昨日に引き続き、Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)での計器/情報表示用サブディスプレイとして spacedesk アプリ経由 iPad で代用していたのを、小型 USB ディスプレイを購入して移行しよう、はいサクッとね…の予定が右往左往ハマった(どうでも良い)話、の後編。
冒頭の写真は MSFS で函館空港へ着陸する旅客機 A320 のコクピットからの1コマ。夏も冬も何度も行った函館ですが、もう10年近くご無沙汰。家庭の事情が変わって旅行に行きづらくなって、毎年何度も北海道も沖縄も行っていたのが不可能になったわけですが、インバウンドが盛んになり始めた頃だったので逆にちょうど良かったかもしれません。
特に北海道はインバウンド観光客が爆発的に増える前だったのでリーズナブルに何度もあちこち行けて、なおかつ人の多さに閉口したり、観光客の傍若無人さに昔から見ていた木が切られて無くなってしまう、なんてことを見ずに済んで幸いだった、かもしれません。
さて、昨日記した前編記事では、MSFS で計器/情報表示に別画面が必要/あると便利な理由や、いつもデスクサイドに置いてある iPad mini で代用すると不便だったり、代用に難点があることを記しました。
■ MSFS 2020で計器を独立表示させるサブ画面をspacedesk経由iPad利用から小型USBディスプレイに切り替えて右往左往【前編】〜サクッと行くはずがブランクでボケてた私
サブ画面用の小型 USB ディスプレイを導入すること自体は Mac の Lightroom Classic での写真整理現像処理においても有用なので以前から考えていたことですが、性能に少し余裕のある新しいゲーミング PC の購入、MSFS のプレイアビリティが向上したことがきっかけになったのは否定できないところです😅
■ 薄い!軽い!お手頃価格!付属品も充実の小型 USB ディスプレイ VisionOwl XL-105【前編】〜 USB ディスプレイの進化と低価格化を実感
■ 薄い!軽い!お手頃価格!付属品も充実の小型 USB ディスプレイ VisionOwl XL-105【後編】〜 性能まずまず機能充実、Macで使うと…
ともあれ、普段デスクサイドに置いて使っている iPad mini は MSFS プレイ中も別の用途(フライトエリアの Google Map を開いたり、フライトプランの PDF を見たり)に使っていることや、spacedesk アプリを使って Wi-Fi 経由で iPad 側の表示解像度を上げると負荷が高くなりすぎてプレイに支障が出ること、などがあって小型 USB ディスプレイを導入したことは前回書いたとおり。
そして、「届いた小型 USB ディスプレイをサクッと繋げて、サクッと MSFS のサブ画面にして、サクッと快適にフライト」のはずが、USB ディスプレイ側に計器や情報画面を表示させると MSFS のフレームレートが激落ち、とてもプレイに向かない状態に陥ることになりました。
World Update 18 でデーター詳細化され負荷の高くなったフランクフルト中心部を超低空で飛ぶとサブディスプレイを使わなくてもスタッタリング率が 2〜3%発生してしまうのですが、購入した USB ディスプレイを使うと(計器・情報表示させると)⬆️上記のような酷いことになるのは、いくらなんでもおかしい状況。
ケーブル変更やら端子変更、ディスプレイ側の解像度を変えたりしても解決することなく、真夏の酷暑もあってしばらく放置していた中、
これ、もしかして USB 接続のディスプレイのレンダリングには外付け GPU(GeForce 4080 SUPER)じゃなくて CPU(Ryzen 7 7800X3D)内蔵のショボ GPU が使われてるのでは?
と思ってマザーボードのマニュアルを見ていると、USB ディスプレイを外付け GPU で使うためにやるべきことをやっていなかったのが発覚😓
というところで、マニュアルどおりに配線やら設定やらをちゃんとやって、
自分の凡ミスが発覚、修正
これで万事解決!
と思ったら全然解決せず
おまけにMSFSのバグ?
これで万事解決!
と思ったら全然解決せず
おまけにMSFSのバグ?
