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カテゴリ: My Camera Days

梅雨も後半戦ということで、午前中から30℃超えの蒸し暑さも普通になったうえ、私も家族も体調も崩して書いたブログ記事もすっかり載せ流のを忘れておりました。さらにこんな季節になれば、自転車に乗る気分も雲散霧消、どこかへ行ってまでサイクリング/ポタリングする気力は秋まで起きることはなさそうです。

なので、春に購入した GoPro の活用機会もしばらくは減りそうで、今月初めのガンバ大阪・福岡アウェイや防府航空祭へ行った時の記録が当面の最後になりそうな感じです。まぁ夏は溜まった動画の整理に充てる時期ということで良いかな、と思っています。

GoProHERO11_22


ともあれ、初代 GoPro 登場から何度か購入への誘惑に誘われたのを我慢してきたのに、この春、さくら🌸サイクリングをしていたら、何年かぶりに “GoPro 欲しい病” にかかり、でも「しばらく待っていれば、この熱も通り過ぎるだろう」と思っていたのに、GoPro 直販サイトでセールが始まって思わず購入したのが4月半ば。

買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【前編】
買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【後編】

購入当時のセールは終了したものの、セール終了と同時に値下げされてサブスクリプション加入なしでも以前より安く買えるようになったようです。

GoProHERO11_50


と書いていたら、また新たなキャンペーンが始まったようで(記事執筆時)、価格はサブスク非加入前提になって以降の通常価格(62,800円)のままですが、予備バッテリー1個と 32GB microSDXC カードが付くようです(上記)。

4K、5.3K の動画を撮るのに 32GB 程度の SDXC カードをもらったところで予備にもならないようなオマケですが、予備バッテリーは(私のように入門者には)有り難いかもしれません。普通に買うと予備バッテリーは2個セットのみで、1個買いはできないですからね。

私はライトな使い方しかしていないし、1日最大 40〜50GB くらいしか撮っていないので、今のところ(何故か手元に余っていた)128GB microSDXC カード(U3、A2、V30 規格)と、アクセサリーセット付属だった予備バッテリー1個で賄えています。ただ、バッテリーは(もちの悪い)冬に向けて追加はする方向で考えています。



セールの件はさておき、私の GoPro 購入目的だった「自転車走行中の周辺風景を撮る」ための自転車用マウント/サイクルヘルメット用マウントアクセサリーは本体と同時購入し、GoPro 本体が手元に届くと同時に色々と試してみて、その結果、自分なりの感想を色々と紹介してきました。

GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)
歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント

この4種類+マグネティック・スイベルクリップを自転車走行時の周辺風景記録用として使ってきて、どれも(悪い意味ではない)一長一短でしたので、その時の条件によって使い分ける感じになっています。

UltraLight7toGo43


また、元々「自転車走行時の周辺風景が撮りたい」目的で買ってみたわけですが、それだけでは勿体ないと感じて、

お出かけ先の歩き撮影・行動記録


としても使うようになりました。

[GoPro HERO11] バッグストラップ装着での手ぶら歩行撮影の縦動画サンプル

先の TELESIN バッグストラップマウントや純正マグネティック・スイベルクリップをバッグストラップに付けて、歩きながらの景色を撮りっぱなしにしておく使い方です。(どれほど使うかも判らない)三脚アダプターも含めて一通り使う可能性のあるマウントアクセサリー類を揃えてしまいました。

脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】
脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【後編】
GoPro クイックリリースバックル対応の三脚穴マウント&アルカスイスプレート対応マウント

当初目的である「輪行してどこか風光明媚なところでサイクリングした際の周辺風景撮影」だけでなく、お出かけ先の撮りっぱなし歩き撮影、行動記録的撮影にも使うようになって、最近私自身が求めている

写真を撮ることからの解放と
記録を撮っていることの両立


が、ある程度実現できるようになり、自分のお出かけスタイルに少し変化をもたらしてくれた感じはあります。

そのことについては後日また思うところをウダウダ書き連ねることにして、今回は購入から感じたこと、気づいたことをメモしてきましたので、以下それを適当にまとめて列挙しておきたいと思います。

自分にとってアクションカメラは初物ですので、経験ある方には「何を言ってんだ?」的なこともあろうかと思いますし、行動時に気づいたことがあってもメモできず書き留めていないことも多いと思いますが、ひとまず1ヶ月使ってきたことのまとめとして置いておきます。


