USBChargeReversibleCable4

世の中全ての充電可能な IT ガジェットは USB-C 端子に統一……という状況になりつつありますが、とはいえ、手持ちの機器にはまだまだ充電端子が Lightning や microUSB というものが残ってます。

ここ1年くらいで買ったものは USB-C 端子ばかりですが、数年前までは「お前まだ microUSB かよ!?」という製品も残ってましたし、アップル製品に Lightning 端子は普通でした。というか、Amazon 系監視カメラ Ring のバッテリーは今なお microUSB 充電なんですよねぇ(´Д` )



Mac/iPad で使っているキーボードもトラックパッドも、そして AirPods Pro も手持ちは全部 Lightning 端子仕様。どれも USB-C 端子モデルは登場しているけれど、いま使ってるモノが壊れたわけでもないし、USB-C 充電版も機能的には何も変わらないから、充電端子だけで買い替えるのは難しい。全部買い替えたらかなりの出費になりますし。

そもそも iPhone も予備機の iPhone 13 mini はまだ Lightning 端子時代の製品だし、保存機の iPhone 6s Plus も同様。毎日ベッドサイド端末として使っている小型 Android タブレットの MediaPad M5 Lite 8 も5年前の製品だから microUSB 充電時代(の末期)。

なので、日常的に使う USB 充電系製品で Lightning / microUSB 端子による充電アイテムは少なくなく、USB-A to Lightning / microUSB の充電ケーブルも未だ必要としています。

Amazon_Apple AirPods Pro 2(AirPods Proもそろそろ買い替えだが…)


ですが、今さら microUSB / Lightning 端子用充電ケーブルをそれぞれ用意して使う/持ち歩くのはやってられないので、当然1本のケーブルで microUSB / Lightning 両対応できるマルチ端子充電ケーブルを使います。そんなの昔から当たり前と言われればそうですけど。

最近は USB-C (USB PD) メインなので microUSB / Lightning 端子用充電ケーブルは以前幾つも買ってあったマルチ端子充電ケーブルの在庫で賄えていましたが、先日また1本お亡くなりになって(充電ケーブルは消耗品)、気がつけば残り1本となったので、久しぶりに百均(ダイソー)へ買いに行きました。

microUSB / Lightning 端子用ケーブルはもう充電のみ、それも急速充電を必要とすることもないので、百均の安い USB-A to microUSB / Lightning 端子ケーブルで十分、という判断。

すると、最近の百均の Lightning / microUSB マルチ端子充電ケーブルってのは、充電機器側の端子が1つで Lightning / microUSB 兼用、2タイプの端子が裏表一体になってるんですねぇ。話には聞いたことがありましたが、最近はこの手のケーブルを買うことがなかったので、実物は初めて見てちょっと新鮮でした。

今回購入したのは⬇️以下の2製品。



USBChargeReversibleCable1

本来の目的であった Lightning / microUSB 兼用ケーブルが 110円。ついでに買ってしまった USB-C も含めた 3端子兼用ケーブルが 330円。安い。

おまけに、USB-C 含む 3端子兼用ケーブルは充電専用だけど、110円の Lightning / microUSB 兼用ケーブルは通信も可能と書いてある。マジか。110円で、本来の規格ガン無視のリバーシブルタイプなのに。

USBChargeReversibleCable2(裏面の説明。クリックで拡大)


裏面の説明にもあるように、端子は1つだけど片面を上にすると Lightning 端子、別の面を上にすると microUSB 端子、という仕様。

本来は USB-C と同様に裏表関係なく挿せる Lightning 端子ですが、百均などで売られている MFI 認証なしの安物ケーブルでは昔から片面しか使えない、UPSIDE と書かれた面を上にして挿さないと Lightning ケーブルとして利用・充電できないものが多かったのですが、それを拡張して裏面を microUSB 端子化した、ということですね。

USBChargeReversibleCable5(Lightning/microUSB兼用端子の裏表)
USBChargeReversibleCable3(Lightning/microUSB兼用端子の説明)


昔はなかったので、誰がうまいこと考えたのか、コネクタのサイズ形状のギリギリのところを攻めて実現したのか判りませんが、確かに使えれば便利ではあります。

ちなみに、Lightning / microUSB のリバーシブル仕様端子を使ったケーブルはこれだけでなく、端子根本が L 字型になったケーブルも含めて複数種類がありましたので(ダイソーにて)、私が知らないだけで今は主流なのかな?と思ったりもしました。

また、330円の USB-C も含めた 3 in 1 ケーブルは Lightning / microUSB リバーシブル端子へのケーブルと USB-C 端子へのケーブルの2本構成ですが、本製品では普通の二股ケーブルではなく、1つの根本から USB 充電器/モバイルバッテリー側の USB-A 端子へのケーブルと USB-C 端子 / リバーシブル端子へのケーブルの3本が生えている形状になっています⬇️

USBChargeReversibleCable6(3 in 1ケーブルの裏表)


普通のケーブル状ではなく給電元へのケーブルと給電先へのケーブルが並んでいる形状が使いやすいかどうかは微妙ですが、持ち運びの時にコンパクトかつケーブルをまとめなくて良いのは便利だと感じました。

ただ、近年 USB-C の充電ケーブルは USB PD 対応の USB-C to USB-C ケーブルしか使わない、モバイルバッテリーも AC USB 充電器も USB-C ポートのある製品しか買わない、もっと言えば USB-C ポート出力しかない製品もある、ということを考えると、

USB-C も含めた 3 in 1 ケーブルは買ったけれど、これはたぶん使わない、不必要だった気が……😓


ということを買ってから思い出す、百均であるあるの無駄遣いをまたやってしまいました😅

USBChargeReversibleCable7

でも、(今まで買ったこともないし使ったこともないけど)この形状を見ると「これは持ち運びにコンパクト&スマートで良いかもなぁ」と思って買っちゃったんですよねえ。百均だけど330円商品なのに😓

モバイルデバイス用アクセサリー/ケーブル置き場の肥やしになりそうですが、いつか「買っといて良かった」と思う時が来るはず……だと良いなぁ。でも、得てして必要になった時は、買ったのを忘れてまた百均へ行ったりするんですけど😅

とまぁ、そんな感じで百均でマルチ端子充電ケーブルを見て購入したのち、ふと「いま Amazon ではどんなマルチ端子充電ケーブルが売られているんだろう?」と思って検索してみたら、こちらも昔とは随分違うのが主流になっていたのにビックリしました。それについては記事を改めて次回

Amazon_Anker PowerLine II 3-in-1 Cable(昔は変換アダプタを付けるタイプでしたね)


(続き)→ 百均だけでなく Amazon で売られるマルチ端子充電ケーブルも USB-C 時代になって数年前とは様変わりしてた