桜の季節はとうに過ぎ去り、新緑が目に鮮やかな季節になっているので、今さら桜時期の話をするのもなんですが、書いた内容が一部ロストしたり予約投稿をしたつもりが忘れていたりでしたので、今ごろになりました😅 でもって後編と連投更新です。

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今春は都合4回、桜サイクリングというか桜ポタリングをしてきました。天気が微妙な時もありましたが、以前から「あそこの桜並木をサイクリングしたらええやろなぁ」と思っていたところの 2箇所へ行けたので、ひとまず満足という感じでしょうか。

毛馬桜ノ宮公園を始めとする大川沿いの桜サイクリングについては、先月咲きはじめの頃に行って本ブログに記してありますし、伊丹〜尼崎付近の猪名川の桜も以前からヒコーキ撮影と絡めてよく行っていて、先日チラッと触れましたので、それ以外の2箇所について、行ってみた感想/状況を記しておこうと思います。

ちょいと大川沿いの桜🌸開花状況様子見
空へ向かうヒコーキ遠く

まず今回は、奈良・佐保川の桜並木。

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若草山の北の方から流れが始まる佐保川は、近鉄奈良線の北側を東西に流れ、平城宮跡の手前で南へと進路を変えて、国道24号線に沿うような形で南下して大和川に合流する河川です。

この佐保川沿いに、奈良市街の法蓮町から大和郡山市との境界近くまで 5km にわたって桜並木が続いています。具体的には奈良県立大学の北にある下長慶橋のあたりから JR 大和路線(関西本線)を渡る踏切の手前まで、ですね。

SakuraCycling2026SaboRiverMap3(赤線が桜並木区間、クリックで画像拡大)


三条大路(奈良県道1号線)が佐保川を越える高橋から南では、川の東側(左岸)に遊歩道が整備されていて、延々と桜並木が続いていて見事でした。また、川の西側(右岸)は車道ですがこちらも断続的に桜並木になっていて、両岸とも桜並木が続いています。

むかし右岸の車道を車で通って見かけた時に「向こう(左岸側)の遊歩道を桜サイクリングしたら良いんじゃないかなぁ」と思っていて、去年行くつもりだったもののタイミングが合わず、今年やや曇天ながら8分咲きのタイミングで行ってみました。

で、実際に走ってみると、

ずっと続く桜並木は綺麗で期待どおり、だけど遊歩道は路面状態が悪くて自転車で走るのは微妙だったなぁ


という感じで、4月以降の改正道交法を考えると遊歩道を自転車でわざわざ通る(≠走る)こともないかな、という印象でした(行ったのは3月)。以下、感想をつらつらと。



この日私が桜ポタリングしたコースは、近鉄新大宮駅からすぐ北を流れる佐保川へ出て、少し東の倉城橋まで行って折り返し、佐保川沿いに西へ向かい、迂回して近鉄奈良線を越えた後は大宮町6丁目交差点から、ひたすら佐保川沿いを南下しながら桜を楽しみつつ走りました。

前述のとおり、佐保川の桜並木は大和郡山市との境界近くの JR 大和路線の踏切の手前あたりまでですが、そのまま佐保川沿いに平城京羅城門跡のある羅城門橋まで南下し、帰りは秋篠川沿いの奈良西の京斑鳩自転車道(京奈和自転車道)を通って北上、平城宮跡に寄ってから新大宮駅へ戻ってきました(帰り道の方が良かった感も😅)。

SakuraCycling2026SaboRiverMap1(この日の行程、クリックで画像拡大)


上記のルートで 15km 程度、道もほぼ平坦なので、小口径の折りたたみ自転車やレンタサイクルでも気楽に走れると思います。帰りの奈良西の京斑鳩自転車道沿いには薬師寺や唐招提寺があり、そちらに立ち寄ってましたのでトータルで3時間半くらいでしたが、自転車走行時間は実質1時間程度でした。

今回は時間の関係上行けませんでしたが、羅城門橋からまっすぐ西へ 1.3km ほど行くと、桜の名所である郡山城跡なので、桜サイクリング/ポタリングなら是非立ち寄るべきところだと思います。行きは佐保川の桜を、帰りは観光込みで気軽に楽しめるコースだと思います(郡山城跡は時間の関係上、今回立ち寄らず)。

