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タグ:カスタマイズ

先週から始まった新型 GR のカスタマイズサービス。この件については本ブログでも既に二度触れており、先週金曜日には大阪・長堀橋の旧ペンタックスのサービスセンターへ行ってカスタマイズサービスを受けてきました。

今週始まった GR のカスタマイズサービスを行なってきました!(+限定数量の部品の残り状況も聞いてきた)

先週カスタマイズサービスを受けた際の上記記事でも書いたように、他の2つのカスタマイズサービスを受けるとともに、「予約特典の赤リングがあるからシャッターボタンも赤に交換しようかなぁ…」と思ったのですが、大阪のサービスセンターでは赤ボタンが在庫切れでした。

限定数 50 がなくなったわけではなく、今週月曜日に東京から幾つか在庫が回ってくるということでしたので、所用ついでに今週改めてサービスセンターを訪れて、二度目のカスタマイズサービスを受けてきました。

GRCustomize06
(地下鉄の駅からすぐなので、歩くと一瞬で汗だくになる猛暑の折は非常に助かる)


今回はもちろん、先週在庫切れだった赤シャッターボタンに交換する「シャッターボタン交換サービス」(3,350円)。現物を見せてもらってからの交換だったのですが、正直なところあまり納得できる質感やデザインではないけれど、

再度ノーマル仕様に戻すことは可能


ということなので、「一度、赤いシャッターボタンというものを試してみるべ」ということで交換してもらいました。

その結果ですが…

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大きく値下がりしたのをキッカケに購入した GXR + P10 も到着して一週間近く経ち、操作と設定による変化に慣れるべく雑多なものを適当撮りしたり、お出かけに持ち歩いている昨今。やはり 300mm まであると

ZakInGambaField
メモ画質でも遠くの物を撮れるのは便利だなぁ…
(ザッケローニ日本代表監督@ガンバ練習場第二グラウンド)


とか思うわけで、望遠域の画質はオマケ程度だったり、F値が暗いからすぐ高感度になる→ドロドロ画質になる、なんていう不満はあれど、「コンパクトで望遠」を持つことの意味を再認識させられています(上記写真のリンク先は中央等倍切り出し画像)。

もっとも、自分の中で「日常のスナップは GPS もある iPhone4 で十分」となり、一眼と iPhone4 の間に存在する余地が少なくなってきた“コンパクトなカメラ”を再度見直すものになるかどうかは、まだまだ判りません。

今の“嬉しがって持ち歩く期間”が過ぎ(未知な新製品ではないので、元々大して買って嬉しくはないですが)、落ち着いて数ヶ月経ってから以降どうなるか?ですから、来年になってどういう使い方をしているかによって、自分のカメラスタイルを改めて判断することになるでしょう。

GRX_HiroshimaSample2


さて、写真センスは皆無でも、メカの機能を把握し操作する感覚だけは優れた方だと思ってる私としては、2〜3日もあれば、ほぼ一通りの機能を把握し、操作に困るようなことはなくなって…ないんですよ、これが。

いや、機能もほぼ把握しましたし、操作方法も十分把握しているはずなんですが、「え?これは初期設定に戻るの?」「え?このモードの時にはダメなの?」的なことが頻発していて、ちょっと把握しきれない点が多いと感じています。

なんというか

細かく設定できるのは良いけど
スッキリとしてなくて判りにくい


と感じる GRX。

初代 GR Digital を使っていた時は(ホールティングその他を含めた操作感全般が)ホント使いやすいと感心していたのですが、GRX にそれは感じない。ぶっちゃけ、リコーのデジカメは操作性が秀逸というイメージからは遠い

ぶっちゃけ、

多機能というより、ひたすらマニアック


と言った方が相応しい。素晴らしくカスタマイズ性に優れているのに、手放しで賞賛はできないものになっている。

もちろん、一眼以上に機能性に優れた“セミ”前後ダイアル、アップダウンダイアルとADJ レバーによる操作性は相変わらず良いし、ボディはコンパクトデジカメと比すればかなり大柄だけれども

