先月半ばに ASUS から発売された(局所的に)話題のゲーミング UMPC (Ultra Mobile PC=超小型PC)「ROG Ally」を購入していました。パソコンの予約購入は M1 MacBook Air 以来、Windows PC としては記憶を辿っても思い出せないくらい超久しぶりでした。
先月初頭の予約開始時間とともにヨドバシ.com に突入したらカートには入れられたけど決済中に完売となり(後刻、一時的に予約再開されたらしい)、「これは無駄遣いは止めとけという神の思し召しかな?」と思い留まりかけたものの、数分後に Amazon の予約が始まったのでそちらでポチ。
もちろん、konozama には定評のある Amazon ですから発売日には手元へ届かず、1日遅れになりましたが、発売日に何が何でも欲しいという若さ(必死さ)は、もうないので無問題。むしろ数年分溜め込んでいたポイントを利用したので安く買えて?良かったと思うことにしております。
ASUS ROG Ally に関しては、5月の正式発表以降、各 PC/Game 系メディアを始め、Youtuber やブロガーへの貸し出し宣伝が盛んに行われており、レビュー記事、レビュー動画は山ほど上がっているので、今さらド素人がどうこう語るほどでもないかと思います。
UMPC という非常に性能的に制約のあるマシンで重量級の AAA ゲームタイトルがどれくらい動くのか、クオリティに妥協せざるを得ないのか、といった部分も記事、実際のプレイ動画で散々示されてきていますし、最近でも以下のしっかりしたレビュー記事が出ており、情報は出尽くしているかな、と思います。
■ ASUS ROG Allyレビュー。現状最高の携帯ゲーミングPC、Windowsの進化に期待 | テクノエッジ TechnoEdge
■ ポータブルゲーミングデバイス「ROG Ally」直球レビュー - アキバ総研
ですから、当方としては例によってどうでも良い個人の感想というか、チラシの裏の戯言を書き連ねておこうかと思います😅
次回後編では、1ヶ月使ってきて感じたこと、良し悪し、ROG Ally でプレイしたタイトルの実用度(MSFS 2020とか)を記す予定ですが、今回はクソの役にも立たない、老眼始めおメメがすっかり衰えたオッサンが(もう使うのは諦めたはずの)UMPC に再び手を出した、ゲーミング UMPC には初めて手を出した理由を少々記しておこうかと。
ASUS ROG Ally の発売直後から 1ヶ月使って/楽しんできて、
なことは確かですが(老眼云々以外でも色々と)、それでもなお
こと、そして何よりも
という思いを、随分ぶりに UMPC を買って改めて感じています。
老眼云々をはっきり自覚する以前に40を過ぎたくらいから、
と、年齢とともに目の衰えを自覚せざるを得ず、そのことで近年は UMPC を諦めることになり、しばらく購入していませんでしたが、いざ久しぶりに買って触ってみると、自分の嗜好を改めて自覚させられました😅
その昔の Libretto 20/50 から VAIO type U や type P、もっと言うと “ドスモバ” こと MS-DOS ベースの NEC モバイルギアや、“ハンドヘルドPC” と呼ばれた初期の Windows CE 機、変わり者で言えば Linux Zaurus、さらに遡れば EPSON HC-20 や CASIO FP-200 といった “ハンドヘルドコンピューター” を手にしていたくらいなので、三つ子の魂百まで、ではあります。
(と書いてから思い出したが、初期 Libretto は 6インチで VGA、640x480 pixels だったから、今の 7〜8インチで 720p や 1080p ディスプレイと比べれば、ずっと文字サイズはデカかったのかも…ドスモバも確認したら文字サイズはそれなりにデカかった)
自分自身では、「この手のガジェットが好きとはいえ、何もかも無条件に肯定するほど愛は深くない」と思っていますが、
そんな印象を持ってしまうからには ROG Ally の公平冷静なレビューなど元々無理な話です。
ともあれ、
そう思って GPD その他の UMPC、ゲーミング UMPC を横目で(問題なく使える人を羨ましく)眺めつつスルーしてきたのですが、今回の ASUS ROG Ally にはとうとう転んでしまいました。
今まで UMPC、ゲーミング UMPC を我慢、スルーできていたのに ROG Ally を買ってしまった理由というのは、以下の3点。
とまぁ、ダラダラと書いてきましたが、他にも細かい理由として、
