先週リリースされた MSFS 2024 Sim Update 4 のβ版 Ver.1.6.18 にて、前作 2020以来放置されてきた日本語表示設定時の ATC ウィンドウの表示バグがようやく改善され始めた(≠改善された)ことを記しました。
■ MSFS 徒然記【2025年10月編その1】〜SU4 最新β版で前作から5年放置されていた日本語表示時のATCウィンドウ不具合にようやく手が入った!
その2日後に記事執筆時点での最新β版 Ver.1.6.19 がリリースされましたが(明日か明後日にまた出そうだけど)、こちらは私がすぐに気づける内容でもなさそうでしたので、とりあえずアプデしただけって感じです。
なお Ver.1.6.19 でも日本語表示設定で一部空港における ATC ウィンドウの周波数選択肢が消えるのは変化ありません。それ以外の日本語 ATC ウィンドウ選択肢問題ははまずまず問題なくなっているので、PS5 版リリースまでに直ってくれることを期待したいですね。
(元々管制とのやり取りは英語なんだから英語表示設定でやれよ、ではありますけれど😓ちなみに音声はさすがに日本語だとすごーく違和感があるので、私も英語一択です。矛盾してますが、まぁ航空無線はホンマもんをしょっちゅうエアバンドレシーバーなどで聴いてますからね……)

さて、暑い夏場は爆熱体のゲーミング PC をあまり長時間起動したくなかったこともあって、MSFS をプレイするとしても短時間の VFR 遊覧飛行で気分転換プレイが多かったわけですが、1ヶ月前に World Update 20: JAPAN がリリースされてからは、その探索を楽しんでいることが多い昨今です。
World Update 20: 日本(以下 WU20)ではフォトグラメトリ手法によって生成されたデーターによる、ある程度遠目にはかなりリアルに表現された地上風景エリア(以下フォトグラメトリ生成エリア)が、東京広域を始めとして幾つか都市でサポートされたことがトピックでした。
(フォトグラメトリ= Photogrammetry は複数の写真から対象物の 3D CG のモデルデーターを取得・構築する手法で、昔からある技術ではあるものの、近年はデジタル写真と高性能 PC で普及が進み、最近はスマホアプリでサクッと作れるくらいの一般化された技術)
東京はかなり広域にフォトグラメトリ生成エリアが広がり、国内の MSFS系 Youtuber の公開する動画でも盛んにそのあたりを取り上げられているようですが、あちこち探索していると実は関西も公式リストに名前のある大阪、神戸、京都以外の地域まで、割と広くフォトグラメトリ生成エリアがサポートされていました。
(そもそも公式のWU20 フォトグラメトリ生成エリアリストは都市名を間違っていたり、だいぶ足りなかったりしている気が😓)。
ただ、フォトグラメトリ生成された地上風景が全てにおいて良いかと言えばそういうわけでもなく、既にフォトグラメトリ生成された都市風景が公開されている海外ユーザーの中でも言われていることですが、
と言われていて、その点については同意しかないですし、またWorld Update 20 に対応していない空港アドオンを入れると空港周辺に不具合が出るところも仕方ないとは言え、残念というか悩ましいところです。
とはいえ、WU 20 での日本の地上風景大幅改善はメチャクチャ嬉しく、歓迎であり、実際飛びまくっていますが、今回から数回にあたり、
「Wolrd Update 20 で嬉しく思うこと、欠点に絡んで悩ましいこと」
の雑感を書き連ねておきます。もっと早くに載せるべき内容ですが、糞ブログ書いているより MSFS で飛んでる方が楽しい WU 20 だったので仕方ないですね😅
と書いていたのですが、内容の関係上、フライト中のスクリーンショット画像を大量に貼り付けるなど記事が長くなりすぎましたので、
と3回に分けて掲載していきます。記事分割するほど内容があるわけではありませんが、やたら長すぎて画像を貼りまくる記事だとブラウザも重くなりますからね……😓
というわけで今回は
という内容にて。なお、フライト中のそのスクリーンショット画像は一部を除いてクリックで拡大画像が表示されます。
ということで、どうでもいいけど確かめたくなった「どこまでフォトグラメトリ生成エリアの範囲?」の東京広域編でした。くっそ長くなってしまったので、京阪神エリアについては次回に分けます。
東京については随分と広域にカバーされたとリリース時から言われていたので、これだけ広くてもそう驚かなかったのですが、京阪神エリアについては
「お、ここまでカバーしてるの?」
「あっちがあれだけカバーしてるのに、こっちは全然!?」
という感じでしたので、次回紹介してみます。
(続き)→ MSFS 徒然記【2025年10月編その3】〜リアルっぽい地上風景のフォトグラメトリ生成エリア境界線を探る旅・関西エリア前編・大阪&神戸周辺+和歌山
■ MSFS 徒然記【2025年10月編その1】〜SU4 最新β版で前作から5年放置されていた日本語表示時のATCウィンドウ不具合にようやく手が入った!
その2日後に記事執筆時点での最新β版 Ver.1.6.19 がリリースされましたが(明日か明後日にまた出そうだけど)、こちらは私がすぐに気づける内容でもなさそうでしたので、とりあえずアプデしただけって感じです。
なお Ver.1.6.19 でも日本語表示設定で一部空港における ATC ウィンドウの周波数選択肢が消えるのは変化ありません。それ以外の日本語 ATC ウィンドウ選択肢問題ははまずまず問題なくなっているので、PS5 版リリースまでに直ってくれることを期待したいですね。
(元々管制とのやり取りは英語なんだから英語表示設定でやれよ、ではありますけれど😓ちなみに音声はさすがに日本語だとすごーく違和感があるので、私も英語一択です。矛盾してますが、まぁ航空無線はホンマもんをしょっちゅうエアバンドレシーバーなどで聴いてますからね……)

