メインスマホが(一時期を除き)代々 iPhone で、メイン PC はここ十数年 Mac、腕には Apple Watch、タブレットも Pro、mini と iPad を複数台使ってる。ということを考えると、本人的にはそんなつもりは全くなくとも、アップル信者呼ばわりされても仕方ないとは思っていますが…実のところ
だったりします。タブレットも寝モバ用の小型 Android タブレットも長年手放せなくて、毎日必ず使ってる分、使用時間から言えば iPad Pro/mini 以上なくらいです。
そんなわけで、iPhone メインと言いながら毎年1台は買ってる Android スマホ。今年はモトローラ razr 40。
と思っていたのですけどねぇ。最後の方になって出てきました。
折りたたみ端末は今夏 Pixel Fold(または Galaxy Fold 5)をかなり迷いましたが、iPhone 15 Pro Max と20万円コースの端末を2台買うのは懐的に不可能、どこまで使うか/自分的に使えるかまだ不安なモノに20万円超のハードルは高すぎて無理、となって「折りたたみスマホを買うのは来年かな」と思っていたんですけどねぇ。
■ 完全スルーのはずが「これ一石二鳥で良いかも!?」と予約しにヨドまで行ったけど結局寸前で踏み止まった Pixel Fold、たった一つの理由
そもそも折りたたみスマホを買うなら、横開きの「閉じたら通常スマホ、開いたら小型タブレット」の Fold タイプしか考えてなく、ガラケーライクな縦開き Flip タイプは興味があっても具体的に購入を考えたことはなかったのですけれども…
という経緯での購入となりました。
先週発売になり、発売開始とともに購入したのですが、端末が届いたのがちょうど築城基地航空祭へ出かける直前(というか宅急便が届いたから築城へ出発できた)。そのため、razr 40 をセットアップして使い始めたのは週が明けて今週になってから、まだ4〜5日ほどの使用ですが、その第一印象は
そんな予感があります。
もっとも、数日使っただけでも絶賛オンリーとはいかない部分はあり、
であることを実感させられています。
それゆえ、
端末です。購入検討されている方には、その点を強調しておきたいところ。
今まで折りたたみスマホと言えば、横開き Fold 系にしろ、縦折り Flip 系にしろ、ハイエンド機ばかりで中身もハイエンドスマホ仕様でしたが、razr 40 の中身はそれなり性能ですから、割り切りは必要です(と言っても一般用途で不足に感じることは殆どないですが)。
そのあたりの良し悪しの詳細は次回触れるとして、そんな「中身は5万円程度のミッドレンジスマホ」であることを甘受しても razr 40 購入に踏み切った主な理由は、以下の4点。
この4つが揃ったことで、購入に踏み切った次第です。
ちなみに「中国発売時の記事を見て、こっそり興味あった、ウィーガンレザーの外装が良さげだった」というのは、以下の記事です。
■ モトローラの低価格折りたたみスマホ「razr 40」は上品なレザー仕上げ カラバリにも注目:山根康宏の海外モバイル探訪記 - ITmedia Mobile
この記事を読んで、
そう思って国内未発表未発売の時点から razr 40 に惹かれていました。実機を見ていないのに、写真で見た段階で外装/デザインに惹かれた、そういうスマホも久しぶりでしたね。
また、上記記事で razr 40 は先行して国内発売されていた上位機 razr 40 ultra と比べて、
以上の点が劣ることを知りましたが、これらについてはあまり気になりませんでした。というのも、
と思っていたので、無印 razr 40 が ultra と比べて劣ってる点は、私にとって購入のマイナス要因にはなりませんでした。
(パッケージもミドルクラスっぽい感じ)
逆に、下位モデル razr 40 のメリットとして、
というところも把握。
などと淡い希望は抱いていたものの、上位機 razr 40 ultra は日本でも夏に発売されていたのに下位機種 razr 40 は音沙汰なしだったので、日本では発売されないんだろうなぁ…と諦め気分でした。
が、11月下旬になって razr 40 の国内発売が発表。
■ フォルダブルスマホ「motorola razr 40」が日本上陸 おサイフケータイ搭載で12万5800円 ソフトバンクとIIJも取り扱い - ITmedia Mobile
■ より多くの人に折りたたみスマホを、モトローラが約10万円で「razr 40」発表 - ケータイ Watch
