先週末の浦和戦、試合前のゲストは西野朗ガンバ大阪元監督(日本代表前監督)。
00年代もしくは前世紀からのガンバ大阪ファン、サポーターなら
彼と彼の率いたガンバ大阪のチームを忘れることは決してできない存在。
そして、ガンバファン、サポーターの世代間意識差を生む存在とも言える。
Jリーグ創設から十数年越しのリーグ初優勝、初タイトル獲得から始まる5年間くらいを
ガンバ大阪の「全盛期」と呼び人は多い。
当時ガンバ大阪を応援していた人、あの頃ガンバ大阪を知った人たちの多くがそう言う。
あの頃がガンバ大阪の「最強」という人も少なくない。
けれど、三冠時代もしくはそれ以降にファン、サポーターになった人たちにとって
西野監督時代は「記憶」「思い出」にないから、単なる「歴史」に過ぎない。
それゆえ、オッサン/オバハンサポーターが
「00年代半ば〜後半のガンバ大阪が最強、あの頃が全盛期」
と言っていても、
「いやいや三冠を達成したのだから 2014年が最強だったでしょ」
と言うのは当然でもあるし、
「サッカーは進化してるのだから今年が一番強いのでは?」
と言うのもまた当然ある。
絶対的な「強さ」評価で言えば、今季が一番強いのは間違いない、と思っている。
世界/欧州のサッカーの進化は日本より二歩三歩先を行ってるとしても、
Jリーグの試合内容も確実に進化しているのは、10年前20年前の試合を見れば一目瞭然。
00年代の試合を見れば「なにこれ、遅っ」って感じになるし、
10年前、ガンバ大阪が三冠を取った年の試合を見てもスペースの埋め方、使い方、
速さの違いはド素人が見ても分かるレベルで違う。
だから、今季タイトルを取れるか取れないかは別にしても、
絶対評価で一番強いガンバはタイトルを一番取った 00年代後半のガンバでもなければ、
三冠を達成した時代のガンバでもなく、一番最近で相対的に強い今季だろうと思う。
けれど、一つ言えることは「強さ」云々関係なく
「あの頃のガンバ大阪が一番楽しかった」ことは
当時を知るファン、サポーターの多くが異口同音に語り、忘れられない点。
あの頃のガンバ大阪は「エンターテイメント」性に富んでいて、
勝っても負けても、なんかこう興奮できる試合が多かった。
だから、サッカーを見たことがない友人知人を(無料招待券とかではなく)
「ガンバの試合を観に来なよ、(勝っても負けても)絶対面白いから!」
なんて言えたわけで、そんな時代は後にも先にもあの頃だけだった。
それが当時の Jリーグのレベルによって成り立っていたものだとしても。
だからこそ、タチが悪い。
あの頃の「楽しさ」を知るファン、サポーター、何よりもクラブ自身が
あの頃に囚われすぎてしまった。
タイトルから遠ざかったこの8年、
今のスタジアムに移転してからタイトルが取れていない原因の一つは、
00年代のガンバ大阪、西野監督時代の「楽しい」サッカーに囚われすぎたからだろう。
その郷愁に囚われてすぎたことはタイトルを取れなくなった時よりずっと前、
それこそ三冠時代から続いていたのだと思う。
自分自身も反省するところで、長谷川健太監督に申し訳ない気持ちもある。
(もっとも、退任が決まってからの数試合のやりようは今でも許し難いけど)
ただ、ここ5年ほどリーグ戦では残留争いを繰り返し、
天皇杯では学生や JFL クラブに負けるなどの屈辱を繰り返したことで、
さすがに多くの人の意識は変わってきたように思う。
今の強さは、00年代のエンターテイメント性に富んでいた「攻撃的強さ」とは真逆であるが、
それを否定して攻撃サッカーを望む人は随分と減ったように見える(いなくはない)。
あまりにも負けすぎて勝利への飢餓感が上回ってるとも言えるかもだが😅
いずれにしても、西野監督のトークショーを見て聞いて、
相変わらずの西野語録に、かの時の思い出を引き出されたりするとしても、
あの頃をしっかりと「歴史の1ページ」として処理できるようになって
望郷の念を感じる人は少なくなったように思える先週末だった。
まぁしかし怖いのは、強さが戻ってきたらきたで、
当時のガンバ大阪というクラブ自身が「ビッグクラブ」などと自称し始めて、
その結果リーグ3位で終わった西野監督をクビにして、
とんでもない監督を連れてきて J2 降格という大失態を犯した黒歴史を繰り返すということだ。
長谷川健太監督の後任のときそうだったが、
過去にタイトルを取った監督の後任選出は狂ってるからね。
