近年の iOS はメジャーアップデートしたところで見栄えも使い勝手も変わることがないのは周知のとおり。ガジェットとして見るとつまらなく、Android 大好きっ子などからその点を批判揶揄されることが多いものの、もはや白物家電に近い日常生活アイテムとなった「機械」としては正しい在り方なのかと思う昨今。
逆に今回かなり手を入れてきたのが watchOS 10。機能的にはほぼ変わらないのにも関わらず、見た目、操作まわりが結構変わっていて、しばらくは戸惑うことは多くありました。
小さな画面での視認性向上を狙っての見せ方変更なのでしょうが、ぶっちゃけ、やれること、得られる情報が何も変わっていないのに操作方法が結構変わり、尚且つ、小さいエリアのタップ(左上のクローズボタンとか)やリュウズを回す回数が増えたのは正直どうなのか?と思っています。
悪いとは言わないまでも、これがベストだと思って大きく変更してきたならば少々疑問を感じる部分もありますね。大きな機能的追加がないから見た目の変更に走った、とは思いません(思いたくもない)が、そう穿ってしまわれても仕方ない気もしますねえ。

さて、発売開始から数日経って手に入れ、使い始めた iPhone 15 Pro Max の使用感記事の3回目。
前回記事を掲載した日に熱対策のファームウェア・アップデートがリリースされ適用しましたので、あれから10日経って、熱問題の経過や前回記事で書き忘れたこと、追加で感じたことを簡単に記しておきます。
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その1) 〜使い始めて数日だけど 13 Pro から移行してとりあえず一言
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その2) 〜1週間使っての箇条書きファーストインプレ、カメラは現状評価できずだが
とはいえ、Pro → Pro Max というボディサイズ変更と 120mm 相当の望遠カメラ搭載、USB-C 端子という変化はあっても基本的な使い方は全く変わらないので、前回ひと通り書いた感想に付け足すことはそう多くありません。
Android はメーカーを変えればドラスティックに使い勝手が変わる部分もあって(良くも悪くも)新鮮さと思うところが多くなりますが、iPhone はそういう部分とは無縁ですからね…どちらが良いという問題ではない訳ですが。
ただ、画面サイズ拡大によって得られる利点はかなり、想定していた以上に享受しています。そのあたりも含めて、前回記事からの追記的に、個人的な印象を箇条書きで記しておきます。
なお、前回記事でも書いたように、15 Pro Max でも普段はケースに入れず(状況に応じて入れることもある)、小傷上等で裸のまま使っています。ので、サイズ的な印象は予めその点をご了承ください。
とまぁ、現状はこれくらいですかね。基本的に iPhone 13 Pro と大差ない感覚で使えているし、持ち歩きも同じスタイルで使っています。それでいて画面サイズが拡大したことの恩恵は大きく、ホント
という感じですね。Pro Max のサイズ増、重量増より、自分の衰えた目にはもう画面サイズが必要だということも判りましたし…。今回自分で使ってみて Pro Max の大きな画面が楽だと気づいたので、家族にも勧めようと思っている次第です。
お値段はストレージ 256GB で約 20万円と高額も良いところでしたが、iPhone 13 Pro の下取りや、あまり使う機会のない別の手持ちアイテムの売却で賄えたので、懐具合的にもなんとかなったので、そういう意味でも高い負担なく個人的には大満足しています(AppleCare+ の料金が高くなるばかりなのは辛い😩)。
そんなわけで、iPhone 15 Pro Max に対する個人的な感想、雑感その他については、ひとまず今回で〆になるかと思います。今後また何か特記すべきことが出てくれば書くかもしれませんが、変わらないのが iPhone ですから、各ネタもきっとないと思います。
逆に今回かなり手を入れてきたのが watchOS 10。機能的にはほぼ変わらないのにも関わらず、見た目、操作まわりが結構変わっていて、しばらくは戸惑うことは多くありました。
小さな画面での視認性向上を狙っての見せ方変更なのでしょうが、ぶっちゃけ、やれること、得られる情報が何も変わっていないのに操作方法が結構変わり、尚且つ、小さいエリアのタップ(左上のクローズボタンとか)やリュウズを回す回数が増えたのは正直どうなのか?と思っています。
悪いとは言わないまでも、これがベストだと思って大きく変更してきたならば少々疑問を感じる部分もありますね。大きな機能的追加がないから見た目の変更に走った、とは思いません(思いたくもない)が、そう穿ってしまわれても仕方ない気もしますねえ。

