2023年も残すところ、あと僅かとなりました。当方の2023年は周辺事情が(外部からのパッと見の変化では判らないけれど)大きく変わって、今後どうなるやら…という1年でした。
また、趣味というのは、時間、お金、そして精神的な余裕があってこそ成り立つものだと実感できた1年でもありました。それら余裕もなくなると趣味へ費やす気持ちが薄れることも経験しましたね。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2023 【前編】10位〜6位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2023 【中編】惜しい点ありの次点3製品
ともあれ、思うように時間が取れず 2023年ギリギリ滑り込みに近い時間になりましたが、本年の “お買い物ベスト” 上位5製品、第5位から第1位を紹介していきたいと思います。
以上、私だぶる☆えっちが選ぶ、2023年のお買いものベスト10でした。お粗末さまでした。
そして、今年も場末の独り言発散ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください。
P.S.
新年より、これまで別ブログで運営していた写真日記ブログを本ブログに統合します。
日記的な記事と物欲系?記事が入り混じりますが、元々本ブログも大昔(このライブドアブログに移転する前の前の前)は日記系ブログでもありましたので、大昔のスタイルに戻る感じです。
人によっては更新が多くなるのはウザいかもしれませんが、よろしくご理解のほどお願いいたします。
また、趣味というのは、時間、お金、そして精神的な余裕があってこそ成り立つものだと実感できた1年でもありました。それら余裕もなくなると趣味へ費やす気持ちが薄れることも経験しましたね。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2023 【前編】10位〜6位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2023 【中編】惜しい点ありの次点3製品
ともあれ、思うように時間が取れず 2023年ギリギリ滑り込みに近い時間になりましたが、本年の “お買い物ベスト” 上位5製品、第5位から第1位を紹介していきたいと思います。
- 第5位 TNTOR モバイルバッテリー 3500mAh 5.5mm Type-Cケーブル内蔵【超薄型&超軽量/2台同時充電可能】
- お買い物評価:89点 (製品評価:92点)
■ 「念のため持っていくか」に最適、容量最小限だけど極薄5.5mm!&軽量なTNTORモバイルバッテリー WT-H230P
▽良かったところ
- 極薄、軽量で、バッグやポーチの薄いポケットに入れられるサイズ感
- とてもモバイルバッテリーとは思えぬ薄さで、持ち歩いても全く負担にならないし、場所も取らない
- これだけ超薄なのに USB Type-C ケーブル内蔵なので別途ケーブルを持ち歩く必要がないし、この超薄&軽量さがより生きる(Lightning ケーブル内蔵タイプもあり)
- 容量は最小限で iPhone 15 Pro Max だと3分の1も充電できないが、使うかどうか判らないけど念のために持っていく用途、非常用としては問題なし
- 内蔵ケーブルとは別に USB Type C 端子があって、そちらに手持ちケーブルを接続しても充電可能なので、万が一内蔵ケーブルが断線してもモバイルバッテリーとしては使っていける
▼ダメなところ
- 全く名の通っていないメーカー/ブランドなので、正直言ってモバイルバッテリーで一番重要な安全性・信頼性の点では不安を拭えない
- 一応 PSE マークは付いているが、PSE マークがついているからといって安心できないのが中華モバイルバッテリー/USB 充電器製品(PSE 偽造の製品も発覚していますしねえ)
- バッテリー残量ランプは全くアテにならない中華製品あるある
(4個のバッテリーランプのうち点灯2個になったら、そこから割とすぐバッテリー切れになる) - この超薄なので当然 USB PD 非対応(出力は昔ながらの 5V 2.1A)
- 内蔵ケーブルと USB Type-C 端子に接続した別ケーブルの両方で2台同時充電が可能、となっているが、実際には2台を満足に充電できるほどバッテリー容量もなければ、充電速度も激遅になるので、実際には1台のみの充電で使うのが妥当
◇雑感
とりあえず、「念のためにモバイルバッテリーも一応持っていくか」という時のモバイルバッテリーは完全にコレ一択になりました。とにかく超薄いし、軽いので、持ち歩いていても全く負担になりません。
サイズもクレジットカードサイズ大で、薄さもクレカ数枚分なので、マチの薄いポケットにもサッと入れておけるのが素晴らしいです。モバイルバッテリーも薄さは正義です。
さらに、超薄なのに充電ケーブルまで内蔵していて、別途ケーブルを持ち歩かなくて良いのも◎。一般的なモバイルバッテリーのように別途ケーブルを持ち歩く必要があれば、このモバイルバッテリーの激薄さもちょっとスポイルされてしまうので、内蔵ケーブル嫌いの私もこれは納得!