日本でも発売してくれたか!というだけでなく、ソフトバンク扱いになったことで Felica おサイフケータイ対応という国内モデル専用の仕様追加もありヽ(`▽´)/
いささか予想外の嬉しい仕様追加で、これなら折りたたみスマホのお試しというだけではなく、愛用の超小型端末 Jelly 2 の後継を視野に購入、使用することもできるかな…と、かなり前のめりになりました。
(Jelly 2, razr 40, iPhone 13 mini)
2年半前に購入した超小型スマホ Unihertz Jelly 2 は、メインの iPhone とともに常時持ち歩く Android として超愛用しています。かつての Xperia mini pro とともに私のお気に入り Android スマホのツートップ。
手のひらにすっぽり収まり、画面は小さいけど今でもモッサリすぎない性能(メモリ6GB)、おサイフケータイにも対応した国内仕様モデルで、お値段も手頃(現在の実売価格 2万5千円)。
極小ボディの極小画面ではスマホらしい使い方は難しいものの、通話端末としては全く問題なし。ガラケー由来のおサイフケータイ対応なので Apple Pay では利用できない IC カードのモバイル利用もでき、デザリングでのモバイルルーター代わりなど、活躍の場はいくらでもあります。それでいて極小。
一昨年の年間お買いものベストでは第7位にしていましたが、2年後のいま、2021年のお買いものベスト10を再評価するなら圧倒的 1位でしょう。ポケットに入れても違和感のない、2台目スマホとして持ち歩いても全く苦にならないサイズ感は手放せません。
■ お気に入りになったミニサイズ Android スマホ「Jelly 2」日本版【1】〜Xperia miniが大好きだった私は買わずにはいられなかった編
■ ガラケーとの2台持ち感覚で使っているミニサイズ Android スマホ「Jelly 2」日本版【2】 〜ちゃんと2台目端末として持ち歩いて
■ 超小型軽量なのに性能妥協なし&お手頃価格なミニサイズ Android スマホ「Jelly 2」日本版【3】 〜1ヶ月使っての率直な◯と×
(Jelly2と厚みは同程度、奥行は少し短く、幅はだいぶ大きい)
話は大きく逸れて愛用の Jelly 2 絶賛モードになっちゃいましたが、サブ端末として Jelly 2 のサイズ感が抜群すぎて、もう普通の Android スマホを買っても使わず無駄になりそう、と感じていました。
つまり、メインスマホが iPhone であるかぎり、自分が買って満足しそうな Android スマホは以下の2通りに感じていました。
このいずれか、しかないなぁ、と。
前者 1. の、Fold タイプの折りたたみスマホは今夏買おうかと悩んで断念したことは冒頭に書いたとおり。けれども razr 40 なら
と、常時携帯するサブ機の座から Jelly 2 を追いやる可能性を持った=買って損はない、しっかり使える端末になりそうだな、と思えた次第。
(同梱物は今どきのスマホらしく最小限)
もっとも、razr 40 国内発表でかなり前のめりになった直後に、国内価格 12万円超という文字を見て一度はガックリして断念orz
と思うと、前のめりな購入テンションが数分で激下がり。中身ミドルレンジスマホの、ちょっとお試し感が強いものに 12万円超は出せないかなぁ、という気分に(確実に常用すると判っていれば問題ないけど)。
しかし、どうしても必要というわけではないからスルーするしかないかな、と決めた数日後には、こんな記事が。
■ 折りたたみスマホ「motorola razr 40s」が“実質1万円以下”の衝撃 不安要素は法改正か:石野純也のMobile Eye - ITmedia Mobile
という記事のタイトルで「実質1万円以下??」と思わず惹かれて読んでみると、
ソフトバンクの「新トクするサポート」価格はちょっと異常なくらい安くて、さすがにビックリ。記事タイトルどおりの衝撃価格。2年を超えて使おうとすると途端に負担金額が跳ね上がるので、2年買い替え半強制のリースみたいなものですが、それでも安い。発展途上の折りたたみスマホですから2年で買い替えも問題なしかと。
(新トクするサポートの売り方は今月末の電気通信事業法改正で防がれる可能性は大きいので、買うなら早めに)
また、IIJmio で一括購入でも MNP で8万円切りの価格となれば、折りたたみスマホとしては断トツに安く、かなり魅力的な値段。海外の razr 40 販売価格と比べても同水準。それでいて国内仕様追加なら、これはもう十分にリーズナブル、購入に説得力のある値段でしょう。