さて、発売開始から数日経って手に入れ、使い始めた iPhone 15 Pro Max の使用感記事の3回目。
前回記事を掲載した日に熱対策のファームウェア・アップデートがリリースされ適用しましたので、あれから10日経って、熱問題の経過や前回記事で書き忘れたこと、追加で感じたことを簡単に記しておきます。
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その1) 〜使い始めて数日だけど 13 Pro から移行してとりあえず一言
■ iPhone 15 Pro Max 雑感(その2) 〜1週間使っての箇条書きファーストインプレ、カメラは現状評価できずだが
とはいえ、Pro → Pro Max というボディサイズ変更と 120mm 相当の望遠カメラ搭載、USB-C 端子という変化はあっても基本的な使い方は全く変わらないので、前回ひと通り書いた感想に付け足すことはそう多くありません。
Android はメーカーを変えればドラスティックに使い勝手が変わる部分もあって(良くも悪くも)新鮮さと思うところが多くなりますが、iPhone はそういう部分とは無縁ですからね…どちらが良いという問題ではない訳ですが。
ただ、画面サイズ拡大によって得られる利点はかなり、想定していた以上に享受しています。そのあたりも含めて、前回記事からの追記的に、個人的な印象を箇条書きで記しておきます。
なお、前回記事でも書いたように、15 Pro Max でも普段はケースに入れず(状況に応じて入れることもある)、小傷上等で裸のまま使っています。ので、サイズ的な印象は予めその点をご了承ください。
- 【1】サイズ、重さ
- iPhone13 Pro → 15 Pro Max で一回りのサイズ増、1割の重量増になっているが、手に馴染む感覚は半月以上経っても変わらないまま。
- 手の小さな私でも持った際に手に余るほどではないサイズであり、15 Pro シリーズでエッジの処理が変わって角が立ってなく自然と掴めるのが良い。

- 私の場合、Pro の画面が 6.1 インチに拡大されてから Pro の画面でも片手で快適に操作するのは不可能になっていたので Pro Max の大画面になっても使い勝手、使い心地は変わらなかったことが一番の発見(13 mini だと片手で快適に操作できるけど)。
- 14 Pro Max と比べて軽量化、エッジデザインの変更などがあるにせよ、心配していた Pro → Pro Max によるサイズ、重量に対するネガティブな印象は、半月以上経っても全くないまま。
- 大きく重くなったサイズ/重量に違和感を感じることなく、画面は大きくなって見やすくなったため、今後この感覚が維持されるなら Pro Max から Pro に戻すことはなさそう(元々次回買い替え時には Pro に戻ろうと思っていたが)。
- 半月経った今、サイズ増で操作の違和感を一番感じているのは、片手で横持ちした際に自然に構えた位置からカメラアプリのシャッターボタンが微妙に遠くなったことで、シャッターチャンスに押しミスをすることが多発していること。これは持ち方を変えるか、別の方法を考えるかしないと…

- デニムやチノパンの尻ポケットに入れて持ち歩く行為は Pro と全く同じスタイルを続けているが、多少はみ出し気味で気になることはあれど、今のところ特に大きな違和感、問題は感じていない。
- ただ、たまにケースに入れて持ち歩くと、Pro の時以上に(大きくなったというより)ゴツくなった感はある(ケースの素材形状にも依る)。

