持病と言える腰痛の悪化がいつもより長引いて悩まされている昨今。車の(短時間)運転や自転車に乗るとかは意外と問題ないものの、椅子に長く座り続けるのが少々厳しいのは厄介。Jリーグ開幕も早や3週間後、このままの状態でスタジアムの固い椅子に2〜3時間座ると、完全に腰が死ぬので何とかしないと……(´Д` )
ということで、ブログで長文を書く余裕もないのですが、以前書いていたのに載せるタイミングを失っていた記事がいくつかあるので投入。

10日ほど前、年が明けてしばらくしてやっと今年初めて MSFS をプレイする際、当面はバグ満載の MSFS 2024 を回避して MSFS 2020 メインにすると決めていたのに敢えて MSFS 2024 でプレイ開始したら、フライト開始前にやる気を失うバグに遭遇しまくって、飛ばないまま終了したという話を書きました。
■ MSFS 2024 その後【2025年1月編その1】今年 MSFS 初プレイは 2024 を起動してしまったが……
実はこの日、深夜になってから(バグ満載のライブトラフィックをちゃんと外して)MSFS 2024 の A321LR で伊丹空港→福岡空港のフライトを楽しんでいました。その後 MSFS 2024 で VR プレイも始めたことも含めて、翌日の補完記事として書いていたはずですが何故か載せてなかったのが本記事😅
ちなみに MSFS 2024 のナイトフライトは、これも10日前の記事で書いたように、橋や遠景の夜景が極端に明るくなる不自然さがある反面、深夜フライトは MSFS 2024 の酷い五月雨式地上表示が目立たなくて良いというメリットもあります。

MSFS 2020 → 2024 で地上風景の描写は明らかに良くなっているのですが、データーを逐一クラウドから随時取得するせいか、遠方景色というか近接風景以外の更地具合は明らかに 2020 より増していて、2024において萎える部分の一つですね。
というか、風景だけならまだしも、空港をタキシングしていると何もなかったところに駐機中のヒコーキが次々と急に表示されたり(されなくなったり)、外部視点で見ていると飛ばしている自機のパーツも急に表示されたり欠けたりすることがあって、それは本当に萎えまくります。
また、着陸寸前に高度が下がったところで地上風景の詳細データーの読み込みが(クラウドから)行われ、そのタイミングで急にスタッタリングを起こしたり、カクカクになる瞬間があって、最大数秒程度ですが下手くそにとっては心臓に悪いです。
といった MSFS 2024 のバグまみれ問題はまた別途愚痴るとして、先に述べたようにようやく MSFS 2024 でも VR プレイを始めました。
年が明けてから MSFS 2024 での VR プレイを初体験しつつ、MSFS 2020 と 2024 それぞれ何回かプレイした印象としては、
という感じでしょうか。
以下、MSFS 2020 と 2024 の VR プレイを比較した個人的な印象を、良くなった点、変わらない点、悪くなった点に分けて列挙しておきます。

