このところ先月末に購入、使い始めた折りたたみスマホ、モトローラ razr 40 についての雑感記事を連投してきたわけですが、その2ヶ月前には iPhone を買い替えていました。
ファーストインプレを使用開始から数日〜2週間の間に幾度か記しましたが、基本的な印象は3ヶ月経って今もあまり変わっていません。
ただ、すっかり慣れた、というと、ちょっと微妙なところもあって、
って感じですね。
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その1) 〜使い始めて数日だけど 13 Pro から移行してとりあえず一言
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その2) 〜1週間使っての箇条書きファーストインプレ、カメラは現状評価できずだが
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その3)〜熱対策アプデから1週間、その後の経過と諸々追記など
ちなみに、発売直後に熱問題的なことを言われていましたが個人的には特に問題を感じることなく、それでも割とすぐに対策ファームウェア・アップデートもリリースされ、その後特に話題にもなっていない気がするのですが、どうなったんでしょうかね。今は寒い季節なので、来夏にはまた何か問題が出てくるのかも知れませんが…
ともあれ、この3ヶ月使ってきての改めての感想。
これらについて、あまり多くはないですが、簡単に、以下記しておきます。
とまぁ、こんなところでしょうか。インプレッションというよりは雑感でしかありませんが。
今のところの全体的な結論としては
と言ったところで、20万円という価格は素直に納得できないが
と言わざるを得ないかなぁ、って感じです。
ですけどね。
50万円前後またはそれ以上のバカ高いカメラと数十万、百数十万のバカ高いレンズを買って「これでなければ」といってるのと同じく、スマホに20万円やそれ以上というのは「ちょっと狂ってる」レベルにも思いますが、カメラ趣味に比べればずっと安いですし、そもそもカメラと違って日常生活に役に立って、毎日いつも使うものですから、ずっとマシですね。
と自分に言い聞かせている次第でございます😅
ファーストインプレを使用開始から数日〜2週間の間に幾度か記しましたが、基本的な印象は3ヶ月経って今もあまり変わっていません。
ただ、すっかり慣れた、というと、ちょっと微妙なところもあって、
慣れて手放せない点と
未だ慣れられない点の両方あり
未だ慣れられない点の両方あり
って感じですね。
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その1) 〜使い始めて数日だけど 13 Pro から移行してとりあえず一言
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その2) 〜1週間使っての箇条書きファーストインプレ、カメラは現状評価できずだが
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その3)〜熱対策アプデから1週間、その後の経過と諸々追記など
ちなみに、発売直後に熱問題的なことを言われていましたが個人的には特に問題を感じることなく、それでも割とすぐに対策ファームウェア・アップデートもリリースされ、その後特に話題にもなっていない気がするのですが、どうなったんでしょうかね。今は寒い季節なので、来夏にはまた何か問題が出てくるのかも知れませんが…
ともあれ、この3ヶ月使ってきての改めての感想。
- 慣れたこと、手放せないこと
- 慣れないこと、微妙に思うところ
- どっちでもいい的なこと
これらについて、あまり多くはないですが、簡単に、以下記しておきます。
- 1)慣れたこと、手放せないこと
- 割とすぐに画面の広さ(大きさ)に慣れたが、3ヶ月使ってきてもはやこの画面サイズじゃないと無理レベルになってしまった(max じゃない Pro に戻れる気がしない)
- 画面が大きくなって(1画面表示量が多くなって)、Bluetooth キーボードと組み合わせて一定のテキスト入力編集作業(メール、原稿、その他諸々)が実用的になった