さて、暑い夏場は爆熱体のゲーミング PC をあまり長時間起動したくなかったこともあって、MSFS をプレイするとしても短時間の VFR 遊覧飛行で気分転換プレイが多かったわけですが、1ヶ月前に World Update 20: JAPAN がリリースされてからは、その探索を楽しんでいることが多い昨今です。
World Update 20: 日本(以下 WU20)ではフォトグラメトリ手法によって生成されたデーターによる、ある程度遠目にはかなりリアルに表現された地上風景エリア(以下フォトグラメトリ生成エリア)が、東京広域を始めとして幾つか都市でサポートされたことがトピックでした。
(フォトグラメトリ= Photogrammetry は複数の写真から対象物の 3D CG のモデルデーターを取得・構築する手法で、昔からある技術ではあるものの、近年はデジタル写真と高性能 PC で普及が進み、最近はスマホアプリでサクッと作れるくらいの一般化された技術)
東京はかなり広域にフォトグラメトリ生成エリアが広がり、国内の MSFS系 Youtuber の公開する動画でも盛んにそのあたりを取り上げられているようですが、あちこち探索していると実は関西も公式リストに名前のある大阪、神戸、京都以外の地域まで、割と広くフォトグラメトリ生成エリアがサポートされていました。
(そもそも公式のWU20 フォトグラメトリ生成エリアリストは都市名を間違っていたり、だいぶ足りなかったりしている気が😓)。
ただ、フォトグラメトリ生成された地上風景が全てにおいて良いかと言えばそういうわけでもなく、既にフォトグラメトリ生成された都市風景が公開されている海外ユーザーの中でも言われていることですが、
- フォトグラメトリ生成されたエリアの見栄えが良いのは光のあるうちだけ(夜景は×)
- ある程度の高度から離れてみればかなりリアルだが、近づくとかなり残念
と言われていて、その点については同意しかないですし、またWorld Update 20 に対応していない空港アドオンを入れると空港周辺に不具合が出るところも仕方ないとは言え、残念というか悩ましいところです。
とはいえ、WU 20 での日本の地上風景大幅改善はメチャクチャ嬉しく、歓迎であり、実際飛びまくっていますが、今回から数回にあたり、
「Wolrd Update 20 で嬉しく思うこと、欠点に絡んで悩ましいこと」
の雑感を書き連ねておきます。もっと早くに載せるべき内容ですが、糞ブログ書いているより MSFS で飛んでる方が楽しい WU 20 だったので仕方ないですね😅
と書いていたのですが、内容の関係上、フライト中のスクリーンショット画像を大量に貼り付けるなど記事が長くなりすぎましたので、
- フォトグラメトリ生成エリアの楽しさ、そしてエリア範囲の境界線を探す旅・東京広域編(今回)
- フォトグラメトリ生成エリア範囲の境界線を探す旅・関西エリア前編/大阪&神戸周辺+和歌山
- フォトグラメトリ生成エリア範囲の境界線を探す旅・関西エリア後編/京都・奈良・滋賀
- フォトグラメトリ生成された素晴らしい地上風景の欠点と悩ましい問題
と3回に分けて掲載していきます。記事分割するほど内容があるわけではありませんが、やたら長すぎて画像を貼りまくる記事だとブラウザも重くなりますからね……😓
というわけで今回は
という内容にて。なお、フライト中のそのスクリーンショット画像は一部を除いてクリックで拡大画像が表示されます。
- 1)周辺エリアまでリアルっぽくなって遊覧飛行の臨場感大幅アップ!
- 何度も書いているように東京広域と京阪神は都心部だけでなく周辺部までフォトグラメトリ生成エリアでリアルっぽい地上風景になりました。都市部の風景(主にビルや特徴的な建造物)を強化する有償無償のアドオンはあって有り難く使わさせていただいていましたが、