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GoPro 購入目的だった「普段行かない場所でチャリンコを走らせた時の周辺風景を残したい」ための自転車/サイクルヘルメット用マウントアクセサリーは本体と同時購入し、GoPro HERO11 が手元に届いてすぐ3種類の製品をそれぞれ何度か使ってみて、自分なりの感想を4回に分けて紹介しました(あと1製品追加予定)。

GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)

GoPro 本体と同時購入したのは自転車用マウント製品だけでしたが、GoPro HERO11 が届いた直後から Amazon や GoPro 直販サイトでアレコレと、GoPro 用周辺機器を結構買っております😅

一眼レフ/ミラーレス機のスチルカメラ製品の周辺製品と違って、アクションカメラ用周辺機器は(一部を除いて)一つ一つの製品がそんなに高くない、千円〜数千円のお手頃価格だけに、つい手が出てしまいます。

GoPro を使い始めて実際に撮り始めて、

こういう時、あの製品があれば良いかも?安いから買ってみるか
この前、アレがイマイチ使えなかったけど、コレなら使えそう
コレ買ったけど、迷ったアッチも使ってみたいな、安いし


という感じで、止まるところを知らない…とまでは言いませんが、気がつけば色々なアクセサリー製品が増えています。

さすがにそろそろ打ち止めというか、「これ以上はもう少し使い込んでから」と思っていますが、つくづく

スチルカメラ製品やその周辺アクセサリー価格の馬鹿高さに慣らされていたせいか、うっかり気も懐も緩んでたなぁ


という感じです…(言い訳💦)

GoProHERO11_21
(最初からこれだけ買ったけれど…)


そんな中、GoPro の周辺アクセサリー製品を買っていくにあたって、まず最初に悩んだ/考えたのは、

使う/買い揃える周辺機器の
脱着マウント規格をどうするか?


という問題。

具体的に言えば、
  • GoPro だけでなくアクションカメラ標準となった、本体底部のネジ留め式フォールディングフィンガー
  • GoPro 純正のクイックリリースバックル
  • Ulanzi のマグネット式クイックリリースマウント

これらのうち、どれを GoPro と周辺アクセサリーとのメインの脱着方式として使っていくか?という話です。

それが決まらないまま雑多に周辺アクセサリー製品を買ってしまうと、使うアクセサリーによって追加のアダプターが必要になったり、ならなかったり、出先で「あ、コレを使うためのアダプターを忘れた」という悲劇も起き兼ねません。いや、絶対やらかします。

また、GoPro 純正と Ulanzi のクイックリリースマウントが混在していると、それらを差し替える時は本体底部のフォールディングフィンガーのねじ止めを外して付けて…となり、クイックリリース製品を使っている意味がなくなります。

ですから、まず、「自分が使う/買う GoPro 周辺製品の脱着規格を決めなきゃ、買い物するにも先へ進めない」と思った次第。


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昨晩リリースされた Adobe Lightromm Classic 12.3。+0.1 のマイナーバージョンアップデートですが、幾つかの機能が追加され、中でも話題を呼んでいるのが新しいノイズ除去機能「AIを活用したノイズ軽減」。

(個人的にはマスクにカーブが適用可能になったのも結構大きな改善だと思っていますが)

Photoshop では一足早く搭載されていた機能ですが、より必要とされていたであろう Lightroom Classic に搭載され、昨晩のリリース直後から速攻アップデートかけて早速試す人たちが続出、深夜まで私のタイムラインでもその話題で賑やかになりました。

私も昨晩色々と試して Twitter にも投稿したのですが、幾つかの例をここで載せながら自分なりの第一印象を記しておきたいと思います。(最初に第一印象を述べて、後半に実例画像を載せていきます)

Lightroom Classic の 2023年4月のリリースでの新機能の概要
Raw 画像の微細なディテールの強化
New features summary for the April 2023 release of Lightroom Classic

LightroomClassic12.3_NewFeatures


この手の AI ディープラーニングを活用したノイズ除去機能を知らない人へ端的に説明しておくと、最近流行りのディープラーニング技術を活用することで、
  • ノイズ除去処理の掛け方を画像の中身を見て、部分ごとに最適化して処理する
  • 画像の内容、部分を見て細かいディティールをできるだけ潰さず残していくようにノイズ軽減する
  • ノイズで潰れ気味になっている細部の表現を疑似復元して解像感を取り戻す
  • ノイズに埋もれていた色を向上させる