当方フライトシム初心者であり、VR もヘビーに使っているわけではないので(通常 VR プレイ比率は通常プレイの3分の1程度)色々と気付いてないところはあるでしょうけれど、
「基本的な VR プレイの質という点では前作 2020 と大差ないが、通常プレイでの 2020/2024 の差がそのまま VR プレイでの差」
になっていて、それをベースに上記のような良し悪しが追加されている印象です。
そして先にも書いたように、個人的に VR プレイは小型プロペラ機で短距離フライトがほとんどのため、
することが多いですね。
旅客機のフライトのように(フライト準備含めて)まとまった時間が必要な時は起動に時間がかかる MSFS 2020 で良いのですが、「ちょっとだけ VR ヘッドセットかぶってプレイするか」という時は MSFS 2024 の起動の速さ、フライトプラン決定からフライト開始までの速さは(他に色々問題があっても)魅力です。
ただ、小型プロペラ機での VR プレイが多いだけに MSFS 2024 での横風、斜め風時の揺れの大きさは、ちょっと気になります。
上記の動画は VR プレイではないですが、オートパイロットで直進中に斜め後方から風速 4m/s 程度の風が吹いてきてる時の揺れ具合です。強風というほどでもない風ですが、これくらい揺れる中を VR ヘッドセットをかぶってプレイしていると結構身体にきます(乗り物酔いには強い質なので、まだ酔うほどではありませんが)。
気象条件はできるだけライブ条件でやりたい派なのですが、冬場は風の強いことも大分め、ラダーを当てても機体がフラフラと揺れまくることも多くて、ちょっと気分転換で VR でフライトしたら、むしろ気分が悪化した感じになることもあったり……😓
リアルワールドにおいてセスナでの遊覧飛行搭乗経験も幾度かありますが、最後に乗ったのがだいぶ前なので「こんなに揺れることあったかなぁ?」と思うと同時に「単に自分が下手なだけだろうなぁ」と反省もしていますが、それでも VR じゃない通常プレイでも「この風でこんなに煽られるか?」と思うことは多かったり……
ちなみに、私自身の VR プレイが多くの場合「小型プロペラ機で短距離フライト」である理由は、
ということから、計器飛行で長時間フライトする気になれないためです。
計器操作がハンドトラッキングで、リアルワールドと同じレベルでストレスなく操作できるようになるまでは、フライト準備から各種計器を操作しまくる旅客機のフライトを VR でプレイしたいとは思えないですね。
VR プレイは没入感の高さだけでなく、見る方向を変えるのも現実と同じ感覚でリアルタイムかつ自然にできるので、本当なら VR プレイが最高に良いのですけどねぇ。とにかく VR 内部の計器をストレスなく操作できないことには、メインのプレイスタイルにはならないかな、と。

それから VR プレイといえば、去年まではずっと画質や安定性最優先で Quest 2 と PC をUSB 3 ケーブルで接続するワイヤード接続でプレイしていましたが、最近は画質や安定性を多少犠牲にしても Wi-Fi 経由のワイヤレス接続でプレイすることが増えています。
上記の MSFS 2024 での VR ファーストプレイや 2020 とプレイ体験を比較している時は USB ケーブルでワイヤード接続プレイで行っていましたが、確認作業が終わってからはまた VR プレイの時はワイヤレス接続に戻りました。
色々妥協しても VR プレイ時の PC とヘッドセットの接続をワイヤレスに変えた理由については、また記事を改めて。
ということで、ブログで長文を書く余裕もないのですが、以前書いていたのに載せるタイミングを失っていた記事がいくつかあるので投入。

10日ほど前、年が明けてしばらくしてやっと今年初めて MSFS をプレイする際、当面はバグ満載の MSFS 2024 を回避して MSFS 2020 メインにすると決めていたのに敢えて MSFS 2024 でプレイ開始したら、フライト開始前にやる気を失うバグに遭遇しまくって、飛ばないまま終了したという話を書きました。
■ MSFS 2024 その後【2025年1月編その1】今年 MSFS 初プレイは 2024 を起動してしまったが……
実はこの日、深夜になってから(バグ満載のライブトラフィックをちゃんと外して)MSFS 2024 の A321LR で伊丹空港→福岡空港のフライトを楽しんでいました。その後 MSFS 2024 で VR プレイも始めたことも含めて、翌日の補完記事として書いていたはずですが何故か載せてなかったのが本記事😅
ちなみに MSFS 2024 のナイトフライトは、これも10日前の記事で書いたように、橋や遠景の夜景が極端に明るくなる不自然さがある反面、深夜フライトは MSFS 2024 の酷い五月雨式地上表示が目立たなくて良いというメリットもあります。