といった沼にハマった話が今回のお題であります😮💨
前回記事の終わりに記したように、使っているマザーボード (ASUS ProArt X670E CREATOR WIFI) のマニュアル PDF を参照して、
を行って、USB ディスプレイを外部 GPU のレンダリング経由で使う準備は整いました。
「はー、何やってたんだろ、オレは〜」と思いながらも USB ディスプレイを改めて接続、MSFS を起動して、先にも示した World Update 18 で負荷の高くなったフランクフルト中心部を超低空で飛ぶテストフライトを実施。
いつものように、まずサブディスプレイに計器を1つ、PFD を表示させてフライトした時の CapFrame X 計測値を見てみると……
あれ?というか、うーん…イマイチ。いや、ダメじゃん😩
たしかに、前回記事で載せたマザーボード周りの設定を忘れて USB ディスプレイを接続していた時の結果⬇️よりは断然マシになっている。
スタッタリング率は 2%台になってサブディスプレイを使っていない時や spacedesk 経由で iPad を(表示解像度を落とした)標準設定でサブディスプレイとして使っていた時と変わらないレベルになった。
けれど、円グラフで一目瞭然のように低フレームレート率が 10% もあっては、プレイできなくはないけれど快適なフライトを楽しめるとは全く言い難い状況。平均フレームレートは iPad 代用時の半分強、最低フレームレートに至ってはギリ2桁。
フレームレート結果も実際のプレイ感覚的にも
Ryzen 7 7800X3D に GeForce 4080 SUPER の組み合わせなのだから、いくら画質盛りまくり設定だとしても WQHD + FHD のデュアルディスプレイでもっとしっかりした結果が残せるはず。なんとかプレイできないことはない、なんていうレベルでは納得できない。
と言っても、もう一度フライトしても CapFrame X の計測値は同じような結果。なので、「追加した USB ディスプレイの解像度を落としてみて状況を見てみるか…」と、ネイティブ解像度の FHD (1920x1280 pixels) から XGA 解像度 (1024x768 pixels) に落としてプレイ、計測してみると、
むしろ悪化。サブディスプレイ側の表示解像度をネイティブ解像度から落とすと最高フレームレートだけは上がるが、その他はむしろ悪化するのは、前回記事の最後で記したように、マザーボードの DP IN 入力へケーブル接続を行っていなかった時と全く同様。
前回時もそうだったが、なぜ解像度を落としたのに悪化するのか意味不明 ┐(´д`)┌ といって、本来の目的から外れているところで何度もテストを繰り返して原因を確かめる暇も気力もなし。
一応、ディスカバリーフライトのフランクフルトだけでなく、ロンドン市内やザルツブルクといった場所で、USB ディスプレイに計器表示をした時としない時で比較してみるが、やはり同じ。⬇️下記は Frametime のグラフ表示がおかしくなっているが、USB ディスプレイ側に1つ計器 (PFD) を表示させてロンドン中心部をフライトした時の CapFrame X 計測値。
となると、マザーボードの DP IN 入力を行って設定をしたとしても、
と思うしかありません。まぁ何か自分が大きな見落としをしている可能性も高いですけど(´Д` )
自作から離れて幾年月、すっかり PC パーツの細かいことにも疎くなり、このあたりの知識が皆無になってしまった自分のせいであり仕方ないですが、Mac で通常作業に使う時はともかく、ゲーミング PC では思うようにいかないっぽいので、ここはキッパリ諦めることに。そこまで手間暇かける時間もなし😩
と言っても使わないわけではなく、通常のディスプレイと同じく映像は外付 GPU から直接 HDMI 接続して、給電だけ USB 経由で別途行う形にするわけです。Nintendo Switch やスマホを繋ぐ時と同じ形態ですね。
というわけで、以下が普通に HDMI でグラフィックボードから映像入力した時の結果。まずは前回から何度も出しているディスカバリーフライトのフランクフルトを上記のような低空飛行した時の CapFrame X 計測値から。
おお、今度こそ期待した結果に👏👏👏
スタッタリング率は先に示したサブディスプレイを使わない場合と変わらない 2〜3% 程度に収まっていますし、平均フレームレートや低フレームレート時の状況も iPad mini を spacedesk 経由でデフォルト解像度にて使った場合の結果と大差ありません(以下グラフ再掲)。
また、サブディスプレイに MSFS のマップ機能を大きく表示させる、より負荷の高い状況では USB 接続時だと話にならないガタガタ状況だったのが、HDMI 接続で使えばほぼスムースに。なんだこれ?というくらい違う。
