また木の影を撮ってしまった。
それだけの、通りすがりの一枚。
(以下は X-T50 発表前に書いた文章です。発表されたからと言って何も変わらないか、より一層感がありますが念の為)
先週、富士フイルムの決算発表における質疑応答の内容がネットメディアで切り抜きされて、それが元でプチ炎上というか、ごく一部のカメヲタ界隈で燃えていた、らしい。
■ 富士フイルム「これまでの富⼠フイルムのカメラの売り⽅を根本的に変えていく事を目指す」 デジカメライフ
らしい、というのは、先週時点でなんか TL にそれっぽい話が流れてきていたけれど、
またカメヲタ同士が何か喧嘩してんのか?違うのか?富士フイルムに対する文句なのか?ライカになりたい?それが気に食わない?前から引き合いに出してるじゃん(;´д`)
という感じでスルーして詳しく見ていなかったせいで、週が明けてから元ネタを知った次第。
富士フイルムがライカを引き合いに出して云々というのは今に始まったことではなく、コロナ禍の頃から海外インタビューとかでも触れていたので、今さら何を言ってんだ?って感じだけど、昨今の品不足、特に国内市場へのやりように不満があったところだから、ユーザーもしては爆発したのかもしれない。
プロ亀さんのポストも流れてきたけど、こういうユーザー側がストレスの捌け口としてポストしているところに、プロ亀さんが正論ぶったことを言っても「何言ってんだか」という感じになるし、エアリプで反感を買っても仕方ないだろう。そういう場にしゃしゃり出てきて良いことはない。
写真家、プロカメラマンがユーザーに寄り添う必要はないし、彼らは言葉ではなく写真で勝負してるのだから関係ないのかもしれないが、お金を頑張って捻出して購入して使ってきたユーザーの鬱憤晴らしに正論の鉈で叩き込みに行くのは、誰も得しない。個人的にも「コイツの発言も執筆したメディア記事も少し斜めから見ようかね」となる。
前にも書いたと思うが、今の富士フイルムは「フイルム」という社名が付いたままだが、実態はもう写真映像部門の存在感は社名ほど大きくない。十分に企業体力があるうちに先を見据えて、買収込みで幾つもの事業多角化を行ない、写真映像部門の存在感を極めて下げる業態転換が成功したからこそ、デジタル化の波の中で生き残ってこれたことは、私如きが言うまでも無い。
さらに言えば、写真映像部門で重要なのは利益率の高いインスタントフィルム系であって、レンズ交換式カメラは赤字ではなくても他事業からすると利益率が良くないことは各種資料から類推できる。また、中期計画では全部門において利益率 10% 以上を目指すことを公言している。
そういった中で、Xマウントで自社ボディによるレンズ交換式カメラを本格的に始めて以降地道に頑張ってきたけれど、そろそろ回収モードというか、てめーらもいい加減しっかり利益確保できるようにせえよ、となってきたのかもしれない。
高級ブランドとして確立できれば、言うまでもなく爆利益確保であるから、そこから出た本音、もっと言えば、「ライカみたいにブランドで爆利益出すようにならないとやってられない(他部門に示しがつかない)」のかもしれない(妄想)。
本ブログの外部リンクがちゃんと機能しないため投稿していない記事に、X-T5(と XF100-400mm)をしばらく使っていた時の雑感記事があって、そこでも書いていたのだけど、富士フイルムの AF とか機能まわりは進化を感じている。
けれど、それ以外はどうなんだろうね?とも思ってる。円ベースだけでなくドルベースでも高くなっている割に、質感という点では別に良くなってるとも思えないし、X も G も操作体系をフジ伝統のスタイルで行くのか、他社に近いコマンドダイアル方式で行くのかハッキリしない。
ライカだ何だというなら自社のスタイルに誇りと信念を持って、伝統の操作スタイルに統一、日和ったカメラは捨てるべきだろう。と思うわけだが、相変わらずである。あっちにもこっちにも良い顔をしよう、という印象は拭えない。他社と併用するのに違和感のないコマンドダイアル方式の UI だからとX-S10 を選んだ私が言うのも変な話だけど(元々 X-E1/E2、T1 を使っていたので、別に富士フイルム伝統の操作スタイルで困るわけではないけどね)。
昔は「市場シェアは要らない」みたいなことを言っていたし、いま「ライカのような」と言いながら、なんかこうマスの方向を捨てられないのは、正直ダサい。
画質的なことは、正直言って私は見る目がないので判らないので略😅