ボディの剛性感とグリップの良さは素晴らしい


のも事実。剛性感は廉価一眼より良いくらいだし、グリップはホントしっくり来る。

メニューを一見すれば判るカスタマイズ性も、マイセッティングの設定保存能力にしても素晴らしいのだけど、

  • P/S/A/M のモード毎に(電源 OFF やモードを変えた場合に)覚えていてくれる設定項目が判りづらい。

  • マイセッティングモードで記憶できる設定項目と P/S/A/M モード毎に記憶される設定項目に差がある。

  • マイセッティングモードで設定を変更した項目は(モードそのままでも)電源 OFF で忘れられてしまう
    (これは好みだろうけど、P/A/S/M モードとの統一性という意味で、どうかな?と。設定を初期化したければ呼び出すか、ダイアルを他へ動かして戻したら済むことだしね)


というようなことがあって、戸惑うことが少なくない。例えば、

「ISO 設定や AF 設定は変更しても電源 OFF しても記憶されるのに、連写設定は単写に戻ってしまう」

とか

「マイセッティングでは ADJ レバー内のメニュー項目、Fn キー設定はカスタマイズされるが、P/S/A/M では共通」

とか細かいところで統一性がないので、「あれ?これはデフォルト値に戻ってしまうのか…」みたいなことが結構ある。

電源 OFF でデフォルト値に戻ってしまうといえば、ズーム位置も電源 OFF 時に覚えてくれない(覚えておく設定もない)。ズーム位置を覚えておいてくれることくらい、今どきコンパクトデジカメではさほど珍しくも何ともない。GRX でもマイセッティングがシーンモード設定ならズーム位置は記憶できる。

というか、

これだけ色々と設定できるにも関わらず
ズーム位置が超限定された条件でしか記憶されないとか、おかしくね?


と思うわけで。言っちゃ悪いが、色々できる割には、色々できるだけに、あれ?これできないの?が少なくないのである。

おまけに GRX + P10 ユニットの組み合わせだと

「S モードだけ ISO 設定が強制自動で、おまけに上限 ISO 3200 固定」

とかね…もう「ハァ?なんで、そうなるの?」という感じ。

Sモードだけ ISO 指定一切不可とか馬鹿なの?


としか言いようがない。GRX って、コンパクトデジカメより一クラス上を目指した製品なんでしょ?なんで、Sモードだけ、こんな安物コンパクトデジカメみたいな制限があるわけ?(P10 ユニットは相応の素子かもしれないが)

せっかくSモードにはシャッター速度自動シフト機能という便利機能があるのに、ISO感度が自動限定のままではなんのためのシャッター速度自動シフト機能やら、である。

ドロドロ画像の ISO 3200 にまで上げられてから
シャッター速度を強制低下されても意味ねぇよ…


としか言いようがない。

Mモードだと逆に ISO は固定のみで自動には設定できないしねぇ(P10 ユニットの場合)。ISO を自由に変えられるデジタルカメラの時代には、絞りとシャッター速度を固定して、ISO 自動で光量をコントロールするというやり方は珍しくも何ともないのに、いつまで糞古い考え方に囚われてるんだか、という感じだ。

【追記】他にも「連写モードにすると、問答無用でISO 400まで引き上げられる」というのもある。どんなに照度があっても ISO 400 に強制的に上げられるのは、コンパクトデジカメ素子だけに結構辛いものがある。

もしかして、リコーの技術力が足りないのかもしれないが、どちらにしてもアホすぎることには変わらない。

GRX_HiroshimaSample1


他にも細かいことだけど

  • ISO 自動設定は ISO Auto と ISO Auto-Hi があって、後者は上限を自由に設定できるが、前者は 200 固定。これだけ自由にユーザー設定させるなら、ISO Auto もユーザーに上限設定させてくれても良いのでは?

