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先週から1週間開催されていた、日本航空写真家協会写真展「SKY GRAFFITI 2025」の大阪展@富士フイルムフォトサロン大阪(既に終了済み)。

毎年拝見させてもらってるし、大阪でヒコーキ写真展が行われるのはレアなのでなんとか行っておきたい、ということで最終日に梅田でアポがあったついでに、終了まであと数時間というところの滑り込みで観に行きました。

米軍だけでなく航空自衛隊への配備も進んでいるせいか、F-35 を写真展への写真題材としてピックアップする人も多かったのかな、という印象。以前より民間機写真が減った気もしたが、これは気だけかもしれない。

一番感じたのは、カメラやレタッチソフトの技術進化、特に AI ノイズ除去系の進化と普及の成果、ここ数年は本当にノイズレスな写真が増えたな、と。今回はより一層その印象を強くしたのは、光沢のプリント紙質ゆえだけではないように思ったのだけど、どうなんだろう。

航空写真では昔からノイズは徹底的に排除する傾向が強く(機体の細部を読み取るのに邪魔なものでもあるし)、Airplane-Pictures.net でピックアップされる写真もそうだし、如何にノイズレスで撮れるか競争的なのは今も昔もあるから、ノイズレスはヒコーキ写真の画質最低基準になった感もある。個人的には写真から受ける印象そのものも少し変わった気もした(良し悪しとは別に)。


富士フイルムフォトサロン大阪では多くの場合 3つの写真展が同時開催されていて、今回は『日本風景写真協会 大阪第1.2.3.4支部合同展「四季協奏」』という写真展の、アマチュアの方々が撮られた風景写真の作品の数々が印象に残ったし、自身の琴線に触れるところがあった。

ぶっちゃけ、作品を見ていて「スマホじゃなくカメラを持って撮らなきゃなぁ、撮りたいかもなぁ」と思わせてくれたのは、観に行ったヒコーキ写真展の作品ではなく、同時開催で、ついでに見た風景写真展の方だった。自分でも意外だったけど、ついでに見た方に刺激をもらいました🙏

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額装しているか否かで受ける印象はそれなりに変わるとしても、ぶっちゃけ、同じサイズ、同じ富士フイルムの「銀写真プリント」を使用しているとは思えないほど、「四季協奏」に参加している写真の方が写真展の作品として、プリントした作品としてより自然に、印象深く受け止められるところはあった。

ヒコーキ写真の方はプリント作品を見てもディスプレイで見ているかのような印象が強く、風景写真展の方は「これは全紙プリントで見る価値があるなぁ」「ディスプレイで見るよりプリントで見たい作品だよなぁ」と思える作品が多かった。

その印象の差がどこから来たのか説明できるほど、私には写真の知識がないのが申し訳ないけれども。

別にヒコーキ写真展の印象が悪かったわけでもないのだけど、ディスプレイでは伝わらない何かがより豊富にあったのは風景写真展の作品たちだったなぁ、と。