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カテゴリ: デジタルカメラ・ビデオ

表題の記事をソニーの発表会直後に書いて載せようと思っていたら、またすっかり忘れていて、この場末ブログがぺんぺん草記事すら生えない状態が1ヶ月も続いてしまいました。

最近すっかりカメラの新製品には心躍ることなく、それどころかカメラに対する自分の関心が急速に薄れていることを自覚する昨今ではありますが、ほんの少しだけ

ソニーだから(キヤノンと並んで)供給体制は真っ当な方だけど、とはいえ新製品はしばらく手に入らなくなるし、一応予約しておいて来年発売まで考えても良いかな?


なんて思ったのが、今回のソニー新製品の2つ。明日11月16日が予約開始なんですよね…

α9 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
FE 300mm F2.8 GM OSS | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
「α9 III」の体験イベントが開催…“連写速度ブースト”や歪みのない静止画・動画撮影など - デジカメ Watch

サッカー撮影がメインの私にとって α9 III のグローバルシャッター搭載というのは「ついに来たか!」という仕様ですし、と同時に AF、被写体捕捉の強力さは、いま某フラッグシップ機を使っていてスポーツシーンでは他社機との差を感じる身には魅力的です。

また、「サンニッパが 1.5kg 切り!?」というのもスゲー!でしかなく、どちらも強く惹かれるものはありました。先立つものはなくても、マウント移行の準備が整っていなくても、とりあえず予約だけでも…なんて思うくらいには。

Alpha9III_Release01


とはいえ、私の場合、観客席からスポーツを撮ることが一番多いわけで、それゆえ一番必要なモノは「コンパクトながら 400〜500mm 画角で画質、AF速度を担保できるセット」。

ヨンニッパ (400mm F2.8)、ゴーヨン (500mm F4) といった大型レンズを使えればベストではありますが(一定条件の整った席を除けば)周囲の人の迷惑になりますから、年間パスの席などで使うためにはレンズを一定のサイズ以内に収めるのは必須条件。

それでいて、被写体の動きの速さ、動きのランダムさ、ナイトゲーム含めた条件の厳しさを考えると、ボディ性能もそうですが、レンズ側にも(一定のコンパクトさを求めながらも)要求されるものは多くあります。

(加えて、スポーツの現場でも盗撮防止が声高に言われている昨今、チアガールなどにはレンズを向けない、フィールドを撮るときでもチアに被らないようにしていても、あまりにも目立つ大型レンズの使用は誤解を避けるため使用を躊躇うことが増えました)

Alpha9III_Release07


それを考えると
  • クロップ耐性のない 2,400万画素フルサイズ(α9 III)と 300mm レンズでは被写体が大きく捉え切れない
  • 低画素フルサイズ機だと以前愛用していた D5 + 500mm F5.6 PF のような組み合わせが出てくるのを待ちたいがソニーは回折系レンズが登場していないので期待薄
  • α1 II がグローバルシャッター機で出てくれば、APS-C クロップで FE 300mm F2.8 GM と組み合わせ使うのは十分あり

となって、α9 III も FE 300mm F2.8 GM も今の段階で手を伸ばす必要はないなぁ、と冷静になりました😅

むしろ、キヤノンから RF 400mm F4 DO IS USM が来年出るという噂(2度目)が流れてきたので、きっとグローバルシャッター機になるであろう EOS-R1 とセットで欲しい、と思ったり。まぁ合わせて 200万円を遥かにオーバーしそうですから、今の機材全部売り払ったところで懐が許さない気がしますけど…orz

Canon will bring an RF 400mm f/4 DO IS USM to the lineup in 2024

ちなみに AF-S 300mm f/4E PF ED VR、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR というニコン Fマウント時代の回折系レンズ2本を使う前に、初代 400m F4 DO もレンタルで1日だけ使ったことがありますから、画角と重量サイズのバランスは自分に割とマッチしてると思っています。

