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長居球技場が改装されて、隣りのクラブのメインスタジアムになって3年、だっけ? アウェイの大阪ダービーには昨年のルヴァンカップを除いて応援しに行っているけれど、いつもはミックスメイン指定席(ミックスとはアウェイサポーターも座れる席のこと、メインはメインスタンドのこと)。

バックスタンド側からは、このスタジアムのすぐ裏にある JR 阪和線を走る列車がよく見える。ので、関空特急「はるか」との一枚をば。流し撮りで電車を止めるとスタジアムが流れてしまうので、敢えて止め絵で。

実を言うと、本来試合が予定されていた8月末の試合ではミックスメインの席を買っていたのだが、台風で延期となりチケットはキャンセル再発売となった。そして再試合が昨日になったため、諸々の予定から行けるかどうか微妙だったので、お値段半額以下のミックスバック自由席に変えてしまった。

それに、3年前は5千円台で買えていたミックスメイン指定席が、翌年は6千円台、去年は8千円弱、そして今年は1万円超と、そのボッタクリまくりように嫌気が差したのも理由の一つ。それでも最初は1万1千円超のミックスメイン指定を買っていたのだけど、再試合は前述の理由もあって万越えのチケットに手を出せなかった。

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ともあれ、改修後の「ヨドコウスタジアム」になってからでは初めてのバックスタンド。ほぼガンバ大阪のファン、サポーターで埋め尽くされ、ずっと立ってチャントを歌いまくるサポーターも多く、第2のゴール裏状態(その状態の写真は昨日記事にて)。

そんなこともあって、私も久しぶりにゴール裏感覚で応援していた。21世紀になってからはゴール裏へ行くことも無くなったので、ウェルトンの幻の同点ゴールの際に四方八方の人たちとハイタッチしまくるというゴール裏的な喜び方も久しぶりだった。

ただ、バックスタンドなのにゴール裏状態だったから、座って観戦したい人と、ゴール裏のチケットが買えず代わりにミックスバックエリアで立って応援する人との間で揉め事が起きていたのも見た。前で立たれたら当然見えないからね。


本来立って観戦する場所じゃない、とは思うけれど、揉め事で呼ばれた係員は「立つことは禁止されていないので…」と我関せずであった。アウェイゴール裏のチケット販売枚数が少ない分、ダービーのミックスバックでは毎年あることらしいので、ずっと立って観戦も OK なら告知するなり何なり対応すべきのように思うけどね。

そんなことも見たりしたけれど、私としては期せずしてゴール裏感覚で楽しめたのは(久しぶりすぎて)新鮮であり良かった。

「たまにはこういう席も良いかもね!」と言いたいところだが、やっぱりいつもの(年パスの)席の良さを実感もした。現場の雰囲気、応援があるとはいえ、ぶっちゃけテレビで見ているのと変わらないピッチとの距離感だからねえ。

昨日はバックスタンドの上層で一番端の方だったが、ホームスタジアムのパナスタでは開場以来ずっとメインスタンドの中央近く前方エリアが年パスの席。写真撮影には向かないが、観戦には最良の部類。ピッチはすぐそこ、ベンチもすぐ近く。ピッチ上の生々しい音が聞こえるところでいつも見ていると、どうしてもね……

まぁ年パス席はそれなりに高いお金を払っていて貧乏人には辛いところだけど、いつも観戦しているあたりは、ほぼ一般販売のない年パスとスポンサーの年間シートで埋められているブロック、エリア。だから、どうあっても手放せない。熱心ではないとしても、それなりに長くファンをやっていて、お布施している対価かな?

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