Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:スマホカメラ

TediousPhoto20250331

1ヶ月前の東京ヴェルディ戦アウェイ遠征の帰り。
飛行機に乗るまで若干余裕があったので、ラウンジで勝利の一杯を飲む前に
ガラスの向こうに映る飛行機や各種ライトをボカして一枚。
iPhone のポートレートモードを使って撮ってみたもの。

センサーが極少ゆえに被写界深度が深くてボケないスマホカメラの弱点を
画像処理で擬似的なボケを生成するポートレートモード。
iPhone 以外のカメラでも同じような機能が前後して登場したが、
登場の頃は画像処理の癖が強いというか無理やり過ぎて
ごく稀な条件以外では使えたものではなかった。

が、実のところ年々少しずつ改善されていて、
「これならアリだな」というショットの確率は増えている、と感じている。
まだまだ違和感ない画像が出るシチュエーションは限られているとしても。

それが iOS の改善(ソフトウェアだけの改善)によるものなのか、
買い替えた iPhone のカメラのおかげなのか(ハード&ソフト両方の改善)
そこは分からないけれど、初期の頃の
「こんなもん使えるか!」
な感じは薄れてきたように思う。

未だセンサーが大きく、レンズも大きいカメラシステムの写真と比べるものではない
けれど、でも着実に進化はしている。

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TediousPhoto20241023

スマホ (iPhone 15 Pro Max) での手持ち夜景撮り。

すっかり進化に乏しくなってきたスマートフォンで進化が感じられる数少ない点であり、廉価機とハイエンド機の差が出るところでもある(どれだけ確実に良い感じに撮れるか、という点で)。

レンズ交換式カメラを三脚に据えて撮ったものとは比べるまでもないけれど、ポケットから出してサッと撮っただけで、それなりに見られる「夜景写真」が撮れる。逆に言えば、カメラを三脚に据えてしっかり撮った写真との差を感じる人も増える、ということでもある。

自分で気軽に撮れるようになったことと、SNS へ大量に投稿される写真を通して、写真に興味を感じる人の数や、写真を撮ることの身近さは 10年前、20年前と比べてずっと増しているのは間違いないところ。

と同時に、スマホで気軽に撮るモノとカメラでしっかり撮ったモノの差を実感することもまた、SNS で身近にクオリティの高い写真と接するが故に実感できる時代でもある。

ただ、そのクオリティ差を感じたところで、カメラに手を出す人はどんどん少なくなりつつある。

自分が写真撮影やカメラが趣味だったり(仕事だったり)で、そのテリトリーの中でしか見ていない人は頓珍漢なことを言っていたりするし、中には母集団に統計的中立性のない我田引水な調査結果が発表されたり、それを元に話を展開する人もいる。

けれど、例えば内閣府の消費動向調査の結果を見れば年々所有率が下がっているのは明らか。

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TediousPhoto20240919ATediousPhoto20240919CTediousPhoto20240919B

ちょっとしたお出かけついでに寄った場所でのスマホ写真。
うっかり、いつものスマホ撮影感覚で HEIF (JPEG) 設定のまま撮ってしまったが、
後から RAW で撮っておけば良かった…と思う写真3枚をピックアップ。

細部が多い写真、細部が残って欲しい写真は RAW で撮って
ちゃんと現像すると全くクオリティが違う。
多くのスマホは JPEG/HEIF 保存時に圧縮率一定じゃなく
ファイルサイズ上限ありで保存するため、
どうしても細部を残したいはずの細部の多い写真ほど細部が潰れる傾向にある。

スマホという性質上、また多くのユーザーにとっては、
画質より枚数を保存しておける方が重要だしね。
(一部には圧縮方法を選べたり、圧縮率を変えられる端末、アプリもある)

いずれにせよ、RAW で撮れば圧縮はかからないので、圧縮時の細部潰れはなくなる。
スマホ写真にありがちシャープネスがキツめな感じも自分好みに調整できる。
どこのスマホもカメラ性能に力を入れているが、その能力を最大限に引き出すのは
RAW で撮る一択であり、HEIF/JPEG では性能をスポイルしているよなぁ、と思う。
「スマホ写真こそ、綺麗に撮りたきゃ RAW で撮れ」である。