MSFS 2020 → 2024 で地上風景の描写は明らかに良くなっているのですが、データーを逐一クラウドから随時取得するせいか、遠方景色というか近接風景以外の更地具合は明らかに 2020 より増していて、2024において萎える部分の一つですね。
というか、風景だけならまだしも、空港をタキシングしていると何もなかったところに駐機中のヒコーキが次々と急に表示されたり(されなくなったり)、外部視点で見ていると飛ばしている自機のパーツも急に表示されたり欠けたりすることがあって、それは本当に萎えまくります。
また、着陸寸前に高度が下がったところで地上風景の詳細データーの読み込みが(クラウドから)行われ、そのタイミングで急にスタッタリングを起こしたり、カクカクになる瞬間があって、最大数秒程度ですが下手くそにとっては心臓に悪いです。
といった MSFS 2024 のバグまみれ問題はまた別途愚痴るとして、先に述べたようにようやく MSFS 2024 でも VR プレイを始めました。
年が明けてから MSFS 2024 での VR プレイを初体験しつつ、MSFS 2020 と 2024 それぞれ何回かプレイした印象としては、
VR体験の質は2020/24で大差無いが
自身のVRプレイ的に2024の方が好ましい
自身のVRプレイ的に2024の方が好ましい
という感じでしょうか。
以下、MSFS 2020 と 2024 の VR プレイを比較した個人的な印象を、良くなった点、変わらない点、悪くなった点に分けて列挙しておきます。
- ▼ MSFS 2024 の VR プレイで 2020 より良くなった点
- 個人的に VR では長時間フライトをせず、小型機での短距離プレイ(15分〜1時間程度)が多いので、MSFS 2020→2024 での起動/ゲームスタートまでの時間短縮効果はかなり好ましい
- MSFS 2024 では(崩壊している地上風景が一部にあるけれど)地上描写は 2020 より多少なりとも改善され、空気感を増したことは没入感の高い VR プレイでもリアルさへの効果が大きい印象
- 斜光線の色や水辺の描写が改善され、夕暮れの雰囲気が過剰にならず(2020 のゲーム的な赤すぎる夕暮れも好きだったけど)、また海の上でのフライトもかなり良い感じになったのは◎
- 個人的に MSFS 2020 の月のサイズ(デカすぎ)が VR プレイではとっても気になっていたので、記憶サイズからリアルサイズに縮小されたのは歓迎
- MSFS 2024 では動的に画質を下げてフレームレートを維持する「ダイナミック設定」があるので、画質を盛った設定で負荷の高いエリアを飛んでもフレームレートが落ちすぎて気持ち悪くなったりしない
(突発的なフレームレート低下やスタッタリングには対応できないので、そこは自分で要調整) - ERB が搭載されたことで VR プレイ時にヘッドセットを被ったままチャートを参照したり、フライトプランを確認できて便利になった(小型機専用の小さな空港でチャートを参照できる国内空港は極めて限られているのは難点)
- ▼ MSFS 2024 の VR プレイで 2020 と変わらぬ点
- Quest 2 での画質やフレームレートにおいて目に見える改善はなく、VR 周りの画質、安定性、機能面とも MSFS 2020 と変わらない印象
- ディスプレイでの通常プレイでは MSFS 2020 → 2024 で少々重くなった、ちょっと負荷が増えたかな、と感じる部分が少なからずあるものの、元々負荷の高い VR プレイでは 2020 → 2024 で負荷が大きく高まった感じは(今のところ)なく、シーン毎の負荷の変化に紛れ込む程度の差と認識
- Tab キーでメニューを出す機能が時々効かなくなるバグは 2020 と変わっておらず、めっちゃ困る😩
- コクピット内のダイアル操作で VR コントローラーだとできない操作があるのも 2020 と変わらない(HDG の現在進行方向合わせとか)
- ▼ MSFS 2024 の VR プレイで 2020 より悪くなった点
- MSFS 2024 で空力物理演算が強化されたせいか機体に受ける風の影響がかなり強くなったため、横風、斜め風がある時の小型機の揺れ、特に細かな揺れが強く反映されている分、VR プレイは揺れ揺れで酔いそうになる時がある(2020 では強い横風で煽られても酔いそうになったことは一度もない)
- ボタンやダイアル操作は VR コントローラーだと相変わらずやりにくいのでマウスを使うことが多いが、2020 の時と比べて操作したいオブジェクトにターゲットすることがかなり難しくなって超ストレス(マウスカーソルの奥行き判定がおかしいのでは?)
- フライトする飛行機に セスナ 208B を多用しているが、VR プレイの時だけスロットルが度々動かなくなる(スロットルコントローラーのスロットルを動かしても反映されない、しばらくすると急に動く)
- MSFS 2024 では動的に画質を下げてフレームレートを維持する「ダイナミック設定」はデフォルト設定の 30fps 維持目標の時はまずまず有効に働いているように見えるが、45fps、60fps と高いフレームレートに設定した場合は維持することなく大きく下回ることが多くて有効に働いてるとは感じられない(個人の PC 環境、グラフィック設定に依存する可能性は大きい)

