今週は TOKYO GAME SHOW 2025 が開催されているわけですが、それに合わせてマイクロソフトも日本を意識したタイトルやシナリオのリリースが相次ぎました。
目玉はオープンワールド系レースゲーム Forza Horizon シリーズ最新作「Forza Horizon 6」の舞台が日本になるという発表。来年発売で現在のトレーラームービーはまだチラ見せもない程度なので、正直どんなものになるかは未知数。
Horizon シリーズは風景の雰囲気も重要ですから、ありがちな海外スタジオが作る「日本のようで日本でない何か」にはなって欲しくないなぁ、と思ってます。Horizon シリーズは以前 Game Pass 加入時にプレイしていた程度ですが、出来が良ければ買いたいですね。
他にも Microsoft Games からは「Age of Mythology: Retold」では日本をテーマにした DLC が、「Call of Duty: Black Ops 7」でも日本をベースにしたマップが発表されていたようですが、Microsoft Flight Simulator 関連も
と日本向けの発表がありましたので、早速試した World Update 20 日本の印象も含めて雑感を少々。
とまぁ、ダラダラとやたら長くなりましたが、こんなところで。
(今月の2024データー通信量が…)
■ MSFS 徒然記【2025年9月編その1】〜SimUpdate 4 beta リリース&チラ見、新しい東京アドオン他
■ MSFS 徒然記【2025年9月編その2】〜SU4 β版からSU3に戻したりまた入れたり etc.
目玉はオープンワールド系レースゲーム Forza Horizon シリーズ最新作「Forza Horizon 6」の舞台が日本になるという発表。来年発売で現在のトレーラームービーはまだチラ見せもない程度なので、正直どんなものになるかは未知数。
Horizon シリーズは風景の雰囲気も重要ですから、ありがちな海外スタジオが作る「日本のようで日本でない何か」にはなって欲しくないなぁ、と思ってます。Horizon シリーズは以前 Game Pass 加入時にプレイしていた程度ですが、出来が良ければ買いたいですね。
他にも Microsoft Games からは「Age of Mythology: Retold」では日本をテーマにした DLC が、「Call of Duty: Black Ops 7」でも日本をベースにしたマップが発表されていたようですが、Microsoft Flight Simulator 関連も
- MSFS 2024 の PlayStation 5 / 5 Pro 版発表(12月8日発売)
- World Update 20: Japan リリース
- LOCAL LEGEND 22: YS-11 リリース
と日本向けの発表がありましたので、早速試した World Update 20 日本の印象も含めて雑感を少々。
- PS VR2 対応は興味深いが……MSFS2024 PS5版
- 戦後最初で(最後の)国産旅客機 YS-11 懐かしとセールに負けて購入
- 首都圏など「一部」地域の風景は大幅改善!でも空港アドオンは必要だが… World Update 20: Japan
- 特定エリアは素晴らしく改善、京阪神も見違える風景に(特定エリア以外はお察し)
- 2024 プレイ時はデーターが落ちて来ないと古いままなので注意
- 1)PS VR2 対応は興味深いが……MSFS 2024 PS5版
- 唐突に発表された感はなくはないものの、当然ながら MSFS 2024 制作時点からマルチプラットホーム化、実質ワンプラットホームである PC / Xbox だけでなく PS5 への展開も考えられて作られていたのは間違いないでしょう。
SNS での海外の反応では、PS5 版の発表に対して「2024 の売り上げが芳しくないから大きな問題を放置して PS5 版を売るんだ」みたいなリプも散見されましたが、元々新作を作るにあたって PS5 にも展開する前提でトータルの売り上げを、予算規模を確保していたのでしょう。ただの改良版では、十数年ぶりの新作であった前作 2020 と同等以上の売り上げは見込めなかったでしょうしね。
■ Microsoft Flight Simulator 2024 Soars Onto PlayStation 5 - Microsoft Flight Simulator
ただ、フライトシムはかなりニッチのゲームカテゴリーなので(レースゲーム/シムと比べても相当に小さい)、正直 PS5 版がどれほど売れるのかは……と思っています。日本で(エースコンバットのようなヒコーキゲームではなく)フライトシムをプレイしたい場合は PC に走っちゃってると思うんですよねえ。MSFS じゃなく DCS World 目当てとかでも。
Xbox 版もパッケージ購入ではなく Game Pass でプレイしている人の割合が多いと聞くので、Game Pass のない PS5 版ではどれくらい売れるのかは私も知りたいくらいです。
でもって、PC 版で遊んでいる私が PS5 / PS Pro でプレイするメリットは皆無なのですが、唯一興味を惹いたのは
来年のアプデでPS VR2対応
になるとのこと。
PS VR2 もあまり目立った話題はないものの、VR とフライトシムの相性は圧倒的と言っても良いくらいに抜群ですし、PS VR2 にはアイトラッキングがありますから、
アイトラッキングを利用した描写(負荷軽減)が MSFS 本体で実装されるなら、PC 用 VR ヘッドセットにも恩恵はありそう?
と思ってしまいます。
最近 VR プレイはご無沙汰してますが、その理由が重い VR ヘッドセットをかぶるのが億劫になっていることで(特に夏場は無理)、それゆえ軽量な VR ヘッドセットを買いたいと物色はしているところですので、PS VR2 対応時に MSFS 本体の VR 対応もどう変化(改良)していくか楽しみです。
ただまぁ、どちらにしても VR プレイは負荷が高いので、PS5 版では PS5 ではなく PS5 Pro 専用または推奨になりそうな気がしますけど……
あと最後に、PS5 版リリースとともに Boom Supersonic XB-1 というデモンストレーション用機体がリリースされ、音速の壁を超えることができるようになりまっせ、と書いてあるけど、音速の壁を超える時に外部視点だったらソニックブームの衝撃波が再現されるんでしょうか…… - 2)戦後最初で(最後の)国産旅客機 YS-11 懐かしとセールに負けて購入
- シーナリーアップデートの World Update / City Update と同じタイミングでリリースされることの多い LOCAL LEGEND シリーズ。名機を MSFS 上で蘇らせて販売するものですが、私自身は全く興味がなくて毎回何がリリースされたのかも気に留めずスルーしていました。
ですが、今回日本を対象とした World Update 20 とともに LOCAL LEGEND 22 としてリリースされたのは YS-11。日本航空機製造 (NAMC) が製造した戦後最初の、そしておそらくは最後の国産旅客機。
■ Microsoft Flight Simulator Releases Local Legend 22: The NAMC YS-11 - Microsoft Flight Simulator
私自身は、機体を増やしてもオペレーションを覚えきれない(特に旅客機)ので、あまり機体を増やすつもりはなくて、特に有料の機体は今まで2回しか購入したことがないのですが、
思い出の飛行機を記念購入
って感じで買いました。発売記念のセール価格(3,200円→2,100円)でもありましたしね。


