冒頭の写真は宇佐美貴史選手の大逆転ゴールが決まった直後の1シーン。SNS に載せた写真以外からと思って、札幌の選手のガックリと項垂れる状況にフォーカスして、背景の歓喜と対比しての一枚をチョイス。
昨晩の試合、ガンバ大阪 vs コンサドーレ札幌は劇的すぎる結末で、おそらく今季 2024年シーズンで最も心残る試合になった。
7月から9試合勝ちなしの泥沼、水曜日にはアウェイの大阪ダービーにも負ける厳しい心持ちを引きずったかのように残留争いの札幌にいきなり先制される展開。時間が経つにつれ、ガンバが押し込むし、惜しいシュートは何本もあったが、得点は奪えないまま 90分。
「今日も負けて10試合勝ちなしの最悪な状態で明日はファン感(ファンクラブイベント)かよ…」
と思った人は私だけではあるまい。90分が過ぎて残りはアディショナルタイムのみ。
ところがアディショナルタイムに入ってすぐ VAR が介入、主審のオンフィールドレビューで PK を得ることになり、それをエースでありキャプテンの宇佐美貴史選手が決めて、空気は一変。沈痛とも言えたスタジアムの雰囲気は、本当に180度変わった。
アディショナルタイムは残り数分。「ま、引き分けに持ち込めただけでも御の字か」なんて思いを吹き飛ばすかのように、息を吹き返して攻め立てる。相手選手が相当に疲れているところを攻めて攻める。
そして、またもや宇佐美貴史選手へゴール正面でボールが渡ると、彼らしいキレッキレのドリブルで、相手選手を2人転ばせて抜いてのゴール。
もはや試合最後のプレーで、勝利を決めるシュートシーンで、あそこまで冷静に股を抜き、切り返して、しっかりとゴールを決める技量、精神力。ユース時代からガンバ大阪の至宝と呼ばれた漢の、まさに自らを証明するシーンだった。
そして、彼を語る上で将来に渡って語り継がれるであろうアディショナルタイムの2ゴール大逆転劇。24時間以上経った今も興奮は消えない。J1 リーグが中断期間に入る最後に、長いトンネルを彼の力で抜け出したのは最高だった。
今まで劇的な勝利を少なくない数を観戦して経験してきたけれど、その思い出たちの末席に加わる試合であった。これだからサッカー観戦はやめられない。
(Z 9 + FTZ II + AF-S 500mm f/4E FL ED VR)
7月から9試合勝ちなしの泥沼、水曜日にはアウェイの大阪ダービーにも負ける厳しい心持ちを引きずったかのように残留争いの札幌にいきなり先制される展開。時間が経つにつれ、ガンバが押し込むし、惜しいシュートは何本もあったが、得点は奪えないまま 90分。
「今日も負けて10試合勝ちなしの最悪な状態で明日はファン感(ファンクラブイベント)かよ…」
と思った人は私だけではあるまい。90分が過ぎて残りはアディショナルタイムのみ。
ところがアディショナルタイムに入ってすぐ VAR が介入、主審のオンフィールドレビューで PK を得ることになり、それをエースでありキャプテンの宇佐美貴史選手が決めて、空気は一変。沈痛とも言えたスタジアムの雰囲気は、本当に180度変わった。
アディショナルタイムは残り数分。「ま、引き分けに持ち込めただけでも御の字か」なんて思いを吹き飛ばすかのように、息を吹き返して攻め立てる。相手選手が相当に疲れているところを攻めて攻める。
そして、またもや宇佐美貴史選手へゴール正面でボールが渡ると、彼らしいキレッキレのドリブルで、相手選手を2人転ばせて抜いてのゴール。
もはや試合最後のプレーで、勝利を決めるシュートシーンで、あそこまで冷静に股を抜き、切り返して、しっかりとゴールを決める技量、精神力。ユース時代からガンバ大阪の至宝と呼ばれた漢の、まさに自らを証明するシーンだった。
そして、彼を語る上で将来に渡って語り継がれるであろうアディショナルタイムの2ゴール大逆転劇。24時間以上経った今も興奮は消えない。J1 リーグが中断期間に入る最後に、長いトンネルを彼の力で抜け出したのは最高だった。
今まで劇的な勝利を少なくない数を観戦して経験してきたけれど、その思い出たちの末席に加わる試合であった。これだからサッカー観戦はやめられない。
(Z 9 + FTZ II + AF-S 500mm f/4E FL ED VR)