どちらにせよ、富士フイルムに対しては昨年からやりように愛想を尽かしているので(経営的にそうする理由は理解しているが1ユーザーとしての思いは別)、メーカーに対する愛着とかはない。Xマウントに戻ってきた時にはあったかもしれないが、メーカーがドライならこちらの気持ちもドライになる。まぁ株価が上がれば、正直カメラ事業とかどうでもええ、いっそインスタントフィルム系以外は別会社に切り出しても驚きはしない、とまで思ってる。
なので、もう Xマウントボディも富士フイルムのレンズも買うことないだろうなー、と思っている。この先買い替えていくことがないなら、今のうちに全部売ってやろうか、と去年から、ちょくちょく思ってる。値上げ、品不足が続いたせいか、いま売れば2年半前に買った値段と同じくらいで売れる。普段の日常撮影はスマホで十分だし。
そう思っているけど、やっぱりスマホじゃ物足りない、本当に記録写真でしかなくなるからなー、という思いはある。このサイズ感で、まずまずの画質、好きな発色。なくて困るものではない、本当に趣味趣向の世界、気持ちの問題でしかない、けど。
それに X マウント一式を手放して、じゃあ何か他に欲しいカメラがあるか?何か使ってみたいカメラがあるか?と言われると、ないんだよねえ。近年のカメラに対して興味が醒めてきたこととは別に、ミラーレス黎明期〜進化期の頃のような新鮮味は、もうどこにもないしね。
(この文章は EOS R1 開発発表前に書いたものです。念のため)
サブシステムだから、レンズ含めたシステムの小ささを考えてマイクロフォーサーズ、中古の E-M1 Mark II / III あたりでも良いから戻るかな?と思ったけど、スペックを見返したら E-M1 Mark II / III にせよ、OM-1 にせよ、実は X-S10 よりデカかった。凄く小さかったイメージはあるけど、そうでもなかった。レンズは小さいけど。
何も考えなかったら(いま一番まともに入門機廉価機を作ってる)キヤノンに戻る、 EOS R10 とか良いよねー、と思うけれど、Voigtlander レンズを買って MF 生活に戻ってみて、サブシステムは MF で「撮ってる気分」「カメラを使ってる気分」のカメラでも良い、むしろ MF がしやすいカメラが良いなーと思うと、方向性は逆。
AF を使わないなら、ニコン Z ボディの初代 Z6 とかそのあたりを買って…と思うけど、メインシステムと共通化するというのは、結局 AF を使ってしまってストレスの元になりそうだし、何よりデカくなるのは嫌だ。別にニコンが好きなわけでもないし。かといって、出ると言う噂の Z6 III に大枚叩く気も起きない。
ソニーは良いカメラだと思うし、レンズ選択も豊富にあって良いのだけど、移るとしたらメインシステムの話になるので、サブシステムとしては考えたことがない。そもそも現在ソニーの APS-C 機に惹かれるところが全くない、というのもある。
などと考えてみると結局のところ、富士フイルムは💩野郎とか思っていても、今のところ X-S10 を手放す理由はないなー、と思って手元に置いている。そんなこんなで未来がないままに使っている。
(X-S10 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2)
さらに言えば、写真映像部門で重要なのは利益率の高いインスタントフィルム系であって、レンズ交換式カメラは赤字ではなくても他事業からすると利益率が良くないことは各種資料から類推できる。また、中期計画では全部門において利益率 10% 以上を目指すことを公言している。
そういった中で、Xマウントで自社ボディによるレンズ交換式カメラを本格的に始めて以降地道に頑張ってきたけれど、そろそろ回収モードというか、てめーらもいい加減しっかり利益確保できるようにせえよ、となってきたのかもしれない。
高級ブランドとして確立できれば、言うまでもなく爆利益確保であるから、そこから出た本音、もっと言えば、「ライカみたいにブランドで爆利益出すようにならないとやってられない(他部門に示しがつかない)」のかもしれない(妄想)。
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本ブログの外部リンクがちゃんと機能しないため投稿していない記事に、X-T5(と XF100-400mm)をしばらく使っていた時の雑感記事があって、そこでも書いていたのだけど、富士フイルムの AF とか機能まわりは進化を感じている。
