昨晩というか今日未明だけど、眠気も吹っ飛ぶほどだった。なんとなく BGM 代わりに F1 中継を点けていて、そろそろ寝ようと思った時にクビツァの大クラッシュで目が覚めて、その後は琢磨がポイント圏内で良い走りを見せていたので最後まで見てしまった。特にラスト5〜6周はホント凄かった。

途中5位まで上がったのに、セーフティカーが入った時のピットインでミスして落ちた時は、せっかくのポイントチャンスだったのに…と諦めてテレビを消しかけたが、そこからよく挽回した。特にラスト5周でシューマッハを、さらにラスト3周で2年連続王者のアロンソを抜いた時は鳥肌が立った。

いくらタイヤに差がある状態だったとはいえ、アロンソをぶち抜いていくのが弱小スーパーアグリ、そして琢磨だとは信じ難いものがあった。スペインGP で初のポイント1を獲得した時は、ルノーのピットミスによるギリギリの差だったゆえ、海外ではラッキー呼ばわりしまくられていたが、これでもう誰も文句は言えないだろう。

しかし琢磨も凄かったが、初優勝のハミルトンはホント凄い新人。F1 デビューシーズンなのに安定感ありまくりで、走りがベテランっぽい。シューマッハのあとは、史上最年少でドライバーズチャンピオンを獲得した2年連続王者のアロンソ時代が続くと思ったが、ハミルトンというライバルが出てきたし、今年はコントラクターも混沌としているし、少しは F1 も面白くなってきたかなぁ。

佐藤琢磨、チーム最高の6位 F1カナダGP