こんな感じで都心部の建物は再現されていても奥に見える郊外部の建造物が殆どない、遠くから見た時は表示されない(生成されない)のはかなり物足りないところでした。データー量その他を考えれば仕方ない、と割り切れてはいましたけど。
ただ、今回の WU 20 では東京広域と京阪神、札幌、広島だけとはいえ、フォトグラメトリ生成によって都心部だけでなく周辺部まで地上風景が再現され、その結果、都心部を飛んでいても遠くに見える郊外の風景が非常にリアルな、ビルやマンションから一軒家までの雑然とした日本の都市郊外らしい眺望が得られて、不自然さがなくなりました。

馴染みある風景は都心部だけではありませんし、自宅であったり足をよく運ぶ場所が郊外にあれば、それらが(ある程度遠目に見ればリアルに見えるくらいに)ちゃんとした形で風景に反映されたことで、
地上風景を見ながらの遊覧飛行が
メッチャ楽しくなりました
今までも楽しかったですけど、立体としてリアルなのは都心部だけで周辺部は Google マップなどの航空写真の上を飛んでるだけでしたから(それでも感動はあったけれども!)。

太陽の塔、OSAKA WHEEL、エキスポシティ、そして我らがパナソニックスタジアムが揃う近隣の万博記念公園あたりは何度飛んでも「World Update 20 様様だなぁ、ありがたやありがたや🙏」と、しみじみ Asobo Studio に感謝しながら飛んでいます😓
フォトグラメトリでデーター化された地上風景は解析粒度が荒いせいか、建造物の近くに寄ると残念感はあるものの、従来は別途アドオンがなければ存在しないか、あってもただの箱でしたから圧倒的進化です。あべのハルカスとか OSAKA WHEEL は、元になる航空写真や地図データーが古すぎて存在すらしていませんでしたからねえ。
太陽の塔やパナスタは有志によるアドオンがあって、それを適用することでリアルな形状を再現できていましたが、ガンバ大阪の旧スタジアムである万博記念競技場やその周辺の建物などアドオンが出そうにないものもリアルに再現されたことは、地元民として本当に嬉しいです。
我がボロ家も見つけることができましたが、小さな家は解析粒度が粗目でフォトグラメトリ生成されたデーターでは適当再現になってしまうので、近寄ると従来の地図データー/航空写真ベースの自動生成よりマシかな?レベルですけど、近辺の駅や商業施設、工場などがそこそこ再現されてるのでリアル感が高まる印象があります。
ともあれ、ぶらぶら遊覧飛行していても都心部以外の地上がリアルになったことで、過去に行ったことのあるところや住んでいたところを色々思い出すこともあります。

⬆️「お、葛飾の清掃工場と、向こうは水元公園か。元自宅からは遠いけど一度だけ行ったなあ」とか

⬆️「松戸の競輪場も友達に連れられて一度だけ行ったなあ」なんて思い返すのも、従来の航空写真貼り付けベースより地上風景がリアルな分だけ頻度が多くなります。

そして当然、元自宅も探索。上祖師谷公園⬆️にはしょっちゅう行きましたねえ。未解決の世田谷一家殺人事件が起きた後は何度か自宅に刑事さんは訪ねてくるし、公園にブラっといくだけで職務質問されることも多く、あれで職務質問慣れしたかもしれません😓

懐かしい元自宅エリア。飛行機の機首の先あたりにある、環八からの細道が仙川へ向かう道と成城通り、その間の道の3つに別れる交差点のミニストップ(今はファミマ)には、車で客先から帰る時によく寄っていました。市区境界を挟んだ入間町の西友、セブンとともによく行った店なので懐かしいですね。
ただ、このあたりを離れてもう10年以上経つので、