また、最初の方で少し触れたように、2年半愛用してきた超小型スマホ Jelly 2 の調子が少し悪くなってきたんですよね…。安価で小型な割に、毎日携帯して使ってきても問題なく使えているのですが、Wi-Fi だけがしばらく前からどうやっても不安定なまま。
端末リセットをかけても何しても症状は変わらないので、「販売終了にならないうちに Jelly 2 をもう1台買っとくかなぁ…」と思っていたところなので、それもあって razr 40 は渡りに船でした。後継機 Jelly Star が出て、もうファームウェア・アップデートもなさそうですし…
あと、Jelly 2 は超小型ボディに当時のミドルクラス性能を詰め込んだ結果、割りを食ったのがカメラ。Jelly 2 のカメラ画質は iPhone で言えば 10年くらい前、「これ iPhone 4S で撮ったものですか?」レベルだったので、滅多に使わないとはいえ、そこだけは不満でしたからねえ(razr 40 のカメラも微妙だけど、Jelly 2 とは雲泥の差)。
ちなみに、Nothing Phone をパクったスケルトン筐体の後継機 Jelly Star も超小型なままで、その点は魅力的なのですが、おサイフケータイ搭載の国内仕様モデルが出ていないので、Jelly 2 の代わりにはならず購入しませんでした。
ということで、
ということから購入しました。IIJmio への MNP にて8万円弱の価格で購入。
ソフトバンクは負担額が激安で魅力的でしたが、端末代は安くても月額の通信料金が IIJmio と比べてずっと高くつくこと(本端末で使うのはサブ回線なので格安 SIM で十分)、元々リース形態の売り方買い方は好みでないため、IIJmio で一括購入しました。
(折りたたみ機の画面保護シール剥がすな、他をつけるな警告)
今週前半に使い始めてまだ数日ですが、ホントお気に入りになりそうです。値段の割に微妙なところもありますが、ネガティブな点を上回る良さを感じていて、
そういう反省があるくらいです。
ということで、1週間弱使ってみてのファーストインプレ、良し悪し感じた点を次回にて。
→ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【前編】〜大画面を畳めば手のひらサイズで馴染みすぎて好き❤️
毎年買ってるのはむしろAndroid
机の上にMacは1台だがWindowsは2台
机の上にMacは1台だがWindowsは2台
だったりします。タブレットも寝モバ用の小型 Android タブレットも長年手放せなくて、毎日必ず使ってる分、使用時間から言えば iPad Pro/mini 以上なくらいです。
そんなわけで、iPhone メインと言いながら毎年1台は買ってる Android スマホ。今年はモトローラ razr 40。
今年は Pixel Fold を散々迷って買わなかった(買えなかった)し、他に気になるような端末もなかったから今年は Android スマホを買わずじまいかなー、iPhone を2台も買ったしなー(年始の 13 mini と 9月の 15 Pro Max)
と思っていたのですけどねぇ。最後の方になって出てきました。
折りたたみ端末は今夏 Pixel Fold(または Galaxy Fold 5)をかなり迷いましたが、iPhone 15 Pro Max と20万円コースの端末を2台買うのは懐的に不可能、どこまで使うか/自分的に使えるかまだ不安なモノに20万円超のハードルは高すぎて無理、となって「折りたたみスマホを買うのは来年かな」と思っていたんですけどねぇ。
■ 完全スルーのはずが「これ一石二鳥で良いかも!?」と予約しにヨドまで行ったけど結局寸前で踏み止まった Pixel Fold、たった一つの理由
そもそも折りたたみスマホを買うなら、横開きの「閉じたら通常スマホ、開いたら小型タブレット」の Fold タイプしか考えてなく、ガラケーライクな縦開き Flip タイプは興味があっても具体的に購入を考えたことはなかったのですけれども…
中国発売時の記事で興味はあった
↓
愛用の超小型端末Jelly2の調子が微妙
↓
Jelly2をもう1台買っとくかな?
↓
国内発売ナシかと思ってたrazr40が発売決定
↓
国内定価を見て「アホか」と一旦スルー
↓
SBやIIJmioのキャンペーン価格見てアリだな
↓
Jelly2をもう1台買うならコレ逝っとくか
↓
愛用の超小型端末Jelly2の調子が微妙
↓
Jelly2をもう1台買っとくかな?
