2週間前に発売されたモトローラの(キャンペーン価格やソフトバンクの新トクするサポートなら)お安めに買える/使える折りたたみケータイ razr 40。

折りたたみ部分に関してのファーストインプレを書いた前編記事から1週間経って、使い始めから10日ほど経ちましたが、前回冒頭で書いたように、
という第一印象は、この10日間、普段から持ち歩いて日常使いに実戦投入しても変わっていません。
別途ハイエンド機を使っていると、どうしてもカメラとか何かの拍子の一瞬の間に差を感じることはありますが、(カメラ周り以外は)普段使っていて特に不満を感じることはないと思います。私はないです。
従来の折りたたみスマホ=ハイエンド性能という常識を取り払って、ミドルレンジのスペックで折りたたみスマホを実現して値段を下げたことに賞賛したいです。現状、折りたたみスマホはまだまだ発展途上で、折りたたみゆえの問題もあって長く使えるかは不透明なところもありますしね。
むしろ、前回記事にこっそり追記したのですが、
「折り畳める、折りたたんだ時の表面積が小さくなる=スマホをどこか置く時の設置面積が少なくなる」
ことは常用し始めて、思いのほか便利に感じています。
購入前、使用前は「折りたためて手のひらに収まる、ポケットに入る」ことしか頭にありませんでしたが、机その他にちょっと置く時に少しの隙間に置けるメリットは小さくありません。新幹線や飛行機の小さなテーブルの隅とか電車の窓下のところとかに置けちゃう。便利です。
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」購入 〜6.9"大画面を閉じれば手のひらサイズ、外装◎、何よりキャンペーン価格で即決
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【前編】〜大画面を畳めば手のひらサイズで馴染みすぎて好き❤️
購入前の想定以上に気に入っている razr 40 のファーストインプレ、本来長々とやるつもりもなくて前後編で終わらせるつもりだったのですが、時間がなくて全部書ききれないまま放置気味になってきたので、ひとまず中編としてカメラその他一部を除いた部分の印象を、今回も箇条書きでを記しておきます。

以上、前回記事で触れた折りたたみ機構に関連する点以外の razr 40 に対する使用後10日間でのファーストインプレを記してみました。人それぞれ好みや判断基準が違うところはあるので、賛否ある点もあるでしょうが、あくまで個人の感想ということで。
なお、ハイエンド機と一番差のあるカメラ周りについては書く時間がないまま放置気味になっていましたので、次回後編にて、追加で色々感じた点などとともに紹介しておきたいと思います。
とりあえず冒頭でも述べたように、使い始めて10日間の感想としては、想定どおりどころか、
って感じですね。
ただ、使い始めてしばらく経つと折りたたみスマホの良さだけでなく、一般的なスレート型スマホの良さも再認識させられています。そのあたりはカメラ周りとともに後編記事にて。
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■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【前編】〜大画面を畳めば手のひらサイズで馴染みすぎて好き❤️
(続き)→ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【後編】〜カメラは妥協、そして無理を承知で片手で開けたい…

折りたたみ部分に関してのファーストインプレを書いた前編記事から1週間経って、使い始めから10日ほど経ちましたが、前回冒頭で書いたように、
中身ミドルクラスの妥協はあれど
たためば手のひらサイズ
広げれば6.9"大画面は超便利
レザー風外装は超お気に入り
たためば手のひらサイズ
広げれば6.9"大画面は超便利
レザー風外装は超お気に入り
という第一印象は、この10日間、普段から持ち歩いて日常使いに実戦投入しても変わっていません。
別途ハイエンド機を使っていると、どうしてもカメラとか何かの拍子の一瞬の間に差を感じることはありますが、(カメラ周り以外は)普段使っていて特に不満を感じることはないと思います。私はないです。
従来の折りたたみスマホ=ハイエンド性能という常識を取り払って、ミドルレンジのスペックで折りたたみスマホを実現して値段を下げたことに賞賛したいです。現状、折りたたみスマホはまだまだ発展途上で、折りたたみゆえの問題もあって長く使えるかは不透明なところもありますしね。
むしろ、前回記事にこっそり追記したのですが、
「折り畳める、折りたたんだ時の表面積が小さくなる=スマホをどこか置く時の設置面積が少なくなる」
ことは常用し始めて、思いのほか便利に感じています。
