昨日の記事の最後で書いたように、新しいフライトシミュレーター用デバイスとして(やっと)届いたのが、WINWING の「FCU ユニット1」。エアバス機旅客機コクピット内にある計器パネルのうち、中央上にあるオートパイロット関連の計器が集まってる部分のレプリカです。
■ 夏に買ったゲームデバイス各種のその後と、また増えたフライトシム用デバイス WINWING「FCU ユニット1」
通常フライトシミュレーターアプリでは、ディスプレイ上でコクピット内の画面表示エリアを動かして計器部分のボタンやダイアルをマウスでくりくりと操作するわけですが、(その一部分を)実機に近づけた計器表示や操作機器類を再現して実機同様の操作を行える、という製品。
以前、Saitek / Logicool のフライトマルチパネルというものをメルカリで手に入れて、こちらもオートパイロットの操作をハードウェアデバイスで行えるものですが、こちらはシミュレーター内の対応機種としてセスナなどの小型機に限られていて、エアバスやボーイングなどの旅客機には非対応。
この製品については改めて書く予定ですが、セスナなどでフライトしている分にはまずまず使えるものの(実機とは似ても似つかない操作性は微妙ですけど)、旅客機ではフラップ操作くらいしか使えないので用を足せません。
私自身、以前は Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)をプレイする時は、お気軽遊覧飛行ばかりだったのですが、新しいゲーミング PC 購入後は「お高い機材を買ったのだから、もうちょっと真面目にプレイしよう」と、MSFS での計器飛行や出発手順も学んでいる最中で、そのためのメイン機材がエアバス A320 neo(Fly by Wire A320NX)なので、
エアバス機で色々学んで飛ばしていて、それもあってフライトスティック&スロットルは実機レプリカっぽい Thrustmaster TCA Officer Pack Airbus Edition を買ったのだから FCU パネルも買ってみるか、安いし
というのが、購入動機でありました。
ただまぁ、ぶっちゃけ言うと、
なくても全く問題ない
なくても問題なく遊べる/操縦できるものですから、従来同種製品からすると激安価格でありますが、ちょっと悩みました。
オートパイロット操縦時はアレコレと操作に忙しいわけではないので(といっても、真っ当に計器飛行を覚えてプレイすると自動操縦時もやることが色々あるのも実感中😓)、画面内のボタンやダイアルをマウスで操作してプレイするのも(慣れれば)さほど問題にはなりません。
とはいえ、降下中や “ちょっとだけプレイ” での短距離フライト時は割とアレコレ作業がありますので、決して操作しやすくはない画面上のボタン・ダイアルのマウス操作はストレスフリーというわけではありません。
それになにより、こういうシミュレーターというのは、
雰囲気重要
ですから、シミュレーター専用のデスクにトリプルディスプレイやレプリカ機器類を用意して実機同様のコクピットを再現する、なんてことは無理でも、ちょっぴり雰囲気を盛り上げるためのアイテムとして購入した次第。
それになにより、お値段が従来同種製品比で桁が一つ違うレベルで激安だったのも大きかったですね。雰囲気モノだけに、気軽?に買えるかどうかは大きいですし、この製品を知るまで実機レプリカのコクピットデバイスを買おうと思ったことすらなかったですから。
本製品の WINWING は近年、安価で質の高いフライトシミュレーター用デバイスをリリースしている新進気鋭の中国メーカーで、戦闘機用の質の高い、コスパの高いフライトスティックを個人輸入していたマニアも少なくなかったようです。そんななか、この8月に日本向け公式販売サイトが開設され、個人輸入しなくても購入できるようになりました。
■ Official Website for WINWING
私自身、WINWING の代表的製品である F-15 や F-16, F/A-18 レプリカのフィードバック付きメタルスティックに惹かれたものの
などと思って眺めているうちに、日本向け販売サイト開設から数日で国内在庫はあっという間に尽き、予約注文だけになっていました(現在は在庫ありの商品も多くなっています)。やはり WINWING 製品に興味があっても個人輸入のハードルに躊躇っていた人が多かったのでしょうね。
また、WINWING は旅客機用スティック(グリップ)も販売していたのですが、日本向け販売サイトができる前に販売終了になっていたようで残念です。既に新しいモノを買っていたので、買えなくて良かったのかもしれませんが😓
いずれにせよ、安価な WINWING とはいえ、フィードバック付きメタルスティックはスロットルやスロットルベースと合わせると(円安が終わらないこともあり)結構なお値段しますから、いつかまた機会があれば、ですね。メタル筐体のしっかりしたスティック&スロットルが欲しいのは山々ですけれども……
そんな中、WINWING の製品でもう一つ興味があったのは、今回購入した FCU パネル。前述したとおり、エアバス機の本物っぽい見た目と操作感に、何よりも値段が手頃。
今の販売価格は2万円強ですが、私の購入時は(日本向け公式販売開始のセールだったせいか)約1万5千円。この手の「実機レプリカ」的製品としては破格の安さ。例えば、同じように A320 のグレアシールド部分のパネルを従来から出している製品がありましたが、15万円!
