いつか書いていた記事を発掘したので今さら掲載するシリーズその壱。
【注】本記事の内容は2024年9月に訪問したときの館内展示を元にしており、また記事作成は2024年秋で半年以上放置していたため記事掲載時において内容は保証できませんので予めご了承ください。
北摂の奥まった山の中、京都府境も近いところにある茨木市立キリシタン遺物史料館。隠れキリシタンの里として有名な茨木市の千提寺地区にある。
おそらく少し前まで茨木および周辺住民でも多くは「千提寺?知らん、どこそれ?」だったと思うが、少し前に新名神高速道路が開通して茨木千提寺 IC/PA ができたので、箕面や茨木、高槻の山の中にあるなんだろうな、とイメージできる人は多くなっただろうと思う。
まだ残暑が厳しい頃だったが、テレビで関連番組を見た連れ合いに、見に行きたい!と言われたため、遠いところでも無いのでちょっとした合間に行ってみた。
ごく小さな史料館なので館内の資料を見て回るだけなら10分もかからないが、この資料館に収められている隠れキリシタンの里(茨木市千提寺、下音羽)の歴史や資料発掘にまつわるドキュメンタリーDVD がエンドレスで流されていて、それをひと通り見ると30〜40分程度。
発掘された隠れキリシタンの資料には非常に貴重なものもあるが、それらのオリジナルは京都大学や神戸市立博物館に収蔵されており、ここにあるのは多くが複製。山間の一軒家を改築した資料館なので「マリア十五玄義図」や 「聖フランシスコ・ザビエル像」の本物を置くのはセキュリティ的にも無理だろう。
ただ、しっかりした解説があるので学びはある。無料だしね、キリスト教徒でなくとも、歴史探訪として行って損はない。
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【注】本記事の内容は2024年9月に訪問したときの館内展示を元にしており、また記事作成は2024年秋で半年以上放置していたため記事掲載時において内容は保証できませんので予めご了承ください。
北摂の奥まった山の中、京都府境も近いところにある茨木市立キリシタン遺物史料館。隠れキリシタンの里として有名な茨木市の千提寺地区にある。
おそらく少し前まで茨木および周辺住民でも多くは「千提寺?知らん、どこそれ?」だったと思うが、少し前に新名神高速道路が開通して茨木千提寺 IC/PA ができたので、箕面や茨木、高槻の山の中にあるなんだろうな、とイメージできる人は多くなっただろうと思う。
まだ残暑が厳しい頃だったが、テレビで関連番組を見た連れ合いに、見に行きたい!と言われたため、遠いところでも無いのでちょっとした合間に行ってみた。
ごく小さな史料館なので館内の資料を見て回るだけなら10分もかからないが、この資料館に収められている隠れキリシタンの里(茨木市千提寺、下音羽)の歴史や資料発掘にまつわるドキュメンタリーDVD がエンドレスで流されていて、それをひと通り見ると30〜40分程度。
発掘された隠れキリシタンの資料には非常に貴重なものもあるが、それらのオリジナルは京都大学や神戸市立博物館に収蔵されており、ここにあるのは多くが複製。山間の一軒家を改築した資料館なので「マリア十五玄義図」や 「聖フランシスコ・ザビエル像」の本物を置くのはセキュリティ的にも無理だろう。
ただ、しっかりした解説があるので学びはある。無料だしね、キリスト教徒でなくとも、歴史探訪として行って損はない。
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