
ボーイング 787 の窓の遮光は、従来の手動で上げ下げするシェードではなく、
窓下にあるボタンを押すことで電気的にシェーディングする機能。
完全透過な状態からボタンを押すごとに徐々に暗くなっていき、
中間域では冒頭の写真のような青く暗くなって、
さらにボタンを押していくと真っ黒になって完全に近い遮光状態となる。
日向側の席でも眩しさを抑えつつ外の景色を見ることもできて便利だが、
全く知らずに乗った人には「あれ?シェードがない?」と思う人もいる。
ANA、JAL を始め国内外航空会社の主力飛行機として活躍するボーイング 787。
鳴り物入りで初号器が ANA に導入されたのも早や 14年前だが、
初めて乗る人は今でも多いはずで、
この日も前の方の人たちが「遮るやつがないね、これ」とか言っていた。
目立つところに説明もないから、未だ初見の人には判らない機能だろうな、と改めて。