だから今季素晴らしい補強をしても未だに彼らを信用しきれない。
なんてまぁ、老害ファンは面倒くさくてダメやね。
もっと素直に、あるがままを受け入れないと……😅😅😅
ガンバ大阪の「全盛期」と呼び人は多い。
当時ガンバ大阪を応援していた人、あの頃ガンバ大阪を知った人たちの多くがそう言う。
あの頃がガンバ大阪の「最強」という人も少なくない。
けれど、三冠時代もしくはそれ以降にファン、サポーターになった人たちにとって
西野監督時代は「記憶」「思い出」にないから、単なる「歴史」に過ぎない。
それゆえ、オッサン/オバハンサポーターが
「00年代半ば〜後半のガンバ大阪が最強、あの頃が全盛期」
と言っていても、
「いやいや三冠を達成したのだから 2014年が最強だったでしょ」
と言うのは当然でもあるし、
「サッカーは進化してるのだから今年が一番強いのでは?」
と言うのもまた当然ある。
絶対的な「強さ」評価で言えば、今季が一番強いのは間違いない、と思っている。
世界/欧州のサッカーの進化は日本より二歩三歩先を行ってるとしても、
Jリーグの試合内容も確実に進化しているのは、10年前20年前の試合を見れば一目瞭然。
00年代の試合を見れば「なにこれ、遅っ」って感じになるし、
10年前、ガンバ大阪が三冠を取った年の試合を見てもスペースの埋め方、使い方、
速さの違いはド素人が見ても分かるレベルで違う。
だから、今季タイトルを取れるか取れないかは別にしても、
絶対評価で一番強いガンバはタイトルを一番取った 00年代後半のガンバでもなければ、
三冠を達成した時代のガンバでもなく、一番最近で相対的に強い今季だろうと思う。
けれど、一つ言えることは「強さ」云々関係なく
「あの頃のガンバ大阪が一番楽しかった」ことは
当時を知るファン、サポーターの多くが異口同音に語り、忘れられない点。
あの頃のガンバ大阪は「エンターテイメント」性に富んでいて、
勝っても負けても、なんかこう興奮できる試合が多かった。
だから、サッカーを見たことがない友人知人を(無料招待券とかではなく)
「ガンバの試合を観に来なよ、(勝っても負けても)絶対面白いから!」
なんて言えたわけで、そんな時代は後にも先にもあの頃だけだった。
それが当時の Jリーグのレベルによって成り立っていたものだとしても。
だからこそ、タチが悪い。
あの頃の「楽しさ」を知るファン、サポーター、何よりもクラブ自身が
あの頃に囚われすぎてしまった。
タイトルから遠ざかったこの8年、
今のスタジアムに移転してからタイトルが取れていない原因の一つは、
00年代のガンバ大阪、西野監督時代の「楽しい」サッカーに囚われすぎたからだろう。
その郷愁に囚われてすぎたことはタイトルを取れなくなった時よりずっと前、
それこそ三冠時代から続いていたのだと思う。
自分自身も反省するところで、長谷川健太監督に申し訳ない気持ちもある。
(もっとも、退任が決まってからの数試合のやりようは今でも許し難いけど)
ただ、ここ5年ほどリーグ戦では残留争いを繰り返し、
天皇杯では学生や JFL クラブに負けるなどの屈辱を繰り返したことで、
さすがに多くの人の意識は変わってきたように思う。
今の強さは、00年代のエンターテイメント性に富んでいた「攻撃的強さ」とは真逆であるが、
それを否定して攻撃サッカーを望む人は随分と減ったように見える(いなくはない)。
あまりにも負けすぎて勝利への飢餓感が上回ってるとも言えるかもだが😅
いずれにしても、西野監督のトークショーを見て聞いて、
相変わらずの西野語録に、かの時の思い出を引き出されたりするとしても、
あの頃をしっかりと「歴史の1ページ」として処理できるようになって
望郷の念を感じる人は少なくなったように思える先週末だった。
まぁしかし怖いのは、強さが戻ってきたらきたで、
当時のガンバ大阪というクラブ自身が「ビッグクラブ」などと自称し始めて、
その結果リーグ3位で終わった西野監督をクビにして、
とんでもない監督を連れてきて J2 降格という大失態を犯した黒歴史を繰り返すということだ。
長谷川健太監督の後任のときそうだったが、
過去にタイトルを取った監督の後任選出は狂ってるからね。
だから今季素晴らしい補強をしても未だに彼らを信用しきれない。
なんてまぁ、老害ファンは面倒くさくてダメやね。
もっと素直に、あるがままを受け入れないと……😅😅😅