(2025.6.15追記:SimUpdate 3 最新β版 Ver.1.5.7 がリリース翌日にやっと当方環境でも更新できたので、Ver.1.5.4 時点の雑感に追記しておきました)
昨年末 Microsoft Flight Simulator 2024(以下 MSFS 2024)をプレイし始め、あまりの出来の酷さに生温かく改善を見守る記事として「MSFS 2024 その後」と題して月に数回 MSFS 雑記を書いてきました。
未だバグ満載で前作 MSFS 2020 のクオリティ、安定性に届いていないと思いますが、それでも先月リリースの SimUpdate 2(以下SU2)でそれなりの改善が見られたことなので、いつまで経っても「MSFS 2024 その後」でもないと思うので、上手く飛べない初心者雑記としてタイトルを変えておこうかと思います。書いてる内容のない内容は変わりませんが。

MSFS 2024 の SU2 β版が出てインストール、プレイし始めた頃は、その改善具合にインパクトがあったこともあってしばらく 2024 を中心にプレイしていましたが、いまはそれも落ち着き、
というスタイルに戻りました。2024 でも旅客機フライトをプレイすることが結構ありますが、遊覧飛行的にちょい飛びする程度の時間しかない時は、アプリの起動時間が圧倒的に速い 2024 を立ち上げちゃいます。適当遊覧飛行だと諸々のバグもあまり気にしなくて良いですし。
あと、MSFS 2024 の次期アップデートである SimUpdate 3 のβ版(以下 SU3 β)をインストールしてプレイし始めているものの、幾つかの点を除いては(見た目や操作関係で)SU2 ほど大きな改善はなさそうなので、SU2 β版の時ほどアレもコレも試したくなるようなことがないのも 2024 比率が下がった一因でしょうか。
■ MSFS 2024 その後【2025年4月編その1】〜 SimUpdate 2 Beta を試して感じた改善点、未だ変わらぬ点
■ MSFS 2024 その後【2025年5月編その1】〜 SimUpdate 2 正式版リリース、SimUpdate 3 β開始、MSFS 2020 にも…
その SimUpdate 3 β版はまだチラ見程度なのですが、個人的に気になっていたことを幾つか確認したこともあるので軽く SU3 βの雑感と、FlyByWire 機アップデートの件、そして前回記事で書いた色々なトラブルの経過報告的なことを以下に。

長くなりすぎましたので、ひとまずこんなところで。
先日ラダーペダルを購入しましたが、またいずれの記事にて。
昨年末 Microsoft Flight Simulator 2024(以下 MSFS 2024)をプレイし始め、あまりの出来の酷さに生温かく改善を見守る記事として「MSFS 2024 その後」と題して月に数回 MSFS 雑記を書いてきました。
未だバグ満載で前作 MSFS 2020 のクオリティ、安定性に届いていないと思いますが、それでも先月リリースの SimUpdate 2(以下SU2)でそれなりの改善が見られたことなので、いつまで経っても「MSFS 2024 その後」でもないと思うので、上手く飛べない初心者雑記としてタイトルを変えておこうかと思います。書いてる内容のない内容は変わりませんが。

MSFS 2024 の SU2 β版が出てインストール、プレイし始めた頃は、その改善具合にインパクトがあったこともあってしばらく 2024 を中心にプレイしていましたが、いまはそれも落ち着き、
- 旅客機フライトは安定安心の前作 2020 中心
- 個人用飛行機で遊覧飛行的に飛ぶ時は 2024 メインで
というスタイルに戻りました。2024 でも旅客機フライトをプレイすることが結構ありますが、遊覧飛行的にちょい飛びする程度の時間しかない時は、アプリの起動時間が圧倒的に速い 2024 を立ち上げちゃいます。適当遊覧飛行だと諸々のバグもあまり気にしなくて良いですし。
あと、MSFS 2024 の次期アップデートである SimUpdate 3 のβ版(以下 SU3 β)をインストールしてプレイし始めているものの、幾つかの点を除いては(見た目や操作関係で)SU2 ほど大きな改善はなさそうなので、SU2 β版の時ほどアレもコレも試したくなるようなことがないのも 2024 比率が下がった一因でしょうか。
■ MSFS 2024 その後【2025年4月編その1】〜 SimUpdate 2 Beta を試して感じた改善点、未だ変わらぬ点
■ MSFS 2024 その後【2025年5月編その1】〜 SimUpdate 2 正式版リリース、SimUpdate 3 β開始、MSFS 2020 にも…
