先日書いた今年の物欲展望では、あれこれカメラ絡みの愚痴を垂れ流しインターネットの片隅を汚染してしまいましたが、当該記事で書いたように、去年凍結させていた(買う気が起きなかった)カメラ機材購入を今年は解禁、その第一弾としてコシナ Voigtlander の X マウント MF レンズを購入しました。
もっとも第二弾があるかどうかは今後の気分次第、下がりっぱなしのカメラ機材に対するテンションの上がり具合、特に本レンズを使い始めて X マウントが自分の中で存在感を再び高められるかどうか、であります。
本レンズというかコシナ Voigtlander のマニュアルフォーカスレンズ購入の理由は、だいたい以下の(無駄に考えた)過程でした。
と書くと、「写真を撮る行為を楽しむのは別に MF レンズじゃなく普通の AF レンズでもできるんじゃね?」という至極真っ当な疑問、反論を抱かれる向きも居られると思いますが、全くそのとおりです。ただ、
「イラチで適当すぎる私が、じっくり被写体、撮影と向き合うための強制ギプスとしてのマニュアルフォーカス縛り」
なのです。怠惰な私が AF レンズで(必要時以外に)MF で撮るなんてことは想像できません。だから矯正ギプスではなく強制ギブス。

私自身、ミラーレス初号機とも言えるパナソニック DMC-G1(女流一眼ね😅)以来、動体撮影用のメインシステムとは別にアレコレと各メーカーのミラーレス機をサブマウントして所有してきましたが、その過程で「マウントアダプター遊び」「マニュアルフォーカスレンズお試し」を何度か繰り返してきました。
しかし、そのたびに「イラチな自分にはマニュアルフォーカスレンズでじっくり撮るなんて合わない」という結論が出て MF レンズは手放してきました。ですから、今回もそうならない保証はありません。それどころか、
となる可能性の方が高いと思っています。
そういう意味で今回は(自らのマニュアルフォーカス撮影に対する)最後のチャレンジ、背水の陣であり、だからこそ自分への言い訳を許さないため、お安い中華 MF レンスでお茶を濁すのではなく、質感、操作感とも最良でありつつ Xマウントに最適化されたコシナの Voigtlander レンズを購入した次第。
また、過去に MF レンズを使っていた時に Voigtlander レンズの小型軽量でありながらも質感の良さ、操作感の良さが手に残っていたこと、昨年 Voigtlander の Xマウントレンズを日常的に使っている友人に少し貸してもらって、その良さを再確認できましたことも理由ですね。
(PeakDesignのanchorがダサダサですね…)
で、記事執筆現在、発売予定を含めて 7本ある フォクトレンダーの Xマウントレンズのうち今回 23mm F1.2 Aspherical を購入した理由は、以下の3点。
こんな感じで最初の一本というか、お試しの一本が NOKTON 23mm F1.2 になりました。
Xマウントの 23mm レンズは、初期の X マウントを使っていた頃に XF23mmF1.4 R が出て即購入し、小型軽量さと程よい高画質の好印象が今でも忘れられませんが、再び X マウントへ戻ってきた時にはガッツリ値上がりしていて買い戻しを躊躇しているうち、後継レンズが出たのはいいけど更にお値段アップでお手上げ。
お手軽お気楽用サブ機のレンズに出せる価格ではなくなったので、妥協&小型軽量さ優先で XF23mmF2 R WR を購入したのですが、どうも写りに納得できず(自分に合わず)半年も経たずに売却。
ならば初代 XF23mmF1.4 R の中古を…と思った時もありましたが、なんかこうイマイチ気乗りしないうちに今回のことになって、それなら NOKTON 23mm F1.2 から始めてみようかな、と。

また、動体撮影目的のメインマウントで買う/使うレンズは(夜撮のこともあって)絞り開放でどれだけビシッと解像しまくるかは AF速度精度と合わせて最重要ポイントで、そのために高い金を払ってると言っても過言ではありません。