(iPadと違って狭いところで作業可能なのも○) - iPhone + 外部キーボードによるテキスト作業がそこそこ実用的に感じられるようになったことも含め、iPad mini の持ち出し率が減った
(使わないだろうけど念のために的な iPad mini 持ち出しがほぼ無くなった) - 基本的に裸利用は従来と変わらないが、手に余ること、iPad mini 代わりに横置きして見ることが増えたのでスタンド内蔵ケース使用率がそれなりに上がった
■ 買ってみたら思いのほか愛用中、背面カメラ保護枠がスタンドになる ESRのMagSafe対応スタンド内蔵iPhoneケース - USB-C 端子化されたことで、iPad mini/Pro や Android スマホだけでなく、デジカメや GoPro その他の機器と充電ケーブルが使い回しできるのは持ち歩きケーブルと面倒が減った
(USB-C ケーブルは充電や転送速度規格対応が色々と地獄だけど) - スマホ用に持っていったモバイルバッテリー&ケーブルでも、デジカメその他 USB-C 充電デバイスの緊急充電ができるのは(頻度は少ないが)ホント助かってる
- USB-C 端子化でカメラからの取り込みがケーブル一本で行けるようになって楽になり、この点でも iPad を持ち歩く必要性が減った
- メディアカードや外部ストレージ接続も USB-C 端子化で何も考えず一発、自由にできるようになったのも本当に楽になった
- 外部機器とのデーター転送も(相手側機器が USB 3.x 対応なら)まずまず速く、従来と比べると断然速い点も嬉しいというか、今さら当然のことだろ、って感じ
- 友人宅、ホテルなどで iPhone で撮った動画、ダウンロードしてきた動画を見る時も USB-C to HDMI ケーブル一本で繋がるようになったのも iPad 持ち歩き要らずになった点の一つ
- 120mm 相当 x5 望遠カメラの画質は(広角カメラと比べると)今ひとつだが、デジタルズームするよりは圧倒的にマシだし、望遠バカとしては頻繁に使っているので、もはや手放せない
- 広角カメラの中央切り出しでの標準画角 48mm 相当の x2モードは通常の広角カメラ撮影より使っているくらい頻用しまくっているので、今後永久に必要なレベル
(iPhone 13 Pro で x2 モードがなかったことがいかにストレスだったかを改めて実感) - メイン広角カメラの画質は、キット標準ズームレンズを付けただけの、お出かけ/旅行スナップ用ミラーレス機を持ち歩く必要性をほとんど無くした
- メイン広角カメラの画質も HEIF/JPEG では無駄に強く線の太いシャープネスや従来と変わった色の乗せ方に不満はあるが、RAW で撮影して適切に現像すれば、お出かけ/旅行の記録スナップ写真としては十分と判断できるレベルになったと感じた
- 超広角カメラの画質も iPhone 11 Pro → 13 Pro で随分良くなって不満はあまりなくなっていたが、15 Pro Max では広角カメラ同様に不満なく使えている(カメラ自体は14 Pro / Pro Max と同等らしいが)
- iPhone 13 Pro より 4K 60fps 撮影時の安定性が増した(パンニングや撮影中の通知などがあった時の映像安定性など)
- スピーカーサイズが違うのか iPhone 13 Pro よりスピーカー出力の音は良く聞こえ、ステレオ感が増した印象
- 低音がスカスカなのはスマホというサイズを考えれば致し方ないがタイトさは増していて、低音の響きを除けば悪くないと感じる
- ただし、すごく良い音に聞こえる距離というのがかなりピンポイントで、ランドスケープモード(横向け)で手に持って動画を見る時の距離に最適化されている
- razr 40 の方が画面サイズは大きいが、あちらは縦長すぎて、使いやすさとしては iPhoone 15 Pro/Pro Max 程度の画面比率までが使いやすい、と比較して実感
- 同じく razr 40 を使ってみて、サッと出して素早く使えるのは Flip 型の折りたたみよりスレート型、ということも実感
