昨秋の iPhone 15 Pro Max 購入をきっかけに、
と思うものの今ひとつ琴線に触れる製品はなく、モノは試しと、以前重すぎて購入をスルーしたロジクール K480 と似たような中華ノーブランド製品を購入する過程を以前の記事で記しました。
■ iPhone 15 Pro Max 購入から半年以上、満足度は変わらず、そしてまた新たな物欲が……
■ iPhone 15 Pro Max 購入からの膝上で使えるスマホ/小型タブレット用キーボード探し、とりあえず買ってみた、のだが……
ところが、購入した中華ノーブランドなモバイルキーボードが届いて、製品を持ってみたらどう考えても公称重量より重く感じて計ってみたら、
という重量詐欺!訳分からん中華製品には有りがちな話とはいえ、近年は少しマシになったというか、同時期に頼んだ左手用キーボードデバイスもノーブランド中華製品でしたが、そちらは真っ当だったんですけどねえ。
(Amazon販売ページの仕様欄)
(実測値)
商品が届いて持った瞬間に「こりゃ失敗だったかも?」 と思ったこともあって即返品しても良かったのですが、前回記事の最後に書いたように、
というつもりで購入したので、即返品を思い直して試しに使い始めました。
すると、重量詐欺以外にも問題点はあるものの、意外にも購入即放置とならず、
などと思い直し、普段持ち歩くモバイルキーボードにはなり得ないものの、
と思い直すくらいでした(しばらくは技適なし問題に気づかなかった😅)。
前回記事でも書いたように、昔このタイプのモバイルキーボードの代表格であるロジクール K480(↑)が発売された時、「こんなクソ重いモバイルキーボードとか無理やろ!?」と思ったわけですが、実際にこのタイプのモバイル・キーボードを使ってみたら、先入観や思い込みがあったことを自覚、修正できたことは今回ありました。
買ってはいけない諸問題は別として、使っていて(というか使ってしまっていて)気づいたのは以下の点。
使用感としては上記の感じで、
という結論に達しかけていて、その方向で(前々回からの流れの)ブログ記事も書いていたのですが、前々回の記事を載せてからふと
と思ってキーボード裏面を見ると
ということで、法律上、本製品は電波を発してはいけないので使用禁止デバイスであり、
製品になります(例外は作れるが一般的にはそうなる)。
Bluetooth 3.0 接続という化石仕様ながら USB-C 端子による充電なので、この手のデバイスにありがちな Bluetooth 接続じゃなく USB 有線接続でも使えるかと思いましたが、試しても使えませんでした。マニュアルにも記載なし。

購入からしばらくは気づかずに使っていましたが、気づいてしまったからには封印。最近は Amazon でも中華ノーブランド製品に突っ込むこともなく Ali Express で漁るようなこともなかったので、こういうことがあったのを失念しておりました(反省)。
ま、このタイプのモバイルデバイス用キーボードの特徴、良さも判ったので、そのうち気が向けばロジクール K480 を買うこともあるかもしれませんが、
というのはありますので、色々な意味で、
ということで。まぁ勉強代として償却するのは珍しいことではないですけどね…😓
テーブルがある時に使うモバイル・キーボードはひとまず納得してるけど、スマホ(や小型タブレット)を膝上に置いてタイプできるモバイル・キーボードがあればいいなぁ、欲しいなぁ
と思うものの今ひとつ琴線に触れる製品はなく、モノは試しと、以前重すぎて購入をスルーしたロジクール K480 と似たような中華ノーブランド製品を購入する過程を以前の記事で記しました。
■ iPhone 15 Pro Max 購入から半年以上、満足度は変わらず、そしてまた新たな物欲が……
■ iPhone 15 Pro Max 購入からの膝上で使えるスマホ/小型タブレット用キーボード探し、とりあえず買ってみた、のだが……
ところが、購入した中華ノーブランドなモバイルキーボードが届いて、製品を持ってみたらどう考えても公称重量より重く感じて計ってみたら、