ちなみに MSFS 2020 のマーケットプレイスでは買い切りのみですが、MSFS 2024 のマーケットプレイスでは3日間/1週間レンタルおよび1日の無料トライアルも用意されています。

YS-11 は私が飛行機に乗って旅行し始めた頃にはギリギリまだローカル路線を飛んでいたので乗った経験もありますし、退役直前の頃に敢えて乗りに行ったこともあった(記念品をもらった)くらいなので、おぢさんの郷愁購入であります。30代以下の人は乗る機会もほぼなかっただろうと思います。
「思い出の飛行機を記念購入」と書いたように、買ったけど飛ばす予定なし、だったのですけど、コクピットの様子や内装を見てみよう、音も聞いてみよう、ということで YS-11 を選択してフライト開始。


コクピットのメカメカしさが良いですが、これを全部見ながら飛ばすのは私には無理そうです。と思って、内装を見るだけのつもりが、スロットル入れて飛ばしてみたら妙に安定してフライトできたので、軽く東京遊覧飛行へ。
最後の人力旅客機と呼ばれた油圧システムなしのワイヤードな旅客機で、飛ばすのに腕力が必要だったとパイロットのトークショーで聞いた覚えがありますので、実機はこんなに安定して飛ばせるような機体ではなかっただろうと思いますが、そこはそれ、お遊び機体ということなのでしょう。
マニアは不満でしょうが、実機に完全に即していたら(あの計器を全部見ながら)まともに飛ばせる自信はないので、私はこれくらいで OK😅リアルさを追求してしっかりシミュレーションする人のための機体は、別にあれば私は問題なしです。

