梅雨も後半戦ということで、午前中から30℃超えの蒸し暑さも普通になったうえ、私も家族も体調も崩して書いたブログ記事もすっかり載せ流のを忘れておりました。さらにこんな季節になれば、自転車に乗る気分も雲散霧消、どこかへ行ってまでサイクリング/ポタリングする気力は秋まで起きることはなさそうです。
なので、春に購入した GoPro の活用機会もしばらくは減りそうで、今月初めのガンバ大阪・福岡アウェイや防府航空祭へ行った時の記録が当面の最後になりそうな感じです。まぁ夏は溜まった動画の整理に充てる時期ということで良いかな、と思っています。
ともあれ、初代 GoPro 登場から何度か購入への誘惑に誘われたのを我慢してきたのに、この春、さくら🌸サイクリングをしていたら、何年かぶりに “GoPro 欲しい病” にかかり、でも「しばらく待っていれば、この熱も通り過ぎるだろう」と思っていたのに、GoPro 直販サイトでセールが始まって思わず購入したのが4月半ば。
■ 買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【前編】
■ 買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【後編】
購入当時のセールは終了したものの、セール終了と同時に値下げされてサブスクリプション加入なしでも以前より安く買えるようになったようです。
と書いていたら、また新たなキャンペーンが始まったようで(記事執筆時)、価格はサブスク非加入前提になって以降の通常価格(62,800円)のままですが、予備バッテリー1個と 32GB microSDXC カードが付くようです(上記)。
4K、5.3K の動画を撮るのに 32GB 程度の SDXC カードをもらったところで予備にもならないようなオマケですが、予備バッテリーは(私のように入門者には)有り難いかもしれません。普通に買うと予備バッテリーは2個セットのみで、1個買いはできないですからね。
私はライトな使い方しかしていないし、1日最大 40〜50GB くらいしか撮っていないので、今のところ(何故か手元に余っていた)128GB microSDXC カード(U3、A2、V30 規格)と、アクセサリーセット付属だった予備バッテリー1個で賄えています。ただ、バッテリーは(もちの悪い)冬に向けて追加はする方向で考えています。
セールの件はさておき、私の GoPro 購入目的だった「自転車走行中の周辺風景を撮る」ための自転車用マウント/サイクルヘルメット用マウントアクセサリーは本体と同時購入し、GoPro 本体が手元に届くと同時に色々と試してみて、その結果、自分なりの感想を色々と紹介してきました。
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)
■ 歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント
この4種類+マグネティック・スイベルクリップを自転車走行時の周辺風景記録用として使ってきて、どれも(悪い意味ではない)一長一短でしたので、その時の条件によって使い分ける感じになっています。
また、元々「自転車走行時の周辺風景が撮りたい」目的で買ってみたわけですが、それだけでは勿体ないと感じて、
としても使うようになりました。
■ [GoPro HERO11] バッグストラップ装着での手ぶら歩行撮影の縦動画サンプル
先の TELESIN バッグストラップマウントや純正マグネティック・スイベルクリップをバッグストラップに付けて、歩きながらの景色を撮りっぱなしにしておく使い方です。(どれほど使うかも判らない)三脚アダプターも含めて一通り使う可能性のあるマウントアクセサリー類を揃えてしまいました。
■ 脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】
■ 脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【後編】
■ GoPro クイックリリースバックル対応の三脚穴マウント&アルカスイスプレート対応マウント
当初目的である「輪行してどこか風光明媚なところでサイクリングした際の周辺風景撮影」だけでなく、お出かけ先の撮りっぱなし歩き撮影、行動記録的撮影にも使うようになって、最近私自身が求めている
が、ある程度実現できるようになり、自分のお出かけスタイルに少し変化をもたらしてくれた感じはあります。