↓
国内発売ナシかと思ってたrazr40が発売決定
↓
国内定価を見て「アホか」と一旦スルー
↓
SBやIIJmioのキャンペーン価格見てアリだな
↓
Jelly2をもう1台買うならコレ逝っとくか
という経緯での購入となりました。
先週発売になり、発売開始とともに購入したのですが、端末が届いたのがちょうど築城基地航空祭へ出かける直前(というか宅急便が届いたから築城へ出発できた)。そのため、razr 40 をセットアップして使い始めたのは週が明けて今週になってから、まだ4〜5日ほどの使用ですが、その第一印象は
これはお気に入りスマホになりそう!
そんな予感があります。
もっとも、数日使っただけでも絶賛オンリーとはいかない部分はあり、
安くない値段だが中身はミドルレンジスマホ
であることを実感させられています。
それゆえ、
折りたたみの価値を重視しなければ
値段に見合わない部分は多々ある
値段に見合わない部分は多々ある
端末です。購入検討されている方には、その点を強調しておきたいところ。
今まで折りたたみスマホと言えば、横開き Fold 系にしろ、縦折り Flip 系にしろ、ハイエンド機ばかりで中身もハイエンドスマホ仕様でしたが、razr 40 の中身はそれなり性能ですから、割り切りは必要です(と言っても一般用途で不足に感じることは殆どないですが)。
そのあたりの良し悪しの詳細は次回触れるとして、そんな「中身は5万円程度のミッドレンジスマホ」であることを甘受しても razr 40 購入に踏み切った主な理由は、以下の4点。
- 中国発売時の記事で見たウィーガンレザーの外装が良さげだった
- 常時携帯してる超愛用端末 Jelly 2 の自分的後継になれるかもしれない折りたたみサイズ
- ソフトバンク扱いになり、国内向けにおサイフケータイ機能が追加された
- 国内版定価は(性能や海外版価格にと比べて)ぼったくりレベルだが、キャンペーン割引価格なら妥当
この4つが揃ったことで、購入に踏み切った次第です。
ちなみに「中国発売時の記事を見て、こっそり興味あった、ウィーガンレザーの外装が良さげだった」というのは、以下の記事です。
■ モトローラの低価格折りたたみスマホ「razr 40」は上品なレザー仕上げ カラバリにも注目:山根康宏の海外モバイル探訪記 - ITmedia Mobile
この記事を読んで、
レザー系の外装はとても良いな!!廉価機にしろ、ハイエンド機にしろ、同じような質感には飽きてるんだよ(その意味で 15 Pro Max のチタンは、ほんの少し変わって良かった)
そう思って国内未発表未発売の時点から razr 40 に惹かれていました。実機を見ていないのに、写真で見た段階で外装/デザインに惹かれた、そういうスマホも久しぶりでしたね。
また、上記記事で razr 40 は先行して国内発売されていた上位機 razr 40 ultra と比べて、
- 外側ディスプレイが 3.6→1.5インチと大幅縮小
- 縮小された外側ディスプレイでアプリが動かせない
- チップセットやカメラの性能格下げ
以上の点が劣ることを知りましたが、これらについてはあまり気になりませんでした。というのも、
- Flip タイプ折りたたみ端末の外側ディスプレイでアレコレしようと思わないので最小限で全く問題ない
- 折りたたんだ外側ディスプレイの情報量が最小限というのはガラケーで慣れてるから違和感がない
- razr 40 ultra や Galaxy Flip 5 の 3.x インチ外側ディスプレイで動くアプリも限定されている
- 私が razr 40 を買った場合はサブ機になるので、処理性能もカメラもハイエンドである必要はない(それが必要なら iPhone 15 Pro Max がある)
と思っていたので、無印 razr 40 が ultra と比べて劣ってる点は、私にとって購入のマイナス要因にはなりませんでした。
(パッケージもミドルクラスっぽい感じ)
逆に、下位モデル razr 40 のメリットとして、
- バッテリー1割増
- 本国価格は ultra の3分の2
というところも把握。
中国だと、お値段 ultra の3分の2か…国内発売の ultra が 15万円超だから、もし無印 razr 40 が国内発売されたら10万円くらい、頑張って10万円切りとかにならないかなぁ
などと淡い希望は抱いていたものの、上位機 razr 40 ultra は日本でも夏に発売されていたのに下位機種 razr 40 は音沙汰なしだったので、日本では発売されないんだろうなぁ…と諦め気分でした。
が、11月下旬になって razr 40 の国内発売が発表。