といった新世代のノイズ軽減・除去機能です(メーカー、アプリによって適用される機能は多少異なる)。

例えば、暗いところで撮った写真で、人の顔にノイズがいっぱいだからと従来のノイズ軽減機能を強く適用すると、顔はツルツルになるけど髪の毛は1本1本が分離しなくなってベタっとなってしまいました。

それが新世代のディープラーニング型ノイズ軽減機能では、顔の皮膚の部分はできるだけ綺麗にノイズを除去をするけど髪の毛は1本1本分離したままノイズ除去する、と勝手に上手いことやってくれるわけです。

従来こういうことをやろうと思うと、Photoshop などでレイヤー組んで、それぞれの部分ごとにマスクして必要なノイズ処理その他を行なってやる必要がありましたが、ディープラーニングによって

被写体の特徴に応じて自動で
上手いことノイズ軽減をやってくれる


のが、この手のディープラーニング系新世代のノイズ除去・軽減機能です。

簡単!綺麗!速……くはなくて、従来のノイズ軽減機能と比べるとメッチャ時間はかかりますし、処理速度は GPU または Neural Engine のマシンパワーに依存します(Lightroom は GPU 処理、DxO は Neural Engine または GPU 処理の選択制)。

以前、私が M1 MacBook Air から M2Max MacBook Pro に買い替えた理由として、大量の写真整理、RAW 現像の速度、レスポンスを上げるためと言いましたが、この手の新世代ノイズ軽減機能の速度向上も理由にありました。

M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【1】ほとんど不満ないのに買い換えた、たった一つの理由

M2MaxMacBookPro09


さて、ディープラーニングを活用したノイズ除去機能(以下 AI NR)は Adobe が初めてというわけではなく、むしろ後発。著名なところでは DxO Photolab / PureRAW や Topaz AI などがノイズ除去を得意とするアプリがあり、既に機能搭載から世代を重ねています。

特に DxO PureRAW は Lightroom Classic(以下 LrC)から呼び出してノイズ処理するために特化して作られたアプリで、特に夜間撮影や高感度撮影が多い人にとって LrC とペアで使う人もかなり多いアプリです。

とりあえず、最初に、今回の LrC 搭載の AI NR 機能を使ってみた印象を言っておくと、

DxO の DeepPrime XD と LrC の AI NR の差は比べて初めて分かる程度であり、どちらが良いかは条件と好みによって変わる話
従来のノイズ除去機能と比べれば、DeepPrime XD と LrC の AI NR の差なんて極小


という、それくらいのレベルに仕上がっています>Lightroom Classic の AI ノイズ除去機能。

昨晩リリース直後に試した方々の SNS での評価を見ると、LrC の AI NR の方が自然だ、好み、という人もいれば、DxO の DeepPrime XD の方が優秀だ、まだ上回ってる、という人もいました。

LrC の AI NR に関しては無料(追加料金不要)というメリット込みの思いもありましょうし、DeepPrime XD の方は「せっかく買ったのだから」的な心理的バイアスが入っている可能性もありますが、私自身がアレコレ試したところでは、

被写体・撮影条件と好みで変わるレベル


であり、DxO や Topaz などのノイズ除去製品を持っていなければ何も考えずに満足できるクオリティではないかと思います。(それも人それぞれでしょうけど)

処理に時間がかかるのも
処理後のファイルが馬鹿デカなのも同じ


ですから、その点で決定的な差が出ることもありません。

処理時間は GPU 処理の場合 LrC AI NR の方が約3割速く、NR 処理後のファイルサイズは LrC AI NR の方が約3〜4割デカい、って感じですね。

LrC_AINR_Setting1


LrC の AI NR が最初から一般的なベイヤーセンサー機だけでなく富士フイルムの X-Trans CMOS にも対応してきた点も考え合わせると、Adobe としても完全に DxO や Topaz のクオリティや機能をターゲットにして開発したのでしょう。

そういう意味では Adobe の狙いどおりか

PureRAWを買う理由は激減したのでは…


というのが、私なりの結論。既に持ってる人は使い分けるなり何なりすれば良いですが、これから新たに1万5千円も払って PureRAW 3 買うのを勧められるかと言えば、それはなくなったかなぁ、と。

DxO で言えば、PureRAW 3 ではなくフル機能の Photolab 6 なら U-Point など魅力的な機能もあるレタッチアプリの別選択肢として価値はあると思いますけど、LrC 用のノイズ除去に特化した PureRAW の存在価値はだいぶ薄れた感ありです。

