたが、あちこちで話題になって元々中華バッテリー屋の一つだったのに、すっかりプチブランド化したように思います。ダンボーだけでなくネットを色々使って大成功ですね。

さて、そんな cheero から新しく発売された新作モバイルバッテリーが「cheero Power Plus 2 mini」。現在の主力商品である「Power Plus 2」の低容量・小型版という位置づけで mini と名付けられています。



低容量・小型版といっても、あくまで 10,000mAh を超える大容量タイプに比べれば、という話であり、この「cheero Power Plus 2 mini」も 6,000mAh と結構な容量があり、iPhone 5 や Xperia A / Z ならフル充電を2回以上、iPad mini でもゼロからフル充電できる容量があります。

それだけの容量がありますので、ぶっちゃけ

写真で見た印象より分厚く重い


感じはあります。

スティック形状なので収まりはそう悪くないですが、ス×マブログの「ちっちゃい!」「コンパクト」という言葉に惑わされると、思ったのと違ってた〜ということはありそうですので、注意は必要かも知れません。

国内外どこのメーカーでも同じリチウムイオンバッテリーであれば、形状など多少の工夫はあれど、バッテリー容量に比例した重さ、サイズにならざるを得ないので魔法はあり得ません(公称値容量に比して、やけに軽く小さいのはむしろ怪しい)。

また、安心の 2.1A 出力ですので、大出力を要求する iPad などのタブレットデバイス、デジタルカメラの充電にも安心して使えますが、

6,000mAh も容量がある割には出力端子は1つ


というのは、小型化の引き替えとはいえ、欠点の一つと言えるかも知れません(LED ライトなんてスマートフォンにあるんだから無用の長物なのにねぇ)。

CheeroPowerPlus2mini_12MobileCharge


ともあれ、この「cheero Power Plus 2 mini」は一昨日の夜に Amazon で発売開始され、昨日今日と2日間使っていますので、私なりのファーストインプレなどを軽く書いておきます。


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