その SimUpdate 3 β版はまだチラ見程度なのですが、個人的に気になっていたことを幾つか確認したこともあるので軽く SU3 βの雑感と、FlyByWire 機アップデートの件、そして前回記事で書いた色々なトラブルの経過報告的なことを以下に。
- 1)今朝出た SimUpdate 3 最新β版は公式から注意事項あり
- MSFS 2024 の次期アップデートである SimUpdate 3 のβ版がリリースされて1ヶ月。SU3 β最初のリリースから半月ほどは矢継ぎ早にアップデートがリリースされ、5月内に Ver.1.5.1 から Ver.1.5.4 まで進みましたが、ここしばらく音沙汰なしだと思ったら、今朝 Ver.1.5.7 がリリースされました。
■ Sim Update 3 Beta (1.5.7.0) Release Notes - June 13th, 2025 - Sim Update 3 Beta | MSFS 2024 / Beta News - Microsoft Flight Simulator Forums
前回リリースの Ver.1.5.4 から 1.5.7 とバージョン番号が飛んでいるように、今回はかなり多数の修正点が入っています。SU3 βリリース後もバグリストには「SU3 で作業中 (In Progress)」ラベルが多数あったのですが、今回の Ver.1.5.7 でだいぶ Fixed 表示になりそうです。
個人的にも 2024 プレイ開始当初から気になっていた、セスナ 208B でオートパイロット時の挙動についても手を入れられたらしいので(Increased Yaw damper gain to fix dutch roll with autopilot)、試すのが楽しみです。が、
今朝リリースされたものの
まだ当方には更新が降ってこない
状況なので試せていません。公式アナウンスとして「配信パイプラインの直前の遅延により、アップデートが表示されるまでにまだ数時間かかる場合があります」とあります。
Please note due to some last minute delays with our publishing pipeline, it may still be several hours before the update shows up. We are working to resolve the issues with the publishing pipeline now, but are posting these release notes in advance as it’s unclear precisely when the update will become available.
ちまちま書いていた本記事を予約投稿する前に公式フォーラムを見たら今朝の Ver.1.5.7 リリースを知ったのですが、リリースから8時間経つ今も更新が降ってこないので、Ver.1.5.7 での変更点の感想はまた後日ということで。セスナ 208B 意外にも EFB のバグ(後述)について直ってそうな期待はあるのですが……
(まだ1.5.4から変わらずorz)
また、この SimUpdate 3 β最新版の
Ver.1.5.7は開発元から注意事項
があり、従来から指摘されていた SimUpdate 3 β版のパフォーマンス問題について調査するためのテレメトリが追加されたため、大きな空港周辺やフライトの再開時に深刻なパフォーマンス低下を引き起こす、とのこと。
Multiple active investigations are in progress for the performance issues reported on Sim Update 3, but we need your help!
We’re continuing to narrow down cause of the performance issues, and have added additional telemetry to the latest SU3 flighting update (1.5.7.0) to aid our investigation. :police_car_light: Please note 1.5.7.0 will cause severe performance degradation around large airports and when restarting flights (most severe on Xbox Series X|S) :police_car_light: . However, the data and feedback you provide is critical to solving these issues.
