SiliconPower_SP064GXLWU60AFDE_1

と言っても、今月半ばからセールを開始しているところは多々あり、既に終わってしまっているところが国内外あって、もはや終盤戦といったところでしょうか。

もっとも、「ブラックフライデーセール」と言いながらセール用の一部特価品以外は全然安くないどころか、「ん?先週までより上がってるじゃん」「安い製品は無くなってるじゃん」みたいな客引きのためだけにブラックフライデーを銘打ってるところがネット、リアルともに少なくありませんが……

日本では感謝祭を祝う習慣もないのにブラックフライデーってさぁ〜、客寄せだけのブラックフライデーを名乗るくらいなら、日本らしく「歳末大売り出し」と名乗って勝負しろよ


などと意味不明なことを内心思っていたりします😅

Amazon_Bambu Lab A1 mini(3Dプリンターは欲しいけど置き場所が…)


話は逸れましたが、一応ブラックフライデーセールに向けて色々欲しいものリストには入れたり、Amazon 以外でもメーカー直販ショップとかの様子を伺って、色々物欲消化を考えていたのですけれど、

今回は小物ばかりかなぁ…


って感じでございます。

夏のプライムセールや、新しいゲーミング PC などセール時期以外でそれなりに物欲消化しているので、ブラックフライデーセールで無理に買い込む必要はナッシングなのですけれども。

冒頭の写真は今日の午前0時のブラックフライデー先行セール開始とともに、欲しいものリストに入っていたものからセール対象になっていたので購入した EXPO 対応の DDR5-6000 仕様のメモリ 32GB ×2 ⬇️。



これは Microsoft Flight Simulator 2024 購入&プレイと AI 関連のプログラムを動かすにあたって、ゲーミング PC の強化ということで「セール価格になったら購入」としていたものですので、サクッと購入。

その他は家庭用の電化製品や日用品、家族用の消耗品類ばかり注文って感じで、色々考えていた自分用の物欲は結局スルーになっちゃうかなぁ、と思いながらの愚痴的な徒然を以下に。


1)Pimax Crystal Light

以前の記事でも年末の購入を考えているけれど、
  1. 予算オーバー
  2. 売り方が信用できない
  3. それゆえサポートも期待できない

そういうものに大枚を叩けない、という理由から、VR ヘッドセット買い替えの第一候補ながら購入には至らないだろうなぁ、という感じだった Crystal Light。

年末くらいにVRヘッドセット買い替えを目論んでいたが【後編】〜Pimax、DPVR、shiftall…候補はあれど、あちらを立てればこちらが立たない五里霧中

何度も書いているように Microsoft Flight Simulator(以下 MSFS)やレースゲームを VR プレイするのは、なかなかインパクトのある体験で、MSFS でフライトしているとまさに「仮想現実」な感じがたまりません。

ですが、いま手持ちの Quest 2 では画質的にもちょっと、いや、だいぶ物足りない。ので、Pimax には良い印象は全くないけど、製品自体は間違いなく良さそうなので

ちょっと無理してでも、どれだけプレイして元が取れるか分からないけど Pimax Crystal Light 行ってみるか、特にブラックフライデーセールで安くなってればポチる方向で


と、半月ほど前には考えていました。資金不足は、めっちゃお気に入りレンズだけど出番が今年も数回しかなかった Z 70-200mm f/2.8 VR S を売却すれば十分に足しになる、ということで……😓

Amazon_Pimax Crystal Light 1

と思っていたのですが、Pimax がブラックフライデーより半月早く始めた(そして終わった)セールでは「ん?安いか、これ?」というレベルの、オプション抱き合わせセールでした。でもまぁそれは、半年前に出たばかりの製品だから仕方ないか、と納得。

ところが、その直後 Youtube のおすすめに出てきた Pimax のプレスリリース動画を見たら、本体価格を安くする代わりに2年間のサブスク強制加入という一時期の GoPro を思わせる、それより酷い買わせ方を導入するという話に。

公式サイトを見に行くと、以前の GoPro ように「安く買いたかったら強制サブスク、サブスク加入が嫌なら通常値段で」という選択肢はなく、2年間のサブスク加入は強制。おまけに

サブスクのサービス内容は皆無
ただ価格の一部を分割払いするだけ


というサブスクで、なんじゃこりゃ、って感じ ┐(´д`)┌

Pimax Crystal Light

Youtuber にレビュー用のトライアル製品を配りまくって、情報をググっても提灯 Sponsered なレビューしか見つからない有様でウンザリ気分でしたが、今度は販売方法もアホな方向へ走ってしまいました。

Quest や PICO などメジャー製品と比べると高価なので、最初の支払いだけ安く見せかける手段に出たのは理解できなくもないのですが、サブスク強制で選択肢がないのはよろしくない。サブスクの2年間料金を一括払いできるなら、最初からサブスク云々なしの選択肢もあるべき話。中古対策かもしれないけど、だとしたら酷い話。

以前「サブスク加入すれば安く売ったるぞ」という手段を取っていた GoPro も、当時はサブスク加入する、しないの選択肢があったし、サブスクには無制限動画ストレージという大きなメリットもあり、そもそもその売り方は止めてしまった。