購入前、使用前は「折りたためて手のひらに収まる、ポケットに入る」ことしか頭にありませんでしたが、机その他にちょっと置く時に少しの隙間に置けるメリットは小さくありません。新幹線や飛行機の小さなテーブルの隅とか電車の窓下のところとかに置けちゃう。便利です。
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」購入 〜6.9"大画面を閉じれば手のひらサイズ、外装◎、何よりキャンペーン価格で即決
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【前編】〜大画面を畳めば手のひらサイズで馴染みすぎて好き❤️
購入前の想定以上に気に入っている razr 40 のファーストインプレ、本来長々とやるつもりもなくて前後編で終わらせるつもりだったのですが、時間がなくて全部書ききれないまま放置気味になってきたので、ひとまず中編としてカメラその他一部を除いた部分の印象を、今回も箇条書きでを記しておきます。
- 4)折りたたみ部分以外の使い勝手とか
- スリープボタン一体型の指紋認証の精度速度は優秀で、指紋認証時にストレスを感じない
- 指紋認証に加えて顔認証も可能なのは便利、開いてすぐ使えるのはストレスフリー
- 注意点としては、対応する防塵防水規格が IP52 と低く、ちょっとした雨程度の防滴のみで防水ではなく、ひと昔前の海外スマホ並みに水には弱い点
- IP67/68 が主流(iPhone は5年前から最高レベルの IP68)の今どきの国内販売スマホと違って、水回りの使用、雨中の使用は気をつけるべきなのは若干不便、かも
- ちなみに昨年買った同じモトローラの moto g52j 5G は IP68 と最高レベルの防水性能を謳っていたものの、お風呂スマホで使っている際、沈めてもシャワーをかけてもしていないのに動かなくなったり、調子が悪くなった経験ありなので、元々モトローラの防塵防滴は全く信用していないけど
(完全に動かなくなった時は数日乾かしたら起動したパターンでした) - ボタン類は右側面に指紋認証付きスリープボタンと音量上下ボタンのみだが、これくらいシンプルなのが良い
(同梱のマニュアル。画像クリックで拡大) - 昨年買った moto g52j 5G ボタン配置は同じだが Google アシスタントボタンがないのは(不要なボタンがなく)紛らわしくなくて、むしろ良い
- 右側面ボタンのタッチ感は軽めなので、畳んだ状態から開く時など握った際に音量ボタンが意図せず操作されがちで、数少ない使いづらい点の一つ
- 端子類も底面の USB-C 端子のみだけ、過去 Android スマホを買う時に敢えて求めてきたイヤホン端子がないけれど、サイズ的に仕方ないので妥協
- おかげで iPhone 15 Pro Max 購入時には買わなかった USB-C → イヤホン変換アダプタを何個か買いました😅
- ロック画面で画面下部左右に一つずつボタンがあるのだが、左が Google ホーム、右がウォレット固定で変えられないのは何とかならないのかな?iPhone と同じく右下がカメラだと思って誤タップしまくり…orz
- 国内定価 12万円超とハイエンドスマホ価格だが、元々の中国販売価格が8〜9万円で分かるとおり、中身はハイエンドではなくミドルレンジ性能のスマホであり、機能性能での妥協点は感じられる(当然)
- ただ、ミドルレンジと言っても Snapdragon 7 Gen 1 搭載、カメラに光学手ぶれ補正があるなど、アッパーミドルクラスの端末で、最も売れ線の4〜6万円クラスのミドルレンジスマホよりは上位な部分も多々ある
- 実際に10日間使ってきて、ハイエンド機のレスポンスと差を感じる部分がないわけではないが、普段使いで処理速度的に気になる点は、ほぼない
- 今のところ、処理速度面で気になったことがあったのは 4K 動画撮影のみ(後編にて詳述)
- レスポンスに差があると言っても、ハイエンド機と両方使っていなければ分からない差で、一般的にストレスを感じる場面はほとんどないように思う
- 処理速度的には、原神などのハイエンドスマホゲームを最高画質でプレーしない限り問題ないスペックなのでは?という印象
- メモリ容量もミドルレンジスマホにありがちな 6GB だと現状ストレスなく動かせる最低限って感じだが、8GB なら余裕があるとは言えなくても数年は実用レベルでモッサリすることもなさそうでは?
- microSDXC カードは使えないが、ストレージ容量が 256GB なので多くの場合は問題ないのでは?(私の場合はサブ機ということもあって余裕すぎる)
- ぶっちゃけ、カメラ性能がそれなりで、写真や動画を撮るのに向いたモデルでもないから、そんなにストレージを食わない気もするけど…どうなんだろ?