SakuraCycling2026SaboRiver12SakuraCycling2026SaboRiver16(京奈和自転車道沿いには薬師寺や唐招提寺がある)


近鉄奈良線の北側、佐保川が東西に流れる区間の桜並木は、今回折り返した倉城橋から東(上流側)にも 1km 弱ほど続いているのですが、近鉄奈良線より南側の佐保川が南北に流れる区間の桜並木沿いサイクリングを主目的としていたこともあって省略しました。

ただ、倉城橋あたりでは桜イベントのライブが行われているなど、ちょっとした祭り感はあったので、そこまで行ってみて正解でした。

SakuraCycling2026SaboRiver01SakuraCycling2026SaboRiver03(倉城橋にて)


さて、とりあえず佐保川の桜並木沿いの道を走ってみた印象を以下、箇条書きに述べておきます。なお、2026年3月時点での話ですので、その後は改正道交法施行などで状況が変わっている可能性はありますので、予めご了承ください。
  • 佐保川沿いの桜並木は素晴らしく、延々と続くので桜自体は満喫できる。
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  • 近鉄奈良線より北側のエリア(佐保川が東西に流れている区間)は駅や中心街に近く、またイベントをやってることもあってか花見に来ている人は多めで、両岸の車道は 1.5車線+α程度の道幅かつ歩車分離されている区間が少ないため、道路上を花見をする人と通行車両が錯綜している場合もあって、歩行者/車の両方に気を付ける必要はあった。
    SakuraCycling2026SaboRiverCapture01SakuraCycling2026SaboRiverCapture02SakuraCycling2026SaboRiverCapture03

  • 佐保川が近鉄奈良線をくぐる付近は川沿いの道がないので、川の西側の道路(または新大宮駅横)の踏切で奈良線を越していくことになる。
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  • 大宮町6丁目交差点より南の佐保川(南北に流れる)は左岸が桜並木の遊歩道になっていて、右岸は車道になっているが、車道側も桜並木が断続的に続いている(桜の木の量は左岸遊歩道沿いが多め)。
    SakuraCycling2026SaboRiverCapture04(遊歩道入り口)

  • 左岸の桜並木の遊歩道はそれなりの幅はあって地元民がふつうに自転車通行していたが(2026年3月時点)、砂利道の区間が多く、また舗装路であっても路面が良くないところも多くて、思いのほか自転車走行には向かない道だった。
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  • 砂利ベースの遊歩道区間には(川とは反対側の端に)フェンスで区切られた細い舗装路が作られているが歩行者優先と書かれてあり、乳母車や車椅子の方々が通っているので基本的に自転車は通行不可、砂利道側を通ることになる。
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  • 左岸の遊歩道では綺麗に舗装された区間もありますが、歩行者のために抗滑り性のある(=摩擦強め)の舗装になっているところが多くて自転車で快走するには不向き、まったりポタリングには悪くないものの走行時に振動多めで快適とは言い難いものでした。
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  • 途中、県道122号線の北側では左手から水路が合流するので、佐保川左岸をそのまま行くことはできず、右岸を走るか、水路沿いに少し東に迂回して佐保川左岸に復帰するかのいずれかになる。どちらも車道だが、後者の方が交通量は少ないのでマッタリ走行には向いている。
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  • 大宮町6丁目交差点から続く左岸の遊歩道は国道24号線の高架橋をくぐる手前、グリーンアリーナ奈良を過ぎたあたりまでで、そこから先の国道24号の高架橋をくぐるあたりの区間は遊歩道でも何でもないです単なる砂利道になる。ので、左岸遊歩道を走る場合もグリーンアリーナ奈良を過ぎたところで左手から来る車道で川を渡って右岸側へ行くのが吉。
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  • 近鉄奈良線の南から八条4丁目付近まで続く佐保川左岸道の路面状況を示すと、概ね以下の図のようでした。
    SakuraCycling2026SaboRiverMap5(クリックで画像拡大)

    赤線:車道、青線:砂利道+歩行者優先の細い舗装路、橙色:舗装の悪い車道(行き止まり)、緑色:簡易舗装または歩行者向け抗滑り性舗装路、黒色:遊歩道ではない単なる砂利道