  • 以前の GR Digital のように MF 時にはズームレバーを MF フォーカシングレバーとして機能させてくれても良いのでは?
    (MF 中にズームする人は少ないだろうし、そういう設定があっても良いように思う)
  • DIRECT 画面がなんか使いづらくて使わない、勿体無い
    (DIRECT ボタンの位置・形状も微妙、一度呼び出したらシャッターボタンでキャンセルされず、シャッターボタンを離すと再度呼び出される etc. これは好みだろうが)
    【追記】2010/11/1 のアップデートで DIRECT 画面におけるシャッターボタン半押し決定が可能になりました

  • 【追記】連写モード時はISO 400引き上げだけでなく、WBをマルチパターンAUTOにしてるとAUTOに強制変更

  • 【追記】AFターゲットを使用すると AF モードが自動的にスポットAFになるが(当然)、AFターゲットを使用したまま AF モードを自動選択・スナップ・∞に変えても AF モードは変わらない(MF だけは MF になる)。AF ターゲットを OFF にしないと有効化されない(自動的に AF ターゲットが OFF になっても良いはずなのに…)

  • 【追記】撮影時に格子線(グリッドガイド)を表示させることと、撮影時情報の表示が両立できない


あたりは気になる。何度も書くけれど、

色々カスタマイズできて、設定できて
それがウリの一つだからこそ、足りないところが気になる


のである。これが普通のコンパクトデジカメなら、「できねーのかー、しゃーねーな」で終わるけれど、そうではないから気になるし、イラッともするのだ。2〜3万で売りたいカメラじゃないんだろ?と思うわけである。

パッと見のスペックではコンティニュアス AF がないことくらいしか判らなかったが、

「GRX には意外と足りないものが多い」
「マニアックだが、操作性は必ずしも良くない」

というのが私のファーストインプレッションである。まぁ、このクラスの製品のくせして AF-C がない時点で、どこか歪なカメラであるが…

まぁ、リコーが

こんな変態カメラを買う人なら多少判りづらくても
制限があってもマニアックでも良いだろ


と考えているとしたら、それには反論できない、俺が悪かったとしか言いようがないけどね! X-)

GRX_HiroshimaSample3
こういう時は「使える」コンティニュアス AF が欲しいね…


とまぁ、色々と不満を連ねているけれど、それは

せっかく良いポテンシャルを持ってるのに、もどかしい〜っ!


というのが大きい。

画質に関しては次回以降に書こうと思っているが、コンデジ素子の P10 ユニットには何も期待してなかったが、期待してなかった分よりは良い印象だし、サイズ的にも過去のマイクロフォーサーズを持ち歩いている時よりはずっと身軽だ。グリップは近年購入したデジカメではベストフィットだしね(1D MarkIII 以来だなぁ)。

GRX の極めてカスタマイズに優れた部分も高く評価しているわけで、GRX への印象はむしろ思った以上に良い

それだけに画竜点睛が…いや点睛どころか、いくつもの点を欠いている感じがするのが惜しいのだ。なんとかしてよ、と思う。判ってはいたけど、AF-C がないことも含めてね。

そして、少なくとも操作性という点においては、私の今までのリコーに対する好印象は下がった。もちろん、GRX の操作性が悪いとまでは言わないし、未だ良い方に属するだろうが、最近の他社コンパクトデジカメ、ミラーレス機を使ってきて、

操作性の良さに以前ほど他社よりアドバンテージがあるとは思えない


と感じさせてくれる GRX だった。

比較しても大して意味はないが、少なくとも PowerShot S90/95 と比べて大きく優れてるとは思えない(劣ってるわけでもない)。S90 には慣れている分を除いても、そう思う。リングコントローラーを含めて、S90 の操作性の良さを改めて感じたくらいだ。

きっと、私も GRX にすっかり慣れれば、操作性についての不満も多少減るだろう。けれど、最初に触って判りづらいものは操作性が良いとは言えない。好みの差はあっても、良いものは最初から概ね良いものだ。

それだけに、GRX に慣れてしまうとそういったことにも気づかなくなるだろう。だから、今まだ慣れていく途中に、まずこのことを書き留めるべく、GRX 最初の感想を記事にしてみた次第である。

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
RICOH GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT

値段は上がったり下がったり。下がってる時はホントお買い得!(変態カメラだけど)

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