生活家電とかそういうものに対しては全く知識がない上、「最新の技術が〜」と言われても今ひとつ興味を覚えないし、エアコンでも「こちらの方が省エネです」と店員に薦められても購入時の価格が安い製品に傾きがちの私ですから、その手の製品を買っても特に本ブログで語ることはありません。

なのですが、今年買った生活家電的な?製品から3つ、使い始めて思うところがあったので、それぞれ簡単に触れておこうと思います。

ただし、レビューとかの類ではなく、それを買ってみようと思った動機と買って使ってみて感じた何かを適当に書き連ねるだけであります。内容は、
  1. 不精者には良いかもと思いつつ迷ってようやく買った「衣類用スチームアイロン」

  2. 缶エアダスターの購入が面倒臭くなったので、ついに/ようやく「電動エアダスター」購入

  3. むかし買って「吸引力が弱いわ」とすぐ使わなくなった「コードレス掃除機」、改めて買ったら歳を食った分だけ「あゝ楽だわ」と安物でも妥協できるようになっていた

この3点であります。どれも面倒臭がりが不精するためのモノとして購入しましたので、雑感もその視点からとなります。ご了承ください。


衣類スチーマー NI-FS790 | 商品一覧 | アイロン・衣類スチーマー | Panasonic

まず今回は、ネット広告その他でも最近よく見かけるパナソニックの衣類スチーマー「NI-FS790」から。シリーズ最上位モデルですが、お値段的にはそう高くない設定であり中間モデルとの価格差も小さいので、買うなら最上位モデルかな、と。


衣類スチーマーはスチームアイロンだけど衣類をハンガーにかけたままアイロンをかけられる、という製品。もちろん、アイロン台を使って普通のドライアイロンとしても使用可能。

本製品の購入動機は、

アイロン掛けは手間で面倒だからできるだけやりたくない…けど、ハンガーに吊るしたままできるなら、不精者の面倒臭がりには良いかも?ちょっとは小まめにやれるかも?


という、不精者が不精するための購入。もちろん、家族に「やっといて」とも言いづらいですし💦クリーニング代も値上がりの折、何でもかんでもすぐクリーニングってのも…ですので。

この手のスチーマーをハンガーに吊るした衣類に使う場合、アイロン台を使ったようにしっかりビシッと仕上げられるものではなく、朝出かける前のシワ伸ばし中心の、簡易アイロン的な使い方になるのですが、それは元より承知。

隅々までビシッとならなくても、シワが目立たなくなればいいや


というお洒落に無頓着な人間の、面倒臭がり的な使い方であり、その目的には合致しています。

特に、夏場に着ることの多い麻混素材はシワシワ大王であり、一度アイロンかけても吊るしてしばらく着てないだけでも微妙な感じになるので、そんな時のちょい仕上げには悪くないですね。Yシャツなんかも着る前に、もう一度当てておくのは良い感じ。

NI-FS790_1


本製品唯一の注意点は、コードレスではないこと

なので、ハンガーからある程度近くにコンセントがある必要があります。その分、コードレススチーマーにありがちなバッテリー切れは気にする必要がありませんけど。

重さ 690g なのでペットボトル1本分+α。決して重くはありませんし、一般的なドライアイロンと比べれば軽いのですが、人によっては片手で持ったままハンガーに吊るした衣類を当て続けるには少々重いと感じる人もいるでしょう(後述するようにスチーム量を減らした小型軽量モデルもあります)。

とはいえ、最大連続使用時間が 7〜11分(モードによる)ですので、成人ならその間、数枚分の衣類を持ったまま当てるくらいは問題ないように思います(必要なら少し休みながら)。

また、国内大手メーカー製だけあって、スチーマーの向きを制限されることもなく、コンセントに挿してから20秒未満で使用可能という立ち上がりの速さも便利です。「出かける前にちょっと当てておこう」と思った時にすぐ使えるのは重要。ま、事前に水を補給する手間、余った水は捨てる手間は必要ですが。

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便利と言えば便利な衣類スチーマーですが、アイロンを持たない手でスチームを当てる部分を伸ばしながら当てるわけですから、当然ながら