ディスカバリーフライトのフランクフルトだけでなく、改めてロンドン市内やら他の場所を飛んでみても同じ。HDMI 接続にすると、USB 接続でアレコレやっていた時が何だったのか?というくらいスムースで問題なし(下記 CapFrame X 計測値はロンドン市街を超低空フライト時)。
もちろん、サブディスプレイを接続しない時と比べればスタッタリング率が変わらなくてもフレームレートは全体的に下がり、実際にフライトしている時の印象も、負荷の高いエリアで負荷の高い飛び方をしていると多少スムースさに欠けるシーンが増えるのも事実。
ただ、それはあくまで負荷の高い条件での話であるし、前回今回記事での画質設定は(注記しないかぎり)一番てんこ盛りでアップスケーラーも使っていない設定での計測値(WQHD 解像度、ULTRA 画質プリセット、アップスケーラなし TAA 100%、DLSS FG あり)。
ですから、見た目の画質をあまり落とさずフレームレート改善するのは幾らでも手がある範疇であります。そのあたりはまたじっくりプレイしながら調整って感じです。
いずれにしても、「やっぱり HDMI ケーブルで接続するのが一番確実なのか……判っていたけど……」という結果に。
USB ケーブル1本繋ぐだけで完結する手間最小限が魅力で USB ディスプレイを購入したのに、使うたびに HDMI ケーブルと給電用 USB-C ケーブルの2本繋ぐのは全く不本意。ではありますが、この結果を見ると致し方ありません orz
もっとも、
と言われそうですが、そこはそれ、
「iPad mini で代用していた時は表示解像度を低くしないと実用にならず、高解像度設定では負荷が高すぎてプレイが難しかったが、HDMI 接続のサブディスプレイなら高解像度のフル HD 解像度でも十分スムースに動く」
という違いがあり、本来求めていた結果に(右往左往しながら&接続形態は不本意ながらも)辿り着いたわけです。
となれば、あとは前回記事の最初の方で記したように、
という小型 USB ディスプレイを購入した本来の目的を行うだけ。
前回記したように、サブディスプレイに計器や情報ウィンドウを1つだけ表示させるなら iPad mini を spacedesk アプリ経由でサブディスプレイの代用として、スムースに動く低め解像度で使っていても問題はなかったわけです。
「どうせならサブディスプレイには計器や情報ウィンドウを2つ並べて表示させたい」という欲があったからこそ、2つ計器や情報ウィンドウを並べても文字が潰れない高解像度で表示しても負荷が最小限で済む USB ディスプレイを(結局 HDMI 接続になったけど)買ったわけです。
というわけで、まずは計器を一つ、 PFD を右 ALT キー+マウスクリックしてウィンドウ化してサブディスプレイの左半分に配置、次にマップ表示された右側の計器を同じく右 ALT キー+マウスクリックしてウィンドウ化して……って、MSFS 自体がフリーズ!?(´Д` )
上記画面でフリーズして何も入力を受け付けず動作も止まったまま。Windows 自体は問題なく動作するのでシステムごとフリーズというわけではありませんが、仕方なく MSFS アプリを強制終了してもう一度起動。
今度は別の場所で別の機体を使って、まずは MSFS のマップ機能を呼び出し、マップ表示を別ウィンドウ化してからサブディスプレイの左半分へ移動、右側には ATC 通信機能を呼び出して別ウィンドウ化して……って、またフリーズ!!??( ;´Д`)
おかしい。メインスクリーンとは別にウィンドウを2つ開くとフリーズする……何度やってもダメっぽい。MSFS のマップ機能や ATC ログは開いた状態、つまりメインスクリーンの上だけに存在するダイアログ状態だと2つ3つ開いても問題ないけれど、サブディスプレイに配置するため通常ウィンドウ化すると2つ目でコケる、フリーズする。
ちょっと前までは全く問題なく使えていた。という証拠写真は前回記事までにも載せている⬇️
同じように FlyByWire の A320 で計器を2つ、サブディスプレイに並べてみようとすると……
やっぱり2つ目の計器を右 ALT + マウスクリックで別ウィンドウにした瞬間に MSFS アプリがフリーズ。なんでやねん…… ┐(´д`)┌
まさか、iPad mini でサブディスプレイを代用していると問題ない、なんて馬鹿なことはないよな?と思って spacedesk アプリ経由で iPad mini を接続して使ってみて計器を2つ並べてみると……やっぱりフリーズ。
となると、iPad mini をサブディスプレイ代用中の写真を撮った時、まだ1ヶ月も前じゃない頃は問題なかった。そして今はダメ、フリーズするということは、先日のコアパッケージのアップデートでエンバグしたのか……
と思って、向こうのフォーラムを見てみたがバグ報告は見当たらない。もしかしてウチの環境依存??