にも関わらず、Pimax さんはそんな売り方を強制導入となれば、だいぶ乗り気になっていた気持ちは減退。やっぱり縁がなかった、ということですかねぇ。

そう思うと、逆に欲しい度が増すところもある天邪鬼な私ですが、迷走気味なのでしばらくは様子見ですかね。


2)34インチ 21:9 ウルトラワイドディスプレイ

前項で書いた事情から VR ヘッドセット買い替えをしないなら、思い切ってディスプレイを 21:9 のワイドディスプレイに買い替えようかな?と思ったりしてました。

VR ヘッドセットをかぶってのゲームプレイはプレイするまでに一手間かかるのと、重いヘッドセットを長時間かぶってプレイするのはしんどいこともあって、実は VR プレイする時間は通常のディスプレイでプレイする時間に比べれば 3分の1 以下。だとすれば、ディスプレイ買い替えの方が良いかな?という思い。

理想としては、以前も書いたけれど、いま使っている WQHD (2560x1440 pixels) ディスプレイの横2倍、32:9 の超横長 5120x1440 pixels のスーパーウルトラワイドディスプレイ。もちろん湾曲ディスプレイで。

Amazon_LG Gaming Monitor 49GR85DC-BLG ゲーミングモニター 49GR85DC-B


ただ、27インチ WQHD ディスプレイと同じ縦幅(ピクセル数ではなく画面サイズ)を確保したまま横2倍の 32:9 ディスプレイとなると画面サイズは 49インチ。横幅 120cm 前後。重さ 15kg 以上。

いま使ってる仕事机に乗らなくはないけれど、書類棚とか諸々を全部別のところへ追いやらなければ乗らないし、そもそも本体 15kg、梱包重量が 20kg にもなるディスプレイを一人で2階まで持って上がって、超横長で取り扱いが難しいディスプレイをきちんと設置できるか、ってのがちょっと面倒だし不安。

そして現状 49インチの 32:9 なスーパーウルトラワイドなディスプレイはゲーミング用もしくは事務用に特化したものしかなく、写真や動画編集に向いたディスプレイというのは皆無(方向性が違うから当然)。

でかいディスプレイを何枚も置くスペースは皆無なので、ディスプレイを新調したら当然そのディスプレイでも今まで通り写真編集をしたい。そしてド素人だからこそ、写真編集の際の、色の基準をしっかりと機械の方で合わせて欲しいから、ディスプレイ側で色合わせが調整できるハードウェア・カラーキャリブレーションは必須条件。

そんなこともあって 32:9 のスーパーウルトラワイドなディスプレイはちょっと難しい。包み込まれるようなディスプレイ環境で MSFS やレースゲームをプレイしてみたいけれど……仕方ない。



ということで、横長度合いは少々妥協して 21:9、3440×1440 pixels のウルトラワイドなディスプレイに目を移すと、LG や MSI から最新の有機 EL 大型ディスプレイ、ゲーミングディスプレイだけどハードウェア・キャリブレーション対応の製品がリリースされています。

34インチ、横幅 80cm 前後、重さは 10kg 未満。手持ちのディスプレイアームでも対応できるし、2階まで持ち上がって設置するのも、これくらいなら問題ない(はず)。

有機 EL だから黒の沈み込みなど画質は文句なし、スマホでの表示を考えると有機 EL ディスプレイの方が色は合わせやすいとも言えます。有機 EL ゆえに画面の焼き付けは怖いし、その対策が施されていて使い勝手にも悪影響は出ている難点はありますが、ゲーミングモニターと写真編集モニターの二刀流が問題なさげ。



どちらも良い値段するのだけど(有機 EL の大型ディスプレイだしね)、VR ヘッドセットの買い替えで Pimax Crystal Light を買うのと同程度。LG の方はブラックフライデーセールでお安くなっていてお買い得。

ただ、LG の 34インチ 21:9 モニター「UltraGear OLED 34GS95QE-B」には USB-C 入力端子がない。DP Alt mode を使ってのディスプレイ接続、USB PD を使ったノート PC への給電ができない。ノートPC の外部ディスプレイとして考えられていない。

私の場合、メインディスプレイには MacBook Pro を USB-C で接続してディスプレイ出力とともにバッテリー充電するのが常なので、これは譲れない。セールで安くなってるし、USB-C 接続ができない以外には不満なし。曲率 800R と湾曲度が高いのも個人的には好み。だけど、USB-C 接続ができないのは買えない。

反面、MSI の製品は DP Alt mode & USB-PD 給電対応の USB-C 入力も可能で、有機 EL パネルはサムソンのパネルを使用しているのもポイントが高い。LG よりサムソンの方が良さげだが、サムソンは大型の有機 EL ディスプレイを日本国内で展開していないから、MSI はその代わりとして魅力的。

だけど、有機 EL 保護のために4時間前後連続稼働させていると強制的にしばらく使えなくなるメンテナンスモードがあるのは、自宅にいる時は寝ている時以外ずっと点けっぱなしの私としては、さすがにちょっと躊躇われる点。そして何よりハードウェアキャリブレーション機能がない。

あちらを立てれば、こちらが立たず


という感じで決め手に欠けて結局ペンディング。

とりあえず LG のウルトラワイドディスプレイは新しい 45インチモデルでは USB-C 入力搭載製品が出ているので、モデルチェンジしたら USB-C 入力は絶対入ってくると思うので、それを待つ感じですかね……安くない金額を投資するのだから、妥協はしたくない。


まぁ、そんな感じで、ひとまず VR ヘッドセット 買い替え or 21:9 ウルトラワイドへのディスプレイ買い替え、という大物購入は今冬にはなさそうなことに……どちらも後ろ髪は惹かれるんですけど(´・ω・`)

次回はもうちょっと実用的な製品も含めて諸々。

(続き)→ 今週末は Black Friday [中編] 〜諸々買った小物