長く愛用した AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR の後継になるかと思って買った Z 400mm f/4.5 VR S が、AF(食いつき)は遅いわ、開放での描写も超望遠単焦点で求めたいモノには及んでいないわ、というストレスがあるので、カメラ趣味を続けていくならそこから解放されたいのはあるんですよねぇ(Z 600mm PF は画角もレンズ自体も長すぎて out of 眼中)。



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今年買った生活家電的な製品から3つ、使い始めて思うところがあったので、それぞれ簡単に触れておく第2回。

面倒臭がりが不精するため今年買った生活家電的な3製品【その1】適当で不精な人間のための衣類スチーマー

前回は衣類スチーマーという、おおよそ本ブログに似つかわしくもない製品でしたが、今回は生活家電とは言えない、けど IT 製品とも全く言えない電動エアダスター。


(割引クーポン適用すれば私の購入時よりだいぶ安い…)


PC 周辺機器など諸々の機器その他のメンテナンスで使うことの多いエアダスター。私の場合は、カメラのレンズ表面の埃飛ばしにも(あまりよろしくないのを承知で)シュポシュポとハンドブロワーでも取れない場合にはエアダスターでぶっ飛ばしてます。大口径レンズの埃は結構隅に溜まって取れないんですよね…

エアダスターで一般的なのは缶に入ったタイプ。使われている方も多いと思います。



私もヨドバシに寄った時に2〜3本セットを買って持って帰ったり、Amazon で何か注文する時についでに購入したりしていました。が、

いちいち買うのも面倒だが
使い終わって捨てるのも手間


であり、エコという点からもあまり好ましくはないなぁ、とは思っていました。SDGs とか内心クソ喰らえとしか思わない私でも、それくらいは思うわけです。

また、缶エアダスターの使用量は半年に1本前後ですからそう多くないのですが、それだけにうっかり買い忘れて切らしたりすることもあるわけです。

そのたびに電動エアダスターを購入は考えていたのですが、微妙なハードルがあってようやく買ってみた次第。


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梅雨も後半戦ということで、午前中から30℃超えの蒸し暑さも普通になったうえ、私も家族も体調も崩して書いたブログ記事もすっかり載せ流のを忘れておりました。さらにこんな季節になれば、自転車に乗る気分も雲散霧消、どこかへ行ってまでサイクリング/ポタリングする気力は秋まで起きることはなさそうです。

なので、春に購入した GoPro の活用機会もしばらくは減りそうで、今月初めのガンバ大阪・福岡アウェイや防府航空祭へ行った時の記録が当面の最後になりそうな感じです。まぁ夏は溜まった動画の整理に充てる時期ということで良いかな、と思っています。

GoProHERO11_22


ともあれ、初代 GoPro 登場から何度か購入への誘惑に誘われたのを我慢してきたのに、この春、さくら🌸サイクリングをしていたら、何年かぶりに “GoPro 欲しい病” にかかり、でも「しばらく待っていれば、この熱も通り過ぎるだろう」と思っていたのに、GoPro 直販サイトでセールが始まって思わず購入したのが4月半ば。

買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【前編】
買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【後編】

購入当時のセールは終了したものの、セール終了と同時に値下げされてサブスクリプション加入なしでも以前より安く買えるようになったようです。

GoProHERO11_50


と書いていたら、また新たなキャンペーンが始まったようで(記事執筆時)、価格はサブスク非加入前提になって以降の通常価格(62,800円)のままですが、予備バッテリー1個と 32GB microSDXC カードが付くようです(上記)。

4K、5.3K の動画を撮るのに 32GB 程度の SDXC カードをもらったところで予備にもならないようなオマケですが、予備バッテリーは(私のように入門者には)有り難いかもしれません。普通に買うと予備バッテリーは2個セットのみで、1個買いはできないですからね。