それだけに後で「あ、しまった RAW で撮っておけば」と思うことも多い。
でも RAW のファイルサイズは HEIF/JPEG と比べて 10倍では効かないくらいデカくなる。
だから、普段から RAW 設定というわけにもいかない。

だけど、お出かけ時の写真は RAW で撮っておきたいな、と思う。
思うけど、うっかり RAW に切り替えるのを忘れちゃうことがある、いや多い😅
タップひとつなんだけどねえ。

(iPhone 15 Pro Max / 望遠カメラ&広角カメラ)

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TediousPhoto20240718B_6sPlus

思うところがあって先日 iPhone 6s Plus を自室のスマホ墓場から復活させた。
10年近く前のモデルなので修理や OS アップデートなどサポートは打ち切られていて、
最後の OS 更新だった iOS 15 は重大なセキュリティホールにはまだ対応してくれている
とはいえ、モッサリ感も含めて一般的なスマホ使用には向かないし、勧められない。

私も、とある用途を考えて試すために復活させたので、外で使うつもりは皆無。
だったのだけど、

「この10年近くでスマホカメラはどれだけ進歩したのか?」

ということも知りたくて、一度持ち出してちょっと休憩がてらに何枚か撮ってみた。
そのうちの一枚が冒頭の写真。

で、同じ場所、同じ向きで最新の iPhone 15 Pro Max にて撮ったのが ↓(+1/3EV 補正)。
24mm 相当のままで撮ったので、画角が 6s Plus と違うのはご容赦。

TediousPhoto20240718A_15ProMax

昼間の光のあるところの遠景写真だと10年分というほどの差は感じられない。
解像具合も違うし、ホワイトバランスの撮り方は古さを感じさせる上、
ラチチュードの狭さは顕著、かつ明るめ露出なので白飛びしやすいとかあるけど、
10年近い差、なおかつ値段が2倍になっていることを思うと、
むしろ 6s Plus でも頑張ってるなー、という気がする。

つーか、iPhone は 13世代から絵作りが変わって露出もアンダーすぎて嫌。
(+1/3EV 補正していてコレだからね)

以下、もう2例を。

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iPhone X 購入後、色々な駄文を書き連ねてきた割には iPhone X のカメラについて触れてこなかったものの、実際には大満足であること、さらに
  • iPhone 5s のカメラで、コンパクトデジカメは大型センサー機以外要らないのでは?と思い始め、
  • 手ぶれ補正のある iPhone 6s Plus のカメラで、もうコンパクトデジカメは要らないと手放し、
  • 広角と標準のダブルレンズになった iPhone X で、レンズ交換式カメラのお気軽撮影用キットレンズも要らないかも?と思い始めた

と、前回記事で書きました。いささか誇張気味なのは書いていて自覚していますが、それくらい満足しているということです :-)

iPhone 6s Plus でコンパクトデジカメと決別した私は、iPhone X でミラーレス機の廉価レンズキットに別れを告げた【前編】

iPhone X で手ぶれ補正が入った望遠側レンズが備わって、2つの単焦点レンズを持ち歩いてスナップしている感覚で使えて、絵作りは HDR が自動オンになった時も含めて自然でクセがなく、とにかく難しいことなしに撮れる心地よいカメラです(^-^)。

iPhoneX_Camera09WideHDR
(夕暮れの展望デッキ。これもHDRが自動オンだけど色味は自然でとても良い)


もちろん、スマホカメラの極小センサーですから高感度画質はサッパリですし、低感度でもレンズ交換式カメラやレンズの良いハイエンドコンパクトデジカメでしっかり撮ったものと比べれば当然画質の差はあります。

また、手振れ補正があるからシャッター速度を限界まで下げてでも ISO 感度を抑えていく露出アルゴリズムが iPhone 6s Plus の時よりさらにその傾向が強まっていて(基本的には好ましい方向)、うっかり被写体ブレしまくりということも多くて、細かな露出設定ができるサードパーティ製アプリの出番も増えそうです。

いずれにせよ、お手軽スナップ機としてコンパクトデジカメはもちろん、わざわざレンズ交換式カメラを持ち出すシーンも減ったのは間違いありません。

iPhoneX_Camera10NightAirplaneWindow
(手ぶれ補正頼りすぎで、夜の機窓でもISO 320まで上げずにSS 1/4秒 ^^;)


