前回、前々回では廉価ラダーペダル Thrustmaster T.Flight Rudder Pedals の購入経緯と1ヶ月少々使ってきた印象を紹介しましたが、今回はそのラダーペダルとともに使っているエアバス機レプリカ風のフライトスティック&スロットルユニットについて1年少々使ってきて思うところを述べておきたいと思います。

先日の記事でも書いたように、数年前 Windows ゲームプレイに戻ってきて、超久しぶりにフライトシムをプレイし始めて最初に買ったフライトシム機材は Thrustmaster T. Flight Hotas One(以下 Hotas One)というスラストマスター製品でも一番安価なフライトスティック&スロットルのセットでした。
Hotas One は安価な製品らしくチープな造りではあったものの、初心者には十分でありました。そこからステップアップして剛性や質感に優れたフライトスティックやスロットルにアップグレードしようとは思っていなかったのですが、ただ1点だけ不満が出てきました。
MSFS でセスナなどの小型機を飛ばし始め、旅客機フライトを学んで飛ばす過程で、画面上ではスロットルが右手にあるのに操作する Hotas One のスロットルは左手。
旅客機で最初に飛ばす/飛ばせるようになるのは自動化が進んだエアバス機という人が多数でしょうし、私も A320 から始めた一人。そのエアバス機の操縦桿は、一般的な民間機に見られるハンドルっぽい操縦桿(ヨーク)ではなく、スティックタイプで左手操作。だけど、Hotas One のスティックは右手。
Hotas One はスティック部分とスロットル部分を分離できるので、試しに無理やり逆にしてみたものの、スロットルは完全に左手で掴む形状になっているので違和感ありまくり。

Hotas One については質感とか操作精度とかにこだわるレベルにない人間にとって機能的なスペックには大きな不満はなかったし、お金出して同じようなレベルのものに買い替える気はなかったのですが、
という思いが強くなり、 1年前の Amazon プライムセールの時期に、民間機/旅客機の操作に相応しいフライトシムデバイスを揃えることにしました。その結果がエアバス機レプリカタイプの Thrustmaster Airbus Edition シリーズでした。

そして今、1年前の買い物を振り返ると
と少々反省しているのが正直なところです。
購入した Thrustmaster TCA Officer Pack Airbus Edition および TCA Quadrant Add-On Airbus Edition(結果的に TCA Captain Pack X Airbus Edition と同じフル構成)については、昨年末のお買いものベスト 2024 の記事でも取り上げた時に書いたとおり、
というのが Thrustmaster Airbus Edition シリーズへの個人的評価。一番廉価な Hotas One より高い分だけ質感は若干マシだし、エアバス機レプリカっぽい造りは良いと思いますが、プライムセールやブラックフライデーセール時でも今はトータル 4万円を超える価格を思うと決してコスパは良いとは思えないし、今となっては別の選択肢もあったかなぁ、と。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2024 【前編】10位〜5位
もっとも、購入して後悔した、というほどのことはないし、MSFS を中心にこの製品で操縦して楽しませてもらえていますが、
そういう反省はあります。
もっとも、1年前の買い物をしたからこそ反省できる点を自覚できた、とも言えるわけで、なかなか判断は難しいところですが、Thrustmaster Airbus Edition を買い揃えて1年間使ってきて思うところを以下に少々吐き出しておきます。
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先日の記事でも書いたように、数年前 Windows ゲームプレイに戻ってきて、超久しぶりにフライトシムをプレイし始めて最初に買ったフライトシム機材は Thrustmaster T. Flight Hotas One(以下 Hotas One)というスラストマスター製品でも一番安価なフライトスティック&スロットルのセットでした。
Hotas One は安価な製品らしくチープな造りではあったものの、初心者には十分でありました。そこからステップアップして剛性や質感に優れたフライトスティックやスロットルにアップグレードしようとは思っていなかったのですが、ただ1点だけ不満が出てきました。
- Hotas One のフライトスティックは右手用でスロットルは左手用
- エアバス実機のスティックは左手持ち
- 旅客機もたいていの小型自家用機もスロットルは右手側
MSFS でセスナなどの小型機を飛ばし始め、旅客機フライトを学んで飛ばす過程で、画面上ではスロットルが右手にあるのに操作する Hotas One のスロットルは左手。
旅客機で最初に飛ばす/飛ばせるようになるのは自動化が進んだエアバス機という人が多数でしょうし、私も A320 から始めた一人。そのエアバス機の操縦桿は、一般的な民間機に見られるハンドルっぽい操縦桿(ヨーク)ではなく、スティックタイプで左手操作。だけど、Hotas One のスティックは右手。
Hotas One はスティック部分とスロットル部分を分離できるので、試しに無理やり逆にしてみたものの、スロットルは完全に左手で掴む形状になっているので違和感ありまくり。

Hotas One については質感とか操作精度とかにこだわるレベルにない人間にとって機能的なスペックには大きな不満はなかったし、お金出して同じようなレベルのものに買い替える気はなかったのですが、
DCS World で戦闘機系に走るのではなく MSFS で民間機フライトを中心にやるなら、右手左手の操作が実機(画面上)と操作デバイスで逆になっているのはどうにも気持ち悪いし、雰囲気や没入感がスポイルされる気がするなぁ
という思いが強くなり、 1年前の Amazon プライムセールの時期に、民間機/旅客機の操作に相応しいフライトシムデバイスを揃えることにしました。その結果がエアバス機レプリカタイプの Thrustmaster Airbus Edition シリーズでした。

そして今、1年前の買い物を振り返ると
製品選択や買い方はもう少し慎重になるべきだったなぁ
と少々反省しているのが正直なところです。
購入した Thrustmaster TCA Officer Pack Airbus Edition および TCA Quadrant Add-On Airbus Edition(結果的に TCA Captain Pack X Airbus Edition と同じフル構成)については、昨年末のお買いものベスト 2024 の記事でも取り上げた時に書いたとおり、
可もなく不可もなし
というのが Thrustmaster Airbus Edition シリーズへの個人的評価。一番廉価な Hotas One より高い分だけ質感は若干マシだし、エアバス機レプリカっぽい造りは良いと思いますが、プライムセールやブラックフライデーセール時でも今はトータル 4万円を超える価格を思うと決してコスパは良いとは思えないし、今となっては別の選択肢もあったかなぁ、と。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2024 【前編】10位〜5位
もっとも、購入して後悔した、というほどのことはないし、MSFS を中心にこの製品で操縦して楽しませてもらえていますが、
もう少しじっくり構えて買うべきだった、別の選択肢を真剣に検討できるまでプレイしてから買っても良かった
そういう反省はあります。
もっとも、1年前の買い物をしたからこそ反省できる点を自覚できた、とも言えるわけで、なかなか判断は難しいところですが、Thrustmaster Airbus Edition を買い揃えて1年間使ってきて思うところを以下に少々吐き出しておきます。
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