飛んでいる最中に客席の方にも行ってみましたが、私は最後に YS-11 を飛ばしていた日本エアコミューター (JAC) の機体しか知らないので、JAC 塗装や JAC 仕様のシートとかあれば嬉しいなぁ、なんて。
あと、客席の騒音はこんなもんじゃなかったと記憶していますが、どうですかねぇ。うるさいにも程があった、という記憶しかないんですが……いずれにせよ、おぢさんには懐かしさ満点なので、今後もたまに飛ばしてみたくなるかもですね。 - 3)首都圏など「一部」地域の風景は大幅改善!でも空港アドオンは必要だが… World Update 20: Japan
- 今年初めくらいにアップデートのリリーススケジュールが示された時、Secret という項目があったのはコレだったのね、と納得しました。その Secret 扱いだった 20回目の World Update は、MSFS 2020 リリース直後に出た最初の World Update から5年近くぶり 2回目の日本シーナリーアップデート。
ちょっと前に地図データーのお漏らしが少しあったので、近いうちに日本国内の地図データーも変わるのかな?という話がありましたが、TGS 2025 に合わせた World Update 扱いでの更新でしたね。
■ Microsoft Flight Simulator Releases World Update 20: Japan - Microsoft Flight Simulator
■ 『Microsoft Flight Simulator』の「World Update 20: 日本」が配信 - Xbox Wire Japan
初期の World Update はデーター量も少なく、日本の後に World Update としてリリースされたアメリカやイギリス、フランスなどは 2回目の World Update や、それに加えて City Update で補強されたりしていたのですが、初回 World Update の日本は長らく放置プレイ。
もっとも、販売元のマイクロソフトは米国の会社であり、開発元は欧州な上、そもそもフライトシム人口はあちらの方が圧倒的に多いので、それも仕方ないかなーと諦めていたところに今回のリリース。

今回 World Update 20 における追加データー量は約 16GB と、なかなかのサイズ。マイクロソフト的には「史上最大級のワールドアップデート」という謳い文句(データーサイズだけ見ればもっと大きなアップデートはありましたが)。
一番期待される 3D 写真測量を元にしたフォトグラメトリ都市エリア(注目エリア/Area Of Interest、AOI)は東京広域に加え、大阪、京都、札幌、広島の 4都市。注目地点(Point of Interest、POI)としてハンドメイドで作られた観光地/建築物も 67箇所と前回の日本アップデートから大幅増。
POI の layout.json ファイルのサイズを見ても前回 World Update 1 の時は 63KB だったのが、今回は 908KB と 14倍以上なので確かにデーター量も大幅増量であります。

また、今回 5つの空港が新たにハンドメイドでしっかり再現されたのですが、その内訳が北海道スペースポート、利尻空港、佐渡空港、北九州空港、薩摩硫黄島飛行場の5つ。
World Update 1 でも八丈島,慶良間,釧路,長崎,下地島に加えて、諏訪之瀬島空港が選ばれていたわけですが、今回も薩摩硫黄島飛行場(既に運用休止)が入っており、
中の人は薩南諸島好きなん?
と聞きたくなります😅 ってか、ハンドメイド空港の選択基準が分からない……