- ケースに入れた場合は、デニムやチノパンの尻ポケットに入れて歩くことまでは良くても、座った時に尻ポケに入れたままは無理があった。裸だとギリギリ許容できたのだが…
- 前述のとおり 13 Pro → 15 Pro Max の重量増を負担として感じることは少ないが唯一、ネックストラップを使うシーンでは首から下げた時の負担感、重量感がちょっとキツいレベルになったので、ネックストラップを使っていたシーンではショルダーストラップに変更予定(サッカーやサーキット観戦時など)。
(普段は、ケースに入れた時に付けているストラップはフィンガーストラップなので、重量増を実感することはあまりない) - ちなみに今回 iPhone 15 Pro Max に使い始めたケースは ESR の MagSafe 対応&スタンド内蔵タイプを購入して(必要に応じて)使っています(↓)。
- ESR のケースはケース付きで車載 MagSafe 充電器に装着しても落ちたことがない磁力の維持で信頼できているし、ストラップホールはもちろんあるし、今回の製品では背面カメラ部分を保護する部分が外れて簡易スタンドになるギミックが素晴らしくてお気に入り。

- スタンド内蔵スマホケースは幾つも使ってきたけれど、デカくなって突起も高くなるばかりの背面カメラ保護のための「土手」をスタンドとして使うアイデアには👏👏👏
- ただし、上記ケースは MagSafe ではないスタンドタイプの Qi ワイヤレス充電器とは相性が発生する場合あり(手持ちの Qi ワイヤレス充電スタンドでは使えないものがあった。素直に↓のような MagSafe 吸着ありの充電スタンドを使うべし)
- サイズ増による負担というかデカさを実感として感じたのは、手持ちの自転車用スマホマウントが全て Pro Max のサイズでは使えなかったこと。これは誤算だった…スマホマウントを買い増すか、iPhone 13 mini や Android 機で代用するか悩みどころ。
- 百均のスマホ専用(タブレット兼用ではない)小型折りたたみスタンドは、手持ちの分では全部 Pro Max でも問題なく安定して使えることを確認したが、昔のリュウド製折りたたみキーボード内蔵の引き出し式スタンドは Pro Max で使うには厳しかった(縦置きだと倒れやすい)。
- 【2】外装、ディスプレイまわり
- とにかく側面のチタンはすぐに傷がつく。前回記事で、使い始め1週間で小傷を付けたと書いたが、次の1週間でまた付けてしまった…orz
- 尻ポケットからはみ出た部分が花壇の端の石部分に当たっただけで微妙に削れていた…今までのステンレスと比べると弱すぎる…

- しかし、腰から地面のタイルへ 70〜80cm 垂直落下させた時には全くの無傷であったので、そのあたりの強度は従来変わらない印象(購入から半月で、どんだけ落とすねん!というツッコミは甘んじて受ける😓)
- とはいえ、小傷は増えてもステンレスの時より手に持っている時の質感は好きだし手触りが良いので、たとえ落下させても裸で使うのは止めないし、そのための(エクスプレス修理サービスのある)お高め AppleCare+ 加入
(下取りもアップル公式の場合は、ほんの小傷くらいだと今まで減額されたことないし)。 - 画面の輝度は通常時の場合は 13 Pro と変わらないものの、屋外の外光下では2倍の輝度までブーストされる機能がある…はずだが、日々屋外で使っていて 13 Pro と比べて外光下で大きく見やすくなった感はない。
- Pro → Pro Max による画面サイズ拡大の有り難みは半月以上使ってきて、もはや手放せないレベルで、老眼er にはこの Pro Max や Plus の画面サイズ感が必要になったことを実感した😢
- 画面サイズがデカくなったことで、今まで緊急用でしかなかったスマホ+Bluetooth キーボードによる作業(文章入力)の使える度、実用度がかなり増したと実感している。

