TediousPhoto20250127

春が近づいていることを思わせる PM2.5 到来で青空が白い日も出てきたが、
この日はスカイクリアで大津港近くから冠雪した伊吹山がクッキリ見えていた。

相変わらずポケットの中の 120mm 相当の望遠カメラは便利すぎて多用してしまう。
画質を考えるとやはりカメラで……と思うことはあるけれど、
並のコンパクトデジカメのズーム望遠域では、ぶっちゃけスマホと比べても…だし、
1インチセンサー機でもズームのテレ端画質は価格に見合うクオリティとは思えない。
そもそもズームレンズ搭載コンデジは近年ほぼモデルチェンジがなく、進化もない。

かと言って、レンズ交換式カメラで望遠レンズとなると、それなりのサイズになる。
写真撮影しにきたわけでもないのに、バッグの中にいつも入れられるサイズと重量でもない。


その昔、パナソニックのマイクロフォーサーズレンズに
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm という、お気に入りのレンズがあった。
テレ端 350mm 相当という超望遠に半歩踏み出す画角なのに、かなり小さな望遠レンズ。
マイクロフォーサーズだからボディもコンパクトなので
超小型望遠システムとして愛用して持ち出し比率も高かった。

もっとも、マイクロフォーサーズとは言え、あのスモールサイズで 350mm 相当は
それなりの妥協があって当時の感覚でも、お世辞にも画質が良いと言い難かった。
ぶっちゃけ、今の基準ではレンズ交換式カメラの望遠レンズとして納得できるかは……
今のスマホ望遠カメラより悪いとまでは言わないが、
逆にスマホの望遠カメラが如何に良くできているかを感じさせ、
技術の進歩があの頃に妥協していた望遠画質をポケッタブルにしたと感心させられる。