ちなみに、注目エリア(AOI)として地図データーが詳細化され、建造物もリアルに近い形で再現されるフォトグラメトリエリアは「23」と紹介されているので、23都市または23都道府県と誤解されている紹介も見ましたが、フォトグラメトリエリア 23エリアのうち16エリアは東京広域エリア=首都圏となっていて、残る7エリアは大阪が3、札幌が2、広島/京都がそれぞれ1 となっています。
なので、これらのエリアは圧倒的な改善がなされたものの、
AOI に選ばれなかったエリアは
ほぼ変わっていない
ので、はっきり言えば
凄いアップデートだが
日本の大半の景色は変わりなし
でもあります。見栄えのする東京&首都圏や、外国人に人気の観光地である京都、広島、札幌などの北海道エリアには力が入っているけれど……な印象も正直ありますね。
個人的には
23 もフォトグラメトリエリアのうち東京広域に 16 も割り当てるなら、福岡とか名古屋にちょっとくらいリソースを割いてあげなよ……
と思ったりしましたね。できれば今まで日本が対象になったことのない City Update で、名古屋や福岡に救済措置をあげて欲しいところ。
ちなみに、World Update 1 の日本アップデートでは仙台、高松、徳島、宇都宮、東京、横浜が注目エリアでしたが、大幅刷新された東京・横浜エリアはともかく、他の4都市は従来のままみたいです。
あと、注目エリアかそうでないかに関わらず、カスタム空港としてピックアップされなかった空港はリアルさゼロの描写のままなので(フォトグラメトリ化でもっとマシになるかと思ったが)、
ハンドメイド空港以外は
空港アドオンが必須
ですね。
ただ、アドオンによっては地上のズレなど表示がおかしくなるものもあるので、逐一確かめつつ入れていくしかないですね。可能なら、今回の日本アップデートに対応してくれるのを待ちたいところ。
いずれにせよ、AOI 対象エリアは素晴らしく改善されたけど、それ以外は特に変わらずなので、飛ぶ地域によってだいぶ感じ方は変わるかな?というのが、今のところの World Update 20 に対する自分の印象です。
ただまぁ、個人的には「今までアドオン無しでは酷かった京阪神エリアが圧倒的改善」されたので、それだけで満足ですけれども。
ということで、京阪神やそれ以外の地域をちょこっと飛んでみた印象を次項にて。 - 4)特定エリアは素晴らしく改善、京阪神も見違える風景に(特定エリア以外はお察し)
- World Update 20 をインストール後、まずは自らのホームタウンエリアである京阪神エリアを飛んでみて確認しました。今回の World Update 20 では大阪エリアや京都も AOI、注目エリアとして詳細なデーターによるフォトグラメトリ都市化され、神戸も POI 注目地点となっているので、身近なエリアでどう変わったかの確認です。
予め MSFS Addon Linker で風景・空港系のアドオンを全部外し、MSFS のコンテンツマネージャーでもマーケットプレイスで購入したアドオンを削除、さらにキャッシュも削除……と思ったら、MSFS 2020 ではローリングキャッシュをオフにしてました😓(フレームレートが少し伸びる or 安定するとかだったかな?)


後述するように、データーをクラウドからストリーミングしてくる MSFS 2024 ではデーターが更新されず古いまま飛んでしまうこともあるので、ダウンロード済みのデーターを使う MSFS 2020 で飛んでみました。

伊丹空港から常識に反して右旋回して中央環状線沿いに飛んできて千里中央付近。ここまで来るだけでも
めっちゃ地上のリアルさが増してる
という印象を受けてました。大阪のフォトグラメトリ都市化は 3エリア分とのことですが、大阪市内だけでなく北摂エリアや阪神エリア(の一部)もフォトグラメトリ仕様になっているようです。ありがたい!🙏
斜陽の町「せんちゅう」のビルも従来よりずっとリアルっぽいですし、中央環状線と新御堂筋のジャンクションも従来より良い感じ。上新田のマンション群もリバーガーデンのマンションも以前よりはマシになりました。色も形状も違うのが多いけど。

で、万博記念公園へと近づくと、今までアドオン無しでは影も形もなかった「太陽の塔」に「オオサカホイール」(日本一の巨大観覧車)、そして我らが「パナスタ」もある!!
え?マジで?もしかしてアドオンを切り忘れた?キャッシュが悪さしてる?と思って、一度 MSFS を終了して確認したのですが、やはり今回の World Update 20 におけるフォトグラメトリ都市エリアの恩恵のようです。よく見ると太陽の塔もパナスタも今まで使わせていただいたアドオンとは描写が違いました。ニフレムの屋根も再現されてます。