え?ここどこ?タワマン?調布駅の手前って国領駅!?はぁ?いくら京王線の調布駅地下化完成前に離れたとはいえ、様変わりしすぎやろ……なんてことも(以前仕事先へ行くのに使っていた駅でした)。
半年くらい前、味の素スタジアムへガンバ大阪のアウェイゲームを見に行った時には京王線に乗りましたが、地下化されてるので見えなかったですし、地図アプリで見ていても敢えて3Dマップにしない限り、平面でしか見ないですからねえ。
あとフォトグラメトリによる生成データーが元になったことで嬉しかったのは
スタジアム、競馬場など
特徴的な形状の建造物がリアルに
なったこと。ビルのような箱型建造物は従来の航空写真ベース自動生成でも一応、箱形状のオブジェクトとして再現されていましたが、スタジアムとか競馬場の類は航空写真貼り付けただけのド平面というところが多かったですからねえ。正直それはメッチャ萎えましたし、慣れなかったですから。
(平面だった味の素スタジアムもリアルに)
(調布空港を使う時のリアルさが違います☺️)
(東京競馬場と府中市街、かなりリアル)
(平塚のレモンガススタジアムまでも)
(甲子園も有志のアドオンなしにリアル化)
(ここは放置でも良かった気がw)
さらに
工場やコンビナート、ガントリークレーンなど
臨海エリアのリアルさが大幅アップ!
されたのも個人的には飛んでいて嬉しい増し増し⤴️⤴️ポイントです。今までは一部を除いて平面な航空写真貼り付け+α程度でしたから、東京湾や大阪湾エリアの工業地帯の臨場感が全く違いますね。
特徴的と言えば高速道路もまた上空からは存在感のあるものですが、以前は大阪神戸の都市高速である阪神高速はデフォルトでは酷いものでした。
都心部のビル群は忠実に再現する SamScene3D の有料アドオン(OSAKA CITY WOW や KYOTO / KOBE アドオン)を入れても阪神高速の湾岸線が全く存在しないままで、Shige氏のアドオン無しには湾岸部が見られたものではありませんでした。
それが今回フォトグラメトリ生成エリア内では東京圏でも京阪神でも、しっかりくまなく高速道路がそれらしく表現されているのは、とても喜ばしいことです☺️