先月初頭の予約開始時間とともにヨドバシ.com に突入したらカートには入れられたけど決済中に完売となり(後刻、一時的に予約再開されたらしい)、「これは無駄遣いは止めとけという神の思し召しかな?」と思い留まりかけたものの、数分後に Amazon の予約が始まったのでそちらでポチ。
もちろん、konozama には定評のある Amazon ですから発売日には手元へ届かず、1日遅れになりましたが、発売日に何が何でも欲しいという若さ(必死さ)は、もうないので無問題。むしろ数年分溜め込んでいたポイントを利用したので安く買えて?良かったと思うことにしております。
ASUS ROG Ally に関しては、5月の正式発表以降、各 PC/Game 系メディアを始め、Youtuber やブロガーへの貸し出し宣伝が盛んに行われており、レビュー記事、レビュー動画は山ほど上がっているので、今さらド素人がどうこう語るほどでもないかと思います。
UMPC という非常に性能的に制約のあるマシンで重量級の AAA ゲームタイトルがどれくらい動くのか、クオリティに妥協せざるを得ないのか、といった部分も記事、実際のプレイ動画で散々示されてきていますし、最近でも以下のしっかりしたレビュー記事が出ており、情報は出尽くしているかな、と思います。
■ ASUS ROG Allyレビュー。現状最高の携帯ゲーミングPC、Windowsの進化に期待 | テクノエッジ TechnoEdge
■ ポータブルゲーミングデバイス「ROG Ally」直球レビュー - アキバ総研
ですから、当方としては例によってどうでも良い個人の感想というか、チラシの裏の戯言を書き連ねておこうかと思います😅
次回後編では、1ヶ月使ってきて感じたこと、良し悪し、ROG Ally でプレイしたタイトルの実用度(MSFS 2020とか)を記す予定ですが、今回はクソの役にも立たない、老眼始めおメメがすっかり衰えたオッサンが(もう使うのは諦めたはずの)UMPC に再び手を出した、ゲーミング UMPC には初めて手を出した理由を少々記しておこうかと。
ASUS ROG Ally の発売直後から 1ヶ月使って/楽しんできて、
予想どおり自分には色々厳しい点あり
なことは確かですが(老眼云々以外でも色々と)、それでもなお
楽しくしっかり使えている
こと、そして何よりも
やっぱりこの手のデバイスは大好きだわ
という思いを、随分ぶりに UMPC を買って改めて感じています。
老眼云々をはっきり自覚する以前に40を過ぎたくらいから、
10代20代はもちろん、30代の頃と比べても徐々に細かい文字が見づらくなってきたなぁ
と、年齢とともに目の衰えを自覚せざるを得ず、そのことで近年は UMPC を諦めることになり、しばらく購入していませんでしたが、いざ久しぶりに買って触ってみると、自分の嗜好を改めて自覚させられました😅
その昔の Libretto 20/50 から VAIO type U や type P、もっと言うと “ドスモバ” こと MS-DOS ベースの NEC モバイルギアや、“ハンドヘルドPC” と呼ばれた初期の Windows CE 機、変わり者で言えば Linux Zaurus、さらに遡れば EPSON HC-20 や CASIO FP-200 といった “ハンドヘルドコンピューター” を手にしていたくらいなので、三つ子の魂百まで、ではあります。
(と書いてから思い出したが、初期 Libretto は 6インチで VGA、640x480 pixels だったから、今の 7〜8インチで 720p や 1080p ディスプレイと比べれば、ずっと文字サイズはデカかったのかも…ドスモバも確認したら文字サイズはそれなりにデカかった)
自分自身では、「この手のガジェットが好きとはいえ、何もかも無条件に肯定するほど愛は深くない」と思っていますが、
自分の衰えたお目目には難しい部分、自分がプレイしたいタイトルには性能的に厳しい部分などのネガティブ要素があったとしても、それを超えて「コイツなかなか良いよなぁ」と思ってしまうね
そんな印象を持ってしまうからには ROG Ally の公平冷静なレビューなど元々無理な話です。
ともあれ、
このおメメではもう UMPC を使うのは無理だな
いつまでも興味はそそられるけど、使えそうにないことを考えるともう買えないよなぁ
そう思って GPD その他の UMPC、ゲーミング UMPC を横目で(問題なく使える人を羨ましく)眺めつつスルーしてきたのですが、今回の ASUS ROG Ally にはとうとう転んでしまいました。
今まで UMPC、ゲーミング UMPC を我慢、スルーできていたのに ROG Ally を買ってしまった理由というのは、以下の3点。
- 理由1)Winゲームを、MSFS をやっぱりプレイしたいです…最低限でいいから…