当方フライトシム初心者であり、VR もヘビーに使っているわけではないので(通常 VR プレイ比率は通常プレイの3分の1程度)色々と気付いてないところはあるでしょうけれど、
「基本的な VR プレイの質という点では前作 2020 と大差ないが、通常プレイでの 2020/2024 の差がそのまま VR プレイでの差」
になっていて、それをベースに上記のような良し悪しが追加されている印象です。
そして先にも書いたように、個人的に VR プレイは小型プロペラ機で短距離フライトがほとんどのため、
プレイ(フライト)時間が短い分
VRプレイは起動の速いMSFS2024を選択
VRプレイは起動の速いMSFS2024を選択
することが多いですね。
旅客機のフライトのように(フライト準備含めて)まとまった時間が必要な時は起動に時間がかかる MSFS 2020 で良いのですが、「ちょっとだけ VR ヘッドセットかぶってプレイするか」という時は MSFS 2024 の起動の速さ、フライトプラン決定からフライト開始までの速さは(他に色々問題があっても)魅力です。
ただ、小型プロペラ機での VR プレイが多いだけに MSFS 2024 での横風、斜め風時の揺れの大きさは、ちょっと気になります。
上記の動画は VR プレイではないですが、オートパイロットで直進中に斜め後方から風速 4m/s 程度の風が吹いてきてる時の揺れ具合です。強風というほどでもない風ですが、これくらい揺れる中を VR ヘッドセットをかぶってプレイしていると結構身体にきます(乗り物酔いには強い質なので、まだ酔うほどではありませんが)。
気象条件はできるだけライブ条件でやりたい派なのですが、冬場は風の強いことも大分め、ラダーを当てても機体がフラフラと揺れまくることも多くて、ちょっと気分転換で VR でフライトしたら、むしろ気分が悪化した感じになることもあったり……😓
リアルワールドにおいてセスナでの遊覧飛行搭乗経験も幾度かありますが、最後に乗ったのがだいぶ前なので「こんなに揺れることあったかなぁ?」と思うと同時に「単に自分が下手なだけだろうなぁ」と反省もしていますが、それでも VR じゃない通常プレイでも「この風でこんなに煽られるか?」と思うことは多かったり……
ちなみに、私自身の VR プレイが多くの場合「小型プロペラ機で短距離フライト」である理由は、
- 重い VR ヘッドセットを長時間被り続けるのはストレス
- 計器の視認は Quest 2 でも問題ない画質・解像度ではあるが、計器の操作は VR コントローラーにせよ、マウスにせよ、ストレスなく操作できるとは言えない
- かと言って VR ヘッドセットをかぶっているので、フライトスティックとスロットルコントローラーなど一部の専用ハードウェアデバイス以外を使うことは難しい
ということから、計器飛行で長時間フライトする気になれないためです。
計器操作がハンドトラッキングで、リアルワールドと同じレベルでストレスなく操作できるようになるまでは、フライト準備から各種計器を操作しまくる旅客機のフライトを VR でプレイしたいとは思えないですね。
VR プレイは没入感の高さだけでなく、見る方向を変えるのも現実と同じ感覚でリアルタイムかつ自然にできるので、本当なら VR プレイが最高に良いのですけどねぇ。とにかく VR 内部の計器をストレスなく操作できないことには、メインのプレイスタイルにはならないかな、と。

それから VR プレイといえば、去年まではずっと画質や安定性最優先で Quest 2 と PC をUSB 3 ケーブルで接続するワイヤード接続でプレイしていましたが、最近は画質や安定性を多少犠牲にしても Wi-Fi 経由のワイヤレス接続でプレイすることが増えています。
上記の MSFS 2024 での VR ファーストプレイや 2020 とプレイ体験を比較している時は USB ケーブルでワイヤード接続プレイで行っていましたが、確認作業が終わってからはまた VR プレイの時はワイヤレス接続に戻りました。
色々妥協しても VR プレイ時の PC とヘッドセットの接続をワイヤレスに変えた理由については、また記事を改めて。