選手の顔(瞳)にピントを当てているはずなのに、手前の雨粒に合焦してしまう。
一眼レフ時代には間々あったこと。
AF の仕組み上、仕方ない、と割り切れていた。
むしろ雨粒に合わせてしまう AF の優秀さとも受け取っていた。
一時期までのミドルクラス機の AF だと逆にそんなことは少なかったし。
各社フラッグシップ機もミラーレスという時代になり、
優秀な被写体認識 AF が当たり前になって、
カメラが瞳、顔、頭にピントを合わせに行くようになって、
この問題は解決されると期待していた。
期待どころか信じていた。
が、その期待は(少なくとも手持ちのフラッグシップ機では)裏切られることになった。
スポーツ撮影では今ひとつ信用しきれない何とか9さんの被写体認識 AF だが、
激しく雨降る時には雨粒へのフォーカスを持っていかれないために有効のはず。
そう思っていたのだけど、実際にはそんなことはなかった。
被写体認識 AF で顔や瞳に合焦マークが付いていたはずなのに……
そういうことは少なからずあって、それは発売から2年半経った今も変わらない。
(Z 9 + Z 400mm f/4.5 VR S)
先週土曜日夜の降り方で雨粒に持っていかれる確率は 2割まではいかない。
けれど、たとえ1割だったとしても印象は良くない。
たったそれだけ、ちょっとしたことで文句を言うのか、という人も見かけるが、
捉えたい一瞬でミスされたら終わり、1割だろうが1%だろうが 100% と同じ。
まぁ冒頭に載せた写真くらいなら最初の取捨の段階で捨てて気にせずに済むけど、
でもそういう写真がちょくちょくあるのはストレス。
被写体認識 AF なのに、だけでなく、フラッグシップ機のくせに、という思いも出る。
2年半の間、ファームウェアのバージョン番号ばっかり上がるけれど、
AF の基本性能はスポーツ、モータースポーツ相手だと殆ど変わらない不満が元々ある。
他社と比べて微妙なところがある AF 基本性能の改善はあまりないのに
枝葉末節の機能ばかり増えることにも、
使いもしないくせに増えた機能に太鼓持って騒いでる連中にも
ちょっとストレスが溜まっているから余計にイラッとしてる面があるけれど😅
雨粒合焦問題は他社でもないわけではないことはもちろん知っているけれど、程度の問題。
おまけに、雨が本降りになると(元々微妙な)被写体認識が不安定になって、
瞳、顔、頭が見えていても胸のスポンサーロゴへフォーカスが持っていかれやすい。
被写体認識 AF なのに何でやねん! ┐(´д`)┌
そう思いながら撮っていたりする、一昨年も去年も今年も。
30m 離れた先の選手で F4.5 という暗いレンズでも、胸に合焦していたら顔はピン甘すぎる。
まぁ雨粒問題に関係なく、何とか9さんの人物認識は
目がハッキリ見えているか否かで挙動が変わりすぎて、激しく動く被写体には微妙なところがある。
俯いたり横向いたりして、目が見えなくなったら瞳認識から顔認識や頭認識に切り替わる、
というのが一般的な、スムースなフォーカス動作のはずだが、何とか9さんはそこが上手くない。
最初から認識動作をやり直すかのようにフラッとしたり、別の被写体へ乗り替わりやすい。
その一瞬が大事な一瞬であることは少なくなく、そこでピントがミスるのは致命的でもある。
ファームウェアのバージョン番号がどれだけ上がっても何も変わらない。
結局のところ、現行世代の画像処理チップを使っている限り、
もしくは社内ソフトウェア部隊の画像認識処理と AF の考え方が変わらない限り、
解決することはないだろうな、と思って諦めている。
だから 8 とか 6 の 3 とか新機種が出てきても興味が湧かない。
家庭事情が以前と変わらず、積極的にヒコーキ撮影、航空祭などの遠征に行ける状況だったら
サブ機として 6 の 3 は良かったと思うが、事情が変わってしまった。
