G-Gear_7800X3D_RTX4080_10

先日購入した新しいゲーミングパソコンの筐体内部。今回はショップブランドの BTO PC を自分で仕様を決めて購入したわけですが、筐体内部も裏面配線でスッキリ、さすが今どきの組みです。

自作 PC から離れて15年、当時は裏面配線なんて言葉は影も形もなく、筐体内部はケーブルが行き交っていましたからねえ。あの頃とは CPU / GPU の消費電力も発熱も桁違いに大きくなった今、筐体内部にケーブルが行き交うと冷却に悪影響出まくりで性能をスポイルしますから重要です。


今回のゲーミング PC 買い替えでデスクトップ機を選択せざるを得なかったことは昨日の記事のとおり。デスクトップ機で自分の思う仕様にしたいのならば、久しぶりに PC DIY する手もあったのですが、ちょっと悩んだものの、すぐ諦めました。

理由は以下の3点。



  • ブランクが長すぎ&時代が変わりすぎて昔の経験の多くは通用しないから、一から組むのはパーツ選定含めてリスクが大きすぎる

  • 昔のようにパーツ間の相性問題すらも楽しめるような精神もないし、時間も取られたくない

  • 結構高価なパーツを使う分、ブランクがあって慣れてない自分が全部リスクを負う自信がない

これら理由から PC 自作は諦めて、メーカー製 PC またはショップブランド BTO PC 購入に決めました。(BTO = Build To Order)

PC 自作を止めてから何も知識を得てなければ無謀なこともできたかもしれませんが、その後も多少は PC パーツ、自作界隈を界隈をウォッチしてきた分、今の自分を考えると一から組むのはリスク多めで、少なくとも今回は全部お任せで組んでもらおう、と。昔よりずっと楽になったところもあれば、シビアになっているところもありますからね。

逆に言えば、今後は一から全部自作とは言わないまでも、今回買ったものをベースにパーツ交換していくことは念頭に置いています。

というか、手元に届いて動作確認した直後、SSD 増設で結構手を入れているんですよね…

セカンダリ SSD を自分で増設するためマザーボード上の SSD シートシンクを開けようと思ったら、馬鹿でかい(3 スロット占有)RTX 4080 SUPER GPU カードが微妙に干渉していて、致し方なく、GPU サポートステイの固定からケーブルから全部バラして GPU を外し、4つもネジのあるマザー上の SSD ヒートシンクを外して SSD 入れて全部戻して…

Amazon_ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 SUPER Trinity 2

ブツが到着して動作確認して、寝る前に SSD の増設だけサクッとやっとくか、と思ったら 30分くらいかかりましたね(久しぶりなもんで慎重に😅)。難しいものではないですが、昔とは違うところは多々あるので…

ま、今後パーツ交換をしていく…と言っても、BTO 時点で概ね十分すぎる仕様で SSD も増設したので当分手を入れる気はない仕様になりましたから、手を加えるのは 2年後、3年後に、まだ熱量があれば、というところでしょう。

マザーボードは新しい AM5 規格かつ最上位のチップセット搭載製品なので、しばらく新しい AMD CPU は使えるでしょうからねえ。そのあたりの構成パーツ選定については次回に。

Amazon_ASUS ProArt X670E-Creator WIFI

で、今回は自作を諦めて、次に考える必要があったことは、

「メーカー製ゲーミング PC にするか? ショップブランド BTO PC にするか?」

でしたが、これは先にも書いたように、将来的に自分でパーツ交換の余地を残したいので、自作用パーツでオーダー通りに組んでもらうショップブランドの BTO PC にしました。

そして、どこのメーカー/ショップの BTO PC にするかでしたが、
  • 希望するパーツ構成での価格(コストパフォーマンス)
  • 自分の持つショップへの印象、信頼性
  • マザーボードだけでも組み込む製品が明らかになっている

といったあたりを鑑みて、今回は TSUKUMO で組んでもらって購入しました。

TSUKUMO というより九十九電気の方が馴染みがあるインターネット老人会世代としては、秋葉原がまだ本当の電気街だった頃よく彷徨いていた時からある老舗 PC パーツショップで信頼感がある、というほどではなくても十分馴染みあるショップです。

もちろん、某 BTO 最大手ショップも秋葉原の老舗ですけど、当時から印象としてはツクモの方が良かった、専門店として信頼できたのでね…😅

加えて希望する構成ではリーズナブルだったことも当然理由でしたし、昨日の記事でも書いたように今どきのゲーミング PC のカラフル仕様ではないことも理由でした。

地味だけど中身はしっかりしてるし、到着して動作確認しながらケーブルの配線、コネクタの留め具合とか確認しましたが、ちゃんとしていましたから納得です。

(続く)