(それを補うために畳んだ状態でも使える大きな液晶をつけるのは、個人的には屋上屋を重ねる感があって微妙) - 後述するように、裸利用なのに結構な頻度で落としているのだが、それだけ落としていても液晶面や背面は何ともない(ガラスフィルムはあちこち傷が多く入って既に一度交換した😅)
- 割とすぐに画面の広さ(大きさ)に慣れたが、3ヶ月使ってきてもはやこの画面サイズじゃないと無理レベルになってしまった(max じゃない Pro に戻れる気がしない)
- 2)未だ慣れないこと、微妙に感じること
- 14 Pro Max より軽量化され、若干小型になっているとはいえ、やっぱり Pro と比べるとデカいのは未だ慣れきらない
- 持ったり、操作することのサイズ感はある程度慣れてきているので、使う時に手に余る感じではないが、ポケットに入れたり、どこかに置く際などに「やっぱりちょっとデカいなあ」と感じることは未だしばしばある
- 数週間使ったあたりまでは大きさに慣れ切ったつもりでいたのだけど、購入後のテンションが過ぎて冷静になると、ちょくちょくデカすぎ感を覚えるのは否めない
- 食事時などでテーブルにスマホを置く際、iPhone 15 Pro Max のサイズになると正直邪魔
- デニムの尻ポケットに入れて持ち歩くことは以前同様多いのだが、当然 Pro の時より尻ポケットからはみ出す量が大きく、ポケットの高さが低めだとちょっと気を使う
- 尻ポケットに入れてる時のはみ出し量が増えたことで、尻ポケに入れたまま椅子に座っていて立ち上がる際、大きくはみ出した 15 Pro Max のボディが椅子の背もたれに引っかかってしまって、15 Pro Max を床に落としてしまう事件が既に4回発生している(うち連続2回)
- いつも反省して、その手の背もたれの椅子には尻ポケットに 15 Pro Max を入れたまま座らないようにしているのだが、iPhone X / 11 Pro あたりからの裸利用時の長年の癖なので、またうっかりやってしまう
- そんなこんなで10回は iPhone 15 Pro Max を落下させていて(腰付近より上からの落下はない)、早や3ヶ月でフレームのエッジは小傷が幾つも付いてしまってる…
(が、裸で使うからには致し方ないし、何かあった時のための高い Apple Care+ で保険かけてるのだから、と開き直り) - iPhone 15 Pro Max は iPhone 13 Pro と比べてバッテリー容量もかなり増大して、画面サイズ拡大を割引いてもバッテリーの保ちは良くなったので、バッテリーは上限80%」モードをメインにしつつ、翌日はそれなりに使いそうな時は「最適化」モードにするといった使い分けをしているのだが、切り替えが面倒(忘れることも)
- 某社ノートPCやスマホのように、通常は上限80%設定でも24時間だけ上限100%充電が有効になるインスタント満充電スイッチがあれば便利なのに…
- デジタル水準器の精度は相変わらずイマイチ、カメラアプリとかでも、ないよりマシという程度(原理的に仕方ないが…)
- カメラ(レンズ)の逆光耐性は従来よりだいぶマシになったとはいえ、iPhone 発表会でコーティングが素晴らしくなって云々自慢するほど抑えきれてはいない
- 点光源一つでド派手なゴースト&フレアはなくなったものの、下記のようなゴーストは珍しくないので、まだまだ安心して使えるとは言い難いし、他社ハイエンド機のカメラと比べても要努力(無理のある造りの望遠カメラならともかく広角・超広角は頑張って欲しいところ)
- 夜撮写真は 14 Pro からは殆ど変わらないらしいが、13 Pro から買い替えなので進化しているのは感じる(露出も明るめ)けれど、他社ハイエンド機の画質向上も著しいので特筆するレベルでもない印象
- HEIF / JPEG は圧縮率一定ではなくファイルサイズ一定傾向の圧縮なので被写体によって画質が左右され、風景など細部の描写が多いと画質が死ぬ(マジで圧縮率一定の設定が欲しい)
- 風景写真とか細部描写の多い被写体では RAW で撮ってシャープネスを強すぎないように現像すると(広角・超広角カメラでは)綺麗に撮れるが、今度はファイルサイズが死ぬ(1枚 100MB超も珍しくない…)
