
前回記事に引き続き、16インチで公称 8kg 台(実際はペダル、スタンド込みで 9kg 台半ば)の軽量折りたたみ自転車 RENAULT PLATINUM LIGHT8 を購入した話。
前回は PLATINUM LIGHT8 を購入するに至るまでの経緯、購入にあたって迷った同クラスの他製品との比較、そして本製品を選んだ理由を記しました。
■ 16インチで9kg弱の軽量折りたたみ自転車 RENAULT PLATINUM LIGHT8 購入【前編】〜程々の値段で、程々に軽くて、3年半使って問題なかったメーカー、でチョイス
現在の、何でも価格爆上がりになる数年前、安価に売られていた 16インチ折りたたみ自転車を Amazon で見て
たまに誰かとドライブ先で自転車に乗り換えてポタリングを楽しむ際、毎回レンタサイクルするのも面倒だし、インバウンドの影響で観光地のレンタサイクルは値段が爆上がりしたので、安価な折りたたみ自転車がもう1台あっても良いかなぁ?
と思ったのがキッカケで、当初は 3〜4万円くらいの安価な折りたたみ自転車を予定していたはずが、1年半くらい(買うかどうかも含めて)色々悩んで、最終的には 1ランク上の多少軽量さも考慮したモデルを購入することにしたわけです。
(自転車を趣味とするチャリダーさんが選ぶようなブランドは、価格的に out of 眼中でしたので念のため)
ルノーブランドの折りたたみ自転車の中では「松竹梅の竹モデル」的な製品ですが、
少しの妥協でコスパ◎
14インチより断然乗りやすく安定
14インチより断然乗りやすく安定
というのが乗ってみて感じた率直な感想。
普段乗っている ULTRA LIGHT 7 シリーズと比べて素人でも分かる差はあるものの、以前に某量販店で試させてもらった 4万円の折りたたみ自転車みたいな「値段が値段だからこんなもんか」という印象は殆どなく、10万円近い ULTRA LIGHT 7 シリーズとの値段差を考えると「これで十分じゃね?」感があります。
- 超軽量とは言わないがそこそこ軽めで
- お値段も安くはないけど、さほど高くもなく
- 14インチと比べると、たった2インチの数字の差から想像する以上に乗りやすく安定感UP⤴️
- チャリダーさん向けじゃなくママチャリ的な一般向け仕様
ってな感じで、ネガティブな点を敢えて言えば公共交通機関で輪行する場合は 14インチタイヤモデルより折りたたみサイズが大きくなるくらい。それも14インチモデルでの輪行を知っているからこその感想であって、そうでなければあまり問題にはならないと思います。
という特徴を考えると、
「チャリダーじゃないフツーの人が、電車バスでの輪行も考えて買う折りたたみ自転車に最適」
と感じました。
とまぁ冒頭で結論を出してしまったので、以下駄文ですが、買って良かった感の高い本製品について、実際に自分が乗ってみて感じたこと、Ultra Light 7 TRY 143 (以下 UL7 143 と略す場合あり)などとの比較で感じたことを中心に、以下に感想を記しておきます。
- 14インチの UL7 143 と比べて圧倒的に安心安定して乗れる
- 7段変速は便利だが、ギア比は高め(軽め)で出せる速度は控えめ
- 軽っ!というほどではないが意外と軽い、折りたたみサイズはフツー
- 「松竹梅」の竹モデル的な良し悪し
- 14インチモデルと比べて不利なのは公共交通機関での輪行のみ
- このメーカーらしい一般向け仕様は変わらず
- 1)14インチの UL7 143 と比べて圧倒的に安定&安心して乗れる
- 先にも書きましたが、PLATINUM LIGHT8 を買って乗ってみて驚いたことの一つが、
「14インチタイヤの ULTRA LIGHT7 TRY143 と比べると 16インチの本製品は圧倒的に安心して乗れる」
ということ。これは太文字で強調しておきたいくらいの差があります。
タイヤ径が 14インチから 16インチと 2インチ大きくなっただけでなく、
タイヤ径だけでなく
太さも増している
ことが走行安定性に大きな影響を与えていると乗ってみて実感しました。