衣類をハンガーにかけたまま使う場合
袖口など隅々まであてるのは難しい


です。無理にやろうとすると火傷しかねません。隅々までしっかり当てたい場合は、アイロン台を使ってやるしかありません。

とはいえ、本製品はアイロン台を使って普通のドライアイロンとしても使えますし、その場合の衣類素材に合わせた温度調節も可能(3段階)なので、

衣類スチーマー、ドライアイロン兼用


というのも便利です。

本製品の半額以下で売られている中華系衣類スチーマーの中ではドライアイロンとしては使えなかったり、使うには不安な製品もありますから、ドライアイロン兼用で考えるなら安心した製品を選ぶ方が良い気がします。そもそも本製品の価格自体、上着1枚の値段と比べれば高いわけではないですからね…

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先に書いたように個人的な購入動機は時短より不精なわけですが、1枚〜数枚なら衣類をハンガーかけたまま当てて時短・不精できるものの、

多くの衣類をまとめて当てるなら
アイロン台出してやる方が楽


なことも使ってみれば分かります(仕上がりも綺麗ですしね)。

ハンガーに衣類をかけたまま当てるのも1枚2枚なら、アイロン台出して衣類をハンガーから外して云々するより楽なんですが、まとまった枚数をやるならアイロン台を出してやる方が結果的には楽だし、速い場合も多いように思います。

ですので、ハンガーに衣類をかけたまま当てるのは、あくまで1枚2枚を不精して当てたい時のみだったり、おでかけ前のちょいシワ伸ばしだけ、って感じに落ち着きます。

ただ、本製品の場合はアイロン台を使っても、スチーム、ドライ対応で使えますから、その点は安心です(アイロン台で使うならもっと重量のある製品の方がしっかり綺麗に仕上がると思いますが)。

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また、購入したのはシリーズ最上位の製品ですが、スチーム量が若干少ない分ちょっと値段安めの製品(本体重量は同じ)、またスチーム量はさらに減るけど小型軽量な製品と3タイプあります。



個人的には

一番スチーム量の多い最上位製品を使って
最低これくらいはないとなぁ…という印象


なので、最上位の製品をお勧めしたいですね。スチーム量が少し減ってちょい安、という製品もありますが、価格差はさほどないので、ここでケチる必要はないと思います。

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とまぁ、とりあえず衣類スチーマーを使ってみた感想をまとめると
  • 常に隅々までビシッとしたい/しなきゃいけない人には向かない
  • 何枚もの衣類をまとめて当てるならアイロン台出して当てる方がむしろ時短、楽
  • けれど、面倒臭がりが1枚2枚を、そこそこでいいや、そこそこでいい条件で使うなら楽ちん便利
  • おでかけ前の簡易シワ伸ばしにも重宝する

って感じですね。

衣類をハンガーにかけたまま使えるのがこの手の衣類スチーマーの売りですが、「衣類をハンガーにかけたままでも、アイロン台に置いても、使いたい条件でどちらにも対応できる」点も推しておきたいところ。必要、気分に応じて使い分けられる点で良いですね。

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というわけで、衣類スチーマーを買ってみて目論見通り

面倒臭がり屋、不精者に
アイロンをかける敷居を下げる


利点はあったように思います。アイロンかけるのに、アイロン台出して云々が面倒臭がりには敷居になるんですよねえ。毎日アイロンかけてる方々から「何を言ってるんだ、お前は」と言われるのは百も承知ですが😅

あとは、この手の製品はやっぱり国内大手メーカー製品の方が安心感はあります。ケチって衣類をダメにしたら、安いノーブランド製品との価格差なんて一瞬で吹き飛びますから。

ちなみに、長年ガンバ大阪のファンではありますが、久しぶりのパナソニック製品購入かもしれません💦 ガンバの親会社だからという理由でパナソニック製品を選ぶことは全くないので、自宅内にパナ製品はあまりないんですよねぇ。そういう意味では、今回選んだものが結果的にパナだったのは、ちょっと良かったかもです(笑)

(その2)→ 面倒臭がりが不精するため今年買った生活家電的な3製品【その2】エコより面倒解消で買った電動エアダスター