公称468gなのに実際は657.5g
という重量詐欺!訳分からん中華製品には有りがちな話とはいえ、近年は少しマシになったというか、同時期に頼んだ左手用キーボードデバイスもノーブランド中華製品でしたが、そちらは真っ当だったんですけどねえ。


商品が届いて持った瞬間に「こりゃ失敗だったかも?」 と思ったこともあって即返品しても良かったのですが、前回記事の最後に書いたように、
重くて購入即放置になるかもしれないけど、ダメ元で一度はこのタイプのモバイル・キーボードを使って経験値としてみるか…
というつもりで購入したので、即返品を思い直して試しに使い始めました。
すると、重量詐欺以外にも問題点はあるものの、意外にも購入即放置とならず、
膝上で安定して使おうと思ったら、やっぱりこれくらいの重量が必要なのは分かるけど、持ち歩く気にはなれないなぁ…でも思いの外、使い勝手は悪くないなあ…キーピッチも確保されているし、意外と使いやすいかも
などと思い直し、普段持ち歩くモバイルキーボードにはなり得ないものの、
こーゆーのもアリ、1台あって良いかも
と思い直すくらいでした(しばらくは技適なし問題に気づかなかった😅)。
前回記事でも書いたように、昔このタイプのモバイルキーボードの代表格であるロジクール K480(↑)が発売された時、「こんなクソ重いモバイルキーボードとか無理やろ!?」と思ったわけですが、実際にこのタイプのモバイル・キーボードを使ってみたら、先入観や思い込みがあったことを自覚、修正できたことは今回ありました。
買ってはいけない諸問題は別として、使っていて(というか使ってしまっていて)気づいたのは以下の点。
- 宣伝写真でタブレット (iPad mini) とスマートフォン (iPhone) を2台ともスリットに立てかけている写真を見て「こんな使い方は絶対せーへんわ、要らんわ」と思っていたけど、試してみたら意外と便利だった(スマホの通知その他を見ながらタブレットで作業できる)
- キータッチ感覚はヘナヘナだけどモバイルキーボードとしてはストロークがあり、最低限使いやすいキーピッチも確保され、また一部キーが小さくなったりキーピッチが狭くなったりすることのない自然なキーレイアウトなので、個人的には意外とリズム良く打鍵できて使いやすい
- キー周りの難点は英語キーボードなので ENTER キーが小さめなこと、言語切り替えキーがなく、また何故か iPad では Control + Space による言語切り替えができない(iPhone では可能)ので、その点が一番のネック(iPad では設定アプリ側で CapsLock に言語切り替えキーを割り当てて対処している)
- 英語キーボードというのは私個人では何もストレスにならず問題なし(英語キーボードでも日本語キーボードでも両方イケる口)
- モバイル向け安物ノーブランド中華キーボードではたまにあった、iOS での記号キーのキートップ印字と入力が一致していない、なんてバグがない
- キーボード奥側のスマホ/タブレットの差し込みスリットが結構深いので、公称値より遥かに重いキーボード重量と合わせて、膝上で比較的安定してタイピングができる
- 以上のことからタイピングの使い勝手という点では満足できるものだった
- 立てかけるためのスリットが深いことが安定性に寄与しているが、iPhone を縦置きすると画面下部のホームバーを上スワイプするのが難しい
(画面下部に機能バーがあるアプリも使いづらい)
- iPad mini を縦置きした場合、ホームバーを上スワイプするのは可能だが、それを行うことで iPad mini のスリットへのハマりが浅くなって、iPad mini の後ろ転倒の危険性が高まるので注意が必要(二度ほど経験😅)
- iPad mini の縦置きでは上スワイプしていなくても車内の揺れや自分の太ももの揺れその他の要因でスリットへの刺さりが浅くなることがあるので、時々確認した方が安全(横置きでは問題なし)
- スマートフォンの場合は、iPhone 15 Pro Max や moto g52j などの大柄スマホを縦置きしていても膝上でリスクなく使える印象