  • 左岸遊歩道は週末でもお花見歩行者でいっぱいというほどではなく、人影まばらな区間も少なくなかったものの、地元民多めな分、小さな子供連れ家族や車椅子・歩行器などで花見している高齢者連れが多く、超ゆっくり走行で時には止まり、自転車を押して歩き、な感じ(そもそも砂利道など路面状態が悪い区間が多いので、ゆっくり走行以外無理だけど)。
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  • 左岸は基本的に車/バイクが入って来れない遊歩道が中心だが、一部区間は車道になっており、そこでは車が多く路駐してグランピングのようにして花見を楽しんでいる人たちもいるので、やや注意が必要だった。
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  • 佐保川右岸の車道はあまり広くない2車線だが、それなりに交通量はあって(県道122号線より北は交通量多め)走行に気をつける必要はあるが、左岸の遊歩道と違って普通に走れるし、右岸車道側も桜並木になっている区間は多い。
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  • チャリダーな人たちもチラホラ見かけたが、彼らは皆んな右岸の車道を走っていた(私は左岸と右岸を行ったり来たり😓)。

  • ただし、桜並木が終わる JR 大和路線の踏切を越える前後の区間は地元民定番の抜け道になっているようで、車の行き違いができないどこか、車が来たら自転車も通れないくらい道幅の細い区間もあるのにも関わらず割と車が来るので、対向車を待つ必要もあった。
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こんなところでしょうか。以下、補足しつつ追記の雑感を(最後に帰り道の話も少々←重要?)。

SakuraCycling2026SaboRiver05(奈良公園脱走鹿が住み着いていた)


佐保川の桜並木は関西では多少なりとも知られていても、あちこちのサイトに紹介されるほど全国的な桜の名所ではないためか、見頃の週末の昼頃だったにも関わらず遊歩道が人でいっぱいになるような混みかたではありませんでした。

所々でグループが溜まっていて歩道を塞ぎ気味である場所があったり、小さな子供含めた家族連れや車椅子や歩行器で歩く高齢者などが多い分だけ注意は必要でしたが、同時期に大川沿いの毛馬桜之宮公園の自転車道をたくさんの花見な人たちを避けながら走行するより(人に対する注意、回避という点では)ずっとマシでした。

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ただ、前述のとおり、左岸の遊歩道は路面状態が良くなく、桜を楽しみつつの低速ポタリングでも心地良く走る感じにはなれませんでした。地元民がフツーに自転車で通ってるので、何の躊躇いもなく行ってしまいましたが、

左岸遊歩道は自転車には不向き


と言って良いように思います。

右岸の車道を走るよりは圧倒的に安全ですから、多少路面状態が悪くても地元民が遊歩道を通るのは道理ではありますけれど、改正道交法以降のことを考えるとポタリング/サイクリングで敢えて走る道ではないと思います。

先に書いたように佐保川右岸の車道は通ったことがあるものの、左岸の遊歩道はどういう状況か判らなかったので事前に Google マップで確認したのですが(桜の時期に遊歩道がストリートビュー撮影されていた)、それを見るかぎりは簡易舗装多め?と想定したものの、実際はストリートビューで見る以上に路面状態は良くなかったですね(ストリートビューが撮影されたのは8年前みたいなので……)。

SakuraCycling2026SaboRiverCapture20(右岸も県道122号より南は交通量も少なかった)


かと言って、右岸の車道も決して広いわけでもないのに途中までは結構交通量があって神経を使いますし、自転車通行帯のマーキングもないので、14インチ小口径折りたたみ自転車でマッタリ桜眺めつつのポタリングには向いているとは言えませんでした。

ただ、ロードサイクルに乗ったチャリダーが速度にのって走る分には右岸の車道もさほど問題ないでしょうし、実際そういう人は幾人も見かけました。ロードサイクルで快走サイクリングする人は佐保川の桜並木が目的ではなく別の目的地へのルートでしょうから、通りがかりに桜を楽しむならちょうど良いかもしれません。

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反面、14インチの小口径タイヤの折りたたみ自転車を走らせる限り、平地ではフツーに漕いで速度に乗ったとしても時速 20km 前後。時速 30km 以上で快走するロードサイクラーとは車道で後ろから抜かされる車との速度差も違いますから心理的圧迫も変わります。