バッテリー容量が少ない分、97g とモバイルバッテリーとしてはかなり軽いものの、薄さが激薄すぎて、初めて持った時は結構重く感じますが、実際に持ち歩いていると全く負担なく、薄さも相まってモバイルバッテリーを入れていたことを忘れるくらいです。大袈裟じゃなくて。
とまぁ、完全にお気に入りになって持ち歩き率も高いわけですが、不安なのは信頼性、安全性。実績も知名度もないメーカー/ブランドですから致し方なく、自分が使っていってどう判断するか、しかありません。この4か月は問題なく便利に使っていますが…
ともあれ、スマホのバッテリー容量が大きくなってバッテリーの保ちも良くなり、以前よりモバイルバッテリーの重要性は下がったかもしれませんが、やっぱり1日お出かけするなら念のためにモバイルバッテリーを1つ、と思いますので、その時にはコイツは本当に負担なく役立ってくれます。
信頼性安全性は未知数ですが、バッテリー容量は少なくても、できるだけ負担なく、念のために持ち歩くモバイルバッテリーが欲しい人には、お勧めしたい一品です。
■ 「念のため持っていくか」に最適、容量最小限だけど極薄5.5mm!&軽量なTNTORモバイルバッテリー WT-H230P - 第4位 Apple iPhone 15 Pro Max (256GB)
- お買い物評価:92点 (製品評価:90点)
■ 迷いつつも、お試しのつもりで 15 Pro Max 予約…
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その1) 〜使い始めて数日だけど 13 Pro から移行してとりあえず一言
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その2) 〜1週間使っての箇条書きファーストインプレ、カメラは現状評価できずだが
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その3)〜熱対策アプデから1週間、その後の経過と諸々追記など
■ iPhone 15 Pro Max を使い始めて3ヶ月、改めての感想
▽良かったところ
- 馬鹿でかいボディのスマホは無理と思っていたが、それ以上に大きな画面の魅力があって(特に老眼er には)先入観を覆した
- 先代 14 Pro Max より軽く、また持ちやすくなって、14 Pro Max を店頭で触った時のネガティブさとはだいぶ印象が異なった
- 手の小さな私の場合、6.1インチ画面の Pro でも全面に指は届かないので、Pro Max でも操作性の悪化は最小限であった
- 買い換えの第一理由である 120mm 相当の望遠カメラは「初代」ゆえ画質はそれなりだが、望遠バカとしては愛用しまくりで手放せない
- 望遠カメラで光路長を稼ぐのに他社とは違う仕組みを取り入れたが、他社の一般的なペリスコープレンズと比べて画質に優位性は見出せない反面、目立って見劣りすることもないので、初代としてはまずまず及第点の印象
- iPhone 13 Pro では標準域の画角がデジタルズーム以外で撮れなくて不便を感じていたが、トリミングとはいえデジタルズームなしで 48mm 相当(x2 モード)が使えるのは便利だし、超多用している
- 広角、超広角カメラの画質向上は 13 Pro からは微増+α程度だが(14 Pro/Pro Max と同じらしい)、120mm 相当の望遠カメラが入ったことで、画角的な使い勝手も含めて小型ミラーレス機+キットレンズを持ち出す気持ちがさらに起きなくなった
(たとえ持ち出しても使わない、撮ったとしても別に要らなかったな感が増した) - 通常の HEIF/JPEG で撮影すると線の太いシャープネスは相変わらずだが、RAW で撮って後処理してやれば、だいぶ嫌らしさを抑えることが可能(な場合もある)
- 4K 60fps 撮影時の安定性が増し、動画時は 150mm 相当以上の望遠になるので、航空祭で撮っていてもスマホ動画とは思えない見栄えがする動画が撮れて満足
- 外部端子の Lightning → USB-C 化は、Android スマホや iPad、デジカメなど他の機器と充電ケーブルが共通化できる点で大きなメリットを感じる
(逆に言えば iPhone しか持っていないなら USB-C 化のメリットはあまりないのも事実) - デジカメからの画像転送を USB-C ケーブルで有線転送できるのも個人的には大きなメリット
(ニコンとか富士フイルムとかスマホアプリの出来、Wi-Fi 転送安定性がイマイチなカメラメーカーを使ってると特に) - 画面サイズが大きくなって外部キーボード併用してのテキスト入力作業、オフィスアプリのちょっとした修正作業が(iPad 利用時ほどではないものの)ある程度は実用的になった
- 前項のことや USB-C 化による外部デバイスとの接続性向上もあって、荷物を最小限にしたい場合は iPad mini を持ち出さず、iPhone 15 Pro Max(と Android スマホ)だけを持ち歩くことが増えた
- ボディがデカくなった分、バッテリーの保ちも良くなって、モバイルバッテリーのお世話になることが減った
- 120mm 相当の望遠カメラのために今回は 15 Pro Max を買うが、次回は Max ではない Pro に戻すつもり…と思っていたが、多分もう無理そう
▼ダメなところ
- デカい、重い、高い(デカいのは仕方ないけど)
- 画面が大きい魅力には抗えないことも判ったが、ここまで表面積が大きくなるとスマホをどこか置く時ですらデカくて困る時があるのも判った
- 従来の iPhone カメラの写真は記憶色と忠実色の中間で、派手にならない程度に見栄えする上手いバランスを取っていたと感じていたが、15 からは見栄えする発色へと画像エンジンの方向性が変わったようで、正直ちょっと嫌
- 色だけでなく全体的に、今までの iPhone カメラよりもだいぶ加工臭さのある画像になった