■ フォルダブルスマホ「motorola razr 40」が日本上陸 おサイフケータイ搭載で12万5800円 ソフトバンクとIIJも取り扱い - ITmedia Mobile
■ より多くの人に折りたたみスマホを、モトローラが約10万円で「razr 40」発表 - ケータイ Watch
日本でも発売してくれたか!というだけでなく、ソフトバンク扱いになったことで Felica おサイフケータイ対応という国内モデル専用の仕様追加もありヽ(`▽´)/
いささか予想外の嬉しい仕様追加で、これなら折りたたみスマホのお試しというだけではなく、愛用の超小型端末 Jelly 2 の後継を視野に購入、使用することもできるかな…と、かなり前のめりになりました。
(Jelly 2, razr 40, iPhone 13 mini)
2年半前に購入した超小型スマホ Unihertz Jelly 2 は、メインの iPhone とともに常時持ち歩く Android として超愛用しています。かつての Xperia mini pro とともに私のお気に入り Android スマホのツートップ。
手のひらにすっぽり収まり、画面は小さいけど今でもモッサリすぎない性能(メモリ6GB)、おサイフケータイにも対応した国内仕様モデルで、お値段も手頃(現在の実売価格 2万5千円)。
極小ボディの極小画面ではスマホらしい使い方は難しいものの、通話端末としては全く問題なし。ガラケー由来のおサイフケータイ対応なので Apple Pay では利用できない IC カードのモバイル利用もでき、デザリングでのモバイルルーター代わりなど、活躍の場はいくらでもあります。それでいて極小。
一昨年の年間お買いものベストでは第7位にしていましたが、2年後のいま、2021年のお買いものベスト10を再評価するなら圧倒的 1位でしょう。ポケットに入れても違和感のない、2台目スマホとして持ち歩いても全く苦にならないサイズ感は手放せません。
■ お気に入りになったミニサイズ Android スマホ「Jelly 2」日本版【1】〜Xperia miniが大好きだった私は買わずにはいられなかった編
■ ガラケーとの2台持ち感覚で使っているミニサイズ Android スマホ「Jelly 2」日本版【2】 〜ちゃんと2台目端末として持ち歩いて
■ 超小型軽量なのに性能妥協なし&お手頃価格なミニサイズ Android スマホ「Jelly 2」日本版【3】 〜1ヶ月使っての率直な◯と×
(Jelly2と厚みは同程度、奥行は少し短く、幅はだいぶ大きい)
話は大きく逸れて愛用の Jelly 2 絶賛モードになっちゃいましたが、サブ端末として Jelly 2 のサイズ感が抜群すぎて、もう普通の Android スマホを買っても使わず無駄になりそう、と感じていました。
つまり、メインスマホが iPhone であるかぎり、自分が買って満足しそうな Android スマホは以下の2通りに感じていました。
- タブレットと兼用できる、iPad mini を持ち歩く必要がなくなる Fold 系折りたたみスマホ
- Jelly 2 の代わりに常時持ち歩く気になる、サブ端末の座を奪い取れる小型スマホ
このいずれか、しかないなぁ、と。
前者 1. の、Fold タイプの折りたたみスマホは今夏買おうかと悩んで断念したことは冒頭に書いたとおり。けれども razr 40 なら
- Jelly 2 ほど超小型ではないものの、折り畳めばポケットに収まる小ささ
(Jelly 2: 95x49.4x16.5mm、閉じた状態の razr 40: 89x74x15.8mm) - 国内発売の razr 40 は、おサイフケータイ対応になり、現在 Jelly 2 で主に使ってる機能は全てカバー済み
- それでいて開けば 6.9インチ大画面なので、極小ボディ/画面の Jelly 2 では難しかった「普通のスマホ」的な使い方も当然可能
と、常時携帯するサブ機の座から Jelly 2 を追いやる可能性を持った=買って損はない、しっかり使える端末になりそうだな、と思えた次第。
(同梱物は今どきのスマホらしく最小限)
もっとも、razr 40 国内発表でかなり前のめりになった直後に、国内価格 12万円超という文字を見て一度はガックリして断念orz
いくら日本専用モデルとして仕様追加したとはいえ、中身はミドルレンジのスマホに12万円超はないやろ…上位機 Ultra や定番 Galaxy Flip 5 との価格差が小さすぎて微妙
razr 40 が 12万円超なら、1世代前の旧モデルで外部ディスプレイが小さめなど razr 40 に近い Galaxy Flip 4 の方が安いやん(性能は Flip 4 が上)