なんにせよ、
という状況に陥ってしまいました。なんでやねーーーーーん ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
計器や情報ウィンドウを1つだけサブディスプレイに表示させるなら、それこそ小型 USB ディスプレイを買う必要もなかった、とは言わないけれど、iPad を Wi-Fi 経由で使う代用品で妥協できたのに……というのが本音。
と、ちょっと落ち込んだし、これ以上はさすがにやってられないので、まぁ適当に流れに任せて、ということで。Mac その他での使い道もあるので、買ったディスプレイは速攻でメルカリ行き、なんてことはないけれども。
それに、次の MSFS のアップデートではバグ?が直って使えるようになるかも?しれないし??
でも、もう、やってられねえええ〜(いつものこと)
- 外部 GPU の Display Port とマザーボードの DP IN を Display Port ケーブルで接続する
- USB ディスプレイを外部 GPU レンダリングで使うには 2つの USB 4 のうち 1つ目 (EC1) に接続
- BIOS 設定の確認
を行って、USB ディスプレイを外部 GPU のレンダリング経由で使う準備は整いました。
「はー、何やってたんだろ、オレは〜」と思いながらも USB ディスプレイを改めて接続、MSFS を起動して、先にも示した World Update 18 で負荷の高くなったフランクフルト中心部を超低空で飛ぶテストフライトを実施。
いつものように、まずサブディスプレイに計器を1つ、PFD を表示させてフライトした時の CapFrame X 計測値を見てみると……
あれ?というか、うーん…イマイチ。いや、ダメじゃん😩
たしかに、前回記事で載せたマザーボード周りの設定を忘れて USB ディスプレイを接続していた時の結果⬇️よりは断然マシになっている。
(間違ったUSBディスプレイ接続時)
スタッタリング率は 2%台になってサブディスプレイを使っていない時や spacedesk 経由で iPad を(表示解像度を落とした)標準設定でサブディスプレイとして使っていた時と変わらないレベルになった。
(サブディスプレイなし)
(iPad mini 標準設定時)
(iPad mini 標準設定時)
けれど、円グラフで一目瞭然のように低フレームレート率が 10% もあっては、プレイできなくはないけれど快適なフライトを楽しめるとは全く言い難い状況。平均フレームレートは iPad 代用時の半分強、最低フレームレートに至ってはギリ2桁。
フレームレート結果も実際のプレイ感覚的にも
マシンスペックから求めたいのは
この低レベルじゃない
この低レベルじゃない
Ryzen 7 7800X3D に GeForce 4080 SUPER の組み合わせなのだから、いくら画質盛りまくり設定だとしても WQHD + FHD のデュアルディスプレイでもっとしっかりした結果が残せるはず。なんとかプレイできないことはない、なんていうレベルでは納得できない。
と言っても、もう一度フライトしても CapFrame X の計測値は同じような結果。なので、「追加した USB ディスプレイの解像度を落としてみて状況を見てみるか…」と、ネイティブ解像度の FHD (1920x1280 pixels) から XGA 解像度 (1024x768 pixels) に落としてプレイ、計測してみると、
むしろ悪化。サブディスプレイ側の表示解像度をネイティブ解像度から落とすと最高フレームレートだけは上がるが、その他はむしろ悪化するのは、前回記事の最後で記したように、マザーボードの DP IN 入力へケーブル接続を行っていなかった時と全く同様。
前回時もそうだったが、なぜ解像度を落としたのに悪化するのか意味不明 ┐(´д`)┌ といって、本来の目的から外れているところで何度もテストを繰り返して原因を確かめる暇も気力もなし。
一応、ディスカバリーフライトのフランクフルトだけでなく、ロンドン市内やザルツブルクといった場所で、USB ディスプレイに計器表示をした時としない時で比較してみるが、やはり同じ。⬇️下記は Frametime のグラフ表示がおかしくなっているが、USB ディスプレイ側に1つ計器 (PFD) を表示させてロンドン中心部をフライトした時の CapFrame X 計測値。