もちろん上記製品は購入した WINWING の FCU パネルだけの製品より多くの部分(EFIS など)をカバーしていますし、質感なども違うのでしょうけれど、とはいえ 15万円などと言われると全く手が出ません。というか、買うことを検討すらもしないレベル。
それに比べると WINWING の FCU パネルは(限られた部分だけとはいえ)上記製品の10分の1の価格ですから、金欠でもちょっと手を出せるレベル。見た目やスイッチ類の質感は違うとしても、そもそも
という話なので、所詮「雰囲気モノ」と割り切って「(気軽に?)買えるか買えないか」の方が遥かに重要です。
ちなみに、今回購入した FCU パネルの両側には本来 EFIS パネルというものがあるのですが、1週間ほど前に EFIS パネルの発売を開始するというアナウンスがありました。
EFIS パネルがあると中央上部にあるグレアシールド部分の計器は画面上で触らなくても良くなるので、これも欲しい!お値段も 1万3千円と(この手のレプリカデバイスとしては破格に)お手頃。
まぁ、最初ポストと添付写真を見たときには「1万3千円で左右両席用の EFIS パネルが付いてくるの?安すぎへん?」と思ったのですが、実際はそんなこともなく片側1万3千円みたいですが、それでも安いのは事実。先に Amazon リンクを貼った既存製品と同じように FCU と両側 EFIS パネルを揃えても3分の1の値段ですからねえ。
と言っても、私は左側(機長席側)だけの EFIS パネルだけを買うつもりです。両側揃えないと格好悪いですけど、操作するのは殆ど左側だけですし、使わないハードウェアデバイスまでお金を出せる余裕もない、というか、そんなお金があるなら他のデバイスが欲しいので……😅
ちなみに昨日の記事でも少し触れましたが、購入の手続きをしたのが8月半ばすぎ。先に書いたように、ちょっと迷ってから購入手続きしたら国内在庫が切れたタイミングで入荷待ち。
そして9月に入ってから「入荷したから決済しろよ」というので決済したところ、直後の決済確認メールでは1週間後の日付で「〇〇日までに発送するで」と書かれていたのですが、その後さっぱり音沙汰なし。ウェブ上で履歴を見ると決済直後から「梱包中」のまま。
個人輸入でしか買えない時からトラブルの少ないメーカーだったので事故ったとは思いませんし、きっと国内販売はツテで雇った一人だけで対応してるかもだから気長に待つしかないよな、などと勝手に邪推して待っていたのですが、さすがに10日以上もステータスが「梱包中」のままだと「いつまで梱包に時間がかかっとんねん!」と😅
おまけに、発送を待ってる間に上記の新製品、EFIS パネルが発表になるわ、月も変わるわで、、これは一度クレームを入れるしかないかな?と思ったところで、発送メールが来ました。宅配業者はヤマト運輸でしたので、これは安心☺️
使い方は簡単なのですが、とりあえず PDF マニュアルはあれど説明は組み立て方のみ。それ以外は公式サイト内でも情報はないので、手取り足取りが必要な人には向きません。専用ソフトをダウンロードして立ち上げて、あとは USB 挿せば動きますから難しくないですけどね。
今日はファーストインプレを書くつもりでしたが、ガンバ大阪の札幌戦に向かう合間の小一時間では購入記だけになってしまいました。ので、ファーストインプレについては次回……かどうか分かりませんが、近日中に。
(続き)→ WINWING「FCU ユニット1」ファーストインプレ
■ Official Website for WINWING
私自身、WINWING の代表的製品である F-15 や F-16, F/A-18 レプリカのフィードバック付きメタルスティックに惹かれたものの
先月(7月)新しいフライトスティック&スロットルを買ったばかりでお金も尽きてるし、そもそも DCS World でガチに戦闘機を飛ばすより MSFS で小型機や民間機を飛ばす方が楽しいから、戦闘機用のスティックは今はええかなぁ
などと思って眺めているうちに、日本向け販売サイト開設から数日で国内在庫はあっという間に尽き、予約注文だけになっていました(現在は在庫ありの商品も多くなっています)。やはり WINWING 製品に興味があっても個人輸入のハードルに躊躇っていた人が多かったのでしょうね。
また、WINWING は旅客機用スティック(グリップ)も販売していたのですが、日本向け販売サイトができる前に販売終了になっていたようで残念です。既に新しいモノを買っていたので、買えなくて良かったのかもしれませんが😓
いずれにせよ、安価な WINWING とはいえ、フィードバック付きメタルスティックはスロットルやスロットルベースと合わせると(円安が終わらないこともあり)結構なお値段しますから、いつかまた機会があれば、ですね。メタル筐体のしっかりしたスティック&スロットルが欲しいのは山々ですけれども……
そんな中、WINWING の製品でもう一つ興味があったのは、今回購入した FCU パネル。前述したとおり、エアバス機の本物っぽい見た目と操作感に、何よりも値段が手頃。
今の販売価格は2万円強ですが、私の購入時は(日本向け公式販売開始のセールだったせいか)約1万5千円。この手の「実機レプリカ」的製品としては破格の安さ。例えば、同じように A320 のグレアシールド部分のパネルを従来から出している製品がありましたが、15万円!