ULTRA LIGHT7 TRY143 のタイヤは 14x1.35 でしたが、PLATINUM LIGHT8 は 16x1.5。スペックの数字を見てもタイヤ径だけでなく太さも増しており、上記写真を一目見てわかるように結構違います。1.35 インチが 1.5 インチに少し増えただけですが、安定感はだいぶ向上します。
もちろん、後輪ブレーキを強めにかけたりハンドルを深く切ると後輪が滑りやすい小口径車の欠点は変わらない点には注意が必要ですが、14x1.35 インチタイヤの ULTRA LIGHT7 TRY143 と比べると滑りやすさもかなり軽減されているように感じました。
車道から歩道への段差を斜めに乗り越える時、砂利が少し浮いている舗装路などでハンドルを一定以上に曲げた時の滑りやすさが ULTRA LIGHT7 TRY143 と比べると随分違います。ULTRA LIGHT7 TRY143 はホントすぐに滑りますからねえ(慣れるとむしろ滑ることを前提に意識して乗ってます)。

ひたすら小型軽量に特化した 14インチの自転車と比べてマシなのは当たり前と言えば当たり前ですが、ULTRA LIGHT7 TRY143 を3年半以上乗ってきた身としては、
タイヤの太さが違うことも含め、14インチと16インチでこんなに乗り心地、安定感が違うとはなぁ……
と予想以上の差に驚きでした。ULTRA LIGHT7 シリーズの 16インチモデル TRY163 は PLATINUM LIGHT8 と同じタイヤですから、同じ ULTRA LIGHT7 シリーズでも 14インチの TRY143 とは走行安定性が随分と違いそうです(購入時にだいぶ迷ったけど😅)。

ULTRA LIGHT7 TRY143 を乗っていて「軽くて小さく折りたためる良い自転車だけど、気軽に他人へ薦められないな」と判断しているのが、後輪の滑りやすさ、走行安定性でしたから、そこがある程度解消された本製品は(未だ人を選ぶところはあれど)だいぶフツーに薦められるモデルになっている、と感じました。
前回記事でも書いたように、今回もう1台の折りたたみ自転車を買った理由が、「誰かと一緒にポタリング/サイクリングする際の同行者に乗せるための自転車」でしたから、そういう意味では目的に(想定以上に)合致した製品でしたね。 - 2)7段変速は便利だが、ギア比は高め(軽め)で出せる速度は控えめ
- PLATINUM LIGHT8 の変速ギアは 16〜20インチの折りたたみ自転車で最も一般的な 7段変速。14インチモデルでは小型軽量さを優先して ULTRA LIGHT 7 シリーズや DAHON K3 のように 3段に抑えられている製品が多く、3段ギアの UL7 143 と比べると「中間ギアのある便利さ」はあります。というか、3段ギアだと必要最小限ギリって感じで、7段変速がフツーと言えます。

ただ、7段変速と聞くと 3段変速より幅広く軽いギアから重いギアまでサポートしているように思えますが、このメーカーの他モデルと同様 PLATINUM LIGHT8 も
7段とも比較的軽めのギア
に寄せられています。
その結果、14→16インチというタイヤサイズの差も含めて PLATINUM LIGHT8 では ULTRA LIGHT 7 TRY 143 より速度を乗せて快走できると思っていましたが、実際は
速度乗りはUL7 143の+α程度
という印象でした。
一番重いギアで同じように漕いで 2km/h くらいの差かな?といったところ。14→16インチ&3段→7段変速で想像していたのと比べると思いの外、差は小さかったですね。差がないとは言わないけれど、速度乗りの違いで優位性を感じるほどでもない差。

ただし、前項で述べたように ULTRA LIGHT 7 TRY 143 と比べると走行安定性がだいぶ良いため、20〜25km/h あたりでも比較的不安なく走らせられる点で、速度は UL7 143 よりは出しやすい部分はあります。
UL7 143 では 20km/h を超えるとタイヤをしっかり押さえつけておかないと不安、油断するとすっ飛んでいきそうな不安定さはありますが、PLATINUM LIGHT8 はそこまでの怖さはありません。もちろん 30km/h も出すような自転車ではないので、下り坂でそのような速度になると厳しいですが、お気楽ポタリング用途の自転車ですからそんな速度域で評価する必要はないでしょう。