パナスタは使っていたアドオンの方が良いなぁ、と思ったものの、MSFS 本体デフォルトでここまで再現されれば文句なしです。ってか、アドオンで太陽の塔やパナスタは入れられても、遠くからでも目立つ丘の上の巨大観覧車がなかったのは違和感ありましたからねぇ。
そして、大阪市内方面へ。新大阪駅近くから見る景色は従来とは一変。今まではハルカスもない状態で、Shige 氏の無料シーナリーアドオンもしくは有料の SamScene3D 製 OSAKA CITY WOW を入れないと、とても見られたものではない大阪市内の遠望風景でしたが、いやー、パッと見で大阪市内と判るようになりました☺️

ハルカスがあるだけでも全然違いますし、以前は「コレどこの河川敷?」だった淀川河川敷の状態もリアルになりました。航空写真が貼られただけのような駅舎だった新大阪駅も立体的になり、周りのビルもただの直方体からそれっぽく変わりました。
ただ、地図データーはまだちょっと古いようで、うめきた第2期は未完成、更地のままの時になっています。以前より更新されているところもありますが(以前はアドオン無しではハルカスもグランフロントもなかった…)、工事の様子を見るにまだ3〜4年くらいは前ですかねえ。

【追記】数年前のデーターかと思ったのですが、広島市内を飛んでみると昨年開業のエディオンピースウイング広島ができていました。

となるとエリアによっては2年前くらいのデーターの場合もある、ということでしょうか。【追記終わり】
3D データーから起こされた建築物を再現するフォトグラメトリ都市エリアの威力はかなりなもので、従来は航空写真ベタ貼りだった大阪駅も立体的になり、周辺のビルの形状もそれっぽくなりました。ハンドメイドで作られたアドオンと比べてもビルの特徴はだいぶ似せてこれていますし、周辺との色味のマッチはアドオンよりこちらが上。


帝国ホテルのある OAP タワーから京橋 OBP、そして大阪城までもかなりリアルさが増しました。デフォルトでこれなら文句のつけようがありません。大阪城も遠目には十分リアルで、OSAKA CITY WOW アドオンの大阪城公園の酷さと比べると、このエリアはこちら一択です。


でもって、従来は存在しなかったハルカスや天王寺エリアも、地図データーが少し古いのとハルカスが汚れすぎじゃね?というのを除けば文句なし。遠くの京セラドームも悪くないです。

通天閣も探して見つけました。アドオンのハンドメイドで作られた通天閣は少し浮いているので目立ちますが、リアルだとこんな感じになるんですかねぇ。
あと、個人的にすごく良くなったと感じるのは、先の北摂エリアもそうでしたが、大阪市内だけでなく周辺部の描写が断然良くなったこと。大阪のフォトグラメトリ都市化エリアは(南部を除いて)結構広いので、飛んでいてリアル感が増して嬉しいですね。
⬇️以下は天王寺から東へ進んで久宝寺や八尾あたりなのですが、大阪から生駒山方面へ飛んでいると以前はメッチャ平面的だったんですよね。それが今はリアルな感じで地上に凹凸がある。八尾のタワマンは全然形が違うけど、それでも今までのように何もないと目印にならないので、あるだけでも全然違います。

ただ、スクショは撮っていませんが、大阪は湾岸エリアがダメダメなままで、主要な橋がなくて途切れていたり、有名な建築物が表現されていなかったりで、その点だけがもう一歩、残念な点でした。
で、神戸。フォトグラメトリエリアとして名前は上がっていませんが、注目地点として神戸タワーもあるので、どうかな?と思って飛んでみたところ、中心部まではフォトグラメトリ化された詳細表現になっていました。


以前は航空写真貼り付けだったノエビアスタジアムもリアルっぽい立体建造物になっていて、おおって感じでしたね。
また、六甲アイランドや阪神高速その他の橋梁も見事に表現されていて素晴らしいですね。東六甲大橋もハンドメイドの有料アドオンと遜色なくて、神戸エリアは(神戸空港を除いて)もうアドオンの必要はないかなぁ、って感じに。