- メジャーなゲームハードは揃えて、それなりにプレイしていた時期もありましたが、今は Nintendo Switch のみ。それも最近の稼働率は低いまま。ゼルダ新作も興味はあれど、買っても積まれそうな気がして手を出せず。
元々、アクションゲー、特に一大ジャンルである FPS 系は下手っぴだし、かと言ってシミュレーションゲームも集中力が続かなくなって昔のようにガリガリやり込めない。Switch で買ったソフトも、値段の元を取った製品は何割やら…
年齢的にますます動体視力も反射神経も鈍っていくばかりだし、集中力の持続も落ちてきたから、プレイ時間の確保も含めて、もうゲームを本格的にやることもないのだろうなぁ
なんて思って(諦めて)いるものの、実際のところゲームに対する興味を失ったわけではなく、ちらほら横目でゲーム関連の情報は見ていました(ゲームだけでなく随分前に引退した自作パーツの情報もですが)。
(FORZA 5は初プレイ)
そして何より、フライトシミュレーターが昔から好きで、特に MSFS (Microsoft Simulator) は前世代(と言っても15年以上前)の MSFS X までは結構プレイしていたものの、十数年ぶりに復活した現行の 2020 は未プレイ(そもそも Windows 機は仕事用ノートPC だけ)。
ですから、「ゲームはあまりしなくなったけど、MSFS 2020 や DCS World はずっとプレイしたかった」というのはありました。むかし買ったフライトスティックも押し入れの奥に寝ていましたし…(ROG Ally 購入後に引っ張り出したらプラスティックが劣化していて割れて使えなかったけど😅)
なので、ここ数年、何度もゲーム用の、MSFS 前提の Windows PC を買おう、場合によっては超久しぶりに自作しても…なんて思っていたのですが、MSFS 2020 も DCS World も数あるゲームの中でもトップクラスの超重量級タイトル。
なので、綺麗なグラフィックで極めて快適なプレイと考えるとハイエンドの CPU と GPU が必須となるソフトですから(掲示板で質問した初心者がパーツ構成で責められる光景はよく見た)、冷静に考えてしまうと
- MSFS 2020 も DCS World も求めていくと際限なく金のかかる超重量級タイトルだから、どこで妥協するか、どれくらい金をかけるべきなのか?
- そもそも大枚叩いてゲーム用 PC 買って/作っても、Switch ですらロクにプレイできていない現状を考えると、買ったは良いが稼働率低くて無駄遣いになる可能性大
- せっかく数年前にデスクトップパソコンを全面廃止&機材整理してスマートにしたのに、電力バカ喰い&爆熱発生機となるゲーム用デスクトップPC とかもう置きたくない
- ノートパソコンも現状2台が机周りに置かれているのに、ゲーム用に3台目?は気が進まないし、性能的にもコスパ的にも中途半端になりそうだしねえ
と、ネガティブ要素ばかりになって、購入の具体化には全く至らず。
昨年、良い機材(Ryzen 9 5950X & GeForce RTX 3080) を持つ知人宅で久しぶりに MSFS 2020 をプレイさせてもらってからは気持ちが再度盛り上がったものの、本気で考えると
機材選びの妥協点に悩んで結局なしに
となってしまいました。出費、稼働率、電力食い、爆熱を考えると、盛り上がった気持ちはクールダウン。きっと、今後も「プレイしたいと思うだけで終わるだろうな」と思っていました。
(USB PD 65W で行けるはずだけど癖あり)
ところが、4月に ASUS ROG Ally が先行予告発表され、話題になっているのを見ながら、
目の衰え、老眼からもう UMPC は買えない、使えない、と思っていたけど、いっそ、これで妥協して Windows ゲーム機とするのもアリかもな?
と思い始めたのが、購入への始まり。
新世代の SoC APU をいち早く採用して、ゲーミング UMPC だから場所を取ることもないし、発熱も最小限、電源は USB PD(実際には癖あり)、お値段も(今までのゲーミング UMPC と比べて)リーズナブル。
もちろん、最新の SoC 搭載で CPU が Zen4 世代、GPU も RDNA3 世代と AMD 最新アーキテクチャ世代になって、前世代のチップ(Ryzen 7 6800U など)より高速化しているとはいえ、AAA 重量級ゲームタイトルをハイクオリティでプレイするのは不可能で、それは元より承知。
逆に言えば、普通にゲーム用 PC を買うのに出費と稼働率、消費電力や爆熱のことを考えて踏み切れないままだったので、
色々考えて買わないままより
最低限まで妥協して始めるのも良くね?