私はライトな使い方しかしていないし、1日最大 40〜50GB くらいしか撮っていないので、今のところ(何故か手元に余っていた)128GB microSDXC カード(U3、A2、V30 規格)と、アクセサリーセット付属だった予備バッテリー1個で賄えています。ただ、バッテリーは(もちの悪い)冬に向けて追加はする方向で考えています。



セールの件はさておき、私の GoPro 購入目的だった「自転車走行中の周辺風景を撮る」ための自転車用マウント/サイクルヘルメット用マウントアクセサリーは本体と同時購入し、GoPro 本体が手元に届くと同時に色々と試してみて、その結果、自分なりの感想を色々と紹介してきました。

GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)
歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント

この4種類+マグネティック・スイベルクリップを自転車走行時の周辺風景記録用として使ってきて、どれも(悪い意味ではない)一長一短でしたので、その時の条件によって使い分ける感じになっています。

UltraLight7toGo43


また、元々「自転車走行時の周辺風景が撮りたい」目的で買ってみたわけですが、それだけでは勿体ないと感じて、

お出かけ先の歩き撮影・行動記録


としても使うようになりました。

[GoPro HERO11] バッグストラップ装着での手ぶら歩行撮影の縦動画サンプル

先の TELESIN バッグストラップマウントや純正マグネティック・スイベルクリップをバッグストラップに付けて、歩きながらの景色を撮りっぱなしにしておく使い方です。(どれほど使うかも判らない)三脚アダプターも含めて一通り使う可能性のあるマウントアクセサリー類を揃えてしまいました。

脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】
脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【後編】
GoPro クイックリリースバックル対応の三脚穴マウント&アルカスイスプレート対応マウント

当初目的である「輪行してどこか風光明媚なところでサイクリングした際の周辺風景撮影」だけでなく、お出かけ先の撮りっぱなし歩き撮影、行動記録的撮影にも使うようになって、最近私自身が求めている

写真を撮ることからの解放と
記録を撮っていることの両立


が、ある程度実現できるようになり、自分のお出かけスタイルに少し変化をもたらしてくれた感じはあります。

そのことについては後日また思うところをウダウダ書き連ねることにして、今回は購入から感じたこと、気づいたことをメモしてきましたので、以下それを適当にまとめて列挙しておきたいと思います。

自分にとってアクションカメラは初物ですので、経験ある方には「何を言ってんだ?」的なこともあろうかと思いますし、行動時に気づいたことがあってもメモできず書き留めていないことも多いと思いますが、ひとまず1ヶ月使ってきたことのまとめとして置いておきます。


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既に開発ロードマップに載っていたニコンの廉価な望遠ズーム&超望遠ズーム Z 70-180mm f/2.8 と Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR が正式発表になりました。

NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング

お値段が18万円と25万円なので廉価という言葉は全く似合いませんが、ニコン Z システムの望遠・超望遠レンズはそれ以上にお高いレンズばかりでしたので、従来と比べればまだ現実的なお値段とも感じられます。

特に、超望遠ズームの Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR の 25万円という価格は、その焦点距離域の純正レンズと考えれば、比較的リーズナブルと言っても良いくらい。昨今、諸情勢からカメラ機材は(も)鬼のように値上げされていってる中を考えると、

180-600mmは良心的価格


ある意味で戦略価格と言っても良いでしょう。Z8 とのセットで売れて欲しい、売れるだろ、という意欲が伝わってきます。



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6月に入って Apple WWDC もありましたし、ニコン Z9 のファームウェア Ver.4.0 というトピックもありましたが、どちらも「なるほど、そうですか」止まり。特に WWDC は、防府航空祭&ガンバ大阪福岡アウェイ遠征から帰ってきてへこたれてる間に終わってた状況でした😅