- 本記事の内容も3分の1くらいは iPhone 15 Pro Max + Bluetooth 折りたたみキーボードで書いている(3分の1 は iPad mini + キーボード、残る3分の1 は PC、下書き時点では iPhone 15 Pro Max 本体だけでの入力もあり)。
- 画面拡大で表示量が増えただけでなくフォントサイズを少し上げられて、キーボードタイプする距離感でも見やすくなり、タイプ速度が上がったという理由も大きい。
- 効率としては PC はもちろん、iPad Pro/mini + キーボードと比べても落ちるところはあるのだけれど、意外と iPad mini + キーボードでやれていたことの少なくない部分、特に文章入力系はカバーできそうな感じ(表計算アプリとか図を引くとかは iPad 以上の画面がないと難しいが)。
- ただし、PC や iPad と比べれば画面が小さいので、フォントサイズの調整などをしても、どうしても眼精疲労多めになる印象は否めない(昔は Libretto などで 6インチ画面の極小文字でも苦もなくコーディングやデバッグできたんだけど…😅)。
- PC や iPad + キーボードだと傍らにスマホ (iPhone) というスタイルだったが、iPhone 15 Pro Max + キーボードで作業していると傍らに iPhone 13 mini があれば便利ということに気づいて、15 Pro Max + 13 mini のペア(と Android 機)で持ち歩くこと、予備機の iPhone 13 mini 稼働機会が増えた(iPad mini を持って行くよりずっと軽いし)。

- 画面サイズ拡大でランドスケープモード(横向き)で使いたい場面、アプリも増えたが、iPad 用アプリと違ってランドスケープモード非対応のアプリが多いのが残念、というか、いい加減、iOS のホーム画面も横向きに対応してくれよと思う
(iOS 16 で iPhone 13 シリーズ以降の横向き顔認証が使えるようになって使い勝手は良くなったが…)。 - iPhone 14 Pro シリーズから導入された常時表示ディスプレイは初めて使っているが、バッテリーを繋いでいない時の消費電力は多いとは感じないまでも多少あるのは感じているし、Apple Watch の常時表示ディスプレイと違って特に便利さも感じられないので、切ろうかどうか悩み中(買い替えを感じられる数少ない機能だから悩む😓)。
- スタンバイモードも正直言って、あってもなくてもどっちでも良い機能なので、どうしたもんかと…(最近の iPhone はイマイチどっちでも良い程度の機能が多い)。
- 【3】USB-C 端子、ボタン類
- USB-C 端子化は充電に関しては特に便利とは感じないけれど、今どきのカメラは全部 USB-C 端子化されているので USB-C ケーブル直結で画像、動画読み込み可能なのが良い(Android だと数年前から当たり前だった話だけど)。

- ニコンや富士フイルムのようにカメラアプリの作りが💩すぎて画像転送程度でも接続エラーまくりなことが多いからケーブル直結で読み込めるのは(時には)有り難いし、GoPro のようにクラウド転送はすんなり速いのにスマホ転送だけ激遅という場合にも助かる。

- ただし、USB-C to USB-C ケーブルの分別をしっかりやっておかないと、
- USB-C to USB-C でも USB PD 非対応で高速充電ができない
- USB PD 充電前提のデバイスだとそもそも充電できない
- USB PD 対応で高速充電はできても USB 2.x の旧規格ケーブルで転送速度は 480Mbps と激遅で使えない
(高いけど Win/Mac とも Thunderbolt を使っている私は Thunderbolt 4 / USB 4 ケーブルを買えば一番安心安定)
- カスタマイズしても長押ししか割り当てできないアクションボタンは、マナースイッチの時と同様にミュートボタンとしてしか機能していない…役立たずのまま。
- カメラ撮影時のシャッターボタンとして機能するかと思ったらしないし(シャッターボタン代わりは従来通りボリューム上ボタン)、カメラ撮影時には何らかのカメラ機能の切り替えボタンにでもして欲しいところ。
- 使い始め当初、自然に持った状態からボリュームボタン、アクションボタンへの距離が Pro より遠くなったことで、スクリーンショットを撮る時などにミスが増えたが、徐々に慣れてきたし、画面サイズ拡大のメリットと比べれば些細な話。
- USB-C 端子化は充電に関しては特に便利とは感じないけれど、今どきのカメラは全部 USB-C 端子化されているので USB-C ケーブル直結で画像、動画読み込み可能なのが良い(Android だと数年前から当たり前だった話だけど)。
- 【4】カメラ関係
- 従来の iPhone カメラ最大の欠点であった逆光時、点光源ありの時の盛大なゴースト、フレアは、確かに今までよりは軽減されているが、なくなったわけではないし、目立つ場合もある。