ですので、通常のプレイを楽しみたい人には向かない状態になっているのでβ版利用は当面やめた方が良いかと思います。
当方は前回の MSFS 記事で触れたように MSFS のフレームレートが極端に落ちてしまっている問題があるので、今回のテレメトリ調査に協力してβ版を継続するつもりです。
■ MSFS 2024 その後【2025年5月編その2】〜SU2推奨だからとGeForce Driverをアプデしたら😩
ウチの場合 GeForce ドライバをアップデートしてから問題が発生し、SimUpdate 2 でも同様の状況なので、SimUpdate 3 β版で発生している問題とは異なる原因だとは思いますが、後述するようにかなり酷い状態になっているので藁にもすがる感じで調査協力はしておこうかと。
いずれにせよ、昨日リリースされたばかりの SU3 最新β Ver.1.5.7 は改善点も多いが使用にはリスクあり、ということで。
【追記】本記事投稿翌日になって当方環境も Ver.1.5.7 に更新されました。
負荷が多少高くなっているのは感じますが、当方の環境は後述するパフォーマンスの問題を抱えているので、きちんと比較はできません。というか、重くなりすぎて RTX 4080 SUPER なのに WQHD でカクカクになって辛いです……
本記事に書いた内容を Ver.1.5.7 で確認した点などは、以下の項目で追記しています。 - 2)SimUpdate 3 β版チラ見 〜これは!という改善もあるがSU2ほどのインパクトは無し
- 前項でも書いたように、今朝リリースの最新β版 Ver.1.5.7 はまだ更新がかからないので、以下は一つ前のβ版 Ver.1.5.4 における話になります。最新β版 Ver.1.5.7 では修正が入っている可能性もありますので、その点はご了承ください。
今回の SU3 βをちょっとだけですが試して、個人的な SU3 グッドポイントは
- 固定翼機(一般的な飛行機)で飛ぶ時は、空港位置を表示する空港ラベル機能をオンにしていてもヘリポートは表示されなくなった
- 公式にはアナウンスされていないが、MSFS 2024で全面ストリーミング化されてしまった各種データー(マイライブラリにあるもの)を事前ダウンロードできるようになった
この2点。他の改善とか個人的に気になっていたバグとかはまだ感じられていないです(Ver.1.5.4 時点)。まだβ版を入れてからそんなに飛んでいないこともありますが、
SU2の改善と比べると若干地味目
という印象はあります。
それでも着実に改善しているところはあって
鬱陶しいヘリポート表示が(一部だけ)改善
されたのは良かった点の一つ。
MSFS 2024 になって空港位置表示ラベルを有効にするとヘリポートの位置ラベルも表示されるようになり、都市部ではヘリポートのラベルが乱立してしまい、事実上使えたものではなくなりました。
それが SU3 βでは、飛行機選択で固定翼機を選んだ場合にはフライト中の空港ラベル表示からヘリポートが除外されるようになりました。前作 2020 と同じ表示となってスッキリ!
MSFS 2024 で何故こんな馬鹿な仕様にしたのか、せめて空港とヘリポートの扱い(カテゴリ)を別にしなかったのか、プレイしていて違和感がないのかと256回問い詰めたいところですが、やっと空港ラベル表示スイッチを有効にしても目障りな状況にならなくなりました。
まぁ半年以上酷い状況が続いたので、MSFS 2020 の時は表示させていた空港ラベルも今はすっかり非表示がデフォルトになってしまったので(その方がリアルでもある)、今さら直されてもなぁ、っていう感じはありますけど😅
おまけに、フライト中のヘリポートラベルは消えたが EFBでは変わらないし、フライト中も ATC ウィンドウでの近隣空港選択では相変わらずヘリポートばかり表示されて使い物にならないまま。もうね、アホかバカかと……
「2024 で空港ラベルを有効にしたらフライト中にヘリポートラベルが鬱陶しいことになってるからヘリポートラベルを消せるようにしろや!」と言われたら、フライト中のヘリポートラベルだけ消して ERB や ATC は放ったらかし、というのは如何にも MSFS 開発チームらしい行き届かなさ。お前らホンマにちゃんとプレイしとるんか?っていう気がいつもするんですよねぇ……
そして今回 SimUpdate 3 における目玉機能になりそうなのが、各種データーのダウンロード機能。公式にはまだβ版のリリースノートには書かれていなかったと思うのですが、最新β版では「マイライブラリのダウンロードに通知機能がつきました」みたいなことが書かれていたので、周知の話って感じでしょうか。
MSFS 2024 ではインストールサイズおよびインストール時間の短縮のために、MSFS 2020 ではダウンロードしていたフライトに必要なデーターの多くのストリーミングでプレイ中に随時配信される形になりました。
それゆえ MSFS 2020 登場時に多く批判されたインストールサイズやインストール時間、起動時間は短縮されたものの、反面プレイの快適性がすこぶる落ちたことは今さら言うまでもないところ。
そのせいか、MSFS 2024 登場直後から「2020 の時みたいにデーターをダウンロードしてプレイさせろや」という声は多く、それがやっと実現した形になります。