(他社のように見栄え重視の画像処理臭さが目立たないところがよかったのに…) - 従来 iPhone カメラ最大の欠点であった逆光時の目立つゴースト、多めのフレアは今回だいぶ抑制されたが、それでもまだ目立つシーンはあるので要改善項目であることは変わらず
- 夜景撮影も 13 Pro からは多少の進化を実感できるが、Pixel などのライバル機と比べると(値段も高いんだから)もう少し頑張れよ、と言いたくなる
- カメラ(レンズ)が 24mm 相当の広角の次が 120mm 相当まで開くのはちょっと微妙で、いっそ4カメラにして75mm あたりに中望遠カメラが欲しい
- 通常の JPEG/HEIF で撮影する場合は画像圧縮率がサイズ一定志向なので、風景など細かい部分が多い被写体だと明らかに画質が悪くなる
- 逆に RAW で撮ると細かい描写の多い被写体でも画質は担保されるが、画像サイズが 1枚 100MB を超えることも珍しくないので、RAW で撮ることが多いと写真だけでもストレージ容量を食う
(ので、次回はストレージ 512GB モデルも視野に入れることになりそう…orz) - 今までのようにデニムの尻ポケットに入れていると出っ張る部分のサイズがかなり大きくなって、ちょっとしたことで落下させてしまうことが増えた
- 手で触れることも多い側面のチタニウム素材はとても感触は良いが、思ったより傷つきやすい印象
- iPhone の常時表示ディスプレイは(Apple Watch と違って)正直どうでも良いモノだった
- アクションボタンはダブルタップ1つのみの機能割り当てなので、マナースイッチの時と変わらない使い方で現状あまり意味がない
- 望遠カメラとか、従来使用機より大きな画面とか、USB-C 端子化とかあるけれど、使い勝手とかスマホとしての新味はあまりないのも事実
(今さらスマホに求めることではないけど) - 何がどうであれ、折りたたみ端末でもないのに、最安(最低ストレージ)モデルが 20万円弱という価格は高すぎる
◇雑感
先日、3ヶ月使ってみての雑感をまとめたところですので、それと重複する項目ばかりですので、もっと細々とした感想はそちらを参照ください。
■ iPhone 15 Pro Max を使い始めて3ヶ月、改めての感想
何度も書いているように、iPhone 13 Pro から買い替えたメインのスマートフォン。下取りその他で実際には購入金額の半額ちょいの出費だったとはいえ、自分自身への買い物としては今年2番目の高額商品。
ただ、毎日朝から晩まで使っているし、満足度はそれなりに高かったので、基本的なお買いもの評価は高いところにありますし、ここ数世代の Pro 同士の買い替えではなく、Pro → Pro Max への買い替えで目新しさや「発見」があったことも評価増になっています。
とりあえず、Pro Max に対しては今まで「こんなデカいスマホを持ち歩くのはちょっと…」と思っていましたが、14 Pro Max から1割の軽量化、横幅の縮小化もあって
この重さ、横幅ならPro Maxは有り
というのが率直な第一印象でした。
と同時に、何度も書いているように
画面の大きさは正義
であり、老眼er には特に身に染みる結果となりました。
ただまぁ、画面サイズの大きさはボディのデカさに直結し、ボディの大きさがメリットをもたらしていることも理解しつつ、「やっぱり、ちょっとデカすぎだよなぁ」という思いは未だ拭えません。
特に razr 40 を購入、使ってみて、(多少の難点はあっても)折りたたみならサイズの小ささと画面の大きさを両立させられることを知ってしまった今となっては、
「大きな画面のメリットを享受するためにはボディのデカさは我慢しなければならない、という時代ではなくなりつつあるなら、デカすぎるボディは純粋にマイナス点」
という思いになっているので(デカさゆえに購入直後の落下頻度が高かった)、絶対的な価格の高さと合わせて、この2点がお買いもの満足度の減点対象になりました。
それでも待望の 100mm 相当を超える望遠カメラ、USB-C 端子化といった
購入前に期待していた点には満足
しています。日々朝から晩まで使っている使用頻度と合わせて、今年のトップ3に入れてもおかしくないお買い物でしたが、やっぱり最後にはお値段のことがねえ…
ぶっちゃけ、これ以上高くなったら無理って感じですし、もっと言えば、
「次に iPhone を買い替えるときは、折りたたみでよろしく!」
って感じですね。タブレット的にも使える横開き Fold タイプじゃなく、razr 40 と同じ縦開き Flip タイプの折りたたみでも良いので、次の買い替えは折りたたみ iPhone にしたいですね! - 第3位 ASUS TUF Gaming F15 FX507ZV4-I7R4060
- お買い物評価:94点 (製品評価:93点)
■ Core i7-12700H & RTX 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【1】 〜各種ベンチマークテスト参考値
■ Core i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【2】 〜DLSS FGの効果をMSFSで測定
■ i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4購入【3】 〜セールで値下がりだけでない選択の理由
■ ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4購入【4】 〜簡単だけどちょっぴりハードルありの SSD 増設
■ ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4 購入【5】 〜1ヶ月使ってのファーストインプレ
▽良かったところ
- 購入当時1世代前(現在2世代前)のモバイル系上位 CPU (Core i7-12700H) と最新世代のミドルレンジ GPU (GeForce 4060) モバイル版の組み合わせはバランス良く、コスパも上々で、ハイエンドを目指さなければ&フルHD環境ならリーズナブルでお勧め