- 5G の国内ミリ波 (n257) には非対応だが、iPhone 含め珍しくないし、個人的には全く問題なし
- ただし、ミリ波以外で非対応 5G バンドとしてドコモだけが使用する 4.5GHz帯 (n79) に非対応なので、ドコモおよびドコモ系の格安SIM を使う場合は 5G 利用時に多少の不利はある
(ドコモは海外含めて一般的な 5G バンドである n78 も使っているが、n79 が 5G 主力バンド)
- 個人的には IIJmio の au MVNO SIM で使っているので問題ないし、ドコモの現状は 5G 云々以前の問題が…
(iPhone で docomo 5G 表示になっているエリアで、試しに iPhone で使っているドコモの SIM を razr 40 に差し替えて 5G にならなかったりしたが、それで実用上気になることはないような…損した気分にはなるかもだけど😅)
- 5)ディスプレイ、スピーカー
- 何度も書いているが、畳んだ状態では手のひらに収まる小ささが、開けばスマホ最大級の 6.9インチ画面になるのはマジ便利で素晴らしい
- 1,080x2,640 pixels とかなり縦長画面 (1:2.44) なので、一見 6.9インチという数値で受けるほど画面が大きい印象はないが、縦持ち時のウェブや SNS の一画面表示量は多くて◎
- ただ、横幅が狭い=持ちやすさに繋がる=縦持ちのまま写真や動画を見ると 6.1インチ画面スマホ並みに小さくなって微妙、というメリット/デメリットが混在
- 電子書籍のコミックも上下を大きく切られるので、だいぶ小さくなり、6.7インチ画面の iPhone 15 Pro Max での表示より一回り小さくなり、画面サイズほど適してはない
(左からiPhone 15 Pro Max、razr 40、13 mini) - ちなみにリフローされるテキストものの場合、一画面の文字数・表示量は多いが、視線の上下移動幅が大きくなるので好き嫌いはありそう(個人的にも微妙)
- 横向きに持った場合も、縦が狭くて写真表示は切れちゃうか無駄に小さくなるし、動画も左右に使われない無駄な部分が多く、かなり微妙
- Bluetooth キーボードを利用した作業も縦画面でテキストタイピング程度なら何とか許容範囲内だが、それ以外の作業は横幅の狭さが辛く、横画面では上下が狭すぎて何らかの作業は難しい
- 横持ち時の縦の狭さは動画視聴以外では厳しく、基本的に縦持ち、縦画面オンリーと考えて使っていた方が良いかも、な印象(それが razr 40 の良さをスポイルするわけではないが)
- 縦持ち時の幅の狭さによる持ちやすさという大きなメリットがあるので縦長すぎる画面比率は否定できないが、横持ちの実用度を考慮すれば 1:2.15 前後くらいまでがベターな気がした razr 40 使用して10日間の印象
(薄くて幅狭なので開いた時はメッチャ持ちやすい) - 筐体の縁近くまでディスプレイというほどの狭額縁ではないものの、特に気になるほどの「枠」ではない(折りたたみゆえの剛性確保もあるだろうし)
- 発色は素直なのは○で廉価機〜ミドルクラスの Android に有りがちな派手目、ぎらつきのある有機ELディスプレイではないのは好感が持てるが、色温度高めすぎ、緑にちょいかぶり気味なのはいただけない(個人の好みもあるけど)
- iPhone と比較していても色域とかはちゃんとカバーできてるっぽいし、無駄に濃いめ発色でもないだけに、色傾向はちょっと残念
(別のスマホで適当撮りしても色がだいぶ違うのは判るはず) - 昔ながらの Windows ノートPC やディスプレイの高め色温度に慣れてる人、蛍光灯の色が白になっているような人には向いた発色傾向だとは思う(が、紙の白とは違うし、個人的にはどうかと思う派)
- 実使用での屋外での見え方は iPhone 13 Pro や 13 mini と同程度、屋外での輝度ブーストがある iPhone 15 Pro Max には完敗だが、直射日光下などでなければまずまず
- ただ、日中屋外、直射日光下でカメラ撮影時の構図を細かく確認するのは難しく 15 Pro Max との差を感じるが、中身ミドルレンジのお安め折りたたみスマホにそこまで望むのは酷で、十分妥協可能
- リフレッシュレート最大 144Hz なので速めスクロールもスムースだが、処理性能的なこともあるのでヌルヌル加減は内容次第、ゲーム次第でそれなり
- 画面は大きいが縦長で横幅が狭いので、フォントサイズを老眼向きに大きくすると1行の文字量があまりにも少なくなって、画面サイズに比例してデカくするのはちょっと躊躇われる