そのことについては後日また思うところをウダウダ書き連ねることにして、今回は購入から感じたこと、気づいたことをメモしてきましたので、以下それを適当にまとめて列挙しておきたいと思います。
自分にとってアクションカメラは初物ですので、経験ある方には「何を言ってんだ?」的なこともあろうかと思いますし、行動時に気づいたことがあってもメモできず書き留めていないことも多いと思いますが、ひとまず1ヶ月使ってきたことのまとめとして置いておきます。
というわけで、4月半ば購入以来、長々とアレコレ書いてきた GoPro HERO11 と関連アクセサリー雑感でしたが、ひとまずここで区切りをつけておきます。
と言いながら、書き残した購入アクセサリー類や書きかけの雑文もあるので、時間をおいてまた少し載せるかもしれません。とりあえず早うクソ暑い夏が過ぎて10月11月になりますように……🙏
なので、春に購入した GoPro の活用機会もしばらくは減りそうで、今月初めのガンバ大阪・福岡アウェイや防府航空祭へ行った時の記録が当面の最後になりそうな感じです。まぁ夏は溜まった動画の整理に充てる時期ということで良いかな、と思っています。
ともあれ、初代 GoPro 登場から何度か購入への誘惑に誘われたのを我慢してきたのに、この春、さくら🌸サイクリングをしていたら、何年かぶりに “GoPro 欲しい病” にかかり、でも「しばらく待っていれば、この熱も通り過ぎるだろう」と思っていたのに、GoPro 直販サイトでセールが始まって思わず購入したのが4月半ば。
■ 買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【前編】
■ 買おうかな?どうしようかな?と迷ってる時にセールが始まったら、ついポチっちゃうのは仕方ないよね 〜GoPro HERO11 購入【後編】
購入当時のセールは終了したものの、セール終了と同時に値下げされてサブスクリプション加入なしでも以前より安く買えるようになったようです。
と書いていたら、また新たなキャンペーンが始まったようで(記事執筆時)、価格はサブスク非加入前提になって以降の通常価格(62,800円)のままですが、予備バッテリー1個と 32GB microSDXC カードが付くようです(上記)。
4K、5.3K の動画を撮るのに 32GB 程度の SDXC カードをもらったところで予備にもならないようなオマケですが、予備バッテリーは(私のように入門者には)有り難いかもしれません。普通に買うと予備バッテリーは2個セットのみで、1個買いはできないですからね。
私はライトな使い方しかしていないし、1日最大 40〜50GB くらいしか撮っていないので、今のところ(何故か手元に余っていた)128GB microSDXC カード(U3、A2、V30 規格)と、アクセサリーセット付属だった予備バッテリー1個で賄えています。ただ、バッテリーは(もちの悪い)冬に向けて追加はする方向で考えています。
セールの件はさておき、私の GoPro 購入目的だった「自転車走行中の周辺風景を撮る」ための自転車用マウント/サイクルヘルメット用マウントアクセサリーは本体と同時購入し、GoPro 本体が手元に届くと同時に色々と試してみて、その結果、自分なりの感想を色々と紹介してきました。
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)
■ 歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント
この4種類+マグネティック・スイベルクリップを自転車走行時の周辺風景記録用として使ってきて、どれも(悪い意味ではない)一長一短でしたので、その時の条件によって使い分ける感じになっています。
また、元々「自転車走行時の周辺風景が撮りたい」目的で買ってみたわけですが、それだけでは勿体ないと感じて、
お出かけ先の歩き撮影・行動記録
としても使うようになりました。
■ [GoPro HERO11] バッグストラップ装着での手ぶら歩行撮影の縦動画サンプル
先の TELESIN バッグストラップマウントや純正マグネティック・スイベルクリップをバッグストラップに付けて、歩きながらの景色を撮りっぱなしにしておく使い方です。(どれほど使うかも判らない)三脚アダプターも含めて一通り使う可能性のあるマウントアクセサリー類を揃えてしまいました。
