TediousPhoto20260306A

いつものようにメインスタンドで観戦していると見えない、メインスタンド・アウェイ側の GATE 2 下に待機している救急車。ピッチサイドにあって、いざ選手たちに何かあれば即座にピッチからそのまま救急車へ運んで、病院へ向かう体制が整えられている。

サッカーが時に命に関わるコンタクトスポーツであることは過去の事例が証明しているわけで、故に救急車待機というのは Jリーグの試合では義務付けられているわけだが、多くの人が関わって 1つの試合興行が成り立っている一例でもある。

普段のリーグ戦は年間パスで、メインスタンドの中央やや横、ホーム側の前の方で観戦しているので、年パス対象外の試合では普段と違う場所、だいたいバックスタンドに座席を確保することが多い。なので、いつもと違ってベンチを正面方向から見たりとか、年パスの席では見えないものが見えるのも選ぶ理由だったりする。



また、ACL は今回の大会から一眼レフでの撮影が禁止となったため、写真を撮るのに良い席を選ぶ必要もなくなったので、前方席ではなく比較的人の少ないブロックの中段あたりでマッタリ見ている。俯瞰気味に、いつもと違う視点でサッカーを見るのは悪くない。

ぶっちゃけ前方席の方がプレーする選手が近くて迫力はある。絶対テレビやネット中継では見られない体験があり、中継では絶対伝わらない音がそこにある。普段の年パスの席に高い金を払ってる価値は、そうじゃない席で見ると実感できる。

後方席や上層の席でもスタジアムを揺るがすサポーターのコールや雰囲気といったテレビやネット中継で伝わらないものはあるが、俯瞰で見ているのは多少テレビ中継感はある。とはいえ、最前列や2列目だと全体が全く見られないので、戦術論を語りたい人にとっては俯瞰で見られる座席がベストのはず。人それぞれの好みではある。

個人的なことで言えば、普段の年パスの席はメインスタンドの比較的前の方であり、ベンチもすぐ近く。監督や選手はそれこそ簡単に声の届く距離にいて、下手なことをすれば目立つ、ピッチからも見られてしまう席だから、お行儀良くというか、試合中は熱心に試合を見てるし、(撮影しながらだけど)応援もする。

ただ、ACL のように写真を撮る必要もないから少し端の方のブロックの中段かそれより上でマッタリ観戦となると、普段のベンチの横、選手たちからも見えてしまう席じゃないが故のリラックス感を持っての観戦。正直言うと、

こういうマッタリ観戦も良いよなぁ


なんて思っていたりする。まぁいつもコレだったら、すぐに今の年パスの席が恋しくなるのは確実だから、今の年パスの席は(お金と体力の続くかぎり)手放そうとは思わないけれど。

TediousPhoto20260306B

あと、写真を撮らないから、試合後に写真整理現像に追われることもないので、その点もメッチャ気楽。ACL が撮影禁止になったことで「写真が撮れなくなって残念ですね」みたいなことを言われるけれど、全く残念ではなくて、むしろ歓迎である。

毎年シーズンが始まる前に、「ピッチの近いパナスタになってから&高機能なミラーレス機が普及してから、写真を撮る人がやたら増えたし、もう別にワイが撮らなくても良いよね」と思って、今年も撮るか否かは悩むくらいだから、撮影禁止にしてスッキリ写真が撮れない状況は歓迎である。

ってか、不規則に速く動く被写体であり、照度の低いナイトゲームでシャッター速度を稼ぐ必要のある被写体でもあるから、おかげでカメラもレンズも高いものを買わざるを得なくて今まで散々出費してきた。

またスタジアムの観客席での撮影だから、レンズに関しては周りの迷惑にならない程度に小さめで、尚且つできるだけ明るいレンズ、という難題もある。

そういう出費や条件をクリアして撮った先に何があるかといえば、(SNS に上げて良いね!をいっぱいもらいたい的な承認欲求は元からないので)自己満足だけなのだけど、別にもう写真撮影に関しては自己満足を得られるどころか自分で合格点を出せない、満足に至れないストレスの方が多いからねぇ。

そんな状況なので、目立つことなく、写真を撮ることなく、人の少ないエリアでまったり観戦する良さを満喫できる ACL は意外と居心地が良い時間だったりする。