それに小口径自転車はどうしても安定性に欠け、路面の段差、穴などでタイヤを持って行かれてフラつく(時に転けそうになる)確率も高いので、車道の左端を走る場合は道路幅が広かったり、自転車通行帯がある条件でないとちょっと怖い、リスクを強く感じます。

ですので、佐保川右岸の車道を走るのは

「ロードサイクルで快走する人なら大きなマイナス点はなく桜と楽しめて良いコース」

となるかもしれませんが、

「小口径自転車でマッタリ桜ポタリングする場合には微妙」

というのが私の印象でした。通る車にあまり神経を持っていかれては、せっかくの桜も気楽に楽しめませんしね。

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ただまぁ、私自身

桜ポタリングで佐保川左岸の遊歩道をもう一度走るか?と言われると、もうええかなぁ……


と言うのが本音ですし、私の14インチ折りたたみ自転車は路面状況の悪い佐保川左岸を走って以降ちょっと調子が悪くなったんですよねぇ。佐保川へ行った以降も普通に走れているのですが、ちょっと気になる点が出てきてしまった状態です。

なので、(左岸が道交法の歩道かどうかはともかく)

車へのリスクを勘案しても自転車は基本的に右岸の車道を行った方がベターだったかなぁ


と後から思いました(後悔とかのレベルではないです)。基本的に右岸を行きつつ途中、佐保川へ東から水路が合流するあたり(南部第42号線)からグリーンアリーナまでは左岸が車道→広い遊歩道(で人影まばら)になるので、そこは左岸側をのんびりってのはアリだと思います。

そんなわけで、繰り返しになりますが、

延々続く佐保川の桜並木は素晴らしいものだったけど、左岸の遊歩道を通るにせよ、右岸の車道を通るにせよ、桜を楽しみながら自転車で気楽に走れるか、という点では、思い描いていたのとはちょっと違っていたなぁ


って感じの佐保川桜並木ポタリングでした。

私にとっての桜ポタリング/サイクリングは、「桜を楽しみながらストレスなく走れて(速度を出せるという意味ではない)、まったりリラックス花見サイクリング」が理想であるので、そういう観点での評価は(A〜E の 5段階評価で言うと)C と D の中間くらい、って感じでしたね。桜並木満喫という点では A でしたけど。

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でもって、帰り道の話。

冒頭で書いたように、私は羅城門橋の近くで休憩したのちは(薬師寺や唐招提寺に寄りつつ)秋篠川沿いの奈良西の京斑鳩自転車道(京奈和自転車道)を通って戻りましたが、

秋篠川沿い=奈良西の京斑鳩自転車道にも桜並木が結構続いていた

ので、

自転車で走るなら多少桜並木の数で負けていても、自転車で走るのに不向きな佐保川沿いの桜並木より、こっちの方が断然良いね!


と思いました。

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ということで、前々から実行してみたかった佐保川の桜並木ポタリングでしたが、

桜ポタリング/サイクリングするなら佐保川沿いの桜並木にこだわるより、秋篠川沿いの奈良西の京斑鳩自転車道(京奈和自転車道)も桜を満喫できるので、そちらがオススメ!

でした。佐保川の延々続く桜並木は素晴らしかったけど、奈良西の京斑鳩自転車道にも桜並木がこんなにあるとは知りませんでしたし、自転車で走る快適さを加味すると圧倒的に奈良西の京斑鳩自転車道オススメです。

私自身、もし来年このエリアを桜シーズンにポタリングするとしたら、佐保川沿いより秋篠川沿いの奈良西の京斑鳩自転車道を走って桜を楽しむと思います。歩行者自転車道として綺麗に整備されているので、小口径折りたたみ自転車でまったり走るのにも全くストレスがなかったですから。

ちなみに最後、奈良西の京斑鳩自転車道から新大宮駅へ戻るのに平城宮跡を通ったのは、単に一度自転車で通ってみたかっただけであり、平城宮内は砂利道なので別に走り良いわけではありません。昔から平常宮へ行くたび地元民が通学とかにフツーに走っていて、普通に自転車で走れる宮跡とかレアやなぁ、と思っていたので……

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次回は、文句なしの桜ポタリング/サイクリングだった丹波市氷上町の桜並木ポタリングを記しておきます。

(後編)→ 2026年春、桜ポタリング/サイクリング回顧【後編】丹波市・加古川の桜並木 〜文句なしの桜ポタリング