- Core 12世代の Core i7-12700H は購入当時で1世代前、Core 14世代が出た現在となっては2世代前だが、11→12世代のジャンプアップに比べて 12→13 世代は順当進化、13→14 世代はマイナーチェンジなので、まだまだ現役感ある CPU で悪くない
- モバイル版 GeForce 4060 搭載ゲーミングノートPC の中には薄型、小型さを重視して GPU の性能を抑えた仕様のものも少なくないが、240W というノートパソコン用としては高出力電源アダプタを背景に、4060 LapTop のフルパワーが出せる TGP 140W 仕様であり、少しでも綺麗な画面 or 高 FPS を実現するために、そういった仕様の製品を買って正解だった
- GeForce 4060 Laptop の性能は下位ミドルレンジらしく「それなり」だが、GeForce 40 世代の DLSS Frame Generation を活かせば重量級 AAA タイトルでも、そこそこ良クオリティで十分なフレームレートが出る
- FPS/TPS 上級者が望む最高解像度&最高画質で高速フレームレートを出すのは無理だが、内部ディスプレイのフルHD 1080p なら高画質で高フレームレートを出せるポテンシャルがある
(ベンチマーク結果は、購入後の記事その1、記事その2を参照) - 4K 出力では AAA タイトルで高画質で高フレームレートは無理だが、WQHD ではそこそこ高画質でプレイアビリティが保てるフレームレートを出せることが多い(FPS/TPS 以外では)
- 購入の主目的の一つ Microsoft Flight Simulator 2020 では DLSS FG を使った場合、FHD なら最高画質 Ultra でも十分なフレームレートが、WQHD でも高画質 HIGH で快適にプレイ可能
(オブジェクトが極めて多い精細な都市部やアドオンでは視点変更時にフレームレートが激落ちるが) - 少し前の激重ゲー代表格だった Cyberpunk 2077 も、DLSS FG なしの最高画質ウルトラでも FHD では平均 90fps 前後、WQHD でも60fps 近くと十分なフレームレートが出て、DLSS FG 有効にすればレイトレーシング・ウルトラ設定の FHD で平均 80〜90fps、WQHD でも 60fps 超えてプレイ可能
- これら個人的に満足できるプレイ環境を10万円台半ばのノートPCで得られたと思えば、コストパフォーマンスは大満足のひと言
- ぶっちゃけ上を見ればキリはないし、もっと、もう一声という欲望はあるが、ゲームプレイする時間がロクに取れない現状ではこの程度で妥協するのがベストと納得している
- USB 端子が USB-C だけでなく Type A 端子もあり、それが両側面に用意されているのはゲーミングノート PC として非常に良い、廉価機だけどちゃんと考えられている
- USB 3.2 対応 Type C 端子もあるだけでなく、廉価機なのに Thunderbolt 4 (USB 4) 端子も用意されている👏
- 内蔵 SSD は 512GB しかないが、筐体内部に増設用 M.2 スロットがあるので、増設の手間さえ惜しまなければ内蔵 SSD の少なさは気にならないし、手軽にストレージ増量ができて◎
- SSD 交換・増設同様に、筐体を開くことができればメモリの交換増設も難しくない
- 性能が抑制されるが、馬鹿でかい付属 AC アダプターを持ち歩かなくても USB PD 充電 (100W) に対応しているのは◎
- バッテリー駆動でゲームプレイするのはあまり現実的ではない(性能は落ちるし短時間しかもたない)が、短時間でもバッテリー運用できるのは停電・瞬電その他に対して安心できる
- 最大性能のターボモードで高負荷なゲームをプレイするとファンは盛大に回って風切り音がうるさいが、9割くらいの性能であるパフォーマンスモードならゲームプレイ中に気になるほどの音はしない
- ファンや風切り音がそれなりに大きくなっても耳障りな高音系ノイズ、不快な濁ったノイズが少ないので、比較的許容しやすい音(個人的には)
▼ダメなところ
- ゲーミングノートPCとしては廉価製品なので、筐体の質感も造りもデザインもパッケージングもあらゆるチープ
(それらを犠牲にしてコストを中身にかけていると思えば、むしろ良いことだが) - 指紋認証もなければ、カメラが Windows Hello にも対応してないので、ログインは毎回パスコードを入れる面倒さ
- 筐体を開けてマザーボードへアクセスできれば M.2 SSD やメモリの追加、交換は簡単だが、筐体を開けるのが結構難儀で最初はだいぶ苦労した
- プラスティックボディな上、筐体を開けるのもネジ止めだけでなく全周で引っ掛けてある爪を剥がさないとダメなので、ボディが割れそうで毎回ビクビクする
- CPU が Core i7-12700H なのに搭載/サポートするメモリ規格が DDR5-4800 ではなく世代の古い DDR4-3200
- ゲーミングPC らしくキーボードはレインボーに光るし、ASDW は目立つようになっているし、それらはまぁこういう製品には重要らしいから良いのだが、肝心要のキータッチ感は値段なり、廉価機らしい質で、これで文字入力作業はしたくないレベル
(普段は外部 WQHD ディスプレイだけでなく、別途コンパクトタイプのゲーミングキーボードやマウスを接続している) - ノートパソコンながらテンキー付きキーボードなので、画面中央に正対すると全体的にキーが左にオフセットされていて非常に使いにくいし、トラックパッドとメインの JIS 配列キーボード部分との位置関係もズレていて極めて使いづらい
- そもそもキー配列も全く好みじゃない
- Windows ノートPC で満足できるトラックパッドに出会ったことはないが、本機もできるだけ使いたくないし、ゲームするなら外部マウス必須だよね?って感じ