そして都心部だけでなく周辺もフォトグラメトリ生成ベースのリアルな地上風景になったことで、山村集落がカバーエリアに入っていると、
このように建物がほとんどない田舎風景でも、かなり立体感の違いを感じる地上描写になります。こういうのを見ると都会以外でも効果があることを実感できます。無理だけど、万が一日本全国カバーしてくれるなら本体代金の数倍払ってでも…とかサブスクオプションでも払っちゃうわ…とか思っちゃいますね。
それと、もう一つ。地上風景がリアルになり、特徴ある建物がちゃんと再現され分かるようになったことで
有視界飛行時の目標物が
見つけやすくなった
こともメリットです。今までは平面の航空写真だけで立体としては省略されていたり、あってもただの箱が建ってるだけ、なんてことも多かったので、WU20 での進化は離着陸含めた有視界飛行で大きな助けになっています。
とまぁ、こんな感じでリアルになったフォトグラメトリ生成エリアで飛ぶのが本当に楽しく、最近は海外エリアで VFR 遊覧フライトをしていません(そろそろ海外遊覧もまたしなきゃ)。
そして、このところ面倒と暑さで付けるのが嫌だった VR ゴーグルも持ち出してきて、久しぶりに VR プレイで精細になった風景を楽しんだくらい。先にも書いたようにフォトグラメトリ生成による地上風景再現は完璧ではないものの、
もうこのレベルの再現性から
戻ることはできんなぁ
って感じです。以前の記事にも書きましたが、今回完全スルーされた都市、特に名古屋と福岡といった大都市は今後 City Update でフォトグラメトリ生成エリア化されることを祈りたいですね。 - 2)フォトグラメトリで生成されたエリアはどこまで広いのか?東京広域編
- 東京都心部(の一部)は MSFS 2020 リリース直後に配信された World Update 1 でが詳細エリア化されましたが、今回は随分と広くなり、この1ヶ月でぶらぶら遊覧飛行しつつ地上風景のフォトグラメトリ生成エリアと従来の地図データー/航空写真による自動生成エリアの境界を調べたりしていました😓
軽く調べたところでは、東京広域におけるフォトグラメトリ生成エリアの境界線は鉄道路線的に言うと
総武線:成田空港
常磐線:藤代駅(龍ヶ崎の手前)
つくばEX:守谷付近
宇都宮線:古河駅の先
高崎線:新町駅〜北藤岡駅の間(藤岡 JCT 付近)
五日市線:武蔵五日市駅の先
中央線:小仏トンネル
東海道線:小田原城あたり
内房線:姉ケ崎駅〜長浦駅間(市原と袖ヶ浦の境界近く)
こんな感じでした。「首都圏全域」と言うには少々狭いものの「東京広域圏」と称するには十分なカバーエリアでしょう。
公式のカバーエリアリスト⬇️が公開されていましたが、ここに書かれていないエリアが多く、実際はリストから想像するより随分と広くて嬉しかったですね(京阪神エリアも)。
■ World Update 20: Japan - Points of Interest (POI) List - Official Microsoft Flight Simulator / News & Announcements - Microsoft Flight Simulator Forums
ということで、以下各方面を軽く飛んでみた結果です(あくまで 2025年10月における当方の環境での適当な結果であり検証とかいうレベルの話ではありませんので予めご容赦)。 - [2-1] 常磐線/つくばエクスプレス/成田方面
- 常磐線に沿って飛んで、新しくフォトグラメトリによって生成されたデーターに基づいたエリアと従来仕様エリアの境界線を探した結果、取手の先、龍ヶ崎の手前の藤代駅あたり(藤代駅と小貝川の間あたり)が境界線のようです。
⬆️上記のスクリーンショットでは左手前はフォトグラメトリ生成エリアの地上風景であり、右側や奥の方は従来仕様で自動生成されたエリアの地上風景になっていますが、明らかに雰囲気が違うことがわかります。主な差異としては、
- フォトグラメトリ生成エリアの一般家屋は色や形状が多彩で外壁は写真貼り付けになっている(ことが多い)が、従来仕様で生成されたエリアの一般家屋は形状も似ていれば色も単色ベタ塗りで、窓の形状含めて画一的
- フォトグラメトリ生成エリアの一般家屋は引いてみるとリアルだが、近づいてみると割とグチャグチャで形状が直線になっていない反面、従来仕様で自動生成されたエリアの一般家屋はきっちり直線で構成された直方体に同じような形状の窓が付いている
- 鉄道の線路はフォトグラメトリ生成エリアも従来仕様のエリアも航空写真貼り付けっぽいが、高架や盛り土になっている場合は立体感および高架の自然さに大きな差があり、フォトグラメトリ生成エリアの線路では不規則に架線柱が再現されていることがある(たいていの場合は架線柱とは似ても似つかない形状になっている)
- 道路に関しては、従来仕様で自動生成されたエリアの道路はほぼ航空写真貼り付けで、小さな川を渡る程度の橋は再現されず川の中を横断するような形状になっているが、フォトグラメトリ生成エリアの道路は航空写真ベースとはいえ立体感があり、路面に書かれた行き先や注意の文字も綺麗に再現され、時には信号や電柱などの道路に付随する構造物も再現されている場合がある(こちらも多くの場合は元とは似ても似つかない形状になっている)
- ビルやマンションについては、フォトグラメトリ生成エリアだとかなり忠実に再現され、寄って見ると一般家屋同様に外形が歪んでいる部分もあるが遠目にはほぼリアルに見える反面、従来仕様で自動生成されたエリアでは基本的にただの箱なので比較にならない
こんなところでしょうか。寄って見るとフォトグラメトリ生成エリアの建築物も結構歪んでいるのですが(外形が直線的にならない)、道路やビルの再現性が全然違いますし、何よりも従来仕様のエリアにおける家屋の形状は非常に単調なので、上空からではかなり雰囲気が違います。

フリーフライト画面でも衛星写真の精細さの違いで、フォトグラメトリ生成エリアと従来のままのエリアの境界線が判ります(判りづらい地域もあります)。⬇️以下はフリーフライト画面を龍ヶ崎の東西を含めてキャプチャした画像です。