(変速機まわりはシマノ製)
スペックを見ると ULTRA LIGHT 7 TRY 143 のギアはフロント 47T、リア 9-13-17T の3段変速、PLATINUM LIGHT8 はフロント 52T、リア 11〜28T の 7段変速。ギア比(ペダル1回転で後輪が回る回数)は ULTRA LIGHT 7 TRY 143 が 2.76〜5.22、PLATINUM LIGHT8 は 1.86〜4.73 で全体に PLATINUM LIGHT8 のギアの方が軽い設定になっていますが、タイヤ径の違いがそれを吸収しつつ実走行時の感覚としては大差ないか+α程度の速度乗り、という印象に繋がっているかと思います。
ざっくりとした計算でも、ULTRA LIGHT 7 TRY 143 の場合は14インチタイヤ≒タイヤ径 355.6mm →タイヤ周長 1,116.6mm ですから一番重いギアでペダル1回転する毎に 1116.6 × 5.22 = 5,828.652 mm ≒ 5.8m くらい進むのに対して、PLATINUM LIGHT8 は 16インチタイヤ≒タイヤ径 406.4mm → タイヤ周長 1,268 mm で一番重いギアでペダル1回転させると 1,268 x 4.73 = 5,997.64 mm ≒ 6m くらいの進み。ペダル1回転で進む距離の差は、あるといえばあるけど大きな差でないことがスペック上からも窺えます。
同じ 16インチでも ULTRA LIGHT 7 TRY 163 のようにギアが 52T & 9-13-17T だと一番重いギア比は 5.78 で、その時にペダル1回転で進む距離は 1,268 x 5.78 =7,329 mm ≒ 7.3m ですから随分と変わってきます。快走性能を求めるなら高くても ULTRA LIGHT 7 TRY 163 を買え、って感じですかね。

いずれにせよ、本製品を買った目的(同行者に載せること)を考えると、特に速度を出せなくても安定性向上だけで大きなメリットでしたし、速度が出せないのはむしろちょうど良いのかも?と思っています。 - 3)激軽っ!というほどではないがタイヤサイズからは十分軽い
- PLATINUM LIGHT8 の公称重量は 8.8kg。モデル名の最後の「8」は 8kg 台だよ!という意味なわけですが、このメーカーの公称重量は “ペダル、スタンドを除く” の注釈付きなので、ぶっちゃけちょっとサバ読みです。ペダルを入れると+0.5kg くらいはあるので、実質 9kg 台前半、スタンドまで入れたら 9kg 台半ばです。
スタンドはチャリダーさん向けメーカー製品では付いていないことが多いので、比較する上で除外していても分からなくはないのですが、ペダルはちゃんと入れて重量表記しとけよ……とは思いますね。こーゆーところがあるとメーカーの印象は決して良い方向に働かないと思うんですけどねぇ。
それはともかく、公称 8.8 kg、実質 9kg 台というのは、
- 当初購入対象だった 3〜4万円台と安価で公称 10kg 台のモデルよりは断然軽い
- 軽量さを追求した公称 7kg 台の ULTRA LIGHT 7 シリーズよりは多少重い
ことを実感でき、重さも値段に即した「松竹梅」の竹モデルであることが明らかです。
ただ、重さに関して松モデルと竹モデルの全くの中間かと言うと、ちょっと印象は違っていて、
公称 10kg 台の安価な 16インチ折りたたみ自転車 >>>> 本製品 (PLATINUM LIGHT8) >> ULTRA LIGHT 7 TRY 143
って感じの体感差。以前店頭でキャプテンスタッグなど公称 10kg 台の安価な 16インチ折りたたみ自転車を試したことがありますが、横並びで同時比較しなくても、あれより断然軽い!と言えるくらいの明らかな差はあります。