さて、また間が空きましたが、相変わらず GoPro アクセサリー類の話をもう少しお付き合いください。

もっとも GoPro も購入から1ヶ月半は(試し撮り含めて)それなりに撮ったものの、梅雨絶好調な感じの鬱陶しい天気続きですから、防府航空祭に持ち込んでブルーインパルスの展示飛行を定点撮影したりして遊んで以降、撮る機会もしばらくなさそうです。が、未編集動画が溜まりすぎたので、ちょうどいいですね。

UltraLight7toGo40
(暑くなってチャリンコお出かけも秋まで休止…)


以前の記事でも触れたように、GoPro HERO11 周辺アクセサリー類を揃えていくにあたっては、
  1. GoPro とアクセサリーを脱着する際にクイックリリースマウントを使って楽するか?
  2. 使うなら、GoPro 純正クイックリリースバックルで行くか、Ulanzi のマグネット吸着マウントで行くか?

という悩みがあって、それについて試した結果も含めて記しました。

GoPro 購入後最初の悩み、使うクイックリリース規格をどうするか?問題 〜Ulanzi GoQuick II を使ってみた結論

結論として「面倒くさがりとしては脱着の手間を減らしたいのでクイックリリースシステムは使う」ことにして、また実際に Ulanzi 製品も買って使ってみた上で、

純正クイックリリースバックル対応製品を使う


ことにしました。
  • Ulanzi のマグネット吸着システムより脱着が楽
  • Ulanzi 独自のシステムより対応製品が多い

のが理由で、これ以降、購入する GoPro 周辺機器、アクセサリー類は原則として GoPro 純正クイックリリースバックル対応、もしくはアタッチメントなどで対応可能なアクセサリーを選んでいます。

GoProQuickReleaseBuckle1
(クリックリリースバックルも色々仕様が違う)


何度も書いているように、GoPro 購入の理由は、お出かけ先のポタリング/サイクリングでの走行周辺風景の撮影でしたし、それ以外でも出先で何かする際の撮影。レンズ交換式カメラで写真を撮る時と違って、行動が主、撮影が副(おまけ)ですので、出先の GoPro 脱着はできるだけ負担のない形にしたい、

撮影がメインでないから
撮影に関する手間は最小限に


ということであります。GoPro を今後長く使うためにも、そこは譲れないところでした。

そんなわけで、GoPro HERO11 の周辺機器、アクセサリー類を買い揃えていくにあたって、GoPro 純正クイックリリースバックル対応を前提にするということで、購入したのが以下の製品たち。
  • GoPro 通気性ヘルメットストラップマウント
  • GoPro ハンドルバー / シートポスト / ポールマウント
  • GoPro ラージチューブマウント
  • GoPro マグネティック スイベルクリップ
  • TELESIN バッグストラップマウント
  • wumio 三脚ベースマウント
  • SmallRig アルカスイス規格 GoPro 用プレート

このうち GoPro 純正の自転車撮影用のアイテムである「通気性ヘルメットストラップマウント」「ハンドルバー / シートポスト / ポールマウント」および、それに類する「ラージチューブマウント」と、そして TELESIN バッグストラップマウントと「マグネティックスイベルグリップ」については前回までに使ってみた印象を記しました。

GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)
歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント
脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】
脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【後編】

今回は残る2つ、
  • wumio 三脚ベースマウント
  • SmallRig アルカスイス規格 GoPro 用プレート

この2つの三脚用マウント製品について、使ってみた感想を簡単に記しておきたいと思います。


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前回に続き、GoPro 純正のクリップマウントアクセサリー「マグネティック スイベルクリップ」の使用感レビュー、後編です。

脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】【前編】

GoPro HERO11 購入時に何を思ったのか、「GoPro HERO11 アクセサリーセット」という諸々マウントアクセサリー付きセット商品を買ってしまったのですが(セールで血迷った😅)、その時は

どうせ予備バッテリーが必要だし、ヘッドストラップとクリップ、ケースがセットになった「アドベンチャーキット」と、フローティングハンドグリップ「The Handler」に予備バッテリー1個がセットになった「GoPro HERO11 アクセサリーセット」が割安だから、それ買っとこ


