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SNS には載せないであろう前半8分の失点シーン。鹿島 CB キムテヒョンからの一発ロングパスで抜け出したレオセアラ選手に決められたわけだが、鹿島にとってはモノの見事にハマった一撃であり、見ているこっちは「え?は?」って感じであった。

エアポケットのような失点ではあるけれど、守備の隙をつかれるのは今年のガンバ大阪であり、ああいう隙をきっちりついてくるのは鹿島のお家芸。そして、その1点を最後まで隙なく守り切る厭らしさも鹿島。

この後は、ほぼガンバ大阪ペースであり、特に後半は怒涛の攻撃を展開していたが、ゴールポスト、ゴールバー、オフサイド、ゴールポスト……と、惜しいシーンを挙げれば切りがないくらい。

シュート数は鹿島 6本に対してガンバ大阪 21本!ガンバの枠内シュートも9本。コーナーキックは 10対3 で、パス成功数は 436対307、ボール支配率はガンバ 58%。

それでも勝てないのがサッカー。なんてことは百も承知なわけだが、内容的にも完全に押していたから、負けたけど負けた気がしない試合後感でもあった。

だけど、ガンバのアンラッキー、鹿島のラッキーだけでは片付けられないところも当然あるわけで、優勝を争う、リーグタイトルを取りに行けるチーム作りという点ではまだまだ遠いな、と思う。それは好調だった去年も感じたことだけれども。





過去にポヤトス監督解任を言ったことは、一昨年の不振極まりない残留争いの時も含めて言ったことはないし、今も言うことはない。けれど、優勝を、タイトルを取るための隙のないチームを作るには、もしかすると少々向いていないのかもしれないなぁ、と思うことはある。

勝てばどんなサッカーでも内容でも全て良し、と思う人もいれば、勝ってもクソつまんないサッカーばかり見せられては……と思う人もいるから、どんなサッカーが正義なんてこともないし、ポヤトス監督が目指すサッカーが良いか悪いかなんて素人には判らないけれど、ふとそんなことを思うことがある。

ま、直近は公式戦5試合勝ちなし1分4敗という体たらくだけど、その前は GW 3連勝だったし(うちホームゲーム観戦2勝)、ここ2試合は勝てなかったが内容はそう悪くない分、悲観的に思うことはないんだけどね。

ぶっちゃけ、昨日の試合もお金を払った分だけの価値はある見応えはあったから、そういう意味では不満はあまりない。勝ち点が取れなかった結果は残念だけど。

それに、これだけ直近で負けてても不思議すぎるくらいに順位はそう落ちてない。まぁ今年の J1 は中盤以下が密集しすぎて、秋以降の残留争いがどこまで拡大するのか怖いくらいである。

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