公称 10kg 台の 16インチ折りたたみ自転車は「なるほどね、軽くはないけど重すぎでもないかな」程度の印象でしたが、PLATINUM LIGHT8 購入直後に折りたたんで持ってみた時の印象は
お?軽いやん!これなら十分気軽に輪行できるね
って感じでした。
普段 14インチの超軽量な ULTRA LIGHT 7 TRY 143 を輪行して持ち歩いている私でも、
交互に持ち上げて比較したらいつも使ってる UL7 143 ほど軽くはないのは明らかだけど、UL7 143 を知らなかったら十分軽く感じるやろし、このくらいの重量差なら輪行前提でも十分にアリだなぁ、非力な私でも妥協できる軽さだわ
という印象。UL7 143 が 14インチタイヤ、本製品が 16インチタイヤというサイズ差を考えると、十分に軽い印象を与えてくれるものでした。
(サイズ差ほど重量差を感じない印象)
購入前検討において
- +2万円で重さ 2kg 削減(公称 10kg 台→8kg 台)なら十分ありでしょ!
- +3万円で更に重さ 1kg 削減というのは少々コスパ悪い
と考えていたことを前回記事で書きましたが、購入して実際乗ってみて/持ってみて、
コストパーウエイトが抜群
というのを改めて実感しました。
10kg台の廉価モデルとは持った時の負担が断然違うのを実感できるので、廉価モデルより+2万円の価値は十分にあり!と言い切れる差はあります。ちょっとでも公共交通機関で輪行する気があるなら絶対出すべき+2万円ですし、車で移動する場合にもラゲッジスペースへの上げ下ろしなどで 2kg は小さくないと感じますから、ぶっちゃけこの+2万円はオススメです。 - 4)「松竹梅」の竹モデル的な良し悪し
- 自転車には全く詳しくないのでチェーンがどうこう、ギアがどうこう、ブレーキがどうこうと言ったパーツまわりのことは全く指摘することはできないのですが、より軽量な上位モデルである ULTRA LIGHT7 と比べて素人でも見ても「ここはコストダウンかな?」と思える部分は多少なりともあります。




ULTRA LIGHT7 と比べてみればフレーム周りやハンドルポストのベース、ロックレバーなどの材質の違いが見られますし、お世辞にも質感の高さ、剛性感の高さを感じられる自転車ではありませんが、値段なりというと悪く聞こえますが、まぁこんなモンでしょ的な塩梅で納得できるのではないかと思います。
本気チャリダーさんたちが見れば、あれこれツッコミどころはあるのでしょうけれど、6万円台というそこそこ価格で買える値段ですし、そもそもお気楽ポタリングしかしない一般民的には不足は感じられません(一番気になる耐久性は今後の問題)。

あと、超軽量を狙わない製品ということもあってか、シートが UL7 143 ほど薄くないので、走っていてお尻が痛くなる度合いは多少マシかも、と感じました。本製品で 20km、30km と長めに乗ってないので断言はできませんが、UL7 143 デフォルトの極薄シートは 20km くらい走ってるとマジで尻痛になってきますから、それよりはマシに感じます。
(UL7 143 は少しでも軽量に見せる数字優先、乗り心地より軽さ優先を理解していますし、私自身シート交換しようと思いつつ、重くなるのは嫌だなぁ…とか思って代えられていません。ちなみに PLATINUM LIGHT8 のシートも決して心地良いわけではなく UL7 143 よりはマシかも?という程度の話なので、念のため)
シートだけでなく、シートポストの調整高が UL7 143 と比べてだいぶ高くできるので、元々のタイヤサイズが 16インチと一回り大きいことと合わせて、UL7 143 と比べると身長高めでも対応できそうな点も良いところに感じます。
(UL7 143は16メモリまで)
(本製品は25メモリまで調整可)
上記写真を見ても、UL7 143 と PLATINUM LIGHT8 ではシートポスト調整の域がだいぶ違うことが分かると思います。身長 2m とか 1m 90cm の高身長の人が無理なく乗れるような自転車ではありませんが、UL7 143 よりは乗る人の許容範囲は広がっています。
ただ、ハンドルポストの調整幅は UL7 143 も PLATINUM LIGHT8 も同じ程度(以下の写真のように12メモリ)。ハンドルポスト同じ量だけ出してもタイヤサイズが違う分 PLATINUM LIGHT8 の方がハンドルが高く設定できますが、シートポストを高めに設定すると前傾姿勢が強くなってしまうのは変わりません(小口径自転車の常)。

UL7 143 は走行安定性に欠けるだけでなく、高身長の人、脚の長い人が快適に乗るのはやや厳しい部分もありましたので(私はどちらにも当てはまらないけど😭)、その点でも PLATINUM LIGHT8 は勧めやすい製品かな、と思います。 - 5)14インチモデルと比べて不利なのは公共交通機関での輪行のみ
- ここまでは、普段乗っている「超軽量小型だけど 14インチタイヤの ULTRA LIGHT7 TRY 143」と比べて概ね良い点、メリットを語ってきましたが、唯一どうにもならない点として
折りたたみサイズの差
があります。これは14インチと 16インチというタイヤサイズ由来なので、どうにもなりません。