- どうしてもレンズに無理のあるスマホカメラだとこの程度は仕方ない、私としてもスマホではこの程度のフレア/ゴーストは許容範囲だと思うが、アップルが基調講演で偉そうにコーティング云々で言うほどではない。
(カメラ自慢の Android ハイエンド機と比べて劣るとも勝らない😅レベル) - 前回記事でも書いたが、120mm 相当まで延びた望遠カメラの画質はもう一声で、メイン広角カメラはもちろん、超広角カメラと比べても一見で眠いところを画像処理で線が太くなってる感が否めない。
- とはいえ、77mm 相当だった iPhone 13 Pro の望遠カメラの画質と比べて、また他社スマホの望遠カメラの画質と比べて、明確に良し悪しつけられるものでもないから、現状のスマホ望遠カメラの画質としては仕方ないのかも。

- 前回記事でも書いたが、最短撮影距離の短さはとにかくストレス!
- レンズ交換式カメラだと望遠レンズで 1m と言われても「遠いなぁ」とは思ってもストレスまでにはならないが、接近戦の多いスマホ撮影で 1m の最短撮影距離は厳しい。
- メイン広角カメラも最短撮影距離は長めで、寄るとマクロ用の超広角カメラに切り替わるが、24mm 相当のカメラが 13mm 相当のカメラで撮ったトリミング&拡大になってもまだスマホだと目をつむれるが、さすがに 120mm 相当の画角を 13mm 相当のカメラで撮った写真のトリミング&拡大で見せられては、いくらスマホ写真でも許容範囲外。
- 望遠カメラに期待したい後ボケはよろしくないが、屈曲光学系だから仕方ないかな…

- あと、当たり前だが、120mm 相当の望遠となるとセンサーサイズが小さなスマホカメラでもピント位置合わせは割とシビア、場合によっては枚数を撮って保険かけておく必要がある。
- 動画撮影時で顕著だが、120mm 相当(動画だと 150mm 近く?)の望遠カメラだとファインダーがないとちょっと動体を追うのは難しい(逆光時では特に)。
- などと小言はいくらでも出てくるが、それでも 120mm 相当の望遠カメラは便利に使っていて、もう手放せない。

- iPhone 13 Pro にはなくて不便していた標準域の画角、48mm 相当の2倍モードはかなり多用していて、下手すると 24mm 相当で撮影するのと同じくらいの枚数を撮ってるかも。
- そんなこともあって、「写真を撮る」という意識がある時以外に、「とりあえずカメラも持って行っておこうか」という意識でレンズ交換式カメラを持ち歩くことはなくなった。ようやく踏ん切れた。
- 購入前は気にも留めていなかった、どうでも良い機能と思っていた、通常の写真モードで撮っても勝手に後からポートレートモードにできる機能が思いの外、良かった。

- ポートレートモードで撮れば、後からピント位置が変えられたり、被写界深度を変えられるのは知っていたし、13 Pro の時から使えていたけれど、毎回わざわざポートレートモードに切り替えて撮るかと言われれば撮らないから、勝手に後からポートレート可能にしてくれるのは割と素晴らしい👏
- アップルとしても、そういったポートレートモードの機能を積極的に使ってほしいが、いちいちポートレートモードで撮る人が極めて少ない現状を見て、こういう機能を入れたのだろうと思うし、ナイスだと思う。
- ただし、後からポートレートモードを可能にできる写真になるかどうかの境界が曖昧で、同じような構図でもポートレートモードになったりならなかったりがあって、そこは微妙。
- 後からポートレートモード可能という機能があるなら、カメラモードからポートレートを削っても良いのに…と思ったり(通常の写真モードでも被写界深度変えられる機能が付いたし)。
- というか、カメラモードが多すぎて誤タップで意図しないモードに変わることが少なくないので、設定でカメラアプリに表示される撮影モードを削らせて欲しい。
- iOS 17 で純正カメラアプリに電子水準器が付いたが、従来のサードパーティ製アプリの電子水準器と精度は変わらないので、ないよりはマシって感じは変わらず。
- 一般的な電子水準器表示が付いたけれど、上から撮影時の十字水準器表示機能は維持されたままなのが良かった。あれは地味に便利。
- 13 Pro → 15 Pro (Max) で結構変わった絵作り、いかにも後処理しました臭さが増した出力写真に関しては、まだ慣れないし、これに慣れちゃいけないような気もする…(そういうところは古い人間なのかもしれない)