となると、マザーボードの DP IN 入力を行って設定をしたとしても、
サブディスプレイへ USB 接続している限りは何らかのオーバーヘッドがあって、外付 GPU の性能がキッチリ出ないのかも…
と思うしかありません。まぁ何か自分が大きな見落としをしている可能性も高いですけど(´Д` )
自作から離れて幾年月、すっかり PC パーツの細かいことにも疎くなり、このあたりの知識が皆無になってしまった自分のせいであり仕方ないですが、Mac で通常作業に使う時はともかく、ゲーミング PC では思うようにいかないっぽいので、ここはキッパリ諦めることに。そこまで手間暇かける時間もなし😩
と言っても使わないわけではなく、通常のディスプレイと同じく映像は外付 GPU から直接 HDMI 接続して、給電だけ USB 経由で別途行う形にするわけです。Nintendo Switch やスマホを繋ぐ時と同じ形態ですね。
というわけで、以下が普通に HDMI でグラフィックボードから映像入力した時の結果。まずは前回から何度も出しているディスカバリーフライトのフランクフルトを上記のような低空飛行した時の CapFrame X 計測値から。
おお、今度こそ期待した結果に👏👏👏
スタッタリング率は先に示したサブディスプレイを使わない場合と変わらない 2〜3% 程度に収まっていますし、平均フレームレートや低フレームレート時の状況も iPad mini を spacedesk 経由でデフォルト解像度にて使った場合の結果と大差ありません(以下グラフ再掲)。
(サブディスプレイなし)
(iPad mini 標準設定時)
(本製品USB接続時)
(iPad mini 標準設定時)
(本製品USB接続時)
また、サブディスプレイに MSFS のマップ機能を大きく表示させる、より負荷の高い状況では USB 接続時だと話にならないガタガタ状況だったのが、HDMI 接続で使えばほぼスムースに。なんだこれ?というくらい違う。
(本製品USB接続時)
(本製品HDMI接続時)
(本製品HDMI接続時)
ディスカバリーフライトのフランクフルトだけでなく、改めてロンドン市内やら他の場所を飛んでみても同じ。HDMI 接続にすると、USB 接続でアレコレやっていた時が何だったのか?というくらいスムースで問題なし(下記 CapFrame X 計測値はロンドン市街を超低空フライト時)。
(サブディスプレイなし)
(本製品USB接続時)
(本製品HDMI接続時)
(本製品USB接続時)
(本製品HDMI接続時)
もちろん、サブディスプレイを接続しない時と比べればスタッタリング率が変わらなくてもフレームレートは全体的に下がり、実際にフライトしている時の印象も、負荷の高いエリアで負荷の高い飛び方をしていると多少スムースさに欠けるシーンが増えるのも事実。
ただ、それはあくまで負荷の高い条件での話であるし、前回今回記事での画質設定は(注記しないかぎり)一番てんこ盛りでアップスケーラーも使っていない設定での計測値(WQHD 解像度、ULTRA 画質プリセット、アップスケーラなし TAA 100%、DLSS FG あり)。
ですから、見た目の画質をあまり落とさずフレームレート改善するのは幾らでも手がある範疇であります。そのあたりはまたじっくりプレイしながら調整って感じです。
いずれにしても、「やっぱり HDMI ケーブルで接続するのが一番確実なのか……判っていたけど……」という結果に。
USB ケーブル1本繋ぐだけで完結する手間最小限が魅力で USB ディスプレイを購入したのに、使うたびに HDMI ケーブルと給電用 USB-C ケーブルの2本繋ぐのは全く不本意。ではありますが、この結果を見ると致し方ありません orz
もっとも、
1万円強の小型 USB ディスプレイを買う出費をして、使うたびにケーブル2本を接続する手間をかけて、結局 iPad mini を spacedesk アプリ経由でサブディスプレイ代わりに使っていた時と何も変わってないんじゃね?