■ 脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】
■ 脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【後編】
■ GoPro クイックリリースバックル対応の三脚穴マウント&アルカスイスプレート対応マウント
当初目的である「輪行してどこか風光明媚なところでサイクリングした際の周辺風景撮影」だけでなく、お出かけ先の撮りっぱなし歩き撮影、行動記録的撮影にも使うようになって、最近私自身が求めている
写真を撮ることからの解放と
記録を撮っていることの両立
記録を撮っていることの両立
が、ある程度実現できるようになり、自分のお出かけスタイルに少し変化をもたらしてくれた感じはあります。
そのことについては後日また思うところをウダウダ書き連ねることにして、今回は購入から感じたこと、気づいたことをメモしてきましたので、以下それを適当にまとめて列挙しておきたいと思います。
自分にとってアクションカメラは初物ですので、経験ある方には「何を言ってんだ?」的なこともあろうかと思いますし、行動時に気づいたことがあってもメモできず書き留めていないことも多いと思いますが、ひとまず1ヶ月使ってきたことのまとめとして置いておきます。
- 1)GoPro HERO11 の機能・画質等
- 世代を重ねて機能を増やして、ある程度細かい設定もできるようになったが、基本的にはお任せで撮れる、主要機能(動画)以外ではお任せメインになっているのは、お手軽動画撮影デバイスとして正しい印象。
- 4K、5.3K が撮れるとはいえ画質が大して良いわけではないので、多すぎない(細かすぎない)設定項目数とのバランスはちょうど良いと感じた。
- 動画の画質はハッキリ言って iPhone 13 Pro のような最近のハイエンドスマホの方が圧倒的に綺麗。処理能力の違いから撮影時の画像補正レベルが段違いで、パッと見の見栄えがだいぶ違う。
- 静止画撮影はオマケ。スマホで撮った方が断然綺麗だし、最近は安価なミドルクラスのスマホでも超広角カメラは入っていて、そっちの方が綺麗。
- タイムラプスを撮る機会は少ないけど、いざ撮りたくなった時にスマホだとその間使えないことが嫌で撮らないこともあったので、小型軽量な GoPro を(念の為でも)持っていけば気楽に撮れるようになったのは、個人的に良い点。
- 近年タイムラプス系に追加された付加機能は面白そうで使ってみたいけど、なかなか使う機会はなさそう。それで何の問題もないけど、ちょっと悔しい気も。
- GoPro HERO11 で追加された 8:7 動画はスクエアに近く、切り出して縦動画に向いているので、Instagram ストーリーや TikTok へのアップ用に最適でとても良い。
- ただし、静止画撮影含めて手持ちで 8:7 などの超広角撮影すると指が入りまくる😅
- 撮影時の画面比率 16:9 と 4:3(と 8:7)はあるけど、3:2 がないのはスチル派としては残念というか、違和感あり。
- ご自慢のぶれ補正 (HyperSmooth) は確かに素晴らしく、今までスマホ固定で撮ってた自転車走行動画では路面からの振動その他で映像を何分も観ていられなかった(目の疲れ、酔いそうな気持ち悪さ)のに対して、GoPro HERO11 では完全ではないけれどだいぶ観ていられるスムースな動画になった。
- ただし、手ぶれ補正を強力に入れすぎたことで動きがスムースになり過ぎて速度感や動き感が減る印象もあるので、塩梅が難しい(手ぶれ補正を通常オンにするかブーストにするか悩むことも)。
- 激しい動きの補正具合と比べると歩き動画のようなゆっくりした動きの方が補正しきれないことも多いのかな?歩いてる時の縦の動きは補正対象外なのかな?と思わせるところはある。
- GoPro HERO11 のブレ補正は手持ちの iPhone 13 Pro より優れていると感じるが、友達の iPhone 14 Pro を触った時に感じた、進化した動画撮影時のブレ補正の印象と比べると、歩行&手持ち(自撮り棒)時のブレ補正は近い将来変わらない程度になりそう…
- 画質も手ぶれ補正もハイエンドスマホとの比較で決して明確な優位性はないが、GoPro は(単機能だけど)ずっと安くて小型で、何よりずっと手荒に扱っても大丈夫な安心感という大きな差があるので、個人的にはあまり被らない印象(詳しくは後述)