- ディスプレイやスピーカーの質も値段なり
(だけど、144MHz リフレッシュレート対応などゲーミングPC として最低限はカバーしながら低価格を実現しているのでダメと言ってるわけではない) - 色域 DCI-P3 100% と銘打っているけれど、とても写真のレタッチなどに使えるディスプレイ品質じゃないので、その手の用途には不向き
- ほぼ 16インチ画面なので筐体のフットプリントはそれなりにデカく(重さはそれなり)、判っていたけど少し想像以上だったかも
- 搭載する GeForce RTX 4060 Laptop がフル性能 TGP 140W 仕様のため、AC アダプターも 240W 出力仕様で馬鹿でかい
- バッテリー駆動時や USB PD 充電時は性能が結構抑制される
(同じパフォーマンスモードでもバッテリー駆動時、USB PD 充電時は数割減の性能しか出ない仕様) - バッテリー駆動で高負荷なゲームをしていると1時間〜1時間半でバッテリー警告(残20%)が出るので、バッテリー駆動はあまり現実的ではない
- 最大性能のターボモードで高負荷なゲームをプレイすると、それなりに大きな風切り音はするし、ボディも AC アダプターも熱は持つ(触れなくなる、キータッチが不快になるほどではないが)
- 基本的に外部ディスプレイ、外部キーボード/マウスに接続して使っているので、MacBook Air/Pro のクラムシェルモードのようにディスプレイを閉じて運用したかったが、できないのが残念
(ファンの吹き出し口の一つが閉じられるし、放熱的に難しくて不可能なのは理解できる) - AI 系の処理をさせるには GPU のメモリが 8GB では厳しすぎて、その点だけは物足りない
- ROG Ally や本製品を購入後、勢い余って Steam のセールでプレイしたかったゲームを買いまくったが、ゲームプレイする時間は相変わらずロクに取れなくて、また昔のように積みゲー三昧になっているのは、お買いもの大反省点orz
◇雑感
Windows ゲームをプレイするためだけに購入した本製品ですが、良し悪しや感想は、以前連続投稿していたレビュー記事の最終回記事にまとまっていて、今もほぼ変わっていませんので、そちらを参照ください。
■ ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4 購入【5】 〜1ヶ月使ってのファーストインプレ
また、各種ベンチマーク結果、ゲームプレイ時の条件別フレームレート結果についても過去記事に掲載していますので、参考にしてください(ドライバなどが半年前のものですので現在は多少変わっているかもしれませんが、参考にはなるかと思います)。
■ Core i7-12700H & RTX 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【1】 〜各種ベンチマークテスト参考値
■ Core i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【2】 〜DLSS FGの効果をMSFSで測定
とりあえず、
今年のお買いものコスパ No.1で大満足
であります。
ゲームプレイする時間はロクに取れないのだからポータブル機である ROG Ally 程度で妥協、我慢しておくので良いや、と思っていましたが、ROG Ally を使っていくうちに
結局ゲームプレイするの椅子に座ってディスプレイに向かってがほとんどだから、ポータブル機である必要はないよなぁ
ということで、ROG Ally が手元に届いて間もない頃に購入した次第。さすがに連続でゲーミング PC を買うのは躊躇ったものの、買って正解でした(ROG Ally も高値で売却できたし)。
本製品を選択した理由を述べた記事でも触れましたが、ノートPC に外部ディスプレイ、キーボード、マウスを接続して使うならデスクトップ PC を買った方がコスパが良いのは判っていたものの、
- デスクトップ PC は数年前に全廃して多少部屋をスッキリさせたのに、また置きたくない
- でスクトップを買うとパーツ交換で出費が止まらなくなる可能性があるので、割り切ってノートPC にして物欲を抑制したかった
という点でゲーミングノートPC を選んだのは正解だったと思います。今でも GeForce 4070 Ti くらいあれば…とか思う瞬間はなくはないので、デスクトップを選んでいたら出費が止まらなかったと思います。
上を見ればキリがない世界ですが、本機の性能には満足しています。DLSS Frame Generation に惹かれて GeForce 40 世代の GPU を選んだわけですが、この値段でここまでの環境、プレイアビリティが出せれば個人的には十分です。
ここから上を見ると何割かの向上のために多大な出費になるので、買ったから言うわけではないですが、
このあたりが一番良い妥協点
だったと今でも思っています。
本機は半年前の購入時で 16万円台後半、直近のセール時には15万円程度でも売られていたようですが、ここから GPU を GeForce 4070 にするだけでドーンと跳ね上がりますから、妥協するならここらで、妥協しないならハイエンドまで逝ってください、って感じでしょうかね。
私もお金に糸目をつけずに済むなら GeForce 4080/4090 Laptop 搭載のゲーミングノートPC は欲しいですけれども、今年は50万円クラスのノートパソコンを別途購入済みでしたから無理すぎでした…
いずれにせよ、本製品のお買いものだけなら本年の第1位を争うレベルでしたが、
勢い余って Steam セールで色々買った
ゲームが積みゲーまくり
という点は大きな反省点ですので、お買いものとしてはその点を評価減として、この順位となりました。 - 第2位 Motorola razr 40
- お買い物評価:96点 (製品評価:90点)