と思って買ったものの、ヘッドストラップは自転車走行動画撮影マウントの一つとして使えた以外は、ハンドグリップ The Handler もケースも、そして小型軽量なクリップ QuickClip も(私の使い道では)全く役立たずでした(反省)。

GoProHERO11_24
(アクセサリーキットは余程条件が合わないと微妙)


本製品「マグネティック スイベルクリップ」は当初購入を全く考えていなかったのですが、
  1. GoPro 本体とセットで買ったアクセサリーキット同梱の Quick Clip が使い物にならなかった(クリップが小さすぎ、弱すぎ)
  2. 購入当時 GoPro オフィシャルストアが割引セールをやっていて、他のアクセサリーを買うついでに QuickClip 代わりに買ってみるか

こんな、なんとなく勢いで買ったモノでした😅

ですから、手元に届いた時は「無駄遣いしてしまったかな?」と思ったのですけど、前回書いたとおり思っていたよりずっと使えるヤツで、前回紹介の簡易車載マウントしても、今回紹介のバッグストラップマウントとしても使えています。勢いで買ったけど正解でした。結果オーライ😅

GoPro_MagneticSwivelClip04
(QuickClip との比較)

GoPro_MagneticSwivelClip05
(クリックリリース対応だけでもだいぶ便利)

GoPro_MagneticSwivelClip06
(QuickClip のクリップ部分と比べて…)

GoPro_MagneticSwivelClip07
(本製品はゴム歯で噛むようになっている)


そんなこんなで購入したマグネティック・スイベルクリップ、前回記事では本来の購入目的であった「簡易車載マウントとしての利用例」を紹介して、今回はバッグストラップマウントとしての利用例を紹介します。

バッグストラップマウントとしては前々回の記事で紹介した TELESIN バッグストラップマウントがお気に入りでしたが、それと比べても良し悪しそれぞれにあるので、その点についても述べておきます。


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前回、GoPro をバックパックやスリングバッグ(ボディバッグ)に付けるための TELSIN バッグストラップマウントを紹介しました。歩きながら手ぶらで動画を撮るために購入しましたが、自転車走行時の動画を撮るのにも使えるので結構愛用していることを記しました。

歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント

GoPro をバッグのストラップに装着するためのマウントはこれが一番簡単、簡単ながらちゃんと固定できると思っていたのですが、今回紹介する

マグネティック・スイベルクリップも
脱着は簡単かつ自由度高くて使えるヤツ


ということを実際に使ってみてから気づいて、愛用のマウントアクセサリーの一つになっています(本製品をバッグストラップとして使う場合は、前回紹介の TELSIN バッグストラップマウントと条件によって使い分けています)。

GoPro_MagneticSwivelClip03

GoPro_MagneticSwivelClip02
(クイックリリースバックル対応なのでバックルも付属)


元々、マグネティック・スイベルクリップを買ってみた理由は、車載動画を撮りたくなった時のための

お手軽簡易車載マウント目的


でした。

車載動画撮影は Youtube 初期の、まだ車載動画の公開が珍しかった頃に HDV や動画デジカメ(Xacti とか)で散々撮って楽しんで飽きましたし、ドラレコが普及した今さら積極的に撮る気はないのですが、せっかく買った GoPro の利用形態を一応増やしておこうかな程度で、本製品を購入した次第。

GoPro_MagneticSwivelClip24


ところが、公園や植物園を散策する際、手ぶらでの散策撮影に(前回紹介の TELESIN バッグストラップマウントでだけではなく)試しに本製品をバッグパックのストラップに付けて撮ってみたら、これが意外とイケました。撮影方向の自由度もあって便利。

