TediousPhoto20240901

週末に載せようと予定した記事が書き上がらなかったので、少し前に訪れた際の一枚。


ここに泊まったことは一度だけ、バブル華やかりし頃にできて間もない時。
まだ学生だったけど、バブル期だったから効率良く稼ぐ手段には事欠かなかった。
大学のネームバリューを活かした高単価バイトもできていたから、
社会人になってからより遥かに自由になるお金はあった。

その上、社会人だけでなく学生もお金を使うことに躊躇いはなく、
それこそクリスマスなどには狂ったような、まさにバブリーなことが正常だった時代。
フツーの学生がこういったホテルに自分の金で泊まることに何の躊躇いもなかったし、
今よりそれなりのホテルに泊まるのに相応しい服の数はあっただろう。

ただ、あの頃、ぶっちゃけ私も遊び倒していたけれど、その記憶がさほど残っていない。
ここへ泊まったことも正直言うとあまり鮮明には覚えていない😓
お金だけでなく時間も怒涛のように無駄遣いしていた、と思う。
怒涛のようにアレもコレもやって過ぎ去って、
それこそ今のように「今日は一日ゆっくりするか」と家に引き篭もることはしなかったし、
できなかった。

あの頃の時間とお金の無駄遣いは反省はしているし、
あの時ああしておけばもっと違う人生が、とは思うことはあるけれど
だからと言って後悔しても意味がないから、そんなことはしない。
得るものがなかったわけではないし。

もちろん今後後悔することはあるだろうけれど、きっと
「散々楽しんだ分の反動だから受け入れるしかない」
と思う、ような気がする。
まぁ取り返しのつかない後悔は、一生に一度で十分。

そんなことを思いながらの超久しぶりのオークラ神戸だった。

(X-S10 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2)