と言われそうですが、そこはそれ、
「iPad mini で代用していた時は表示解像度を低くしないと実用にならず、高解像度設定では負荷が高すぎてプレイが難しかったが、HDMI 接続のサブディスプレイなら高解像度のフル HD 解像度でも十分スムースに動く」
という違いがあり、本来求めていた結果に(右往左往しながら&接続形態は不本意ながらも)辿り着いたわけです。
となれば、あとは前回記事の最初の方で記したように、
計器や情報を2つ並べて表示したい
という小型 USB ディスプレイを購入した本来の目的を行うだけ。
前回記したように、サブディスプレイに計器や情報ウィンドウを1つだけ表示させるなら iPad mini を spacedesk アプリ経由でサブディスプレイの代用として、スムースに動く低め解像度で使っていても問題はなかったわけです。
「どうせならサブディスプレイには計器や情報ウィンドウを2つ並べて表示させたい」という欲があったからこそ、2つ計器や情報ウィンドウを並べても文字が潰れない高解像度で表示しても負荷が最小限で済む USB ディスプレイを(結局 HDMI 接続になったけど)買ったわけです。
というわけで、まずは計器を一つ、 PFD を右 ALT キー+マウスクリックしてウィンドウ化してサブディスプレイの左半分に配置、次にマップ表示された右側の計器を同じく右 ALT キー+マウスクリックしてウィンドウ化して……って、MSFS 自体がフリーズ!?(´Д` )
上記画面でフリーズして何も入力を受け付けず動作も止まったまま。Windows 自体は問題なく動作するのでシステムごとフリーズというわけではありませんが、仕方なく MSFS アプリを強制終了してもう一度起動。
今度は別の場所で別の機体を使って、まずは MSFS のマップ機能を呼び出し、マップ表示を別ウィンドウ化してからサブディスプレイの左半分へ移動、右側には ATC 通信機能を呼び出して別ウィンドウ化して……って、またフリーズ!!??( ;´Д`)
おかしい。メインスクリーンとは別にウィンドウを2つ開くとフリーズする……何度やってもダメっぽい。MSFS のマップ機能や ATC ログは開いた状態、つまりメインスクリーンの上だけに存在するダイアログ状態だと2つ3つ開いても問題ないけれど、サブディスプレイに配置するため通常ウィンドウ化すると2つ目でコケる、フリーズする。
ちょっと前までは全く問題なく使えていた。という証拠写真は前回記事までにも載せている⬇️
同じように FlyByWire の A320 で計器を2つ、サブディスプレイに並べてみようとすると……
やっぱり2つ目の計器を右 ALT + マウスクリックで別ウィンドウにした瞬間に MSFS アプリがフリーズ。なんでやねん…… ┐(´д`)┌
まさか、iPad mini でサブディスプレイを代用していると問題ない、なんて馬鹿なことはないよな?と思って spacedesk アプリ経由で iPad mini を接続して使ってみて計器を2つ並べてみると……やっぱりフリーズ。
となると、iPad mini をサブディスプレイ代用中の写真を撮った時、まだ1ヶ月も前じゃない頃は問題なかった。そして今はダメ、フリーズするということは、先日のコアパッケージのアップデートでエンバグしたのか……
と思って、向こうのフォーラムを見てみたがバグ報告は見当たらない。もしかしてウチの環境依存??
なんにせよ、
ディスプレイを買った目的の
計器2個並びの表示が
MSFSのバグ?で使えない
計器2個並びの表示が
MSFSのバグ?で使えない
という状況に陥ってしまいました。なんでやねーーーーーん ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
計器や情報ウィンドウを1つだけサブディスプレイに表示させるなら、それこそ小型 USB ディスプレイを買う必要もなかった、とは言わないけれど、iPad を Wi-Fi 経由で使う代用品で妥協できたのに……というのが本音。
これだけアレコレ右往左往やってきて、最終的に無駄遣いっぽいことになってしまった
と、ちょっと落ち込んだし、これ以上はさすがにやってられないので、まぁ適当に流れに任せて、ということで。Mac その他での使い道もあるので、買ったディスプレイは速攻でメルカリ行き、なんてことはないけれども。
それに、次の MSFS のアップデートではバグ?が直って使えるようになるかも?しれないし??
でも、もう、やってられねえええ〜(いつものこと)