TediousPhoto20241104

夕暮れ近い湖上を観光船「ビアンカ」が進むところを
手前の釣り人をシルエットにしての一枚。
バタバタしていて今日の更新を忘れていたので、日付が変わる前に先日の写真から。

この日は、というか、この日もカメラは持っていたが望遠レンズは持っていなかったので、
こういうシーンは iPhone 15 Pro Max にて。
昨秋 iPhone 15 Pro Max を発売日購入した最大の理由は120mm 相当の望遠カメラだったが、
この1年少々、超絶便利に多用しているし、手放せない。

APS-C 機のダブルズームキットになっているお手頃廉価望遠レンズであっても、
望遠レンズというのはそれなりにサイズをとる。
なので、身軽に出かけるときには、たとえカメラを一応バッグに入れていても
望遠レンズはやめておこうかと思うことが多い。
望遠馬鹿の私でも何かしら撮る目的がない、そういうお出かけではその選択になる。

だけど、出先でちょっと写真を撮るのに、望遠で抜きたい、望遠が欲しいシーンは出てくる。
その場合に以前なら諦めていたところを iPhone 15 Pro Max を手にしてからは
一応スマホで撮ることができる。

というか、それに慣れすぎて(撮る目的を持たない時の)望遠レンズの出動率が
さらに下がったとも言える。
お散歩カメラでは標準域の単焦点レンズまたはズームレンズ1本。
超広角と望遠はスマホ任せ。

画質的には廉価 APS-C 機+廉価望遠ズームレンズと比べても落ちるのは事実だし、
被写界深度が深すぎて、画角は望遠なのに望遠レンズらしい写真にならない、
その他諸々微妙なところもあるが、撮れるメリットに比べれば、
ポケットの中に収まってすぐ取り出して望遠画角で撮るメリットに比べれば、
些細なものだ。

コンパクトな望遠レンズといえば、過去使ってきた中ではマイクロフォーサーズの
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 ASPH. POWER O.I.S. がある。
お気に入りのレンズではあったが、350mm 相当までのズームを超コンパクトにしたせいで
画質的にはだいぶ厳しいものがあった。

ちょっと前に LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm で撮ったものを引っ張り出して見たが、
iPhone 15 Pro Max の望遠カメラで撮ったものと比べると、
パッと見の印象は iPhone の方が見栄えはするくらいだったからねぇ。
(iPhone の方は RAW で撮っても画像処理的カリカリ感が抜けないが)

なんにせよ、ポケットからサッと取り出して撮れる望遠レンズがある時代ってのは
望遠馬鹿には本当に幸せではある。

(iPhone 15 Pro Max)