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」購入 〜6.9"大画面を閉じれば手のひらサイズ、外装◎、何よりキャンペーン価格で即決
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【前編】〜大画面を畳めば手のひらサイズで馴染みすぎて好き❤️
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【中編】〜折りたたみ以外では良し悪しあるが、まずまず納得の出来
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【後編】〜カメラは妥協、そして無理を承知で片手で開けたい…
▽良かったところ
- Pixel Fold の値段その他に躊躇って買えなくて悶々?としていた中、ウィーガンレザーの外装とキャンペーンでの割引価格、そして従来常時持ち歩きサブ機だった Jelly 2 の不調に背中を押されての購入だったが、買ってみて大正解!だった
- 折りたたみスマホは、タブレット的にも使える横開き Fold タイプの折りたたみ端末ばかりに興味が行って、縦開き Flip タイプの折りたたみスマホはほぼスルーしていたが、縦開きスマホの良さを実感しまくり
- 畳めば小さく、入れる場所、置き場所にも困らないのに、開けばスマホ最大級の大画面、というのは本当に素晴らしい👏
- 縦開き Flip タイプの折りたたみスマホに興味を感じなかった過去の自分を反省中
- 金属外装か、チープなプラ外装のスマホばかりの中、ウィーガンレザーの外装はとても心地よく手に馴染む、絶賛できるレベルで良い
- レザー外装は冬場の屋外ではギンギン冷え冷えにならないので持ちやすい
- 金属外装みたいに机などへ置いた時のカタンとした音が鳴らなくて良い
- 高級感というほどのものは無いが、バニラクリームはシックな色合いで、造りもチープさはあまりなくて、廉価モデルとはいえ所有感は満たされる(値段から考えれば妥当だけど)
- コストダウンで外側ディスプレイが上位機と異なり小型化されているが、デザイン的にはむしろ小型ディスプレイがアクセント程度になっていて良い
- 海外モデルそのままではなく Felica が追加された国内専用仕様なので、おサイフケータイが利用可能
- 国内専用仕様にしたせいか、海外では8万円前後の価格が定価12万円超となったのは話にならないが、発売当初は各種割引キャンペーンがあって7万円台で購入できたので、価格的にも納得
(Amazon でも少しずつ下がってきて記事執筆時は10万円台に) - 開いた時の薄さはかなり薄く、また縦長比率の高い画面なので横幅も狭目で、メイン画面使用時は非常に持ちやすい
- 画面の縦長比率の高さ、横幅の狭さは決して良いことばかりではないが、ウェブや SNS の表示では画面あたりの情報量が多くて良い
- 折りたたみ部分の凹みは判るものの、見た目の違和感はほとんどなく、スクロールなどで指で画面をなぞった時の違和感くらい
- 折りたたみ代が高くつく分、お値段ハイエンド、中身ミドルクラスだが、処理性能はハイエンドのスマホゲームを高画質でプレイということでもなければ、実用上全く問題なし
- スリープボタン一体型の指紋認証は高速かつ正確で文句なし
- カメラアプリは Android らしくの多機能だが、使い勝手もまずまずで十分○
- USB-C 有線充電は USB 充電器側の出力が 30W 以上あれば、かなり高速に充電される(最初は驚いた)
- 折りたたみで薄型ボディの割にはバッテリーの保ちがかなり良い
- 従来の常時持ち歩き&おサイフケータイ利用サブ機 Jelly 2 と同じようには使えない、持ち歩けないが、圧倒的に広い画面などの使い勝手の点で断然良いので、常時持ち歩きサブ機は本機へ完全に切り替えた
▼ダメなところ
- お値段はハイエンド級だが、中身はアッパーミドルクラスの性能に、ミドルクラスのカメラ画質
- 価格のうち5万円くらいは折りたたみ代で、性能その他は5万円引いた残り価格で考えるのが razr 40
- 折り畳めばポケッタブルなサイズではあるが、厚みがそれなりにあるのでポケットに入れての持ち歩きが可能かどうかは人それぞれ、服装それぞれ、
- 折りたたんでも Jelly 2 のような超小型サイズにはなれないし、ポケットに入れても嵩張らないようなことはないので、Jelly 2 と同じような感覚で持ち歩きはできない
- Jelly 2 では気軽にボトムやジャケットのポケットへ入れることができたが、razr 40 は冬物アウターのポケットには入れられても軽装時はバッグに入れることが多く、持ち歩きのスタイルはだいぶ変わってしまったのは残念点
- 画面は 6.9インチとスマホ最大級の大きさだが、縦長比率の高い画面なので、写真や動画を見る際には縦にしても横にしても画面サイズに比して、だいぶ小さい表示になってしまって微妙
- 電子書籍のコミックも同じように小さい表示になって画面サイズの割に可読性が低いが、小説などリフローされるテキスト書籍でも視線の上下動が大きくなりすぎて微妙なところあり
- カメラはスマホカメラとして実用レベルにあるが、4〜5万円のミドルクラス端末のカメラと変わらないレベルで、端末価格から想定される画質、性能にはない
- カメラ周りの動作でもたつきを感じることもあるし、4K 動画撮影はコマ落ちしがちなので FHD までに留めておいた方が無難
- 防水防滴性能は昨今のスマホの基準からだいぶ低いので、水回りでの利用には注意が必要
- 廉価な折りたたみ端末のせいか、スピーカーはイマイチ
- ワイヤレス充電の充電器との相性、充電位置決めはシビアに感じる
- 外側ディスプレイは非常に小さいながら、時刻表示以外もタイマー、ボイスメモのショートカット操作ができたりするが、通知の表示は文字が小さすぎて端末を開いて確認した方が速い
(けど、ちょくちょく外側ディスプレイの小さな文字の通知を確認している自分がいる😅) - ロック画面で画面下部左右に一つずつボタンがあるが、機能固定で変えられないのはストレス
