TediousPhoto20250228ATediousPhoto20250228B

到着した時がちょうど夕暮れ時で、良い感じに西陽を浴びていた岡山のスタジアム。
スタジアムの愛称は前回遠征当時はカンスタ(カンコースタジアム)だったが、
シティライトスタジアムを経て今年から「JFE 晴れの国スタジアム」。
略称がどうなるのかは知らないが、認知されるのは難しそうだ。

前回来たのは多分十数年前、日本代表の選手を抱えたまま、まさかの J2 降格で、
各地の最高来場者数を塗り替える J2 全国ツアーを行った時のはず。
岡山でも最高来場者数を更新した時だったと思う。

当時はゴール裏の芝生席も観客席としてチケットを販売していたが、
今は Jリーグとして芝生席を観客席として扱えなくなったので
増設または新スタジアムが建設されないかぎり記録更新はなくなった。
アウェイのサポーターエリアもバックスタンドのアウェイ側にある。

前回来場時はメインスタンドもアウェイ側は適当にミックスな感じで
岡山サポとガンバサポが同居した、地方の J2、J3 クラブの試合にありがちな、
ほのぼのした感じだったと記憶している。

それが現在はビジター応援エリアが指定席も含めて完全に分離隔離され、
ある意味 J1 仕様というか、ホームの応援をしっかりできる体制になっていた。

そして何より岡山のコアサポーターを中心とする応援も、
十数年前とは全く違って、ホームの応援らしい声量と熱を体感できた。
あの時は Jリーグクラブでも上位の圧力のあるガンバ大阪サポーターの声量が
ホームであるはずの岡山サポーター、ファンの応援を圧倒していた記憶がある。

それが今回はちゃんと
「アウェイの雰囲気を感じられるスタジアム」
になっていたのは強く印象に残った。

そういう意味でもファジアーノ岡山は強くなったんだな、と。
ま、ちょっと上から目線みたいになって申し訳ないけど、
むかし来た時とはだいぶ印象が変わったので、つい語ってしまった😓


TediousPhoto20250228C

ただ、スタジアム自体は、国体開催仕様の陸上競技場という地方にありがちな形態。
試合前の散水も散水車が出てきて水を撒く、昔ながらの光景を久しぶりに見た。
収容人員は1万5千人と J1 基準ギリギリで、J1 昇格で年パスも完売らしいし、
新スタジアム建設の機運も高まっているとか。

とはいえ、新スタジアムと言っても建設場所、費用など諸問題もある。
遠征民にとっては今の新幹線駅から徒歩圏内というアクセスの良さは有り難いから
決して悪くはないんだけど、やっぱり専用スタジアムの良さは多くの人に知って欲しい。

熱心なファン、サポーターより、初めて見に来る人、たまにしか来ない人にこそ、
専用スタジアムの近さ、迫力は体感して欲しいし、感動を呼べるからねえ。
ボールを蹴る音、人と人とぶつかる音、そういった耳に聞こえてくるものも違うから。

ちなみに、写真撮影のことなんてどうでもいいが、それでも敢えて言うなら
観客席から 400mm でもそこそこ迫力ある写真が撮れる場面のある専用スタジアムに対し、
APS-C モード+500mm = 750mm 相当でも豆粒になりがちなのが陸上スタジアム。
これは比較するレベルにないくらい全然違う(近いと撮影難度は上がるけれど)。
また、最前列でも目線はすごく高いので、観客席からではスポーツ写真には全くなり得ない。

ただ、JFE 晴れの国スタジアムの照明に関しては、昔の陸上競技場的な暗さはなく、
パナスタと比べても大差ないレベルだったし、フィールド上の照度ムラが少ないのは良かった。
専用スタジアムで観客席が近く&傾斜があると、どうしてもフィールド内の場所によって
照度の差(時には色温度の差)が出がちなので、その点は陸スタの僅かな利点かもしれない。