それもあって自然とそういった部分が自分のレンズに対する基準になっていますが、今回の「マニュアルフォーカス縛りで行こう」な方向性においては、レンズに対する接し方も過去の自分から外れてみようと。
って感じでやることにしました。好みから言えば、昨年友達から借りた MACRO APO-ULTRON 35mm F2 の写りの方が遥かに自分好みではありますけどね。
とまぁ、例によって購入に関してのウダウダを書き連ねてしまいましたが、なにせ購入からまだ1週間も経ってないので使い込んでもいないし、そもそも「何の知識も経験もない私がレンズの何を語れるわけでもない」ので、今回は購入報告、今年の物欲消化一発目のご報告に留まらせていただきます。
購入直後ということもあって先週はそれなりに使って撮ってみましたが、正直なところ
と感じることなど、思うところは既に多々ありますが、今回はレンズどうこうではなく、MF 縛りに自分が耐えられるか、自分を変えられるか?という点が主眼の実験、買い物なので、しばらくは(自分を)様子見ですね。
そんなこともあって、冒頭で書いたとおり物欲消化第二弾があるかどうかは、少なくともカメラ機材周りに関しては、この Voigtlander MF レンズ生活が自分に合うかどうか、継続的に楽しんでいけるかどうかを確認してから、になりそうです。
Xマウントで MF レンズとの生活が上手くいく、楽しめるようならば、次はアレかなぁ…?とか考えているものはありますし、金策のために手放すレンズも含めて色々動くことはあるかと思いますが、なにせ
我ながら半信半疑以下ですから。世の中、2度あることは3度ある、と言いますが、もう既に3度以上は「買っては諦めて売る」を繰り返していますからねぇ😅
なので今回、「やっぱりオレに MF ライフは無理!」となったら、もう二度とマニュアルフォーカスレンズを試すことはしない決意ですし、と同時に、そうなった場合はサブ機、サブマウントを持つこともしない、所有カメラ機材はよりシンプルにする方向で考えています。
その場合、Xマウントを手放すか、Zマウントを手放して同時に動体撮影からは手を引き、写真撮影は X マウントでちょい撮り程度になるかは分かりませんけど、諸々の衰えからサッカー撮影でイメージ通りの写真が撮れなくなってきたストレス、写真整理に取られる時間のストレスもあるので、そろそろ動体撮影から手を引いても良いと思うんですよねえ。
と、まさに背水の陣という感じの決意で臨んでいる…ように見えますが、実際は
くらいの気楽さで試し始めています。それでも久しぶりにカメラにお金を投入した分、シビアに結果を見据えることになりますが、どうなりますやら ┐(´д`)┌
■ 物欲展望 2024 【前編】〜去年の物欲消化と今年のカメラ生活に思う徒然
■ 物欲展望 2024 【後編】〜今年買わなくても…と思うモノが大半だけど
もっとも第二弾があるかどうかは今後の気分次第、下がりっぱなしのカメラ機材に対するテンションの上がり具合、特に本レンズを使い始めて X マウントが自分の中で存在感を再び高められるかどうか、であります。
本レンズというかコシナ Voigtlander のマニュアルフォーカスレンズ購入の理由は、だいたい以下の(無駄に考えた)過程でした。
- 富士フイルムの色が好きでXマウントに戻ってきたが、どうも商売の仕方が気に食わないし、ハイプライス志向で今後どこまで付き合っていけるか判らないから、割良く売れるタイミングで手放そうかな…
→→ 過去に使ってきたカメラの中でフジ機だけは使い方、接し方が他社機と違うところがある=自分にとってどこか特別だから地味地道でいいから使い続けていこう - お出かけお気軽スナップ機としてXマウントに戻ってきたが、その後スマホカメラは画質の向上だけでなく、iPhone 13 Pro で中望遠カメラが、15 Pro Max で望遠カメラがスマホに導入され、画角の幅がスマホの方が手軽なままでずっと広くなり、お気軽スナップ機としての Xマウントカメラの出番が激減
