TediousPhoto20250930

一枚の写真にポエミーなひと言を添える。そんなパターンが苦手である。


自分はできない、という話だけでなく、見るのも苦手である。SNS でよく見かけるパターンであるし、写真展でプロの写真家さんの写真に添えられていても同じ。

ちょっとカッコ良いクールなひと言 or 啓蒙的な一文、叙情を膨らませよう、そんな意図が透けたワードを見てしまうと、うわぁぁぁ〜という感じで、もはや写真は目に入らない。そっ閉じ、または回れ右。

本当はそういったひと言、一文が、写真を見る人の思いを掻き立てる、もしくは写真から受けるイメージをより作者(撮影者)のイメージや伝えたいものに誘導する要因になるのだろうが、私の場合は口には出さないけど、心の中で「キモっ」と思ってしまう。

まぁ、そういうお前の感性がダメなんだよ、と言われればその通りだし、アートに対する感受性はホント持ち合わせていないなぁ、と思うけれど、今さらである。家庭環境もあったし、仕方ない。

でも SNS では、写真一枚に、多くを語らずともその手のひと言があった方が(何も語らないより)ウケが良いよなぁ、と思うことは多々あって、しかし真似したくても身体が受け付けないからどうにもならない。仕方ないね。


Amazon_OugiChojuIwai(尼で「写真 ポエム」と検索したらこんなのばかり😅)