マイライブラリにある各項目が対象で、機体毎に事前ダウンロードすることで初めて乗る機体で計器を拡大しようと思ったら一瞬止まるとかもなくなりますし、World Update / City Update をダウンロードすることで地上風景が粗い表現から詳細な表現になるまでのタイムラグも減りそうです。
また、キャリアモードやディスカバリー、チャレンジやトレーニングも項目毎にダウンロードでき、アドオンも一部を除いてダウンロード可能なようなので、容量に余裕があれば事前ダウンロードしておくことで MSFS 2024 に感じるストレスを軽減できるのは間違いないようです(どこまで軽減できるかはまだ何とも)。
(コアコンテンツは全部で 216.76GB)
(World/City Update全部で160.91GB)
コアコンテンツや World Update / City Update を全部ダウンロードすると 400GB くらい食うので、これは MSFS 2020 で World Update / City Update などを全部ダウンロードした時と大差ない容量。ですから、MSFS のために大容量 SSD を用意しとるで!という人なら許容範囲ではないでしょうか。
コアコンテンツの中から自分がいつも使う機体だけ、あのコンテンツだけ、と必要なデーターをピックアップしてダウンロードすれば必要容量もだいぶ軽減できるはず。ですが、それはそれで面倒くさいんですよねえ。
というか、
World Update / City Update は MSFS 2020 も 2024 も同じデーターだろ?共通化してくれればストレージの節約になるのに……
と考えちゃいますが、ユーザーの勝手すぎる要望ではありますね。ま、当方はゲーム専用に 2TB SSD を用意しているので、あと 400GB くらいは余裕でした。
ともあれ、事前ダウンロードはつい最近したばかりなので、ダウンロード機能を使うことで MSFS 2024 体験はどれくらい変わるのか、ストレスは軽減されるのか、についてはまた次回あたりに。
【追記】Ver.1.5.7 で改善されたとリリースにあったセスナ 208B のオートパイロット時の安定化向上はまだ確認できていませんが、MSFS 2024 初期からの不満の一つだった
「Scroll Lock キーで ATC ウィンドウを表示できるが消すことができない」というバグ(仕様?)が改善
されました。MSFS 2020 と同じ仕様の「Scroll Lock キーで ATC ウィンドウの表示をトグル」できるようになったわけです。なんで 2024 で変えたのか、クレーム出ていたのにこれくらいすぐ直せなかったのか、マジで不思議です。
ちなみに、日本語表示にしていると ATC ウィンドウの選択肢が消えることのある問題は SimUpdate 3 β版でも治っていません。⬆️ 最新の Ver.1.5.7 でも同じです。2020 から引きずってるので、やる気ないのでしょうねえ。 - 3)NAVDATA ぶっ壊れ問題は EFB のバグ(たぶん)、FUKだけアドオンの問題
- 前回の MSFS 記事で「NAVDATA が壊れたのか、EFB で作ったルートの表示がメチャクチャになる(特に出発到着経路)」という問題を書きました。
■ MSFS 2024 その後【2025年5月編その2】〜SU2推奨だからとGeForce Driverをアプデしたら😩
⬇️ MSFS 2024 の EFB 上では空港に依らずこんな感じになったり(ならない空港もある)、
福岡空港まわりに至っては EFB だけでなく機体のフライトコンピューター上でも経路がおかしくなっていました。
この問題はちゃんと調べたら両者で原因は別で、
- 福岡空港まわりの WayPoint がメチャクチャになるのはアドオン (MOD) による問題
- 他の空港含めて EFB 上で出発到着経路(ゴーアラウンド時含む)がぶっ飛んだルートになるのは(おそらく)EFB のバグ
でした。
前者の福岡空港まわりの WayPoint データーがメチャクチャになっていたのは、以下のアドオンを入れていたのが原因でした。
■ RJFF FUKUOKA Airport Enhanced for Microsoft Flight Simulator | MSFS
このアドオンが悪い、というわけではなく、このアドオンは SamScene3D の有料アドオン「Japan Fukuoka Wow」とともにずっと使っていたものの、この春福岡空港に完成した第二滑走路、および周辺 WayPoint やルートデーターの改訂にアドオンが追随していないのに、そのまま使い続けていた自分のせいでした😅
福岡空港の第二滑走路完成後、NAVDATA 自体は MSFS により更新され、SamScene3D の有料アドオン「Japan Fukuoka Wow」も Ver.2 として第二滑走路対応になったわけですが、それとこのアドオンがバッティングして 周辺 WayPoint やルートデーターが破損していたようです。勉強になりました。
ちなみに SamScene3D が「Japan Fukuoka Wow」の追加データーとして無料提供している「Fukuoka 3D map」は第二滑走路対応云々関係なく入れていても問題ありませんでした。けど、いま見たら Flightsim.to の当該ページが消えてますね……入れない方が良いのかも?