もちろん上記製品は購入した WINWING の FCU パネルだけの製品より多くの部分(EFIS など)をカバーしていますし、質感なども違うのでしょうけれど、とはいえ 15万円などと言われると全く手が出ません。というか、買うことを検討すらもしないレベル。
それに比べると WINWING の FCU パネルは(限られた部分だけとはいえ)上記製品の10分の1の価格ですから、金欠でもちょっと手を出せるレベル。見た目やスイッチ類の質感は違うとしても、そもそも
実機実物を操作したこともなければ、することもないから、質感がどうこうなんて判るわけがないんだよなぁ
という話なので、所詮「雰囲気モノ」と割り切って「(気軽に?)買えるか買えないか」の方が遥かに重要です。
(故に謳い文句を確かめようもない😆)
ちなみに、今回購入した FCU パネルの両側には本来 EFIS パネルというものがあるのですが、1週間ほど前に EFIS パネルの発売を開始するというアナウンスがありました。
WINWING Unveils the Brand-New EFIS Panel, a Full-Size Flight Control Panel.
— WINWING (@WINWING_SIM) September 28, 2024
・ 1:1 Fully-molded structure with authentic segment LCD
・ Unique Encoder Acceleration Model for real aircraft knob feel
・ ADV-VOR switches with custom metal caps and physical pull-up detent mechanism to… pic.twitter.com/k15EXgafJQ
EFIS パネルがあると中央上部にあるグレアシールド部分の計器は画面上で触らなくても良くなるので、これも欲しい!お値段も 1万3千円と(この手のレプリカデバイスとしては破格に)お手頃。
まぁ、最初ポストと添付写真を見たときには「1万3千円で左右両席用の EFIS パネルが付いてくるの?安すぎへん?」と思ったのですが、実際はそんなこともなく片側1万3千円みたいですが、それでも安いのは事実。先に Amazon リンクを貼った既存製品と同じように FCU と両側 EFIS パネルを揃えても3分の1の値段ですからねえ。
と言っても、私は左側(機長席側)だけの EFIS パネルだけを買うつもりです。両側揃えないと格好悪いですけど、操作するのは殆ど左側だけですし、使わないハードウェアデバイスまでお金を出せる余裕もない、というか、そんなお金があるなら他のデバイスが欲しいので……😅
(こう揃えたら気分は上がるけど)
ちなみに昨日の記事でも少し触れましたが、購入の手続きをしたのが8月半ばすぎ。先に書いたように、ちょっと迷ってから購入手続きしたら国内在庫が切れたタイミングで入荷待ち。
そして9月に入ってから「入荷したから決済しろよ」というので決済したところ、直後の決済確認メールでは1週間後の日付で「〇〇日までに発送するで」と書かれていたのですが、その後さっぱり音沙汰なし。ウェブ上で履歴を見ると決済直後から「梱包中」のまま。
個人輸入でしか買えない時からトラブルの少ないメーカーだったので事故ったとは思いませんし、きっと国内販売はツテで雇った一人だけで対応してるかもだから気長に待つしかないよな、などと勝手に邪推して待っていたのですが、さすがに10日以上もステータスが「梱包中」のままだと「いつまで梱包に時間がかかっとんねん!」と😅
おまけに、発送を待ってる間に上記の新製品、EFIS パネルが発表になるわ、月も変わるわで、、これは一度クレームを入れるしかないかな?と思ったところで、発送メールが来ました。宅配業者はヤマト運輸でしたので、これは安心☺️
使い方は簡単なのですが、とりあえず PDF マニュアルはあれど説明は組み立て方のみ。それ以外は公式サイト内でも情報はないので、手取り足取りが必要な人には向きません。専用ソフトをダウンロードして立ち上げて、あとは USB 挿せば動きますから難しくないですけどね。
今日はファーストインプレを書くつもりでしたが、ガンバ大阪の札幌戦に向かう合間の小一時間では購入記だけになってしまいました。ので、ファーストインプレについては次回……かどうか分かりませんが、近日中に。
(続き)→ WINWING「FCU ユニット1」ファーストインプレ