→→ 昔のコンパクトデジカメと同じく、お出かけお気軽スナップ用途としては小型廉価なミラーレス機も(自分的には)厳しくなってきたから、Xマウントと今後も付き合っていくなら方向性を変えてみるしか - 今後の自分的 Xマウントシステムの使い方の方向性を考えた場合、自分にとって「カメラは素早く最良の結果(写真)を得るためだけの機械」「写真を撮る行為は好きな被写体の欲しい瞬間を得るためだけの手段、過程」だけだったが、一度「写真を撮る行為そのものを楽しむ」ことを考えてみるか…
→→ 今まで如何に簡単、楽に結果を得ることだけを考えていたから、マニュアルフォーカスで撮る行為そのものを楽しむ、集中できるようにしてみるか…
と書くと、「写真を撮る行為を楽しむのは別に MF レンズじゃなく普通の AF レンズでもできるんじゃね?」という至極真っ当な疑問、反論を抱かれる向きも居られると思いますが、全くそのとおりです。ただ、
「イラチで適当すぎる私が、じっくり被写体、撮影と向き合うための強制ギプスとしてのマニュアルフォーカス縛り」
なのです。怠惰な私が AF レンズで(必要時以外に)MF で撮るなんてことは想像できません。だから矯正ギプスではなく強制ギブス。

私自身、ミラーレス初号機とも言えるパナソニック DMC-G1(女流一眼ね😅)以来、動体撮影用のメインシステムとは別にアレコレと各メーカーのミラーレス機をサブマウントして所有してきましたが、その過程で「マウントアダプター遊び」「マニュアルフォーカスレンズお試し」を何度か繰り返してきました。
しかし、そのたびに「イラチな自分にはマニュアルフォーカスレンズでじっくり撮るなんて合わない」という結論が出て MF レンズは手放してきました。ですから、今回もそうならない保証はありません。それどころか、
やっぱりオレには、じっくりマニュアルフォーカスで写真を撮るなんて向かないわ…撮影行為そのものを楽しむなんて性分に合わない、もうこれで完全に諦められた!
となる可能性の方が高いと思っています。
そういう意味で今回は(自らのマニュアルフォーカス撮影に対する)最後のチャレンジ、背水の陣であり、だからこそ自分への言い訳を許さないため、お安い中華 MF レンスでお茶を濁すのではなく、質感、操作感とも最良でありつつ Xマウントに最適化されたコシナの Voigtlander レンズを購入した次第。
また、過去に MF レンズを使っていた時に Voigtlander レンズの小型軽量でありながらも質感の良さ、操作感の良さが手に残っていたこと、昨年 Voigtlander の Xマウントレンズを日常的に使っている友人に少し貸してもらって、その良さを再確認できましたことも理由ですね。

で、記事執筆現在、発売予定を含めて 7本ある フォクトレンダーの Xマウントレンズのうち今回 23mm F1.2 Aspherical を購入した理由は、以下の3点。
- Xマウント用 Voigtlander レンズのうち 35mm には(X マウントを全部売る時以外は手放すことができないであろう)XF35mmF1.4 R があり、50mm には唯一手元に残している MF レンズ KAMLAN 50mm F1.1 II があるので、画角的に残るのは NOKTON 23mm と ULTRON 27mm で、迷ったが前者に
- (望遠以外での)自分の標準画角であったはずの 35mm 相当レンズをしばらく持っていなかったので、まずはここからかな?という気持ちもあり
- 絞り開放からビシッと解像する現代ミラーレス時代的な写りとは違う、自分がいつもレンズに求める方向とは違うレンズを使ってみるべきかと思った
こんな感じで最初の一本というか、お試しの一本が NOKTON 23mm F1.2 になりました。
Xマウントの 23mm レンズは、初期の X マウントを使っていた頃に XF23mmF1.4 R が出て即購入し、小型軽量さと程よい高画質の好印象が今でも忘れられませんが、再び X マウントへ戻ってきた時にはガッツリ値上がりしていて買い戻しを躊躇しているうち、後継レンズが出たのはいいけど更にお値段アップでお手上げ。