以下で示すように PLATINUM LIGHT8 が他の 16インチモデル折りたたみ自転車と比べて特に大きいというわけでもありません(以下の表の太文字モデルが 16インチタイヤ製品)。
折りたたみサイズ 重量 UL7 143 650×560×360mm 7.3kg UL7 163 700×570×370mm 7.9kg PLATINUM LIGHT8 700×570×380mm 8.8kg DAHON K3 650×590×280mm 8.2kg DAHON K9X 720×620×390mm 9.5kg
ですが、14インチタイヤモデルと 16インチタイヤモデルでは折りたたみサイズに差があるのは分かると思います(DAHON K3 の折りたたみ時の厚みサイズが小さいのは付属ペダルが折りたたみ式のため)。
ULTRA LIGHT7 TRY143 に乗っていていつも物足りなく感じる速度感や走行安定性などの点で 16インチ折りたたみ自転車には魅力を感じていましたから、
購入時に迷っていた同じ ULTRA LIGHT7 シリーズの 16インチモデル TRY163 を買っておけば良かったかなぁ?
と思うことがありましたし、今回 PLATINUM LIGHT8 を買って乗ってみると
やっぱり 14インチと 16インチでは数字以上に乗り心地、安定感に差があるし、16インチの TRY163 にしておいた方が良かったかなー
と改めて思うこともあります。
ですが、実際に折り畳んだ状態で比較してみると、
数字以上のサイズ感の違い
はあります。
それをどう見るか、どう捉えるかは人それぞれの好みや使用スタイルに依るものなので良し悪しは言えませんが、電車やバスを使ってよく輪行している身としては、
他の魅力はあっても、14インチ折りたたみ自転車の(折りたたみ時の)コンパクトさと軽さには代えられへんなぁ
と思ったりします。
もし今からゼロの状態で小口径折りたたみ自転車を買い直すとしても、14インチ、16インチのどちらを買うかは経験がある分だけ余計に悩むと思いますが、それでも結局 14インチモデルを買いそうな気がします。それくらい輪行を考えると 14インチの折りたたみサイズ感にメリットを感じます(あくまで私自身の感覚ですが)。
(UL7 143の場合)
以前も書きましたが、14インチ ULTRA LIGHT 7 TRY143 なら足元の広い新幹線はもちろん、混雑時以外なら JR 西日本の新快速/快速電車のシートの足元にも収めることができます(上記写真参照)。
16インチだと新幹線や近鉄特急「しまかぜ」「ひのとり」にあるプレミアム車両や「伊勢志摩ライナー」「アーバンライナー」のデラックス車両の1人席(追加料金が必要ですが)の足元には置けても、新快速/快速電車のクロスシートの足元には無理で、座れるのはドア横の補助席かロングシートの端席のみ。
20インチ折りたたみ自転車の時はデカすぎて編成端の車両で広い空間があるところで立ちっぱなし……でしたから、それに比べると16インチもだいぶコンパクトなのですが、如何せん14インチ折りたたみ自転車に慣れていると、16インチの折りたたみサイズは一回り大きいことを実感します。
また、電車ではなくバス移動だと余計にサイズは気になります。特に最近は、山間部を中心に小型バスやマイクロバスを使ったコミュニティバスで運行されている事例が多く、そういった場合に大きな荷物を持ち込むのは気が引けます。
というか、事前に調べてマイクロバスの時は利用を諦めますし、小型バスの時は運転手さんに持ち込んでも迷惑にならないか聞くわけですが、その時も小さい方が良いですからねぇ。まぁ自転車を持ち込むこと自体が気を使うわけですが。

また、今回の購入は同行者用であり、基本的に車移動(必要があれば電車での輪行もあり?程度)なのですが、後部ラゲッジスペースへ入れる時もサイズ感の差は感じます。他の荷物が置いてあって 14インチモデルならサクッと空いてるところへ入れられるのが 16インチだと置いてある荷物を整理しないとダメとか、そういうちょっとした差は車移動でもあります。
とは言え、公共交通機関での輪行がない/少ない/重きを置かない人なら 16インチタイヤモデルでも問題ないどころか、走行安定性その他を考えて 16インチタイヤモデルを選ぶべきだと思います。
私の場合、ちょい乗りポタリングでも殆どは片道走行、行くところまで行って帰りは公共交通機関で輪行して(自宅または駐車場所の最寄り駅まで)戻ることが多く、どうしても輪行時のサイズ、重量にメリットを感じて UL7 143 を愛用していますが、そうでなければ PLATINUM LIGHT8 の方がベターだと思うくらいです。
(私が公共交通機関ではなく車で移動してポタリングすることが少ないのは、スタート地点とゴール地点を必ずしも同じ場所にしたくないからです。ケースバイケースですけれども) - 6)このメーカーらしい一般向け仕様は変わらず
- ULTRA LIGHT 7 TRY 143 購入後の感想記事でも何度か記しましたが、ルノーブランドを冠して販売しているこのメーカーの自転車は、
- 空気入れのバルブ形式がチャリダー御用達の仏式ではなく、国内の一般的な自転車と同じ英式バルブ使用
- チャリダー御用達の自転車だと付いていないことの多いスタンドが最初から付属
- 前後の反射灯も最初から付属
といった一般的な自転車の装備が最初から付属していることです。このあたりはチャリダー御用達ブランドとの違い、コンセプトというかターゲット層の違いを感じます。