これを見ると龍ヶ崎の西側(藤代駅のあたりなど)で精細感のある航空写真=フォトグラメトリ生成エリアが終わって少々粗めの写真になっていることが判ります。龍ヶ崎の東でまたフォトグラメトリ生成エリアになっているのは成田空港周辺までカバーしているのが影響しているようです。
次に、藤代駅からフォトグラメトリ生成エリアの端の方を通りながらずっと北上して、つくばの方へ向かっていくと、ラーメン山岡家・谷田部店あたりまではフォトグラメトリ生成エリアですが、圏央道つくば中央IC の手前でフォトグラメトリ生成エリアが切れます。


谷田部までカバーしているならもう一息、つくば学研都市までカバーして欲しかった感はありますが、どういう基準だったのでしょうか……
ちなみに成田方面は成田市が公式発表の TIN カバーエリアに入っていたので成田空港あたりまでだろうと想像がつくとおり、成田空港付近まではフォトグラメトリ生成エリアであることを確認しています。
このあたりをエリアの確認で飛んでいた時は、ウッカリしてフォトグラメトリ生成エリアと従来エリアの境界線を確認し忘れましたが、成田付近までカバーしていれば十分でしょう。
そしてフォトグラメトリによる生成で地上風景が随分と綺麗に、リアルっぽくなっているのにも関わらず、空港関係だけはフォトグラメトリによる生成対象外になっているような酷さ。
成田空港もなんでこんな⬇️に酷いのか状態です。成田空港には優秀な有償アドオンがあって買ってますから、そちらを使えば良いのでしょうけど WU20 に即したアップデートは欲しいところです。 - [2-2] 宇都宮線/高崎線方面
- 東京都心から東北本線、宇都宮線に沿って北上してみました。渡良瀬遊水地が見えてきて利根川を越えてもフォトグラメトリ生成エリアが続いていました。
これはかなりカバーエリアが関東平野の奥まで続いてるな、と思ったところで、古河市から野木町に入ったあたりのメガソーラーがあるあたりに従来仕様で生成されたエリアとの境界がありました。
⬆️上記の境界例では画面左下のソーラーパネル群の形状が途中で変わっていて、フォトグラメトリ生成エリアでは形状は崩れ気味でも立体なのに対して、従来仕様で自動生成されたエリアのソーラーパネルは平面、航空写真貼り付けだけになっていて明確に違いが判ります。
これくらい近くまで寄って見てしまうと一般家屋同様にフォトグラメトリによるデーターで生成された地上物も決してリアルではないのですが、数百mでも少し上空に上がってみると十分リアルな感じで見えるようになります。そもそも、こんな低空接近して見ることを前提にデーターは作っていないでしょうからねぇ。
ここから今度は渡良瀬遊水地の南側を回って西へ、埼玉県北部、高崎線方面へと向かいます。

渡良瀬遊水地の南側はフォトグラメトリ生成エリアの中であったわけですが、西へ少し進んだ板倉町に入るところで、フォトグラメトリ生成エリアと従来エリアの境界がありました⬇️

このあたりは⬇️フリーフライト画面の衛星写真で見ると一目瞭然です。

さらに西へと向かって利根川の南側へ出ると気がつけばまたフォトグラメトリ生成エリアになっていたのですが、北関東名物の総電灯の鉄塔が林立している地域でもあり、あの
気持ち悪い泥塔の群れ
をたくさん見ることになります。一応、これもフォトグラメトリによるデーターに基づいたエリア内の証拠ですけれども……


鉄塔が鉄塔として表現されず、泥が固まった塔のように表現されているので、低空で飛んでいるとマジで SF チックになって雰囲気ぶち壊しです。
従来の地図データー/航空写真からの自動生成では鉄塔が表現されたりなかったでしたが、あるとちゃんとした鉄塔になっていることが多かったので、フォトグラメトリベースの地上風景における鉄塔というか泥塔のダメな方での存在感は増し増し。なんとかして欲しいところです。
とまぁ、以前から思っている送電線鉄塔気持ち悪い問題はともかく、そのまま西へ向かっていくと……


関越道が利根川の支流である烏川を渡る手前あたりにフォトグラメトリ生成エリアと従来エリアの境界がありました。高崎線でいうと、北藤岡駅の手前、東側あたりになります。ここから西や北は従来仕様で自動生成されたエリアになっていました。

