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iPhone の iOS 26 へのアップデートは、例年よりだいぶ遅くなって年始の空き時間に行った。写真の撮り過ぎでストレージが圧迫されてアップデートできなくなっていたのが主な理由だったが、iOS 26 に全く魅力を感じなかったこともあった。

スマホが進化の行き止まり感を醸し出して既に長い時が経っているが、ハードウェアだけでなくソフトウェア面でも毎年の OS アップデートに魅力を感じなくなって久しい。今は AI 統合がトレンドだが、それはスマホ、スマホ OS というよりは、その上のレイヤーの話。

スマホ黎明期の頃は、毎年の新しい OS リリースに色々期待してワクワクしたけれど、もちろんそれは当時のスマホ、スマホ OS の至らなさ、不便さが多いこと故で、それが新しいスマホ、新しいスマホ OS で少しでも解消して欲しいからでもあった。

それがおおよそスマホとして不便なく使えるようになってからは、いいね!👍と思える機能追加は極めて少なくなり、結果、見た目の変化に走りがちになってしまった、と感じるところはある。そして、大した機能追加もない iOS 26 では UI デザインを一新した。

UI デザインを一新して使いやすくなったのなら文句はないが、果たして使いやすくなったのか?という疑問は、1ヶ月半使ってきて消えない。使う前から疑問だったが、使い始めてもなお疑問である。



UI デザインを刷新して使い勝手が落ちた、とは思わないが、UI デザインを変えて使いやすくなったのでなければ、それこそ「見た目を変えただけ」でしかない。本質の伴わないうわべだけの変化。正直言って、個人的には、アップルもここまで堕ちてしまったか、という印象は拭えない。

UI デザインを変えて、純正アプリも大した機能追加がない割に、ちょこちょことボタン配置やメニュー構成を変える。今まで使ってきた人に明確なメリットを与えず、戸惑いと再学習を要求する。なんだかなーである。

スマホやこの手のガジェットに慣れた人間なら一瞬の戸惑いで済むかもしれないが、それで済まない人たちも多い。大きなメリットも提示せず、今までようやく何とか使えている人たちを戸惑わせる、場合によっては突き放すような変更は如何なものかと、未だに思う。

そもそも順当進化しかない、後追いが続く iPhone のメリットとは何かといえば、多くの人が使っている=周りに聞ける的な学習ハードルの低さと、変わらないことの良さ、実用品として使うスマホにおける安定安心さであったはず。それを軽視するようになったとすれば、残念なことだ。

日進月歩(というほどでもなくなったが)のスマートフォンの世界において、変わらないことは難しいのは理解できるし、昔のように「シンプルな良さ」を保持できないのも判る。

けれど、変わらないことの良さを押し出せるのは iPhone だけでもあるし、大きな機能追加など変更に値する理由のない、見た目だけの変更は iPhone / iOS の良さをスポイルするだけだと、iOS 26 を使ってきて思う今日この頃。