- リニア以外の広角以下の画角は魚眼レンズらしい歪みが顕著なので、私の目的のような自転車走行中や歩きながらの周辺風景記録に使うのは難しい印象で(そもそも超広角は寄ってナンボだし)、画角は狭くなるけど歪み補正の入ったリニアモードの利用が多い
- 広角・超広角はカメラでも水平を撮るのが難しい上、小さな背面液晶や連携スマホのタイムラグのあるプレビュー画面で水平を調整するのはかなり面倒で、それだけに水平ロック(水平維持)機能が非常に重宝する。
- スリングバッグやショルダーバッグの斜め掛けストラップへ GoPro を(マウント側で角度調節なしに)そのまま固定しても水平ロック機能で強引に水平にしてくれるのは超便利。
- GoPro 脱着時に毎回きちんと水平を撮るのは面倒なので、気軽な撮りっぱなし行動記録的な撮影では大変助かる。
- 水平ロック機能は大変便利で多用しているが、画角が狭くなる欠点は許容できるものの、自転車走行時の記録ではコーナーで車体や身体がバンクしていても映像は水平のままスライドして曲がっていくように撮れるので、走行感がない動画になるのが悩みどころ(だけど、水平ロックなしだと水平の取れない動画が撮れてしまうのは絶対嫌なので悩みどころ)。
- 手ぶれ補正のオンオフ、ブレ補正ブーストのオンオフによって画角が結構変わるので、時には事前確認が必要。リニアだと全部オフで 21mm 相当、オンで 23mm 相当、ブーストだと 28mm 相当、広角だと 13mm 相当〜21mm 相当、超広角 SuperView では 12mm 相当〜 18mm 相当。
■ 視野角(FOV)情報 GoPro | タジマモーターコーポレーション - 気温30℃くらいでも連続20分くらいのタイムラプスで高熱中断が発生したので、暑い時期はやっぱり短時間撮影限定かな?と(これだけ小さいボディだから止むを得ない)。
- 2)GoPro HERO11 本体の使い勝手
- 先にも書いたけど、GoPro の良さは堅牢性も含めた扱いの気楽さがとても良い。
- レンズ交換式カメラはもちろん、スマホも最近は高価なので、庶民的にはどうしても扱いが丁寧に、恐る恐る的なところが出てしまうが、5万円とお手頃価格でアクションカメラとして堅牢性・耐久性重視な GoPro は多少雑に扱っても大丈夫、という安心感が嬉しい。
- GoPro が手元に届いて翌日にはアスファルトへ落下、転がしてしまったが傷ひとつなく、良さを実感。
- GoPro HERO11 の起動は(今時のカメラとしては)そんなに速くないが、ストレスを感じるほどではない。
- スリープ時に録画ボタン一発でスリープ解除から録画開始まで行くのは便利。だが、その場合は録画が終わるとスリープへ戻る仕様なのは良し悪し両方。
- 電源ボタン短押しで、動画、静止画、タイムラプスのモードが切り替わっていくのは、かなり不便で誤操作が多くてストレス(撮影モードなんてそう変えることないのに、何でこんな操作性一等地に割り当てられてるのやら)。
- 動画撮影が始まると背面液晶が消えるのは、処理能力上の問題かもしれないが、アホかという残念仕様(こういうことがあるとスマホの方が便利、となる)。
- ハイエンドスマホを見慣れていると背面液晶の質は正直微妙すぎて、日中外光下だと見やすくはなく、よく言ってギリ実用範囲(少し前の液晶時代のミドルクラススマホ画面レベル)。
- 背面液晶のタッチパネルのチューニングも今ひとつ(必要な時の反応は決して良くないのに、誤タップ的な動作も多い)。
- 撮影画面の UI はさほど悪くないが、設定画面や再生画面の UI は古臭過ぎて明らかに使いづらい(過去モデルとの操作性継承があるから大幅変更は難しいだろうけど、いつか何とかした方が…)
- 設定のカスタマイズができて自分設定が作れるのは良いけれど、設定選択画面の並びを変えたり、もう少し分かりやすくできないかな?とは思っている。
- 正面側の液晶は小さくて撮影時画像確認も含めて非実用的(特に老眼入ってるとほぼ無理)、カウントダウンの数値など一部を除いて使い道はないと感じるが、小型化の代償だから特に気にならない。
- なので、正面側液晶が(ライバル機と違って)タッチパネルじゃないのが〜という批判にも賛同する以前の話。
- 背面液晶は(アクションカメラゆえに)固定だし、正面側液晶も小さいので VLOG には向かないが、行動記録を撮るようになったとはいえ、自撮りをする予定も可能性もないので問題ない(おっさんが自撮りして堂々と世に晒せてる人は凄いね)。
