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月曜日の出かける直前に腰をピキッとしてしまって、今週はずっと酷い腰痛続き。先週末の小松基地航空祭は雨天もあって断念した分、岐阜基地航空祭には……と思っていたが、正直難しいかな、と思ってた。天気予報も良くなかったし。

三連休初日の昨日も午前中に野暮用こなした後、午後から神戸ポートアイランドでの南極観測支援の砕氷艦「しらせ」一般公開へ行こうと思っていた。が、昼までに4時間待ちの行列ができ、正午には受付終了と。艦船の一般公開は最近やたら混むから、きっとそんなことになりそうな気がしていた。

もっとも、神戸に向かう前の最寄駅で知ったので損失はなく、なによりも何時間も立ちっぱなしで待機列にいたら、最悪の状態から多少復活しつつある腰が死んでただろうから、これは行かずに済んで良かったのだと前向きに考えられた。

で、その最寄駅から帰る前に、ちょっと考えて今日の岐阜基地までの切符を買っておくことにしたわけです。当日早朝に起きて腰の状態を見てから、と思っていましたが、そういうことにすると、ワイの場合はだいたい行くのが億劫になるパターン😅

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なら先に切符を買っておけば、少なくとも岐阜へ行くつもりで朝早くに起きるのは起きるだろうと。最悪キャンセルになっても往復乗車券と新幹線の自由席特急券だけだから、払い戻し手数料は 220円×3 で済む。

電車で行く場合、始発で出ても、新幹線の名古屋まわりというお大尽モードで行っても、オープニングフライト(8時半)には絶対間に合わないので、10時からの機動飛行までに基地に入ってエプロンに辿り着けていたらええわ、というのは最初から決めていました。

さらに行きは京都→米原の一区間だけ新幹線を使って時間短縮。新幹線特定区間運賃 990円で 45分遅く出発できるのは大きい。朝の45分で何よりも貴重で、大きな余裕。さらに、その19分間の新幹線の間で心置きなく朝ごはん食べてコーヒー飲んで…が可能ということもあって新幹線チョイス。

とまぁ、そんなこんなで結局、岐阜基地航空祭へ行ってきたわけです。腰の状態も少しはマシになったので。と言っても、行きの京都駅で既に痛みがぶり返していたので、また悪化は避けられないと思いますけど、仕方ないですね(明日朝起きた時が怖い😱)。

岐阜基地航空祭に行くのは2年ぶりですが、基地の中に入って航空祭を真っ当に楽しんだのは10年以上ぶりかな。いつも写真撮影を考えて基地の南側、いわゆる畑ポイントに行って撮って帰って、なので基地の中に入ったのは久しぶりでした。

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前回10年ほど前に基地の中へ入った時も南会場だったので、メイン会場の北会場に行ったのはホント久しぶりでしたが、いやぁ短時間でしたし、キャンセルもありましたが、飛実団(飛行開発実験団)の素晴らしいフライトを堪能しました。

今回はカメラを持って行かず、「一般民として基地内のメイン会場でまったり航空祭を楽しむ」つもりで、カメラなしの小型軽量体制でパッキンしていたのですが、前夜寝る前に、うっかり予行の写真を見てしまって「派手なペイントの記念塗装機くらいは撮っておこうかな……」と日和って、結局カメラを持って行ってしまいました😅 大砲レンズではなくて小砲くらいのレンズですけどね。



ブルーインパルスも来なければ岐阜名物・異機種編隊飛行も今年は1回のみということで、フライトプログラムは午前中だけ。なので、滞在時間も2時間半くらいでした。ま、家庭事情的に、なかなか家を空けられないので、私にとっては好都合でしたけどね。

その短めフライトプログラムの中でも、メインディッシュとも言える異機種大編隊が天候不良で中止になったのは非常に残念でした。雨は降ってなかったものの、直前の天候偵察のタイミングで雲が低く、30分違ったら飛んでいたはずですが、お天気には勝てないのが航空祭。止むを得ません。

ですが、
  • 機動飛行でド派手な飛実団(飛行開発実験団)70周年の記念塗装機は背中や尾翼含めてしっかり堪能したし
  • 飛実団ならではの F-15 試験法デモではベイパーコーン!も見られたし
  • 異機種大編隊がなくなった代わりの各機離着陸プログラムでは大きな XC-2 が会場正面でナイフエッジなど機動飛行さながらに巨体をド派手に飛ばし、
  • 紅白の XF-2 101号機がフライトしてくれて皆んな大喜び

など、見どころはいっぱいあって短時間で少ないプログラムでも十分堪能できました。

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去年に引き続きブルーインパルスが来ない、天気も微妙(曇りを基本に小雨だったり薄日だったり)だったせいか、来場者数が 3万5千人と、岐阜基地航空祭ではかなり少なく、ブルーが来なかった去年の半分、ブルーが来る時と比べたら5〜7分の1くらい。

でも、そのおかげで、行きも帰りもどこかで列を作って待つということがなく、航空祭では必ず起きるパケ詰まりの通信難民になることなく、そして最後にシャッターを切ったのが 12時31分なのに、エプロンから新北門を抜けて蘇原駅まで十数分歩いて、数分遅れだった 12時46分の電車に乗れましたからねえ。

正直言って、航空祭もこれくらいだったら楽で良いです。写真を撮ることに必死ならなければ、天気は別に曇りでもいいですし。って、雲が低いとフライトキャンセルはあるし、ブルーインパルスは青空バックで見ないと全然ですけどねえ。

いずれにせよ、岐阜基地航空祭 2025 十分に楽しみました。岐阜基地ならびに飛行開発実験団をはじめとする関係者の皆さまには御礼申し上げます。

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