お手軽お気楽用サブ機のレンズに出せる価格ではなくなったので、妥協&小型軽量さ優先で XF23mmF2 R WR を購入したのですが、どうも写りに納得できず(自分に合わず)半年も経たずに売却。
ならば初代 XF23mmF1.4 R の中古を…と思った時もありましたが、なんかこうイマイチ気乗りしないうちに今回のことになって、それなら NOKTON 23mm F1.2 から始めてみようかな、と。

また、動体撮影目的のメインマウントで買う/使うレンズは(夜撮のこともあって)絞り開放でどれだけビシッと解像しまくるかは AF速度精度と合わせて最重要ポイントで、そのために高い金を払ってると言っても過言ではありません。
それもあって自然とそういった部分が自分のレンズに対する基準になっていますが、今回の「マニュアルフォーカス縛りで行こう」な方向性においては、レンズに対する接し方も過去の自分から外れてみようと。
どうせなら使うレンズも、今まで自分の選択になかった部分で評価を受けているレンズを積極的に使ってみよう、合うか合わんかは知らんけど
って感じでやることにしました。好みから言えば、昨年友達から借りた MACRO APO-ULTRON 35mm F2 の写りの方が遥かに自分好みではありますけどね。
とまぁ、例によって購入に関してのウダウダを書き連ねてしまいましたが、なにせ購入からまだ1週間も経ってないので使い込んでもいないし、そもそも「何の知識も経験もない私がレンズの何を語れるわけでもない」ので、今回は購入報告、今年の物欲消化一発目のご報告に留まらせていただきます。
購入直後ということもあって先週はそれなりに使って撮ってみましたが、正直なところ
前も MF レンズで遊んでた時はこういうところで苦労したし、ストレスあったなぁ
と感じることなど、思うところは既に多々ありますが、今回はレンズどうこうではなく、MF 縛りに自分が耐えられるか、自分を変えられるか?という点が主眼の実験、買い物なので、しばらくは(自分を)様子見ですね。
そんなこともあって、冒頭で書いたとおり物欲消化第二弾があるかどうかは、少なくともカメラ機材周りに関しては、この Voigtlander MF レンズ生活が自分に合うかどうか、継続的に楽しんでいけるかどうかを確認してから、になりそうです。
Xマウントで MF レンズとの生活が上手くいく、楽しめるようならば、次はアレかなぁ…?とか考えているものはありますし、金策のために手放すレンズも含めて色々動くことはあるかと思いますが、なにせ
撮影そのものを楽しむためのMF縛り
という戯言がいつまで続くかは疑問
という戯言がいつまで続くかは疑問
我ながら半信半疑以下ですから。世の中、2度あることは3度ある、と言いますが、もう既に3度以上は「買っては諦めて売る」を繰り返していますからねぇ😅
なので今回、「やっぱりオレに MF ライフは無理!」となったら、もう二度とマニュアルフォーカスレンズを試すことはしない決意ですし、と同時に、そうなった場合はサブ機、サブマウントを持つこともしない、所有カメラ機材はよりシンプルにする方向で考えています。
その場合、Xマウントを手放すか、Zマウントを手放して同時に動体撮影からは手を引き、写真撮影は X マウントでちょい撮り程度になるかは分かりませんけど、諸々の衰えからサッカー撮影でイメージ通りの写真が撮れなくなってきたストレス、写真整理に取られる時間のストレスもあるので、そろそろ動体撮影から手を引いても良いと思うんですよねえ。
と、まさに背水の陣という感じの決意で臨んでいる…ように見えますが、実際は
まぁ失敗に終わった方が機材整理ができて、モノも減らすことができて良いかもなー
くらいの気楽さで試し始めています。それでも久しぶりにカメラにお金を投入した分、シビアに結果を見据えることになりますが、どうなりますやら ┐(´д`)┌
■ 物欲展望 2024 【前編】〜去年の物欲消化と今年のカメラ生活に思う徒然
■ 物欲展望 2024 【後編】〜今年買わなくても…と思うモノが大半だけど