- 本機のカメラで撮影した画像は、スマホなどで縮小された撮影画像を見ている分には悪くないが、等倍で撮影画像を見ると厳しい描写
- 畳んだ状態から開く時に側面の音量ボタンを意図せず触って音量が変わってしまうことが多発
- 折りたたみスマホならではの、L字型に開いた状態での利用を活かすためのアプリが激少ない
- ヒンジの上側を任意の角度で止めることができると称しているが、実際にはある程度を角度を立てないと後ろに倒れる
- 縦開き端末ならガラケー時代のように側面ボタンでパカっと片手だけで開かないと、どうにももどかしい(ガラケー時代を知るオッサンの戯言)
- 折りたたみ端末はフィルムが経年劣化でどうしても剥がれてくるので、そのあたりのサポートがどうなるのか不安
(Galaxy は無償張り替えらしいが、それを Motorola に期待するのは難しいだろうし) - というか、とある件で一度サポートに問い合わせしたが、なしのつぶて😡
◇雑感
秋に中国スマホ事情の記事を読むまで全くのノーマーク、razr 40 ultra は out of 眼中だったのにも関わらず、本機の存在を知ってからは興味津々、予約開始と同時に予約して購入しました。
購入動機、良し悪しの細かいところは先日 3回にわたって書いた記事で全てですので、興味ある方はそちらを参照ください。
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【前編】〜大画面を畳めば手のひらサイズで馴染みすぎて好き❤️
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【中編】〜折りたたみ以外では良し悪しあるが、まずまず納得の出来
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【後編】〜カメラは妥協、そして無理を承知で片手で開けたい…
razr 40 というと、縦折り Flip タイプの折りたたみ機構と、他の折りたたみスマホと比べてやや安価であることが注目されていますが、私自身は最初注目するキッカケになったのも、購入動機の第一もウィーガンレザーの外装です。
そういう意味では、
超久しぶりのデザイン買いスマホ
でした。そして実際に買って触って使ってきて、デザインやウィーガンレザーの外装については大満足しています。
デザイン買いしたスマホが折りたたみスマホで、今まで興味もなかった縦折り Flip タイプのスマホだったことで、その良さを知ったことは本機購入の大きな成果でありました。
iPhone 15 Pro Max の項で、大画面は手放せないけれどボディのデカさにはウンザリ的なことを書きましたが、razr 40 を使ってみて、
大画面と控えめボディサイズが両立可能な
折りたたみ端末にこそ未来がありそう
そして、タブレット的にも使える横開き Fold タイプだけでなく縦開き Flip タイプの折りたたみスマホにも素晴らしい良さがある、ということを実感させられたことは、今後の自分のスマホ選びにも大きく影響していきそうです。
価格的にも定価だとちょっとオススメできないですが、キャンペーン価格でお安く買えた身としてはコスパ的にもギリ納得の部類。折りたたみスマホは馬鹿高い価格ばかりですが、これならまだ現実的という価格でしょう。
ともあれ、razr 40 は
自分に刺激をくれた
今年のお買いもの No.1
なので、本製品を同率1位くらいに推しても良かったのですが…
- カメラのショボさが少しガッカリ
- 画面サイズの割に動画視聴に向くとは言えず(画面比率とスピーカーの問題)
- 折りたたみ端末特有のフィルム劣化問題への不安含めてサポートへの印象が良くない
これらの点を考えると、今年のお買いもの No.1 というには足りなかったかなぁ…と。
特にサポートは既に一度完全スルーされていることで大きな不安がありますし、サポートサイトの作りなどを見ても中華メーカーの売りっぱなし感が出ているので、先々どうなるやらですねえ(だから人には勧めにくい)。 - 第1位 Apple M2 Max MacBook Pro
- お買い物評価:94点 (製品評価:91点)
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【1】ほとんど不満ないのに買い換えた、たった一つの理由
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【2】日和って妥協したカスタマイズは反省の元
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【3】購入から半月のファーストインプレ、M1 Air と比較しつつ
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【4】続・ファーストインプレ、高画素RAW編集作業の変化
▽良かったところ
- ほとんど不満のなかった M1 MacBook Air で唯一ストレスを感じていた、大量の高画素 RAW データーの整理編集のためだけに購入したが、買った甲斐は十分にあった
- 久しぶりに50万円クラスのパソコンを購入するのは正直どうかと思ったが、コストパフォーマンスで測れない絶対的な性能が作業時間短縮とストレス軽減に繋がった
- Jリーグやモータースポーツその他のシーズン直前に買ったため、今シーズンに撮った写真の作業を目一杯できたので、高い価格が1年で元が取れたとは言わないまでも、だいぶ元を取った、ちゃんと使い倒した満足感はある
- M3 世代を待って MacBook Pro に買い換えるつもりが、M2 Pro/Max が出たところで衝動的に買い替えてしまって、結果 2023年内に M3 Pro/Max が出て早くも型落ちになったショックはあったけど、今シーズン撮影写真の作業のためには購入時期は悪くなかった、とは思ってる(強がりではなく)