もっとも、私自身はレンズの補正機能は DxO の方が優秀に感じるし、LrC の AI NR の後にアンシャープマスクを掛けるより、DeepPrime XD で処理してから(レンズシャープネスをちょい掛けしてから)LrC で薄くアンシャープマスクする方が好みなので、今後も DxO Photolab 6 併用はしていくと思います。

が、それは既に持ってるから言えることであって、今から買うかと言われれば自分でも買わないと思います。

LrCAINR_DxO


ということで、前置きが長くなったし、第一印象の結論は書いてしまいましたが、Z 9 で撮影したサッカー、飛行機の夜間撮影、モータースポーツの写真から、それぞれ自分が試してみた中より幾つかの実例を載せておきます。

それぞれの写真について、
  • ノイズ処理する前の画像(ノイズ処理以外は加工済み画像)
  • Lightroom Classic(以下の LrC)の AI によるノイズ除去機能(以下 AI NR)を適用した画像
  • DxO Photolab 6 の DeepPrime XD を適用した画像

の3パターンの画像を載せておきます。LrC の AI NR は適用量 50 の初期設定、DxO の DeepPrime XD は初期設定から若干変更した、私がいつも利用しているパラメーターとしています(初期設定からさほど離れていないはず)。

また、それぞれの処理に要した時間、処理前後のファイルサイズ比較、処理中の負荷の差を最後にまとめています。

(実行マシンは 12コア CPU / 30コア GPU M2 Max MacBook Pro、32GB メモリ、1TB SSD)

なお、等倍切り出しサムネイル画像を除き、ブログのアップロードサイズ制限およびサーバー側の再圧縮により、オリジナルの画像より劣化していることはご了承ください。


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【追記】本記事で触れている GoPro 直販サイトのサブスク加入前提の大幅割引は終了した代わりに値下げされ、サブスク加入関係なく以前より安く購入可能となりました。ただし、期間限定の全品15%オフセールは1ヶ月近く継続された後に終了しています。【追記終】

GoPro 買ってみようかな?病が数年ぶりに再発して、けれども熱が通り過ぎるのを待っていたら直販サイトでセールが始まってしまい即落ち、というほぼ衝動買いの GoPro HERO11。

おまけに GoPro 直販サイトは海外発送なのに、未明に注文した翌夕方には届いていて Amazon お急ぎ便並みの速さでビックリ。もうちょっと届くまで楽しみにする時間が欲しかった、というか、なんの知識もない GoPro、アクションカメラの予備知識くらい調べる時間くらいが欲しかったくらいです😅

買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【前編】

手元に届いてまだ数日ですが、この手のモノはとにかく使ってみないと判らないのでセットアップもそこそこに、合間を見て軽く試し撮りしてみたり、セットになっているアクセサリー類、同時購入したマウント類を試したりしています。


(ギフト残高の余りで買ってみたり…)


それらの良し悪し、合う合わないについてはまた近いうちに触れておきたいと思いますし、GoPro HERO11 に対するインプレも書こうとは思っていますが、とりあえず思うのは、

GoPro は11世代も時間を重ねてきてるのに、こなれてないところが多すぎじゃね?


って感じはありますね。DJI とかが本気で対抗機をぶつけてくるまで一強のカテゴリーだったせいか、これだけ世代を重ねる割には使い勝手が微妙というか、挙動が自然でない点が多くて、初心者は戸惑いますね(判らないではなく戸惑う、疑問に思う点が多い印象)。

GoProHERO11_27


ともあれ、購入にあたっての(何の役にも立たない)アレコレを書いているわけですが、GoPro 直販サイトのセールは本記事公開時点ではまだ続いているようなので、興味ある方は見に行かれると良いと思いますし、通常時と比べてどんな差があるかは、前編記事を参照下さい。

DJI Osmo Action 3 のような機能性能的にも負けていないコストパフォーマンスの良いライバル製品もありますから、自身の目的と勘案比較しながら購入 or スルーされるのが良いかと思います。GoPro の最新 HERO11 が安価に買えたのも有力ライバル製品の登場ゆえでありましょう。

ともあれ、私自身の GoPro HERO11 購入にあたって、迷ったり考えたりした点について書いているわけですが、前編では以下4点のうちの最初の2点について記しました。
  1. なぜ大定番だけどお高め GoPro を選んだのか?
  2. なぜ最新 HERO11 を買ったのか(直販サイトで買ったのか)
  3. 直販サイトで安価に買える理由であるサブスクリプションサービス加入の是非
  4. 購入から配達、開梱まで

