10月最初のホームゲーム札幌戦では、後半アディショナルタイムに入ってから
途中出場のキャプテン宇佐美貴史選手が2ゴールを決めて劇的すぎる逆転勝利だった。
僅かな残り時間で2ゴール逆転。
野球と違って「サヨナラ」がないから……なんて言わせない劇的な瞬間だった。
先週水曜日、10月2回目のホームゲームでは名古屋相手に撃ち合いになり、
試合を決めたのは、ともに途中出場した宇佐美貴史選手と福田湧矢選手。
宇佐美選手からのラストパスを受けた湧矢選手、復活の決勝ゴール。
この1年間怪我に苦しみ、辛いリハビリを乗り越えた彼が報われた瞬間は感動的であった。
そして昨日、天皇杯準決勝。
我らがパナスタでマリノス相手に、国立競技場で行われる決勝戦への切符を賭けた一戦。
山田康太選手のビューティフルゴールで先制するも、前半に同点に追いつかれ、
「今日は延長戦かな?」と思ったら後半残り2分で勝ち越されて厳しくなったが、
またもや後半のアディショナルタイムで中谷進之介選手が起死回生の同点ゴール!
いつもとは違うメインスタンドの端の方の席で見ていた私たちの目の前でのゴール!!
どちらも過密日程の中での延長戦。
天秤がどちらにも動かないまま30分が過ぎ、これは PK 戦かな……
と思い始めた延長戦アディショナルタイム。
またアディショナルタイムに、宇佐美選手からのパスを受けた坂本一彩選手が
ドリブルで相手 DF を交わしてシュートしたボールは劇的な決勝ゴールに!
そしてまた目の前での劇的ゴール!!!
もう、この10月のホームゲームは劇的すぎる勝利ばかりで感動の嵐。
こんな試合見たら興奮してなかなか寝付けない😆
というか、ホントこういう試合はサッカーを見に来たことのない人に見せたい。
パナスタという素晴らしいスタジアム、素晴らしい応援がある中で
こういうエンターテイメント性の高い試合を見れば、好きにならないわけがない。
むかし、'00年代後半のガンバ大阪は、単に強かっただけでなく、
エンタメサッカーとして「うちの試合は面白いよ、見においでよ」と
サッカーを見に来たことがない人に言えるサッカーであった。
(単に強いだけではなく少し脆い、ちょっぴり破天荒さもあったのが魅力)
この10月のガンバ大阪は、なんとなく当時を思い起こさせる魅力があった。
いやー、しかし、本当に、凄かった。
(Z 9 + Z 400mm f/4.5 VR S)