- 元画質がそれなりの望遠カメラからのデジタルズームは緊急用でしかないと思っているが、最大にデジタルズームした 667mm 相当の写真を見ると、写真としては話にならなくても、遠くに何があるのか確認したい時には良いと思い直した。
(下の写真は淀川の対岸で何か白いものがずっと浮いていて、なんだ?とずっと気になっていたので最大デジタルズームで撮ってみたら、自作のカイトを上げていたっぽい)

- 従来の iPhone カメラ最大の欠点であった逆光時、点光源ありの時の盛大なゴースト、フレアは、確かに今までよりは軽減されているが、なくなったわけではないし、目立つ場合もある。
- 【5】熱問題その他
- 熱対策ファームウェアと言われた iOS 17.0.3 適用後、実際に使っていて以前ほど熱くなることはなくなった、と言えるほどの違いは感じている。
- 以前はカメラアプリで静止画を断続的に数十枚撮ってるだけでも、かなり熱くなっていたが、それは皆無になった。
- 外気温が下がったことによる影響もあると思うが、以前は普通に使っていても多少熱くなることがあったけれど、今は充電中やゲーム、動画編集などをしない限り、暖かさを感じないレベルなので、それなりに改善はあったと思う。
- どうも iPhone 15 Pro Max に変えてから AirDrop が微妙に不安定風味で、連絡先に登録されている目の前の相手へ送れないことが多発している(AirDrop の送信先限定は連絡先のみ)。
- 先日まで使っていた iPhone 13 Pro の時は問題なく送れていたのに、15 Pro Max にしてから送れないことが多く、自宅で自分の Mac にすら送れない時がある。
- AirDrop で送れる時も、送信先を見つける反応が以前よりもたつく時がある。
- 13 Pro からの移行で初めて使っているダイナミックアイランドは、前回記事でも言ったけれど、特に良いとは思えないまま…多少は慣れたけれど。
- 年々処理速度は上がっているとはいえ、もはや普段使いで速度向上を体感できることも少ないほど十分速いが、4K 動画の編集および書き出し速度を見ると「はやっ」と感じられる。
とまぁ、現状はこれくらいですかね。基本的に iPhone 13 Pro と大差ない感覚で使えているし、持ち歩きも同じスタイルで使っています。それでいて画面サイズが拡大したことの恩恵は大きく、ホント
色々迷った点もあったが、今回は iPhone 15 Pro Max を買ってみて正解だったわ
という感じですね。Pro Max のサイズ増、重量増より、自分の衰えた目にはもう画面サイズが必要だということも判りましたし…。今回自分で使ってみて Pro Max の大きな画面が楽だと気づいたので、家族にも勧めようと思っている次第です。
お値段はストレージ 256GB で約 20万円と高額も良いところでしたが、iPhone 13 Pro の下取りや、あまり使う機会のない別の手持ちアイテムの売却で賄えたので、懐具合的にもなんとかなったので、そういう意味でも高い負担なく個人的には大満足しています(AppleCare+ の料金が高くなるばかりなのは辛い😩)。
そんなわけで、iPhone 15 Pro Max に対する個人的な感想、雑感その他については、ひとまず今回で〆になるかと思います。今後また何か特記すべきことが出てくれば書くかもしれませんが、変わらないのが iPhone ですから、各ネタもきっとないと思います。