今回の後半2点について判断した結果、直販サイトでの購入から届くまでの経緯を述べておきたいと思います。


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【追記】本記事で触れている GoPro 直販サイトのサブスク加入前提の大幅割引は終了した代わりに値下げされ、サブスク加入関係なく以前より安く購入可能となりました。ただし、期間限定の全品15%オフセールは1ヶ月近く継続された後に終了しています。【追記終】

北日本を除いてはすっかり桜の季節が終わり、いつもならゴールデンウィークあたりに見ごろを迎える藤の花の頼りが早くも聞かれるようになった昨今。久しぶりの更新で、また物欲展開になってしまいましたが、皆さま年度始めにいかがお過ごしのことでしょうか。

載せるようなネタがあまりない中、とある製品のレビュー記事を書いていたのですが、その製品が各所で売り切れ、入荷時期未定になってしまい(新製品でもないのだけど)、いま紹介したところで意味がなくなったため、どうでも良い迷い吐き出し系与太記事を…と思ったのですが、空き時間は⚽️写真整理に追われて毎度の放置プレイに😅

おまけに、毎年の如く「桜とかもう別にええわ」と言いながら何だかんで(連れ合いのリクエストもあって)桜花見ドライブに、桜花見サイクリングなんぞをして本ブログの方はすっかりご無沙汰になっておりました。

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だいぶ前の、前回記事で書いた小型軽量な折りたたみ自転車は、お花見サイクリングでも活躍してくれて、買って良かった、高くても軽量かつ変速付きを買って良かった感がさらに増しています。

昨秋6年ぶりの折りたたみ自転車を購入した「ルノー Ultra Light 7」その4 〜 半年使った感想まとめ

元々ヒコーキ撮影などの遠征先移動用として買ったわけですが、もはやその目的より普通にどこか出かけた先の、のんびりポタリング用途の方が主になりそうです☺️

重い機材背負って写真撮るために乗るより、車移動では行けない、車ではゆっくり見ることも無いところをのんびりとチャリンコに乗って楽しんでる方が気分転換になってストレス溜まらないですしねえ…

とまぁ、そんな感じで季節の良いのでチャリンコに乗る機会が増えた昨今、ふと思ったのは

チャリンコに乗ってる時の風景を撮るために GoPro 買おうかな?


と。また要らぬ物欲発生。物欲(小型軽量な折りたたみ自転車)が物欲(アクションカメラ)を生む、毎度のパターン、宿痾です。

スマホ片手に持って動画を撮りながら…というのは違反だし、危なくて、いくらヘルメットしてるからと言って自ら怪我のリスクを負いたいわけもなく。

スマホをベルトを通せるように穴を開けたケースに入れ、強引に自転車用ヘルメットに付けて録ったこともありましたが、きちんと固定されないので動画もブレブレ揺れ揺れ。そういうのを試してると、やっぱり GoPro(アクションカメラ)を買おうかな、と。

GoProHERO11_22


ただまぁ、GoPro(アクションカメラ)を買おうかな?と思うのは今に始まったことではなく、

GoPro買おうかな?病は
初代発売時から数年おきに発病


しています😅

ただ、今まで GoPro 買おうかな?病は、発病したものの大事に至らず。むかし、毎冬3〜4回はニセコへ通うほどスキー/スノボに熱を入れていた頃に GoPro があれば、それこそ毎年買い替える勢いで使っていたでしょうが、諸々滑ることが難しくなってしまってからの GoPro 登場でしたから、「買っても使う機会があまり無いよね」と我慢できていました。

が、今回はとうとう拗らせて大事に至ってしまいました…。いつもなら罹患しても微熱くらいで、数日から1週間も経てば冷静になって治まっていたのですが、今回は微熱が治るのを待ってる間にいつもにない“攻撃”により陥落してしまいました😆

調べてみたら思いのほか安く買えそうだけど、毎度 GoPro 欲しい病は一過性みたいなところがあるから、しばらく我慢していたら熱りが冷めるだろ


そう思って数日我慢するつもりでいたら、発病直後に

元々安いGoPro直販サイトで
アクセサリー含めたセール開始


なんてことが起きて、気がついたらポチっておりました…orz

GoPro を買う場合、量販店などの店頭購入や Amazon などのネットショップ購入より GoPro 直販でサブスクリプションサービス加入前提で買う方が安いことが多いのはよく知られていて、直販サイトの価格を見て「思ったより安いな」と思ったのですが、さらに割引とは…