バッグストラップとしても良いね


と、思った以上に使える製品でした。

GoPro 公式サイト(公式オンラインショップ)では、このマグネティック・スイベルクリップの特徴が今ひとつ判りづらいのですが、ポイントとしては
  • アクセサリーキット/アドベンチャーキットに含まれる小型クリップ QuickClip と比べると大きめだが、GoPro 本体とはむしろバランスが良い(クリップに GoPro を載せて自立する)
    GoPro_MagneticSwivelClip10

  • GoPro純正クイックリリースバックルなので GoPro 本体の脱着は極めて簡単、本製品自体もクリップなのでどこかに装着するのも簡単

  • スイベル(Swivel)という名前がついているように、クリップ上のバックル受け部が回転するので、クリップに対して GoPro 本体の角度が自由に決められる
    GoPro_MagneticSwivelClip25

  • マグネティック(Magnetic)の名前のとおり、製品底部に磁石が組み込まれているので、金属の板にはビタッと結構強力に装着できる

  • クリップする部分がゴム歯状になっていて、しっかり掴んでくれる
    GoPro_MagneticSwivelClip07

  • QuickClip より大きいとはいえ、GoPro マウントアクセサリーの中ではかなり小型の部類なので、持ち歩きで嵩張らない(GoPro 本体が小型なので結構重要)

  • GoPro 純正品だが比較的安価(Amazon で3千円台)

といったところ。脱着が簡単の割には、バックル受け部が回転することで方向自由度があり、車載時にレンズを向ける方向の調整やバッグストラップに取り付ける際の縦横変更ができるなど重宝します。

また、クリップ本体が大きめ&噛む力もしっかりしていて安定しているのも良いですね。クリップ自体が小型軽量すぎて、何に付けるにしてもバランスが悪かったQuickClip とは雲泥の差です。

GoPro_MagneticSwivelClip08
(裏面にQuickClipのような滑り止め加工がない点のみ残念)


この「マグネティック スイベルクリップ」の特徴については以上のとおりですが、本製品の使用具体例として、
  1. 簡易車載マウント用として使ってみた事例
  2. バッグストラップマウントとして使ってみた事例

に分けて、以下紹介しておきます。


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昨秋買った小型軽量な折りたたみ自転車 Ultra Light 7 で、色々お出かけポタリングした今春。どうせなら出かけた先の走行周辺風景を記録しておきたいと思いついて GoPro HERO11 を購入してから1ヶ月が経ちました。

GoPro HERO11 購入後、GoPro 用アクセサリーのお試しライドするだけでなく、本来の購入目的であった Ultra Light 7 で輪行してお出かけポタリング先の動画を撮っています。

が、GoPro 購入を思いついたのが桜サイクリング/ポタリングであり、ある意味そこが春のピーク?とも言えたので、購入後に撮ってみた動画は特に感慨もなく、単なる記録動画って感じですけど、将来ここぞという時のための準備はできましたし、元は取れそうなくらい使っていけそうな気はしています☺️



そんな GoPro 購入目的であった自転車走行時の周辺風景撮影用に使うマウントは過去に3製品を使ってみて、その結果、感想を記事にしました。

GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)

当初、この3種類を適宜、使う分けるつもりでいたのですが、最近、手ぶら歩き動画撮影用に買った TELESIN バッグストラップマウントが自転車走行撮影用にも使えてお気に入りになっています。


(数種類あるがオススメは右、理由は後述)


アクションカメラ用アクセサリー類を多数出している TELESIN のバッグストラップ用マウント。バックパック/ボディバッグ(スリングバッグ)/ショルダーバッグの肩掛けストラップに、GoPro 純正クイックリリースバックルの受け口をベルクロで巻きつけて固定するものです。

GoPro_TELESIN_BackpackStrapMount8

GoPro_TELESIN_BackpackStrapMount3
(中央がマウント部で両側が固定用ベルクロに)

GoPro_TELESIN_BackpackStrapMount4
(裏面は滑りにくい素材)


元々はバックパックを背負いながら両手を空けた状態での観光地散策やハイキング用に買ってベストマッチな製品として購入、使い始めていたのですが、ふと

GoPro の強力な水平ロック機能を使えば、斜め掛けのスリングバッグ(ボディバッグ)やショルダーバッグでも使えるんじゃね?それなら歩き動画だけでなく自転車走行時の動画撮影にも使えるんでは??