けれど、それ以外はどうなんだろうね?とも思ってる。円ベースだけでなくドルベースでも高くなっている割に、質感という点では別に良くなってるとも思えないし、X も G も操作体系をフジ伝統のスタイルで行くのか、他社に近いコマンドダイアル方式で行くのかハッキリしない。
ライカだ何だというなら自社のスタイルに誇りと信念を持って、伝統の操作スタイルに統一、日和ったカメラは捨てるべきだろう。と思うわけだが、相変わらずである。あっちにもこっちにも良い顔をしよう、という印象は拭えない。他社と併用するのに違和感のないコマンドダイアル方式の UI だからとX-S10 を選んだ私が言うのも変な話だけど(元々 X-E1/E2、T1 を使っていたので、別に富士フイルム伝統の操作スタイルで困るわけではないけどね)。
昔は「市場シェアは要らない」みたいなことを言っていたし、いま「ライカのような」と言いながら、なんかこうマスの方向を捨てられないのは、正直ダサい。
画質的なことは、正直言って私は見る目がないので判らないので略😅
どちらにせよ、富士フイルムに対しては昨年からやりように愛想を尽かしているので(経営的にそうする理由は理解しているが1ユーザーとしての思いは別)、メーカーに対する愛着とかはない。Xマウントに戻ってきた時にはあったかもしれないが、メーカーがドライならこちらの気持ちもドライになる。まぁ株価が上がれば、正直カメラ事業とかどうでもええ、いっそインスタントフィルム系以外は別会社に切り出しても驚きはしない、とまで思ってる。
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なので、もう Xマウントボディも富士フイルムのレンズも買うことないだろうなー、と思っている。この先買い替えていくことがないなら、今のうちに全部売ってやろうか、と去年から、ちょくちょく思ってる。値上げ、品不足が続いたせいか、いま売れば2年半前に買った値段と同じくらいで売れる。普段の日常撮影はスマホで十分だし。
そう思っているけど、やっぱりスマホじゃ物足りない、本当に記録写真でしかなくなるからなー、という思いはある。このサイズ感で、まずまずの画質、好きな発色。なくて困るものではない、本当に趣味趣向の世界、気持ちの問題でしかない、けど。
それに X マウント一式を手放して、じゃあ何か他に欲しいカメラがあるか?何か使ってみたいカメラがあるか?と言われると、ないんだよねえ。近年のカメラに対して興味が醒めてきたこととは別に、ミラーレス黎明期〜進化期の頃のような新鮮味は、もうどこにもないしね。
(この文章は EOS R1 開発発表前に書いたものです。念のため)
サブシステムだから、レンズ含めたシステムの小ささを考えてマイクロフォーサーズ、中古の E-M1 Mark II / III あたりでも良いから戻るかな?と思ったけど、スペックを見返したら E-M1 Mark II / III にせよ、OM-1 にせよ、実は X-S10 よりデカかった。凄く小さかったイメージはあるけど、そうでもなかった。レンズは小さいけど。
何も考えなかったら(いま一番まともに入門機廉価機を作ってる)キヤノンに戻る、 EOS R10 とか良いよねー、と思うけれど、Voigtlander レンズを買って MF 生活に戻ってみて、サブシステムは MF で「撮ってる気分」「カメラを使ってる気分」のカメラでも良い、むしろ MF がしやすいカメラが良いなーと思うと、方向性は逆。
AF を使わないなら、ニコン Z ボディの初代 Z6 とかそのあたりを買って…と思うけど、メインシステムと共通化するというのは、結局 AF を使ってしまってストレスの元になりそうだし、何よりデカくなるのは嫌だ。別にニコンが好きなわけでもないし。かといって、出ると言う噂の Z6 III に大枚叩く気も起きない。
ソニーは良いカメラだと思うし、レンズ選択も豊富にあって良いのだけど、移るとしたらメインシステムの話になるので、サブシステムとしては考えたことがない。そもそも現在ソニーの APS-C 機に惹かれるところが全くない、というのもある。
などと考えてみると結局のところ、富士フイルムは💩野郎とか思っていても、今のところ X-S10 を手放す理由はないなー、と思って手元に置いている。そんなこんなで未来がないままに使っている。
(X-S10 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2)