と同時に、もう一つ。

使う前に思っていたより、ずっと気に入ったポートレートモード


の存在があります。

お気楽適当スナップ用の廉価標準ズームレンズはもう要らないかも


そんなことを思う理由はここにもあります。

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iPhone X を使い始めて1ヶ月になりました。これまで食傷されるほど iPhone X 関連記事を書いてきたものの、カメラ関連についてはほとんど触れてきませんでした。

もちろん iPhone X のカメラに不満があったわけではなく、

iPhone X のカメラは予想通りの満足


を得ています。良い意味で期待値通りでした :-)

今週から使い始めている P10 lite は2万円台でも実用十分なスマホですが、当然ハイエンド機と差がある部分はあって、その一つがカメラ性能。画質や AF 速度だけでなくカメラアプリの立ち上がりの速さ(スマホはココ重要!)やレスポンスに大きな差があり、カメラ周りの快適さと結果は段違いです。

iPhoneX18


もっとも iPhone X も露出制御やホワイトバランスが iPhone 6s Plus と違うこと、有機 EL ディスプレイと実際との見え味の差に完全に慣れたとはいえないので、まだ撮影結果を見て「あれ?ちょっと思ってた感じと違うな」と戸惑うことが皆無ではありません。

が、

今まで一番望んでいた手ぶれ補正付き望遠(標準)レンズがある


これだけでも私にとっては合格点ですし、その描写、使い勝手にも満足しています。

iPhoneX49B
(画面の見え味の差は撮影時の調整に影響するので慣れに時間がかかった)


2000年に携帯電話にカメラが内蔵され始めて(J-Phone J-SH04)20年近くが経ち、私も色々使ってきましたが、iPhone 5s のカメラで、お気軽お手軽スマホスナップ用カメラとしては概ね満足していました。

5s あたりで描写も一昔前のコンパクトデジカメに近くなって AF も不満ない速さになり、HDR が自然な描写で実装され(コンパクトやミラーレス機よりずっと自然なことが多い)、極小センサーによるラチチュードの狭さを条件付きながらも補ってくれるようになりました。

iPhoneX_Camera05WideHDR
(ミラーレスやコンパクトのHDRは使えればラッキーだけどiPhoneは常用できる)


けれども、レンズの光学式手ぶれ補正内蔵という点も魅力で購入した iPhone 6s Plus では、その手ぶれ補正が思っていた以上に効果的であることを実感し、夜間や室内での撮影では、それなりに満足していた 5s と随分と差があることを実感しました。

そして、あとは

もっと寄りたいんだよ!デジタルズームの劣化なしに寄りたいんだよ!


というのは常に心の中でありましたし、iPhone 7 Plus で待望のダブルレンズ化した時は

望遠側のレンズを搭載したのに、なんで手振れ補正が入ってないんだよ!難しいかもしれないけど、暗い望遠側レンズこそ手振れ補正がいるだろうに…画竜点睛を欠くなあ


と思っていましたから、手ぶれ補正が望遠側レンズに入り、さらに半段明るいレンズになったわけですから

iPhone X のカメラには全く不満なし


万々歳であります v(^o^)v

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iPhone を始め、スマートフォン・カメラ用の、広角、望遠、マクロといったレンズアダプターは今さら何も珍しくはありません。iPhone 3G が国内で発売されてしばらくしてから輸入品を見かけることもありましたし、今は多種多様なものが出ています。


(カールツァイスのiPhone用アダプターレンズもありましたね)


ただ、

たくさん製品が出てる割に、使ってる人をほとんど見ない


製品でもあります。まぁ

お手軽さが売りのスマホ撮影なのに、いちいちアダプターを付けて撮るとかないわー、スマホにケース付けてたらケース外さないと使えないとか、もっとないわー


って感じですから、仕方ありません。私もその一人です。

が、先日とある所で、「千円札両替がてら消耗品でも買うか」と入った百円ショップで何となく商品を見ていたら、百均でもスマートフォン用広角・マクロレンズアダプターを売ってるんだ!ということを知りました。

SmartPhoneLens100Yen01
(CanDoで売ってた百均レンズアダプター)


おそらくほとんど使うこともないであろう製品にン千円出す気には全くなれませんが、100円ならお遊びもありだろう、ということで購入し、ちょっと試してみました。

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