- M2 → M3 の性能アップが M1 → M2 より大きくてモヤってはいるが、M3 Pro/Max MacBook Pro のお値段が跳ね上がっているので、Pro/Max 搭載機は同価格で比べた場合には順当進化レベルの性能向上っぽいので安心(?)した
- Lightroom や Photoshop のマルチコア最適化、DxO の対応が進むと、高くなったが M2 Pro ではなく M2 Max を奢って正解だったと感じる
- MacBook Air と違って両側に Thunerbolt 端子があるのはマジで良い、必須
- カメラは CFexpress カードがメインなので、MacBook Air と違って SDXC カードスロットがある点はどうでも良いと思っていたが、たまにしか使わない分、逆に便利に感じた
- 充電は 95W 電源アダプターが付属しているが、65W USB PD 充電でも全く不足なく使えている
- 重いがボディの剛性感、ディスプレイを開く時の感触などは、さすが Pro であり、Air にはないところ
▼ダメなところ
- ノッチはマジうざい、iPhone なら許せたがノートパソコンにノッチとか目立って、鬱陶しくて、気になってマジで嫌
- これだけお高い値段をつけるんだから、ディスプレイ周りはもう少し狭額縁にしてボディサイズ縮小と軽量化をしてもええんとちゃうか、何よりも同クラス Windows ノートと比べれば重すぎるねん!💢
- M2 Pro/Max が 2023年になってリリースされたのだから、無印 M3 は 2023年内に出るとしても M3 Pro/Max が出るのは 2024年になってからやろ、と思ったら 2023年内に出てしまって、購入から9ヶ月で型落ちというのは少しショック
- M2 Pro ではなく Max にして、メモリも 32GB に増やした時の値段の高さに日和って、ストレージを従来通りの 1TB SSD にしたが、2TB にしておけば良かったと後悔した(案の定)
- MagSafe が復活したが、電源供給は USB-C 接続した外部ディスプレイからの USB PD 充電を利用しているため、購入から今まで MagSafe のお世話になっていない
- 出先で負荷高めの作業をしている限り、バッテリー保ちは M1 MacBook Air ほど良くない
(公称値では若干 M2 Max MacBook Pro の方が良いはずだが) - M1 MacBook Air の圧倒的なコストパフォーマンスと比べると、性能向上は大きいが、それ以上に出費も大きかったので、やむを得ないとは言え、コスパという点では微妙ではあった
◇雑感
このところ Mac ノートは MacBook Air を購入、使う機会が続いたので、15年ぶりくらいの MacBook Pro。それまで使っていた M1 MacBook Air に大きな不満はなかったのですが、大量の Z9 の高画素 RAW を迅速に取捨選択、現像処理したいがためだけに購入。
その目論見は達成されましたし、コスパという点では微妙でも、高い金を出しただけのことはあると思えました。何よりも今シーズンの J1 開幕、モータースポーツシーズン開始と同時期に購入して、今年ずっとフルに活躍してくれました。
よって、
高い金を注ぎ込んだけど
それに見合うだけ使った
という点を考えて、今年のお買いものベスト第1位としました。
絶対的な価格の高さ、コスパという点からはそれこそ第3位に挙げた ASUS のゲーミングノートPC TUF Gaming F15 と比べるとずっと見劣りしますし、何よりも年初の購入から9ヶ月で型落ちさせられるという見込み違いもありました。
それらを考えると、お買いもの第1位に挙げるのはちょっと無理があるかな?とも思いましたが、それ以上に
「高い金を出した分だけ使った」
「高い金を出した分だけの見返りと満足はあった」
というところがあって、今年はコレに決まりました。
ぶっちゃけ言えば、
M3 が出て型落ちになったけど
気にならないほど満足してる
のが本当のところ。
1年も経たないうちの型落ちは予想外でモヤるけど、自分が使う中において購入した M2 Max MacBook Pro が満足できるレベルにはあるので、新機種が〜というのは思ったより気になりませんでした(気にしても仕方ないですしね)。
また、M3 Pro/Max 搭載 MacBook Pro は、また一段と高くなりましたので、いくら性能が上がったとはいえ、現行機の価格を見ると M3 Pro 搭載 MacBook Pro は買えても M3 Max 搭載機は買えていないと思うので、その点でも「M2 Max MBP で不満ないよな」と思えるところです。
とりあえず M2 Pro/Max MacBook Pro を買うときに Pro で妥協せず、頑張って買える上限ギリギリの Max を買って性能に全く不満のない状態になっていることが、新機種が出てもあまり気にせずに済んだ要因でしょう。
結局のところ、新機種が凄く気になるのは自分が使っているものに満足していないからですので、満足していれば泰然としていられます。
というわけで、今年のお買いもの第1位は、今年の始めに購入して1年近くずっと写真整理現像その他に活躍してくれた、M2 Max MacBook Pro でした。
以上、私だぶる☆えっちが選ぶ、2023年のお買いものベスト10でした。お粗末さまでした。
そして、今年も場末の独り言発散ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください。
P.S.
新年より、これまで別ブログで運営していた写真日記ブログを本ブログに統合します。
日記的な記事と物欲系?記事が入り混じりますが、元々本ブログも大昔(このライブドアブログに移転する前の前の前)は日記系ブログでもありましたので、大昔のスタイルに戻る感じです。
人によっては更新が多くなるのはウザいかもしれませんが、よろしくご理解のほどお願いいたします。