という気持ちに。最初の一歩というか、Windows ゲーム復帰への一歩というか。
処理能力の低さからゲームプレイ時に制約の多くなるゲーミング UMPC は、ゲーミングサブ機として割り切って使う、本気ゲーミング用メイン機は別にある、という人も多いようですが、最初の一歩を敢えてここから入るのも悪くないかなー、と。
(私の場合、Apex Legends や Fortnite に代表される FPS/TPS バトロワ系ゲームをしないので、高 FPS、高グラフィックスへのこだわりは妥協しやすいというのもあります)
(スリープでも光るのを消すところから設定開始😅)
5月の正式発表以降、国内外のレビュー記事/動画を見て、ゲーミング PC、ゲーミングノートPC のようには当然行かないけれど、それなりにクオリティに妥協すれば(DCS World は厳しそうだけど)概ね遊びたいタイトルは遊べそうと判ったのも購入してみた理由の一つ。
一世代前のゲーミング UMPC(Ryzen7 6800U 搭載)で MSFS 2020 をプレイしたレビューで、クオリティを最低レベルまで落とせばそれなりに動く(楽しむ程度なら問題ない 30fps をクリアできる)ことが判り、それなら1世代進んだ ROG Ally ならもう少しクオリティを上げられるかも?と期待したこともありました。
実際 ROG Ally で動かす MSFS 2020 ですが、純正アップデート+α程度なら「ミドル」クオリティで 1080p / 30fps 前後出ますので、適当にプロペラ機で遊覧飛行して離着陸程度ならあまり問題を感じることはありません(ちょっと先の地面まで描写しきれない寂しさはありますが)。
ハイクオリティな追加 MOD を入れた東京などでは「ミドル」クオリティだと 25fps を切って入力遅延も若干あったりするのでを(かなり描写クオリティの下がる)「ローエンド」クオリティにする必要がありますが、、そこは仕方ないですね。
まぁ、MSFS に関しては描写クオリティやシミュレーターとしての本気度を望めば、最高レベルの GPU だけでなく CPU もメモリも SSD もハイエンドへ…となってしまうので、
妥協するなら徹底的に妥協
で(少なくとも今は)良いのかと割り切りました。カメラ機材のことを思えば、徹底的にハイエンドで…というのも不可能ではないけれど、そんな爆熱爆電力食いマシンは置きたくないし(少なくとも夏の間は絶対嫌)、それだけ金かけてもどれだけ使うやらですから…😥
もちろん、衰えたお目目では極小文字の 7インチ&フルHD 液晶で全てをこなすのは無理ですから、セットアップを中心に外部ディスプレイに接続して使う時間が多いだろうことは購入前から想定済み。実際この1ヶ月間においても、外部ディスプレイに繋いで楽しんでいる時間の方が多いです😅
そうなると、同じ10万円出すなら RTX3050 を積んだ廉価ゲーミングノートPC を買った方が遥かに実用的という話になりがちですが、そこはそれ、
実用的なゲーミングノートより
妥協と苦労の多いUMPCの方が好き
という性分から、普通の安いゲーミングノートPC を買っても楽しくはなく、自分が買いたくなる、買って楽しいのはやっぱりこういうデバイスだった、というわけです😓 - 理由2)初めての大手メーカーの参入製品
- かのネットブックブーム時代が過ぎ去った後、超小型ノートパソコンを牽引してきたのは、今に繋がる UMPC の祖とも言える GPD を始め、AYANEO、ONE-NETBOOK (ONE X PLAYER)、AOKZOE などの中国メーカー。
私も GPD シリーズは何度も転びかけたものの、前述のとおり衰えるおメメのこともあって踏み切ることができませんでしたが、それはやっぱり中華製品あるあるの個体差、初期不良の類、サポートに対するハードルもありました。
それを思うと、今回大手パーツメーカーであり ROG というゲーミングパソコンを作ってきた ASUS が、ゲーミング
UMPC を手がけた製品というのは、それなりに安心感はありました。
ASUS のサポートも決して良くないのは知っているけれど、それでも製造時の不良率は違うだろうし、小さな代理店扱いよりは…と、もうマニアとかではなく一般人としては思うわけです😅