おまけに、海外発送なのに Amazon お急ぎ便もびっくりの速さで到着(国内配達業者は態度悪すぎだったけど)。

GoProHERO11_15


月曜日に2年ぶりくらいの「GoPro 買ってみたい病」が発症して、注文したのは火曜日の深夜(というか水曜日の未明)なのに、木曜夕方には手元に届いてるという。これぞ、衝動買い。

今どき GoPro のようなアクションカメラは GoPro 以外にも安価なのがありますし、元々最新の HERO 11 じゃなく併売している旧製品でも良いと思っていたのですが、
  1. なぜ大定番だけどお高め GoPro を選んだのか?
  2. なぜ最新 HERO11 を買ったのか(直販サイトで買ったのか)
  3. 直販サイトで安価に買える理由であるサブスクリプションサービス加入の是非
  4. 購入から届くまでの経緯

について、以下つらつらと書いておきたいと思います。



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先週末は国内最大のカメライベント CP+ がありました。ガンバ大阪のホーム開幕戦もあって現地に行くことはなかったのですが(なくても時期的に行くのは難しいけど)、オンライン中継で多くのコンテンツを楽しませてもらうことができました。

CP+2023 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」

キャッチコピーが色々な意味でズレてるとも言われたりしていましたが、久しぶりにリアル開催というか、オンラインと合わせたバイブリッド開催となって、多くの来場者を集めたようで何よりです。

CPplus2023


開催前に各社のステージ登壇者と内容をザッと見渡して、「あれ?あの人、長年使ってた某社から某社へ移行したと言ってたのに、戻ってきたん?」みたいなことも思いながらも興味あるコンテンツをチェックしていたのですが、特にスポーツ系フォトグラファーのステージはレアなので予定表に入れて見逃さないようにしておりました。

各社の CP+ 向けコンテンツ、ステージ内容を見ていると、動体撮影系では飛行機、鉄道、鳥、動物あたりをカバーするのは定番ですが、それらに加えてスポーツ、モータースポーツまでカバーしているカメラメーカーはキヤノンとソニーくらい。

ヒコーキ、鉄、鳥、動物あたりは CP+ でなくても写真家さんのイベント、トークショー的なものもあれば、それこそメーカー系を始めとする写真教室的なモノでも扱われる被写体ですが、スポーツ系はなかなか少ないですから CP+ は貴重な機会で有難いですね。(動体向けの新機種体験イベントでもありましたが、コロナ禍以降は…)


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シグマが正式に富士フイルム Xマウント参入を発表したのが本年2月後半。その際は APS-C 用 DC DN 単焦点レンズ 3兄弟の発売を発表して、それからさほど時間をおかずに発売されました。

シグマも富士フイルム X マウント参入 \(^o^)/ だが…【追記あり】

ただ、私が欲しかったのは DC DN シリーズ唯一のズームレンズ 18-50mm F2.8 DC DN。1年前、Eマウント用に発売された APS-C 用とはいえ今までにないコンパクトなニッパチ(F2.8 通し)ズームを見て、

こりゃ小型ボディな X-S10 にピッタリな標準ズームじゃないかなぁ


と思ってから、シグマの Xマウント参入を待望し、参入発表時には 18-50mm F2.8 DC DN が発売ラインナップにないことにガッカリし、その後 12月発売とされてからはずっと待っていたレンズ。

しばらくは全く音沙汰なくて「12月を目処にとか言っていたけど、もしかしてなし崩しに来年?」とか思っていました。申し訳ありません、シグマ様🙇

SIGMA18-50F2.8DCDN01


さて、そんなに待望していた 18-50mm F2.8 DC DN ですので、もちろん予約開始日にヨドバシ.com で予約を入れ、発売日の夜に届きました。

とはいえ、いつもは梅田ヨドバシ店頭予約で、前日か前々日に「入荷しましたから発売日以降に来店して」電話が来るので予約を思い出すのですが、今回は忙しくネット注文だったため予約を完全に失念しており、「え?宅急便?何か頼んだっけ?」という有様😅