本庄、上里、藤岡に入ったあたりまでフォトグラメトリ生成エリアだったので、高崎までカバーされるのかな?と思いながら飛んでいたら、その手前でエリアが切れていて残念。基本的に、利根川より北はカバーされていないところが多いようです。
- [2-3] 中央線方面
- 前述したように元自宅付近をじっくりフライトした時や東京競馬場を見に行ったりしたことで、調布・府中あたりは完全にフォトグラメトリ生成エリアだったので、多摩エリアの西側、どこまで山の近くまでフォトグラメトリ生成エリアがカバーされているのか見に行きました。
立川飛行場 RW19 からセスナで飛び立って西へ。八王子駅付近だけでなく八王子の北の丘陵にある国学院大や創価大の八王子キャンパスや周囲 360度見渡しても、しっかりとフォトグラメトリ生成エリアに入っている模様。
中央線方面へ行く前に、ふと五日市方面へ向かってみました。こちらの方が知名度的に低いのでカバーエリアも狭いかな?と思ってみた次第です😓
あきる野市まではカバーしてるだろうけど圏央道を超えると……なんて思っていたのですが、イオンモール日の出の壁面は再現されているし(色々崩れてるのはデーター粒度が粗いからやむなし)、さらに奥へ奥へと行くと、五日市線の終点、武蔵五日市駅もちゃんと再現されていてビックリ!
「え?もうこの先は山の中、秋川渓谷なんだけど、どこまでフォトグラメトリでデーター作ったん?」と思ったのですが、さすがに武蔵五日市駅のすぐ先でフォトグラメトリ生成エリアは終わっていました。

あきる野から都道7号線で来て、駅の行き止まりで左折して数百mも行かないくらいでしょうか。家の形状がフォトグラメトリ生成エリアらしい直線のない形状の家と、従来どおりの航空写真から自動生成したエリアの直線的な形状で色が単一の家と混在しているのが判ります。
と、五日市方面の境界を確認したので南下して八王子へ戻り、中央線を西へ。「八王子が完璧にフォトグラメトリ生成エリアなら、高尾駅あたりまでは大丈夫かな?高尾山口あたりまでカバーしてると良いな」という感じで進んでいったのですが……
いやぁ、東京都・神奈川県境の小仏トンネル入り口ギリギリのところまでフォトグラメトリ生成エリアでカバーされるとは少々驚きました。これだけ低空近接で見るとフォトグラメトリによって生成されたデーターの地上絵は微妙ですが、小仏トンネル入口の施設もちゃんと再現されています。
ちなみに、ここから小仏峠を超えて(低空から失速寸前で超えていった😓)相模湖側に出ると、さすがにこちらは従来の地図データーベースで自動生成したエリアになっていました。これは仕方ないでしょう。

高尾駅から中央線に沿って裏高尾/小仏峠方面へ行かず、京王線で高尾山口駅へと向かうと、フォトグラメトリ生成エリアではあると思いますが、かなり崩れた形状で高尾山口駅が一応再現されていました。ホームの白い屋根だけが、⬇️高尾山口駅だと思わせてくれます。

ただ高尾山の上まで上昇してみると、ちゃんと山の上にある薬王院が再現されていて、高尾山あたりまではフォトグラメトリ生成エリアであることがわかります。ここまでフォトグラメトリ生成エリアがカバーされていれば、東京の西に関しては文句なしでしょう。
- [2-4] 内房線方面
- 次に房総方面。羽田空港から南下すると、POI (Points of Interest) として取り上げられてハンドメイドで作られた海ほたるもあり、フォトグラメトリによってアクアラインもリアルに再現されていますので、その対岸もちょっと期待してしまいます。
と思ったのですが、アクアラインを渡った先、木更津はフォトグラメトリ生成エリアから外れていて従来と同じ地図データーと航空写真から自動生成した地上絵が広がっていました。木更津本線料金所も平面で航空写真貼り付けのみ。残念。
房総方面は意外とカバーエリアが小さいんだなー、と思って左旋回して千葉方面を見ると、

