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1億年ぶりに生駒の山へ上がったのに、結局見られずじまいで終わった彗星。
前日は肉眼でも見られたぜ報告が上がっていたが、この日は西の空は雲多めで残念。
暮れてきても西の方は雲が居座ってるから観られそうにないなぁ…
と思いつつも、せっかくここまで来たのでと数時間粘っていた。

とはいえ、観られないから暇してるわけで、仕方なく大阪の夜景を適当に撮ってた。
ので、今日の写真はそれで。

生駒山のパノラマ展望台から見る大阪の夜景は、
大阪の夜景としては一番見応えのあるポイントの一つ。
山からの大阪夜景だと東六甲展望台と双璧と言って良い。



でも、生駒山からの夜景は百万回観た、
とまでは言わないが、10回20回では効かないくらいは観た。
東京へ居を移す前の10代20代の頃は、それなりに来ていたし。
大阪へ戻ってきてからのここ十数年は陽のあるうちにしか行ったことはないけど。

それに、六甲山・神戸の夜景を見た回数と比べれば10分の1くらい(あっちは余裕で3桁)。
ここは有料道路で夜景の見えるポイントは足元見た値段だからねぇ。
その割には色々行き届いてない、今も昔も。

なので、超久しぶりにここからの夜景を見たとはいえ、正直何の感動も感慨もない。
撮りたい意欲は全くない、暇つぶしだったから、撮った写真を見ても何も感じない。無。

ただ、生駒山からの夜景を観に連れてきたことのなかった連れ合いに、
夕景から夜景までゆっくり観てもらったのは良かったかもしれない。

あと、一脚はしょっちゅう使うが、三脚を使うのは滅多にないから、
こういう機会でも、たとえ収穫ゼロでも使うことがあったのは良かったかもしれない。


ひと昔前、お高い GITZO 三脚を大小(4型ロングと2型トラベラー)買ったけど、
コロナ禍前くらいからここ10年くらいは年に1回くらいしか使っていなかったのでね。
年イチでも使わないと、使い方を忘れるから。

ただまぁ、三脚は(ちゃんと保管していれば)長く使えるので、
使用頻度が低くても高いのを買ったことは後悔していない。

昨今はリーズナブルで高性能な中国ブランドが幅を利かせているから、
GIZTO なんて流行んないのかもしれないけど、手持ちで満ち足りているのでどうでもいい。


ともあれ、結局彗星は観られなかったものの、なんかは撮った。
今年は Z9 でスポーツとモータースポーツ以外を撮ってなかったから、
うちの Z9 君も急に AF-S なんて使われてビックリしたかもしれない。
ってか、私が AF-C から AF-S に切り替える方法を忘れていて、数分探しました…😅
(ボタンもショートカットメニューもカスタマイズしまくってAF切り替えなんてないので)

この日たとえ彗星が観られなくても(観られない予想はしていた)、
見せたことのなかった夜景を見せること、
そして私自身も久しぶりにここからヒコーキを見ることを代替案として山に上がったので
そういう意味では悪くはなかった、かもしれない。

あちこちから彗星を見た写真が SNS に流れてくると、やっぱり悔しいけどねえ。

(Z 9 + Z 70-200mm f/2.8 VR S)