それでも気がつけば本レンズも在庫のない取り寄せ注文状態になっていて、予約開始日時を忘れずに速攻で注文した甲斐があったというものです。

SIGMA18-50F2.8DCDN06


ともあれ、X-S10 用の標準ズームレンズの本命として待ち焦がれて購入した 18-50mm F2.8 DC DN (X mount) ですが、いま言えるのは、

期待どおりでサイコー!🤗


という、ひと言。

まだ使い始めて2週間足らず、先週末はワクチン副反応でへたっていたこともあって撮影したのもそう多くない状況で(まだ数百枚程度)何を最高と言ってるんだ状態ですけれども、

自分の X-S10 + Xマウントシステムにおいて、最も足りなかったピースがバチっとハマった


感が凄く、それだけに細かなところはどうでもいいから最高!となっています😅

SIGMA18-50F2.8DCDN05


私にとって Xマウントは、目くじら立てて頑張って撮るカメラではなく、お気楽お出かけスナップカメラ。ですから、描写だの何だのに細かく文句をつけるつもりがなく(つけられるような知識、経験もないが)、自分が X-S10 & Xマウントシステムを使うスタイルにマッチしているかどうか、のみ。

その点、本レンズは明るい F2.8 通しなのに小型軽量で、小型ボディの X-S10 とのバランスも良い、私の用途にベストマッチの標準ズーム。それだけで満点。

無論、欠点がないわけではないですし、私の用途、嗜好にバチピンで来ただけで、他人のことは知ったこっちゃありません。よく訓練された富士フイルムユーザーからは発売前からアレコレ不満が言われていて、その不満は理解できますけど、私にはあまり関係ないのでそんなのどうでも良い話です。(後述)

というような感じなので、本記事の内容、個人的に大絶賛というのは、あくまで自分の使い方、嗜好であり、富士フイルム機に慣らされた人たちには全く当てはまらない可能性があることをご承知おきいただきつつ、以下グダグダと書き連ねます。


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Z 400mm f/4.5 VR S の話を今さらながらこんなに何回も書くつもりではなかったのですが、書きかけのメモの処分も含めてダラダラと3回連続になりましたが、最後です。

で、今回は、

Z445を買うからには懐具合的に
手持ちの望遠レンズから1本売却必須
でも、どれも必要で売れなかった


という話であります。例によって他人にはどうでも良い話ですね。

すっかり忘れていましたが Z 400mm f/4.5 VR S を1ヶ月使ってきた雑感をば
Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜今さら言っても詮なきことをgdgdと
続・Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜Z9+Z445 は D5+556PF の代わりになったのか?的な話

Z445 を購入した時点での手持ちの F/Z マウントの望遠レンズは
  1. AF-S 500mm f/4E FL ED VR(以下 540FL)
  2. AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(以下 556PF)
  3. AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
  4. Z 70-200mm f/2.8 VR S(以下 Z70-200/2.8)
  5. Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S(以下 Z100-400)
  6. Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)

以上の6本。既に AF-S 16-35mm f/4G ED VR や AF-S 24-120mm f/4G ED VR を売却済みだったので、望遠レンズは6本もあるのに、望遠以外のレンズが1本しかない(Z 24-200mm f/4-6.3 VR)という超偏重な手持ちレンズラインナップ状態でありました。

(スナップ撮影的なものは Xマウントで必要なものは揃えているので、メインシステムはあくまで動体撮影特化であります)

ちなみに、記事執筆時点でも大差ない状態(AF-P 70-300mm を売却したのみ)ですけれども、Z 14-30mm f/4 S のように Zボディを買う気がない頃から欲しかったレンズもあれば(サブのZボディ購入以降に買う予定)、暗い Z 24-200mm f/4-6.3 VR の補完として単焦点レンズが欲しいものリストにありますが、先立つものがこれ以上は…😅

Z445VRS10LensDiagramCompared


ともあれ、Z9 購入以降に Z24-200、Z70-200、Z100-400 と立て続けに Z レンズを買ってしまい、既に財政火の車だったところへ(予想よりもかなり早くの)Z445 登場。

前々回記事で散々愚痴ったように Z445 のスペックにはスーパー納得いかなかったものの、前回記事で書いたように、今後 D5 ではなく Z9 を主力カメラとして扱っていくなら自分の撮影環境的には必要なレンズだったので、懐勘定はちょっと後回しにして予約、購入せざるを得ませんでした。

最近のカメラ、レンズは「買うなら発売即購入しないと、その後はいつ帰るか分からない」状態になりかねないので、このレンズが本当に必須となるのは来シーズンからと言っても、その頃に買える保証はなく、Z9 の時と同様、予約開始と同時にヨドでポチッと行くしかなく……😩