(こういう写真だとRAWでは100MB大幅超)
(こんな写真でもRAWだと80MB超) - RAW で 50MB 超、100MB 超になる被写体を HEIF/JPEG で撮ると、今度はファイルサイズ一定圧縮のため画質がかなり悪化する、ファイルサイズと画質の中間バランスを選びようがないことが厄介
- 画質を取るか、ファイルサイズを取るか、を悩みながら RAW と HEIF を適宜使い分けているが、いずれにせよ今まで余裕だった内蔵ストレージ 256GB では足りなくなりそう…
- 動画も標準カメラアプリの撮影だと圧縮率が高すぎて 4K 撮影しても画質的にいささか残念気味なことも…
- 13〜14mm相当の超広角、24mm相当の広角カメラと120mm相当の望遠カメラと間があまりにも空きすぎていて、70〜75mm 相当あたりの中望遠域にもう一つカメラが欲しいところ(それが実現するなら望遠カメラは 150mm 相当くらいに)
- アクションボタンに翻訳がついたけど使い勝手もアップルの翻訳精度も微妙で、このあたりは Pixel に完敗
- 色々理由があるにせよ、最安の 256GB ストレージモデルで20万円弱というのは幾ら何でも高すぎ
- 20万円の価値があるかと言われれば、あるかもしれないけど…という感じで、自信を持って「ある!」とは言えないかな(アップル/iPhone ならではのメリットを考慮しても)
- 3)どっちでもいい的なこと
- 常時表示ディスプレイは正直あってもなくても良い
- と言いながら、横置きできるワイヤレス充電スタンドを持っていなかったので買ってしまったけど😅
- アクションボタンは機能割り当て1つのみのままなので、相変わらずマナースイッチの時と変わらない使い方で意味なし
- メイン広角カメラの 28mm/35mm モードは、昔コンパクトデジカメや GXR にあったステップズームみたいな使い方で好ましいが、画質補完で 2,400万画素出力なので 35mm までデジタルズームすると等倍画像では画質低下が見えてしまうので、48mm 相当の x2 モードのようにトリミングで良かったんじゃないかな…と思う
- メイン広角カメラは(HEIF/JPEG の場合)ピクセルビニングそのままの 1,200万画素出力と画像補完ありの 2,400万画素出力が選べるが、意外と 2,400万画素出力が補完臭くなくて使えるので、ファイルサイズ節約もあって、どちらを使うか悩んで設定を行ったり来たり
とまぁ、こんなところでしょうか。インプレッションというよりは雑感でしかありませんが。
今のところの全体的な結論としては
- Pro → Pro Max のサイズ増は手に持って使っている時以外で未だ慣れないことがあり、時々問題を引き起こしているが、大きな画面サイズはもう手放せず、Pro Max を選択したのは大正解だった
- 買い替え理由の一つであった USB-C 端子化は何だかんだで恩恵を感じていて、今回の買い替えは正解だった
- カメラ周りは望遠カメラ以外は 14 Pro シリーズと変わらないままだが、13 Pro からは進化も感じられて満足、そしてトリミングでも標準画角が復活したのはストレスが随分減った
- Pro Max 購入の最大理由だった望遠カメラは(広角/超広角カメラと比べると)画質は今一歩だが、望遠域を実用的に使えるようになってレンズ交換式カメラを持ち歩く必要性が一段と減った
- 13 Pro と比べるとスピーカー、バッテリーの保ちの向上も実感
と言ったところで、20万円という価格は素直に納得できないが
買い替えた価値はあった
と言わざるを得ないかなぁ、って感じです。
値段的に誰かに勧めようとは思わない
ですけどね。
50万円前後またはそれ以上のバカ高いカメラと数十万、百数十万のバカ高いレンズを買って「これでなければ」といってるのと同じく、スマホに20万円やそれ以上というのは「ちょっと狂ってる」レベルにも思いますが、カメラ趣味に比べればずっと安いですし、そもそもカメラと違って日常生活に役に立って、毎日いつも使うものですから、ずっとマシですね。
と自分に言い聞かせている次第でございます😅