京都も郊外を除いてフォトグラメトリ都市化されていて、京都タワーとか有名寺社仏閣にハンドメイド建造物が幾つもあるようです。



個人的には大文字山の「大」の字がしっかり見えたので納得です。学生時代はすぐ近くで見られましたから、なんとなくこだわります😅


滋賀県に入るとフォトグラメトリ都市エリアからは離れて以前どおりの地上表現になるのだろうな……と思いましたが、大津市の中心部あたりまではフォトグラメトリ都市エリアなのかな?と思わせるくらいの描写でした。
山中峠から見る大津市内の風景もリアルっぽいですし、琵琶湖上からなぎさ公園あたりを見ても、確か以前はアドオンを入れないと大津プリンスホテルはなかったはずですし、琵琶湖ホールもなかったような……記憶違いかもしれませんが、何度か飛んでみてそんな気がしてます。



東京エリアは真っ先に飛んでいる人も多いですし、Youtuber の紹介動画などでも盛んに取り上げられるでしょうから、わざわざ私が言及することもないですね。東京を離れて10年以上経つ上、最近は出張などで行くことも激減したので、最近できた建物とか分からないですし。
でもまぁ、とりあえず

隅田川沿いのアサヒビールのビルの💩っぽいオブジェクトがフォトグラメトリ都市化でどこまで再現されているかは観に行きました😆全く問題ないですね!


国内向け MSFS 動画で一番取り上げられる首都圏エリアは従来も素晴らしかったのが一段と良くなり、何よりもかなり広い範囲でフォトグラメトリなエリアとなって映えまくるようになりましたが、前項でも書いたように
東京・首都圏など一部エリアは凄い改善
だけどそれ以外は……
なのも事実。
個人的には国内では行ったことのない場所(結構少なくなりましたが)、しばらく訪れていない町といった地方へ行くのが好きなので、そういうところの描写が変わらないとなると(激変した京阪神などを除いては)若干の物足りなさは残ります。全部をカバーするのは無理と判っていますけど。
また、注目地点として有名観光地その他の建造物がハンドメイドで作られていますが、それも当然ごく一部。なので、軽く回ってみただけでも、
であり、福岡とか名古屋は従来どおりシーナリーアドオンを入れないとちょっと厳しいかなーって感じです(空港はもちろんのこと)。
日本国中全てがフォトグラメトリなエリアになるのは無理にしても、5大都市の名古屋、福岡と、観光都市でもある金沢、那覇あたりは将来に期待したいところです。コストと時間を考えると難しいだろうけど…… - 5)2024 プレイ時はデーターが落ちて来ないと古いままなので注意
- MSFS 2024 はデーターを基本的にクラウドからダウンロードする形を取っていることが 2020 との大きな差異で、そのおかげでダウンロードサイズは小さく、起動も速いわけですが(MSFS 2024 の隠し機能でデーターを事前ダウンロードすると起動は遅くなる)、その弊害として
ダウンロードが遅いと
機器表示や風景描写が更新されない
ことがあります。先に書いた YS-11 を購入して初フライトする時も、フライト開始でコクピットに入ったら黒い板が全面にあるだけで「は?どうなってんの?」と焦って5秒してから計器が表示されました。データーのダウンロードに時間がかかったわけです。
これは風景描写にも言えることで、今回 World Update 20 がリリースされた日に MSFS 2024 で試し飛び、と思って飛んだら、
となって、え?どうなってんの??と思いましたが、飛びながら随時ダウンロードしての新しいデーターへの更新ができなかったようで、キャッシュに残っていた古いデーターが使われたためのようでした。なので、
MSFS 2024 で World Update 20 を初回フライトする前にはキャッシュを削除推奨
ですね。事前ダウンロードする MSFS 2020 は問題ないですけれども。
とまぁ、ダラダラとやたら長くなりましたが、こんなところで。
(今月の2024データー通信量が…)■ MSFS 徒然記【2025年9月編その1】〜SimUpdate 4 beta リリース&チラ見、新しい東京アドオン他
■ MSFS 徒然記【2025年9月編その2】〜SU4 β版からSU3に戻したりまた入れたり etc.