ASUS ROG Ally 発表/発売以降、同クラスのプロセッサである Ryzen 7 7840U が搭載されたゲーミング UMPC が、AOKZOE (A1 PRO)、AYANEO (2S)、GPD (GPD WIN Max 2 2023)、ONE-NETBOOK (ONEXFLY) など既存の UMPC メーカーから発表されました。
メモリ 16GB はともかく、ストレージが 512GB というのは絶対に不足するので(MSFS だけでも 150〜200GB 食うので)、それらのメーカーのメモリ 32GB、ストレージ 1TB のモデルを買った方が…と思わなくもなかったのですが、やっぱり ASUS というブランドが効いたところはあります(後述する他の理由もあるけど)。
そもそも ASUS がゲーミング UMPC を出す、ということで話題になっていなければ、前項のような気持ちになっていなかった、またゲーミング UMPC メーカーが新世代のモデルを出すのね、で終わっていたかもしれませんから、そういう意味でも ASUS が出した、というのは私にとって大きな理由だったように思います。 - 理由3)最新チップを積みながらダメ元チャレンジがギリ可能な価格
- 前述のとおり、おメメの衰えで細かい文字がまともに見えなくなってきたからと UMPC 系デバイスは諦めてきた中、お手軽に Windows ゲームのプレイを復活させようと ROG Ally 購入に踏み切ったわけですが、
買っても稼働率が低い可能性
を考えると、ROG Ally の 10万円ちょいというお値段は魅力的でした。
チップは最新で、ディスプレイも高リフレッシュレートに対応でちゃんとネイティブランドスケープの液晶を採用していて、持ちやすさも○。だけど、メモリとストレージは最小限構成で、バリエーションも用意されない。
前項で書いたとおり、ストレージ容量は明らかに自分にとって少ないけれども、どれだけ使うか、プレイするか分からないのに恐る恐る買う私にとっては、
割り切った仕様でも初期投資が安い
仕様は歓迎だったと言えます。
他の中華ゲーミング UMPC メーカーのようにバリエーションがあると、そこで迷って買えなかったり、買うとしても私の性格上「分からないなら上位モデル」を買うことになるので、お試し、恐る恐る買ってみるなら、ROG Ally のやり方で良かったと思っています。
(いくら満金仕様でも20万超は…orz)
ま、ストレージは足りないし、容量増設のために 512GB MicroSDXC カードを買ったけど、巷で話題になっている SD カードスロットの熱トラブルっぽいことに私もぶち当たって使えずにいるけれど、それでもまぁ最初の、復帰の一歩が最小限投資で済むのは良かったと思っています。
ダメもとで買える値段
と言えるほど安くはないですが、ある程度割り切って買える値頃感というのは大事で、これが 15万円とか言われると、いくら他に魅力があったとしても二の足を踏んでいましたからね。娯楽品ですからね。
とまぁ、ダラダラと書いてきましたが、他にも細かい理由として、
- コントローラーの配置が Xbox 系で、左右のジョイスティックと十字ボタン、ABXYボタンが並行ではなく斜め配置になっているのは好み。
(ただ、店頭実機サンプルを使ってみた段階からジョイスティックが軽すぎるのは問題点だった) - レビュー記事でも発売前の店頭実機を触っても、この手のデバイスにしてはファンがうるさくないこと(過去には騒々しい量販店店頭で触っていても負荷かけると爆音ファンが聞こえるゲーミング UMPC もあった…)。
- ゲームする時間も気力もなかなか取れないけど、ゲーミング UMPC なら寝モバでも使えるから少しはプレイ時間が取れそう…かな?
という点がありました。
反面、購入してからの稼働率問題、自分の弱りまくったおメメがこの小さな液晶に耐えられるかという問題、MSFS 2020 や Cities などの重量級タイトルに耐えられるか問題、少なすぎストレージ容量…色々と懸念はありました。
が、とにかく
Windows ゲーム復帰は
まずはこの辺から気楽に再開
まずはこの辺から気楽に再開
ということで、購入に踏み切りました。
結果、この1ヶ月は買って正解だったと思っていますし、思いのほか使っています。
そんなわけで、この1ヶ月、使ってみての感想まとめは次回に。
(後編)→ ゲーミングUMPC「ASUS ROG Ally」購入から1ヶ月【後編の前編】 〜割り切って割り切って、だけど悪くない