と思うと、前のめりな購入テンションが数分で激下がり。中身ミドルレンジスマホの、ちょっとお試し感が強いものに 12万円超は出せないかなぁ、という気分に(確実に常用すると判っていれば問題ないけど)。
しかし、どうしても必要というわけではないからスルーするしかないかな、と決めた数日後には、こんな記事が。
■ 折りたたみスマホ「motorola razr 40s」が“実質1万円以下”の衝撃 不安要素は法改正か:石野純也のMobile Eye - ITmedia Mobile
という記事のタイトルで「実質1万円以下??」と思わず惹かれて読んでみると、
- ソフトバンクでは定価は12万円超だが、MNPまたは若年層の新規ユーザー割引で10万円切り
- ソフトバンクだと「新トクするサポート」で2年のみ利用なら3万円強、MNPまたは若年層の新規ユーザーなら1万円未満の出血大放出価格
- IIJmio でも期間限定価格で10万円切り、MNP だと8万円弱まで安くなる
ソフトバンクの「新トクするサポート」価格はちょっと異常なくらい安くて、さすがにビックリ。記事タイトルどおりの衝撃価格。2年を超えて使おうとすると途端に負担金額が跳ね上がるので、2年買い替え半強制のリースみたいなものですが、それでも安い。発展途上の折りたたみスマホですから2年で買い替えも問題なしかと。
(新トクするサポートの売り方は今月末の電気通信事業法改正で防がれる可能性は大きいので、買うなら早めに)
また、IIJmio で一括購入でも MNP で8万円切りの価格となれば、折りたたみスマホとしては断トツに安く、かなり魅力的な値段。海外の razr 40 販売価格と比べても同水準。それでいて国内仕様追加なら、これはもう十分にリーズナブル、購入に説得力のある値段でしょう。
また、最初の方で少し触れたように、2年半愛用してきた超小型スマホ Jelly 2 の調子が少し悪くなってきたんですよね…。安価で小型な割に、毎日携帯して使ってきても問題なく使えているのですが、Wi-Fi だけがしばらく前からどうやっても不安定なまま。
端末リセットをかけても何しても症状は変わらないので、「販売終了にならないうちに Jelly 2 をもう1台買っとくかなぁ…」と思っていたところなので、それもあって razr 40 は渡りに船でした。後継機 Jelly Star が出て、もうファームウェア・アップデートもなさそうですし…
あと、Jelly 2 は超小型ボディに当時のミドルクラス性能を詰め込んだ結果、割りを食ったのがカメラ。Jelly 2 のカメラ画質は iPhone で言えば 10年くらい前、「これ iPhone 4S で撮ったものですか?」レベルだったので、滅多に使わないとはいえ、そこだけは不満でしたからねえ(razr 40 のカメラも微妙だけど、Jelly 2 とは雲泥の差)。
ちなみに、Nothing Phone をパクったスケルトン筐体の後継機 Jelly Star も超小型なままで、その点は魅力的なのですが、おサイフケータイ搭載の国内仕様モデルが出ていないので、Jelly 2 の代わりにはならず購入しませんでした。
ということで、
- 中国発売時の記事で見たウィーガンレザーの外装が良さげ、使ってみたい
- おサイフケータイ含め、常時携帯してる超愛用端末 Jelly 2 の自分的後継になれるかも?な機能と折りたたみサイズ
- その Jelly 2 の調子が今ひとつになってきた
- キャンペーンでの割引価格なら十分「買い」の値段で、自分的には2年使えば元が取れる価格
ということから購入しました。IIJmio への MNP にて8万円弱の価格で購入。
ソフトバンクは負担額が激安で魅力的でしたが、端末代は安くても月額の通信料金が IIJmio と比べてずっと高くつくこと(本端末で使うのはサブ回線なので格安 SIM で十分)、元々リース形態の売り方買い方は好みでないため、IIJmio で一括購入しました。
(折りたたみ機の画面保護シール剥がすな、他をつけるな警告)
今週前半に使い始めてまだ数日ですが、ホントお気に入りになりそうです。値段の割に微妙なところもありますが、ネガティブな点を上回る良さを感じていて、
今まで折りたたみスマホと言えば、横開きの Fold タイプばかりに目が行っていて、なんで Flip タイプのメリットに目を向けて来なかったんだろ?
そういう反省があるくらいです。
ということで、1週間弱使ってみてのファーストインプレ、良し悪し感じた点を次回にて。
→ 庶民向け?折りたたみスマホ「モトローラ razr 40」ファーストインプレ【前編】〜大画面を畳めば手のひらサイズで馴染みすぎて好き❤️