と思って試してみたら、これが思いのほか良い感じで、手ぶら歩き動画撮影だけでなく自転車走行時の撮影でも気に入って使うことが多くなり(自転車走行時もバッグを背負っていることが前提ですが)、

使用頻度が一番多いGoProマウント製品


になっていると思います。

本製品「TELESIN バックパッククリップ バッグストラップマウント」をそこまで気に入っている、良いと思っているのは、面倒くさがりの私にとって以下の点が魅力的だからです。


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長らく、それこそ1年以上前から噂が出たり消えたり、Z8 だの Z7 後継機だの、スペック的な噂も二転三転して、いちいちそれに一喜一憂してる人たちを見ていましたが、ニコンの実質1年半ぶりの新機種 Z8 が昨晩発表されました。

Z 8 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
ニコン、Z 9の機能を凝縮したフルサイズミラーレスカメラ「Z 8」 - デジカメ Watch

詳しいスペック云々は公式サイト、メディア記事にあるので、こんな場末ブログで今さら触れる必要もありませんが、噂の中では一番上のレベル、

バッテリーグリップのないZ9


という感じ。

噂段階では「ミニ Z9」だの、「スモール Z9」だの言われていた内容となりました。まぁデカさ重さはともかく、値上げ前の Z9 の価格と大差ないお値段は全くミニでもスモールでもないわけですが。(Z8 をこの値段で売るから Z9 の「戦略価格」は終了、値上げということですね)

Z8_01


主要な部分で Z9 との差といえば、
  • バッテリーグリップがない
  • 使用バッテリーはミドルクラス機の EL-15 系(当然バッテリーの保ちは短い)
  • 記録メディアが CFexpress ×2 から CFexpress + SDXC に
  • 防塵防滴性能はミドルクラスレベル(D850並み)
  • GPS なし
  • LAN など一部プロ向け端子が省略
  • USB-C 端子が充電用、通信用のダブル化
  • D三桁機と異なりバッテリーパックを追加しても D一桁機/Z9 用の EL-18 系バッテリーは使用不可
  • 反面、バッテリーパック使用時は 2個の EL-15c バッテリーのうち 1個をホットスワップで交換可能

といったところでしょうか。Z9 の特徴であったメカシャッター廃止、連写20コマ/秒、見やすい EVF、被写体認識 AF といった点は受け継がれているようです。

また、被写体認識に「飛行機」が追加されたり、美肌モードが追加されていますが、これらは Z9 でもファームウェア・アップデートで実現されそうな内容。ってか、飛行機認識は今まで「乗り物」で対応していたのに何故独立化?そんなことやってる暇があるなら他社が実現してるフォーミュラやバイクのヘルメット認識をちゃんとせえよ…💢

Z8_08


と、ちょっと話は逸れましたが、最も重要な点とも言えるユーザーインターフェースもバッテリーグリップがない影響を除けば、ほぼほぼ Z9 を継承。ですから、

性能・機能、使い勝手の部分では
Z9のサブ機としてベストマッチ


であるのは間違いないところ。

(画質はともかく)ロクな性能を持つミドルクラス機がなかったニコンでしたから、Z9 のサブ機としてバッテリーグリップなしのボディが欲しい人、Z9 2台体制だけどもう1台もバッテリーグリップ付きボディは厳しいと思っていた人、そういった Z9 に近い性能のサブ機を欲していた人たちには刺さるカメラでしょう。

また、デジタル一眼レフ時代のミドルクラス機としては屈指の名機であった D850 からミラーレスへ移行しきれなかった人、Z9 のバッテリーグリップ付きボディにはどうしても馴染めず踏み切れなかった人たちにとっても、待望のカメラですから、既存のニコンユーザーには売れるのは間違いないと思います。

私自身、今まで

Z9 のサブ機で買えるものが存在しねえ
だからと言って Z9 を2台は嫌だ
デカくないバッグにも収まるバッテリーグリップなしのボディで買う気にさせるものをくれ


と言ってきたわけですから、これはもうドンピシャ、買うしかねえ、即予約だ!

