
一昨日夜の今季 Jリーグ開幕戦、ホームの大阪ダービーは完敗大敗惨敗。
戦術的、技術的な問題はさることながら、前半も後半も集中力がいささか欠けていたし、
何より試合を通してインテンシティ(強度)の低さには、ちょっと驚いたくらい。
昨季のあの集中力と粘りと、ある程度実現できていた強度はどこへ行ったのか。
とにかく全体戦術で負け、局面で負け、個対個でも劣勢は否めない完敗だった。
そして何が情けなかったって、3-2 と1点差に詰め寄った直後に再度失点したのち、
みんな俯き加減でトボトボとポジションへ戻る中、
高校生ルーキーの名和田我空くんだけがいち早くセンターへ戻り、声を出していた。
その情景を見たときに、もう情けなくってねえ。
3-2 にして追い上げムードになった直後の失点、4-2 にされたのはかなり厳しかった。
ガックリするのも無理はない。
だけど、大人がみんな落ち込んで、高校生の新人選手だけが手を叩いて激を飛ばす。
ちょっと恥ずかしくはないですかね。
ってか、去年あれだけ熱量だのなんだの言い倒して、
それを持って復活を感じさせてくれたし、
今季開幕前にようやく届いた LOCKER ROOM DVD を見て、
昨季の熱量を改めて感じて、今年は更なる熱量でタイトルを狙う、
その心意気を DVD から受け取ってからの一昨日の大阪ダービーでの体たらく。
4失点目後の、一昨年までの凋落したガンバ大阪を見ているかのような雰囲気。
高校生ルーキーだけが顔を上げていた瞬間。
もうね、LOCKER ROOM DVD はじめインタビューで言っていた熱量は
一体全体どこへ行ったんだ、と。
当日は「まー、しゃーないな」とか思いながら帰ったけれど、
翌朝目を覚ました時に、この写真の4失点目直後のシーンが思い出されて
なんかもう急にムカついてきたり、情けなかったり。
負けは負けで仕方ないけれど(仕方なくはないけれど)、
熱量、熱量と散々言うて、ファン、サポーターにも煽るなら、
ちゃんとピッチで見せてくれと言いたい。
さすがに金払って見せられる試合じゃなかった。
一昨年までに戻ってしまっていた。
ま、そんな怒りも愚痴もこの週末で、この記事で飲み込み終わって、
今週末もまたホームゲームだから、そこでは一変した姿を見せてくれると信じたい。
いやホンマ、マジで頼むで。