さて、MSFS 2024 EFB における「とんでもルート表示」の問題⬆️は、私の中では「EFB のバグ」と認識しています。
というのも、先のアドオン絡みで問題を起こした福岡空港を除いては、EFB では「とんでもルート表示」になっていてもその下のフライトプラン画面では真っ当な本来のルートが表示されているからです。
おまけに MSFS 本来の NAVDATA から Navigraph による NAVDATA に入れ替えても同じ⬇️(というか飛ばされる距離が何故か遠くなった😓)。
でもって福岡空港の問題と違って、機体のフライトコンピューターにルートを入れたら、こちらも正常。
ということで、
おかしいのは2024のEFB上だけ
なので、EFB のバグだろう、と勝手に結論。
手元の SimUpdate 3 β版 (Ver.1.5.4) ではまだ同じ症状で修正されていませんでしたが、今朝リリースの Ver.1.5.7 のリリースノートを見ると EFB にも多数手が入っているので修正されていることを期待したいですね。
また、SU3 βになってから「EFB 上の飛行機の現在位置が全く関係ないところに飛ばされたまま」という問題がエンバグされていましたが、リリースノートを見るかぎり最新 SU3 βの Ver.1.5.7 で直ってるっぽいですね。
(伊丹空港にいるのにEFBの現在位置はアフリカ)
MSFS 2024 の EFB では以前から「フライトプランページで出発空港、到着空港を指定してから EFB を開くと、飛行機の現在位置がとんでもないところにセットされている」という糞バグがありましたが、これも最新 SU3 β Ver.1.5.7 で直ってるっぽいので、試すのが楽しみです。
【追記】Ver.1.5.7 で EFB のバグがどうなったか?を軽くチェックした結果は以下のとおり。
- 作ったフライトプランの経路表示の一部(離発着経路の WayPoint)が、フライトプラン画面と機体のフライトコンピューターは正常なのに EFB だけとんでもないところへ飛ばされるバグは一応改善されたっぽい
- と言いたいが、未だ時々以前と同じ症状が発生することがある。この場合、アプリを再起動すると直る(サーバー側の更新の問題?キャッシュの問題?)