(画面サイズでは小さい 6.7インチの iPhone 15 Pro Max より若干小さめ文字で運用している) - 折りたたみ機構があって筐体サイズ的な制約もあってか、スピーカーは正直言ってミドルレンジスマホらしい「それなり」レベルのもので、積極的に音を鳴らすクオリティではない
- iPhone Pro 系のスピーカーに慣れてる身としては、BGM 用途でも動画視聴でもかなり微妙という評価になっちゃう
- 低域がないのはスマホスピーカーとして仕方ないが、中域も細くて全体的に音が痩せ気味なので音量を上げても迫力は出ない
- スピーカーは当然ステレオ(横持ち時)だが、Dolby Atmos を有効にしても音の広がり、ステレオ感がなく、左右バランスも良くない印象
- 小型な Flip タイプの折りたたみスマホに音の良さを求めるのは酷だろうとは思うので、そこは妥協が必要だし、個人的には iPhone 15 Pro Max があるので問題なし
- マイクは3箇所あって、一般的な上部と底部以外に右側面上側(ボリュームボタンの上)にもあるが、SIM トレイの反対側になるので SIM トレイを取り出す穴と間違えたことあり😅
- 6)充電、バッテリー
- Qi ワイヤレス充電に対応してるが最大 5W 充電な上に、ワイヤレス充電の位置決めが割とシビアで充電器によってはまともに使えないものもある(製品によりけり)
- そもそも充電速度低下の警告が表示されている時は充電速度低下ではなく充電されていないので紛らわしい
- 警告が出ないように設置できてもワイヤレス充電の速度が遅すぎて正直微妙(バッテリー容量大きめなのに充電上限 5W のため)
- ワイヤレス充電警告が出ない位置に置いたつもりで一晩充電していても、実はまともに充電できていないどころか、むしろ減ってることも(警告が出ていないと思ったら実は微妙にズレていて後から充電低下警告表示がされていたり)
- このあたりは iPhone の MagSafe 充電の仕組みの素晴らしさを実感できた
- 早く Android スマホでも Qi 2 規格(実質 MagSafe)が普及すると良いなぁ
- 唯一良いのは最大 5W 充電なので、MagSafe 充電のようにワイヤレス充電時に本体が熱々になったりせず、熱をほとんど持たないこと
(MagSafe 充電は暑い時期の屋外で使うと、割と早く過熱による充電中断が起きる) - ということで、実質 USB 充電オンリー
- USB PD 30W 対応なので USB-C 有線接続での充電速度は速い
(最近の一部スマホで見られる 60W 以上の超急速充電ほど速くはないが実用上十分速い) - 処理性能やや控えめで 4,000mAh 以上の大容量バッテリーを搭載しているおかげか、バッテリーの保ちはかなり良さげ
- サブ機の使い方ではなく、試しに iPhone の代わりにメイン機的な使い方をしても iPhone 15 Pro Max と比べてバッテリー消費は同等以下で、バッテリーの保ちにはかなり好印象
- 使いたかった Qi ワイヤレス充電は使い物にならない個人的判断だが、有線での充電速度とバッテリーの保ちは文句なし
- Qi ワイヤレス充電に対応してるが最大 5W 充電な上に、ワイヤレス充電の位置決めが割とシビアで充電器によってはまともに使えないものもある(製品によりけり)

以上、前回記事で触れた折りたたみ機構に関連する点以外の razr 40 に対する使用後10日間でのファーストインプレを記してみました。人それぞれ好みや判断基準が違うところはあるので、賛否ある点もあるでしょうが、あくまで個人の感想ということで。
なお、ハイエンド機と一番差のあるカメラ周りについては書く時間がないまま放置気味になっていましたので、次回後編にて、追加で色々感じた点などとともに紹介しておきたいと思います。
とりあえず冒頭でも述べたように、使い始めて10日間の感想としては、想定どおりどころか、
想定以上に気に入った
って感じですね。
ただ、使い始めてしばらく経つと折りたたみスマホの良さだけでなく、一般的なスレート型スマホの良さも再認識させられています。そのあたりはカメラ周りとともに後編記事にて。
■ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」購入 〜6.9"大画面を閉じれば手のひらサイズ、外装◎、何よりキャンペーン価格で即決
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(続き)→ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【後編】〜カメラは妥協、そして無理を承知で片手で開けたい…