- GoPro のマウント固定方式がネジ留めの標準フォールディングフィンガーだけだったら、ちょっとした手間が面倒に感じて色々なマウントアクセサリーを試したり、出先でのアクセサリー付け替えとか考えなかったが、クイックリリースバックルがあって簡単気軽に脱着できてホント助かってる(散財もしたが😅)。
- 3)スマホアプリ Quik 連携(主に iPhone 13 Pro との接続)
- GoPro 連携アプリである Quik は昔の Quik アプリと名前が一緒なのに別アプリになっているせいか、別件でインストールしていた昔の Quik が GoPro HERO11 と接続できず、最初だいぶ悩んだ。
- スマホアプリの大基本であるカメラとの接続性は、常時接続となる Bluetooth 接続についてはほぼスムースで文句ない(ここがダメなカメラはそろそろ絶滅しつつある、某社とかを除いて)。
- Bluetooth 接続時のスマホアプリによる GoPro 側設定変更操作は、キビキビとしたレスポンスではないもののワイヤレス操作と思えば十分に許容範囲内で実用的。
- GoPro 側の電源が切れていても完全シャットダウンではなくスリープ状態ならばカメラアプリから GoPro を起動することができるのは便利で、自転車走行動画で頭に付けていたり、バッグストラップに付けている時は重宝する(アプリ側から GoPro 電源オフも当然可能)。
- 撮影前のプレビュー確認や GoPro カメラ内の撮影動画、静止画のスマホ転送時には Bluetooth 接続から Wi-Fi 接続に切り替える必要があるが、何故か GoPro 電源オンの一発目は必ず接続に失敗する。
- が、2回目以降は、だいたい問題なく繋がる不思議。
- このようにスマホアプリとカメラとの Wi-Fi 接続失敗はたまにあるが(初回接続失敗を除くと10回に1回くらい?)、普段使っているニコンや富士フィルムのスマホアプリとカメラとの接続不安定性というか接続できればラッキー仕様に比べれば天国(比較対象のニコンと富士フイルムがクソ of クソなだけだが)。
- 正直言って、アプリとカメラの Wi-Fi 接続1回目に失敗するのはイラッとさせられるが、2回目以降は繋がることがほとんどなので我慢できるレベル(NコンとかF士フイルムのアプリの場合は、○ね、×れろ、という呪いの言葉しか出てこないレベル)。
- とはいえ、さて撮るぞと GoPro をヘルメットやバッグストラップなどに付けてプレビューで確認する時には Bluetooth から Wi-Fi への切り替えで少し時間がかかるので、そこはもっと迅速にできるようになって欲しいところ。
- Wi-Fi 接続しなくても Bluetooth 接続状態で静止画転送のプレビューボタンみたいなものがあれば良いのに、と思う(低画素プレビューの静止画なら Bluetooth 転送しても時間はかからないはず)。
- 一度 GoPro と Wi-Fi 接続すればスマホをスリープ状態にしても接続を継続してくれて、スマホをスリープ解除すれば GoPro と Wi-Fi 接続されたままなのは良い(本来当然のことなのだが、ニコンや富士フイルムのアプリが酷過ぎて、とてもよく見えてしまう😓)。
- ただし、動画記録が始まるとスマホのライブビューが見られない(消える)のは処理能力上の問題だとしても残念。
- 動画記録が始まったらスマホ画面にはプレビューだけでなくカメラステータス表示もされず、ただ録画時間のカウントだけが表示されるというのは、ヘルメットやストラップに付けていて GoPro の背面液晶が見られない場合には非常に不便。
- GoPro 内の動画をスマホへ転送するのが異常に遅いので、非常に不便というか使えない(動画であっても他のカメラと比べて何故こんなに遅いのか不思議)。
- 動画撮影開始後にライブビューが見られないことと、撮影動画のスマホへの転送が激遅いことは不満だが、撮影までの最低限のことは(スムースとまでは言わないまでも)まずまずできるので、NコンとかF士フイルムほどダメクソアプリとまでは感じない。
- Quik アプリは iPad でも使えるが、縦長固定でランドスケープ表示に対応していないのは不便(iPad の大きな画面で作業できれば楽なのに)。
- Quik アプリでトリミングした動画断片も全部クラウドへ上がってしまうのは正直どうかな?と思う(良し悪し両方あると思うが)。
- Quik アプリの動画編集機能は非常にプリミティブな機能しかない上、ハッキリ言って使いにくく、元の動画から必要な断片を作って、あとはそれらを組み合わせた上でアプリのお任せ動画(クラウドで作るハイライト動画と同じもの)の作成アプリと割り切った方がストレスを抱えずに済む。