TediousDays20221015J


ただまぁ、その時は懐具合のやりくりも、

とりあえずカード決済日までに望遠レンズを1本、どれか売るのを決めればいいか…


と、ちょっと楽観的に、後先考えていなかったのも事実😓

400mm ズームよりずっと小型軽量で AF 速度も俊敏、Fマウント時代にはお気に入りのサブ望遠レンズだった AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR は元々手放す予定だったので、あともう1本。

唯一の大型レンズである 540FL は手放すことはできないので、残る4本から。(もちろん、買ったばかりの Z445 も納得できなければ売却対象でした)

カード決済日まで1ヶ月半以上あるし、夏の間使っていくうちに 556PF、Z70-200/2.8、Z100-400、Z445 のどれかは「無くても問題ないかな」と決められるやろ


そう思っていたんですけど……😣

今回はそんな、似たようなレンズ、似たようなレンジのレンズばかり持っているけれど、それぞれのレンズを自然と使い分けていて、どれも売れなかった話です。


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Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)を予約、発売日に手に入れてから3ヶ月。前回記事では8月に書いた初期の雑感から多少の追記を行った以外は、ほぼ(Z445 のスペックに対する)愚痴オンパレードで心の隅にあった汚泥を吐き出すだけになってしまいました。

で、続く今回は、

「Z445 を買うからには懐具合的に、手持ちの望遠レンズから1本売却必須だったけど、どれも必要に思えて結局何も売れなかった」
「似たようなレンズ、似たようなレンジのレンズばかり持っているけれど、それぞれのレンズを使い分けていて、どれも手放せなかった」

という話…の予定でしたが、友達から

結局 Z9+Z445 は D5+556PF の代わりになってるの?


と以前聞かれた件についても併せて書こうとしたら長くなりすぎましたので、まず今回は、そのことについて記しておこうかと思います。(556PF = AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR)


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2ヶ月ほど前に Z 400mm f/4.5 VR S を使ってみた感想記事を載せました。レビューとか大層なモノではなくド素人ユーザーの雑感に過ぎませんが。

すっかり忘れていましたが Z 400mm f/4.5 VR S を1ヶ月使ってきた雑感をば

この記事自体が「すっかり載せるのを忘れていた」と言いながら掲載した記事だったのに、記事の最後で次回に続く、と書きながら完全に放置プレイになってしまいました…そもそも 8月は上記記事しか書いていませんでした。

意欲としては上記記事の 2日後くらいには続きを掲載予定だったし、最低でも翌週には…と思って多少は書き溜めてあったのですが、気がつけば 8月も終わったどころか 9月も終わって、10月も半ば😓

暑さの我慢大会だった季節も過ぎ去り、ようやく人として生きていける心地よい季節になりました。そしてサッカー観戦だけでなく学生アメフトシーズンも始まり、航空祭、F1、ライブなど、3年ぶりに復活となるイベント目白押しの秋ですから、引きこもりな当方も毎週末、外に出ざるを得ません…

それゆえ撮影機会も増えて写真整理が追いつかなくなっているので、ブログなんぞを書いてる場合ではない気もしますが、Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)の感想の続きを放置していたのは一応気になっていましたので、改めて少し触れておきたいと思います。

Z445VRS04


もっとも、発売当初は意外と少なかったメディア他の国内レビューも徐々に出てきましたので、今さらド素人が多くを語ることもないと思います。まぁ、当たり障りないというか、いやそんなのド素人でも分かる書ける話やん、って感じが否めないメディア記事もありましたが…😐

ただ、ぶっちゃけ言って、かなりニッチなスペックの単焦点レンズですから、取り上げられる点も、他の同種レンズと比べての優位点も語るべきことは限られてる、ということはありますから仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。

当方としても、ファーストインプレから書き加えることはそう多くなく、書くことがあるとすれば、手持ちの似たようなレンズとの兼ね合いであったり、

Z445 を買って手持ち超望遠レンズを
1本売るつもりだったけど無理だった話


とか、そういう戯言しかないのが正直なところです。

というわけで、
  1. Z445 に思う改めての雑感

  2. Z445 と愉快な仲間たち

  3. 個人的に考える Z445 というニッチなレンズを敢えて選ぶ理由

これらついて適当に、支離滅裂に述べていきたいと思います。今回はまず 1. について。2. と 3. については次回にて。


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