(小さな百均ライトは後付け)
このあたりをどう評価するかは普段ロードサイクルに乗っているか、それとも一般的なママチャリ、電動アシスト自転車に乗っているか、など人それぞれのスタイル/考え方で変わってくると思います。
例えば、自転車に興味ある人種でもなければ手持ちの空気入れはだいたい英式バルブ用でしょうし、もしくは空気入れなんて持ってなくて空気を入れる時は自転車屋で借りて入れれば十分、という考え方でしょうから、そうなると仏式バルブが主流のチャリダー御用達ブランドの自転車より本製品の方が馴染みやすいと言えます。
(指定空気圧は2.8-4.6 BAR)
ただ、小口径自転車はママチャリなどより空気圧高めに入れなければなりませんが、英式バルブでは空気圧を正確に測ることができないため、私の場合 UL7 143 では変換アダプターで米式にしています。
が、小口径タイヤで変換アダプターを使うと空気入れの口を接続するのにスペース的な余裕がなく、ちょっと苦労します。16インチタイヤなら 14インチタイヤよりクリアランスに多少余裕はできるので、変換アダプターで米式バルブに変えても ULTRA LIGHT7 TRY143 で使うより問題は少ないと思います。
とまぁ、長々と書いてきましたが(2ヶ月くらい前に適当に書き散らしていたので😅)、当初購入を考えていた公称重量で 10kg を超える安さ優先の製品と比べると明らかに軽く、また 14インチタイヤの ULTRA LIGHT 7 TRY 143 と比べると圧倒的に安定して乗れる 16インチタイヤモデルの利点を実感したのは印象的でした。
冒頭でも書いたとおり、超軽量とは言わないがそこそこ軽量で、お値段も安いというほどではないが高くもなく、14インチと比べると断然乗りやすく、一般向け仕様でもあるので、
チャリダーじゃない人が
電車バスの輪行も考えて買う
折りたたみ自転車に最適
電車バスの輪行も考えて買う
折りたたみ自転車に最適
と感じたことは、購入直後から一貫して変わらない結論です。
あと最後に、PLATINUM LIGHT8 の輪行用袋ですが、私が普段 ULTRA LIGHT7 TRY143 で使っている⬇️の製品が使えました。
14〜16インチ対応と書いてあっても製品によってはキツキツすぎて難しい場合もありますが、上記製品に PLATINUM LIGHT8 はキッチリ入ります。ULTRA LIGHT7 TRY143 を入れる時と違って余裕はありませんが、入れるのに苦労するようなことはありませんでした。
収納サイズにちょっと余裕が欲しい場合なら、
⬆️こちらの輪行袋も 14〜16インチ用ですが、先の Rhinowalk 製品の輪行袋よりちょっとサイズ大きめでした。こちらの輪行袋も一時期使っていましたのですが、ULTRA LIGHT7 TRY143 だと余裕がありすぎて、もっとコンパクトな輪行袋が欲しくて今は先の Rhinowalk 製品を常用しています。
なお、輪行袋の Amazon 製品ページのコメントに「使ってるうちに穴が開く」と書かれている場合もありますが、折り畳んだ時にシートポストの底面が地面に当たる形で下げられるため、「そりゃ穴は開くだろ」って感じなので(穴をテープで塞いで保たせるとしても)使い続けていくうちに買い替えは必須です(私は今 4袋目😅)。
というわけで、こんなところで。
RENAULT PLATINUM LIGHT 8 (Amazon)
Panaracer エアチェックアダプター (Amazon)
Rhinowalk 輪行袋 (Amazon)
Velo Line MOBILLY (Amazon)