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昨日の試合前まで、J1リーグ最少失点だけど得点も最少だった今季のガンバ大阪。
'00年代、ガンバ大阪が一番輝いていた頃の、3点取られても4点取ればええんや的な、
殴り合い上等なガンバ大阪のイメージからすると真逆。

これが 5年前までなら、たとえ勝っても物足りなさを言うサポが多かったが、
さすがに今は、結果が出てるのに文句を言う人はいない…いてもごく少数だろう。
かく言う私も、ここ数年の残留争い「修行」で心を入れ替えた。

ともあれ、昨日の川崎戦は守備の質を確保したまま攻撃の改善を…
というのが共通認識だったわけだが、結果は 3-1 の逆転勝ち。
一時期は屈辱を舐めさせられた川崎に、しっかり勝てるようになってきた昨今。

にしても 3得点は今季初、
同点弾の中谷進之介選手は移籍後初ゴール。
福岡選手も在籍3年目にして待望の移籍後初ゴール&J1初ゴール。
そして両CB で同点&逆転弾を決めた後は、見事な崩しからベテラン倉田秋選手のゴール。
しっかり決めてドヤ顔で振り返るとともに、
相手を倒し切った感のある一枚が今日の写真。

試合結果だけでなく、怪我人も少なくない中で内容的にも悪くない。
出場した選手が皆相応に活躍して納得感の強い、満足できる試合だった。
素晴らしかったね。


そしてもう一つ印象的だったのは、ゴール裏の応援、スタジアムの雰囲気。

ホームの大阪ダービーで久しぶりに勝利して、
ゴール裏の応援も、スタジアムの一体感も増した気がする。
ダービーでなくてもきっちり圧をかけられる素晴らしい応援だった。
メインスタンドなどゴール裏以外のスタジアムの雰囲気も
ここ数年の低迷期にはなかった空気になってきたように思う。

これでリーグ4位。
まだ気は早いが、ACL へまた出場できるのかもしれない、その期待は高まる。
ACL に出てこそ、出るのが当たり前だったガンバ大阪に戻って欲しい。