(超縦長端末でもスマホなら悪くない)
- 11インチ iPad Pro / Air でも立てかけて使うのは問題ないが、縦置きで使うのは重心が上になりすぎて不安定になり倒れやすいので横置きのみの使用と考えた方が良い
- 手持ちの iPad Pro / Air / mini で試したかぎりでは、ケースを付けたままでは立てかけることはできず、裸利用が前提になる
- iPhone の場合は 15 Pro Max、13 mini で試したかぎり、ケースをつけたままスリットに立てかけられるかは、ケースの厚み次第(普段は裸使いなので…)
(シリコンケースでも立てかけられる場合有り)
(厚めの保護ケースでは無理)
- Android 端末はどれもケースを買うことなく使っているので、ケース有りでの利用については分からない
- 付属マニュアルは英語だが、それとは別に日本語の簡易マニュアル(1枚の紙だけ)がある
- 接続デバイス切り替えが Fn + 何かのキーではなく、単独ハードウェアスイッチなのは判りやすくて良い
- ただ、今どき接続登録先デバイスが2つだけ、というのは物足りない(3つは欲しい)
- この手のデバイスは Bluetooth 接続だけでなく USB 有線接続でも使えるものだが、本製品は使えない
- 非常に些細なことだが、電源スイッチが右でオフ、左がオン、というのは逆に思えてならない
- モバイルデバイスで重量詐欺はそれだけでも論外だが、それ以外にも今どき Bluetooth の仕様が 3.0 という化石(いつの時代やねん…)
- そのため iPhone など近年のデバイスで接続すると、Wi-Fi や他の Bluetooth 機器接続に悪影響があるかもしれない旨の警告が表示される場合がある
- そもそも Bluetooth デバイス名が「Bluetooth Keyboard」という舐めた名称(それ以前に製品名も適当すぎるし、メーカー名もないが)
- でも古そうに見えて充電が USB-C だから Bluetooth 3.0 時代のデバイスではなかったりする
使用感としては上記の感じで、
重量詐欺は酷いし、Bluetooth 規格の古さも痛すぎて、とても他人に勧められるものではないし、この重さを思うとモバイルキーボードと言っても使いどころは難しいけれど、個人的には膝上でもリズム良くタイピングできて使い勝手は結構評価できるし、持ち運び用途と考えなければ意外と悪くない…のかも?
という結論に達しかけていて、その方向で(前々回からの流れの)ブログ記事も書いていたのですが、前々回の記事を載せてからふと
そーいや、これだけ舐めたノーブランド中華製品だと技適を通していないことも多いよなぁ…
と思ってキーボード裏面を見ると
ということで、法律上、本製品は電波を発してはいけないので使用禁止デバイスであり、
(日本で使うなら)買ってはいけない
製品になります(例外は作れるが一般的にはそうなる)。
Bluetooth 3.0 接続という化石仕様ながら USB-C 端子による充電なので、この手のデバイスにありがちな Bluetooth 接続じゃなく USB 有線接続でも使えるかと思いましたが、試しても使えませんでした。マニュアルにも記載なし。

購入からしばらくは気づかずに使っていましたが、気づいてしまったからには封印。最近は Amazon でも中華ノーブランド製品に突っ込むこともなく Ali Express で漁るようなこともなかったので、こういうことがあったのを失念しておりました(反省)。
ま、このタイプのモバイルデバイス用キーボードの特徴、良さも判ったので、そのうち気が向けばロジクール K480 を買うこともあるかもしれませんが、
キーボード側にコレくらい重量がないと安定して使えないのも当然と使って実感したが、だからといってこの重さのキーボードを普段使いでバッグに入れて持ち歩く気にはなれないなぁ
というのはありますので、色々な意味で、
今回の買い物は勉強代
ということで。まぁ勉強代として償却するのは珍しいことではないですけどね…😓