手前は従来仕様のエリアなのは家屋を見れば明らかであるものの、奥の方は明らかにフォトグラメトリによってデータ生成されたリアル感があります。特にコンビナートあたりは明らかに従来の航空写真から自動生成したエリアでは出せない現実感ある造りです。
ということで、国道16号線や内房線に沿って袖ヶ浦から市原方面へと低空で飛んでいくと、袖ヶ浦市から市原市に入るかどうかのあたりからフォトグラメトリ生成エリアとなる境界線がありました。
フォトグラメトリ生成エリアに入ると線路には泥でできたような架線柱が表示され(送電線鉄塔と同じくどうにかして欲しい…)、道路に沿って建っている高圧電線の鉄塔も泥鉄塔になりがちという斬円さはあるものの、左手の埋立地では適当な自動生成建築物だったのが境界を超えると急にリアルな工場地帯になっています。
先にも載せたので繰り返しませんが、フォトグラメトリで生成されたデーターで再現される海沿いの工業地帯や港のリアルさは従来とは比較にならないので、これだけでも WU20 は大満足なくらいです。この再現性で、四日市とか水島とか見たいですけどねぇ……(ついでに夜景対応もしてくれれば、なんて😅)

- [2-5] 東海道線方面
- 東京から西南、東海道方面は横浜や鎌倉、そして小田原が公式に TIN エリアとして挙げられていたので、小田原までずっと、三浦半島も含めてフォトグラメトリ生成エリアでカバーされていると思っていましたが、確かに小田原駅の先、小田原城付近までカバーされていました。
海上自衛隊横須賀基地では停泊中の自衛艦も再現されていて、おおっ!って思ってよく見たら、左手には実質ミニ空母の「いずも」または「かが」のような自衛艦もあって、そのうちまた確認しに行かなきゃ、と思っています☺️
三浦半島の先の方へ行くと、フォトグラメトリで生成されたデーターの地上風景としては少々怪しげなところもありましたが、それでも概ね三浦半島全体がフォトグラメトリ生成エリアでカバーされているようです。
むかし屋根の開く車に乗っていた頃は三浦半島にもちょくちょくドライブに来ていたのですが、横須賀より先、逗子より南はあまり記憶に残っていないので、再現された景色がどこまでリアルっぽいのかはサッパリ分からず……
鎌倉より西の湘南〜西湘エリアは屋根開けてオープンカードライブをしょっちゅうしていましたし、鎌倉市内観光もそれなりにしてきたので風景に馴染みがあります。懐かしく思いながら再現された景色を見ていました。徒歩観光だと北鎌倉とか、長谷から極楽寺通って由比ヶ浜へ出る道が好きでしたね。
超低空で飛んでいる時の切り取りスクリーンキャプチャ画像では随分と現実より汚く変形して見えますが、実際はそれなりの速度で飛んでいますし、もうちょっと高度を取って飛んでいますから、実際の MSFS プレイ中ではそこそこリアル感があります。
そもそも今までと違って「現実と似ているか否か」で比べられるレベルになったこと、景色を見て違和感があまりないこと自体が凄いとしか言いようがありません。
相模川を越えて平塚市に入ってもフォトグラメトリ生成エリア内。先に載せたレモンガススタジアムを見に行ったり、小田急沿線まで北上してもフォトグラメトリ生成エリア内。
となると、小田原までずっとエリアカバーされてると思っていいのかな……と思いつつ、西へ。
「小田原まで(海沿いは)パーフェクトにカバーされてた!もしかしてこのまま熱海くらいまでカバーされてるの?箱根はどうなん?」と思った瞬間、小田原城を過ぎ、早川を渡るところでサクッと終了。フォトグラメトリ生成エリアから従来の地図データー&航空写真による自動生成エリアへ切り替わり。


小田原駅のすぐ先の小田原城付近から早川のあたりが境界線のようでした。ここまで来たなら熱海や湯本まで……なんて思わなくもないですが、むしろここまで広域にカバーしてくれたことが嬉しいし、感謝ですね。
小田原だけピンポイントにフォトグラメトリ生成エリアで、鎌倉から先の茅ヶ崎や平塚、大磯は知らんで〜となっていても、おかしくなかったわけですから。

ということで、どうでもいいけど確かめたくなった「どこまでフォトグラメトリ生成エリアの範囲?」の東京広域編でした。くっそ長くなってしまったので、京阪神エリアについては次回に分けます。
東京については随分と広域にカバーされたとリリース時から言われていたので、これだけ広くてもそう驚かなかったのですが、京阪神エリアについては
「お、ここまでカバーしてるの?」
「あっちがあれだけカバーしてるのに、こっちは全然!?」
という感じでしたので、次回紹介してみます。
(続き)→ MSFS 徒然記【2025年10月編その3】〜リアルっぽい地上風景のフォトグラメトリ生成エリア境界線を探る旅・関西エリア前編・大阪&神戸周辺+和歌山































































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