それに多少改良があっても搭載チップ・エンジンが上位機のお下がりである限り、
根本的なところは変わってない/変えようがないはずだから、
ストレスを感じるところは変わらないはず。
もっとも、AF 制御の考え方が踏襲されるなら次世代機が出てきてもダメだろうし、
他社から3週遅れのまま放置されてるモータースポーツ相手の被写体認識 AF を見てると、
スポーツ、モータースポーツ分野を捨ててるとまでは言わないまでも
F/D 一桁機時代と違って重きは置かれていない気もする。
ソニーに喰われたところで勝負せず、他で勝負するやり方はそれはそれで正解だけどね。
けれど、たとえ1割だったとしても印象は良くない。
たったそれだけ、ちょっとしたことで文句を言うのか、という人も見かけるが、
捉えたい一瞬でミスされたら終わり、1割だろうが1%だろうが 100% と同じ。
まぁ冒頭に載せた写真くらいなら最初の取捨の段階で捨てて気にせずに済むけど、
でもそういう写真がちょくちょくあるのはストレス。
被写体認識 AF なのに、だけでなく、フラッグシップ機のくせに、という思いも出る。
2年半の間、ファームウェアのバージョン番号ばっかり上がるけれど、
AF の基本性能はスポーツ、モータースポーツ相手だと殆ど変わらない不満が元々ある。
他社と比べて微妙なところがある AF 基本性能の改善はあまりないのに
枝葉末節の機能ばかり増えることにも、
使いもしないくせに増えた機能に太鼓持って騒いでる連中にも
ちょっとストレスが溜まっているから余計にイラッとしてる面があるけれど😅
雨粒合焦問題は他社でもないわけではないことはもちろん知っているけれど、程度の問題。
おまけに、雨が本降りになると(元々微妙な)被写体認識が不安定になって、
瞳、顔、頭が見えていても胸のスポンサーロゴへフォーカスが持っていかれやすい。
被写体認識 AF なのに何でやねん! ┐(´д`)┌
そう思いながら撮っていたりする、一昨年も去年も今年も。
30m 離れた先の選手で F4.5 という暗いレンズでも、胸に合焦していたら顔はピン甘すぎる。
まぁ雨粒問題に関係なく、何とか9さんの人物認識は
目がハッキリ見えているか否かで挙動が変わりすぎて、激しく動く被写体には微妙なところがある。
俯いたり横向いたりして、目が見えなくなったら瞳認識から顔認識や頭認識に切り替わる、
というのが一般的な、スムースなフォーカス動作のはずだが、何とか9さんはそこが上手くない。
最初から認識動作をやり直すかのようにフラッとしたり、別の被写体へ乗り替わりやすい。
その一瞬が大事な一瞬であることは少なくなく、そこでピントがミスるのは致命的でもある。
ファームウェアのバージョン番号がどれだけ上がっても何も変わらない。
結局のところ、現行世代の画像処理チップを使っている限り、
もしくは社内ソフトウェア部隊の画像認識処理と AF の考え方が変わらない限り、
解決することはないだろうな、と思って諦めている。
だから 8 とか 6 の 3 とか新機種が出てきても興味が湧かない。
家庭事情が以前と変わらず、積極的にヒコーキ撮影、航空祭などの遠征に行ける状況だったら
サブ機として 6 の 3 は良かったと思うが、事情が変わってしまった。
それに多少改良があっても搭載チップ・エンジンが上位機のお下がりである限り、
根本的なところは変わってない/変えようがないはずだから、
ストレスを感じるところは変わらないはず。
もっとも、AF 制御の考え方が踏襲されるなら次世代機が出てきてもダメだろうし、
他社から3週遅れのまま放置されてるモータースポーツ相手の被写体認識 AF を見てると、
スポーツ、モータースポーツ分野を捨ててるとまでは言わないまでも
F/D 一桁機時代と違って重きは置かれていない気もする。
ソニーに喰われたところで勝負せず、他で勝負するやり方はそれはそれで正解だけどね。