スマホ (iPhone 15 Pro Max) での手持ち夜景撮り。
すっかり進化に乏しくなってきたスマートフォンで進化が感じられる数少ない点であり、廉価機とハイエンド機の差が出るところでもある(どれだけ確実に良い感じに撮れるか、という点で)。
レンズ交換式カメラを三脚に据えて撮ったものとは比べるまでもないけれど、ポケットから出してサッと撮っただけで、それなりに見られる「夜景写真」が撮れる。逆に言えば、カメラを三脚に据えてしっかり撮った写真との差を感じる人も増える、ということでもある。
自分で気軽に撮れるようになったことと、SNS へ大量に投稿される写真を通して、写真に興味を感じる人の数や、写真を撮ることの身近さは 10年前、20年前と比べてずっと増しているのは間違いないところ。
と同時に、スマホで気軽に撮るモノとカメラでしっかり撮ったモノの差を実感することもまた、SNS で身近にクオリティの高い写真と接するが故に実感できる時代でもある。
ただ、そのクオリティ差を感じたところで、カメラに手を出す人はどんどん少なくなりつつある。
自分が写真撮影やカメラが趣味だったり(仕事だったり)で、そのテリトリーの中でしか見ていない人は頓珍漢なことを言っていたりするし、中には母集団に統計的中立性のない我田引水な調査結果が発表されたり、それを元に話を展開する人もいる。
けれど、例えば内閣府の消費動向調査の結果を見れば年々所有率が下がっているのは明らか。
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