…と言いたいのですが、正直なところ、

Z9のサブ機は欲しかったが
これじゃないんだよなぁ


という感じで、イマイチ、いや全く、心が動きません。

ついでに言えば、

ニコンが今出すべきカメラは、本当にこれで良かったのか?既存ユーザーの、それも上澄みだけを狙うカメラでよかったのか?


と思うんですよねぇ。開発リソースや部品調達の関係で、これしか出せなかった、のかもしれないけれど。



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GoPro 購入目的だった「普段行かない場所でチャリンコを走らせた時の周辺風景を残したい」ための自転車/サイクルヘルメット用マウントアクセサリーは本体と同時購入し、GoPro HERO11 が手元に届いてすぐ3種類の製品をそれぞれ何度か使ってみて、自分なりの感想を4回に分けて紹介しました(あと1製品追加予定)。

GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)

GoPro 本体と同時購入したのは自転車用マウント製品だけでしたが、GoPro HERO11 が届いた直後から Amazon や GoPro 直販サイトでアレコレと、GoPro 用周辺機器を結構買っております😅

一眼レフ/ミラーレス機のスチルカメラ製品の周辺製品と違って、アクションカメラ用周辺機器は(一部を除いて)一つ一つの製品がそんなに高くない、千円〜数千円のお手頃価格だけに、つい手が出てしまいます。

GoPro を使い始めて実際に撮り始めて、

こういう時、あの製品があれば良いかも?安いから買ってみるか
この前、アレがイマイチ使えなかったけど、コレなら使えそう
コレ買ったけど、迷ったアッチも使ってみたいな、安いし


という感じで、止まるところを知らない…とまでは言いませんが、気がつけば色々なアクセサリー製品が増えています。

さすがにそろそろ打ち止めというか、「これ以上はもう少し使い込んでから」と思っていますが、つくづく

スチルカメラ製品やその周辺アクセサリー価格の馬鹿高さに慣らされていたせいか、うっかり気も懐も緩んでたなぁ


という感じです…(言い訳💦)

GoProHERO11_21
(最初からこれだけ買ったけれど…)


そんな中、GoPro の周辺アクセサリー製品を買っていくにあたって、まず最初に悩んだ/考えたのは、

使う/買い揃える周辺機器の
脱着マウント規格をどうするか?


という問題。

具体的に言えば、
  • GoPro だけでなくアクションカメラ標準となった、本体底部のネジ留め式フォールディングフィンガー
  • GoPro 純正のクイックリリースバックル
  • Ulanzi のマグネット式クイックリリースマウント

これらのうち、どれを GoPro と周辺アクセサリーとのメインの脱着方式として使っていくか?という話です。

それが決まらないまま雑多に周辺アクセサリー製品を買ってしまうと、使うアクセサリーによって追加のアダプターが必要になったり、ならなかったり、出先で「あ、コレを使うためのアダプターを忘れた」という悲劇も起き兼ねません。いや、絶対やらかします。

また、GoPro 純正と Ulanzi のクイックリリースマウントが混在していると、それらを差し替える時は本体底部のフォールディングフィンガーのねじ止めを外して付けて…となり、クイックリリース製品を使っている意味がなくなります。

ですから、まず、「自分が使う/買う GoPro 周辺製品の脱着規格を決めなきゃ、買い物するにも先へ進めない」と思った次第。


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