- SU3 β Ver.1.5.4 の「EFB 上の飛行機現在位置が全く関係ないところに飛ばされたまま」というバグは修正されていました
- 以前からある「フライトプランページで出発空港、到着空港を指定してから EFB を開くと、飛行機の現在位置がとんでもないところにセットされている」というバグは変わらず
といった感じです。SU3 正式版までには最後のバグを除いてはきちんと解消されそうです(と信じたい)。 - 4)GPU使用率がさっぱり上がらなく、FPSも激落ち君😩その後
- これまた、前回の MSFS 記事で書いた話。
■ MSFS 2024 その後【2025年5月編その2】〜SU2推奨だからとGeForce Driverをアプデしたら😩
SimUpdate 2 のリリースノートに「GeForce Game Ready Driver を(当時)最新の Ver. 576.40 へアップデート推奨」と書かれていたので、ずっとトラブル多発の Ver. 576系を避け、半年間 Ver. 566.45 で頑張ってきたのにアップデートしてみたら、
- GPU 使用率がさっぱり上がらなくなってフレームレート激落ち
- GeForce RTX 4080 SUPER で WQHD 解像度なのに大空港でタキシングがガクガク状態で泣きたい
- 常に GPU 使用率が上がらないわけではなく、たまに上がることもあるが、パワーが必要な時も寝て、不必要な時に頑張る意味不明さ
- 前回 MSFS 記事では MSFS 2020 の方が酷いと書いたが、むしろ MSFS 2024 の方が酷くてプレイアビリティが激減
- MSFS 2020 も GPU 使用率が以前より下がったが、まだ普通にタキシングできて飛んで着陸時も問題ないが、MSFS 2024 は空港によってはちょっと厳しい状態に……
となっています。GeForce Driver をロールバックしてみるのが一番ですが、まだやっていません。ので、状況も変わっていません。
⬆️上記のようにロサンゼルス空港の大空港だと負荷が大きいわけで、着陸時にフレームレートが下がると操作しにくくなるわけですが(上はまだマシ)、平均 48 FPS、最低 18 FPS しかフレームレートが出ていなくても、GPU 使用率は 42% と手抜き状態 ┐(´д`)┌
温度は 57℃と冷え冷えなのでサーマルスロットリング的なことはないし、メモリ不足もないし(VRAM は 16GB、メインメモリは 64GB 搭載なので)、別途計測している CPU 負荷も低いまま。
PC 側の各種設定では最大限パワーを使う設定にしているのに、本来 300W くらい使う GPU 消費電力が半分しか使われていない省エネ設定。電気代が安くて済む、といっても、これでは何のためにお高め GPU を買ったことやら……であります(´Д` )
これについては SU3 βでも何も変わらないですし、MSFS 2020 でも起きているので、SU3 βで発生しているパフォーマンス問題とは別件だと思いますが、とりあえず近いうちにちゃんと調べないと、ここままではお高め GPU が宝の持ち腐れになっちゃいますからね……
(RJOY着陸時に全編スタッタリングの酷さ😩)
- 5)FlyByWire 製機体アップデート
- 今月初めに Fly By Wire 製の機体 A320NX、A380X が久しぶりにアップデートしました。
A380 の方はほぼ使ってない(覚える余裕がない)ので、A320 の方だけ何回か飛ばしてみました。が、あまり細かいところはよく分からんですね……軽くなったという話もありますが、そんなに変わったようにも思えないです。
WINWING の FCU, EFIS や MCDU の方も数日のうちに正式対応したので、そちらも合わせて使ってみました。が、
MCDU は使えるが、FCU + EFIS は使えへんやんけー!という状態。WINWING さん、ちゃんと動作確認したん?という感じ。MCDU のサポート予定機体が放置されている件も含めて、また WINWING に不信感が……
と思ったら、数日のうちにまた SimApp Pro のアップデートがあって今度は FCU + EFIS も無事稼働。
ちょっと何だかなー、なこともありましたが、久しぶりに FlyByWire の A320 を連続で飛ばしてみて(もちろん1日で何回も飛ばす暇はないので数日おきに1日1回程度😓)、
初めて旅客機フライトを学んでいくのに使った機体だけあって、やっぱり手に馴染むというか、下手くそな私でもしっかりサクサク操作できるのはコイツだなぁ
機体対応が進まない MCDU がちゃんと使えるし、FCU + EFIS + MCDU の組み合わせで使えるのは楽だなぁ
と再認識していました。
このところ MSFS 2020 では(いつまで経っても慣れきれない)ATR42-600 を何とかモノにしようと使うことが多かったり、MSFS 2024 で A330 を使っていることの方が多かったので、久しぶりに戻ってきた感があって良かったです。
MSFS 中上級者の皆さまは A320 といえば完成度で一番と言われる Fenix の有料アドオンを使われているようですが、当方は FlyByWire で十分。この素晴らしい機体を開発して無償で提供するのに尽力されているプロジェクトの皆さまには心よりの感謝を。

長くなりすぎましたので、ひとまずこんなところで。
先日ラダーペダルを購入しましたが、またいずれの記事にて。