- アプリのお任せ動画作成機能、必ずしも自分が入れて欲しいシーンが入らないどころか、ピックアップするシーンがだいぶアホに感じるし(クラウドで作るハイライト動画も同様)、ピックアップして欲しいからとマーキングしておいたところで上手くいかないことの方が多い。
- 動画編集は iMovie なり何なり真っ当な動画編集アプリで作る方が速いし、ストレスフリー。
- 唯一、用意されている BGM がこの手の無料アプリでは多めなので、その点だけは悪くない。
- 4)クラウドバックアップ含むサブスクリプションサービスについて
- 大量の動画を撮るパワーユーザーからはクラウドバックアップ速度を理由に使えない、金を払う価値なしと言われるサブスクリプションサービスだが、1日の撮影容量が 50〜60GB程度まで(撮影時間では合計2時間程度)、最大でも 100GB いかない、メモリーカードが 128GB で足りる程度のライト?ユーザーならまずまず使える、値段を考えても全然悪くないサービスと判断している。
- クラウドバックアップのアップロード速度を購入直後から度々測っているが、午後遅く〜深夜1時ごろの時間帯では 1時間あたり平均 15GB 程度(遅い時で 10GB/h、速い時で 20GB/h 程度)という状況。
- クラウドバックアップ速度は決して速くないが、充電しながら1時間あたり10〜20GB、一晩で 60〜100GB バックアップできるなら、私のような1日の撮影容量が 50〜60GB に収まる人間に十分実用的。
- GoPro のレビュー動画で再生回数が回ってる人、ググってよく出てくるGoPro のレビュー記事を書いてる人たちは詳しい分、使い倒しているパワーユーザーで、1日の撮影時間、撮影サイズも大きいため、GoPro の有料サブスクによるクラウドバックアップ速度が我慢できずに辛口になるのは理解できる(が、自分とは使い方が違うとしか言いようがない)。
- アップロード速度は時間帯によってだいぶ異なる印象で、米国時間で夜になるあたりが遅く、日本で宵の口から夜間は先ほどのバックアップ速度が出る印象。
- 15GB/h = 25MB/m ≒ 3.3Mbps と思えば「遅い!」という人が多いのも判るが、そもそも容量と回線品質と値段は密接な関係にあり、たかだか年6千円程度で容量無制限自体が割と無茶なのに、それで回線品質に文句言う人はネットワークコストが判っていないんだろうなぁ、と。
- 保存期限なしで容量無制限のクラウドストレージサービス自体が(有料でも)絶滅しまくってる現在で、たった年6千円で動画アップロード無制限はいくら販促ツール、囲い込みツールとしても大盤振る舞いに感じる口くらい(そのうちサブスク値段の大幅値上げか、保存期間制限か、容量制限かの三択にならざるを得ない気はする)。
- クラウドバックアップを有効にしていて Wi-Fi 接続設定を完了していると、充電を始めたら問答無用でバックアップが始まるので、出先でスマホのテザリングが有効になってる時にうっかり充電を始めると大変なことになる場合も(バックアップ開始時に確認できるようにしてくれれば…)。
- スマホの Quik アプリが GoPro と接続している状態だと(Bluetooth 接続の状態でも)バックアップは開始されない(最初だいぶ悩んだ)。
- クラウド上の動画の「情報を見る」では撮影時の設定が表示されないのは不親切仕様すぎる。GoPro 再生画面での「情報を見る」画面で表示される内容はクラウド側でも表示して欲しい。
- クラウドから複数動画をまとめてダウンロードした際の Zip ファイルが Mac で解凍できない場合がある不思議(システム標準ではなく The Unarchiver アプリでも開けない)。
- クラウドから Mac へのダウンロードは、動画ファイル1つずつダウンロードすれば問題ないが面倒すぎる…
- Mac と GoPro を USB ケーブルで接続してイメージキャプチャアプリで取り込んだ場合、4GB 以上の動画ファイルが再生できない(Mac 側の問題)。
- 4GB 以上の動画ファイルでもメモリーカードリーダー経由、クラウドからダウンロードした場合は Mac 側で問題なく再生可能。
- たまにアップロードが途中で止まったままになり、時間を置いてやり直しても同じところで止まったままになることがある。
- 前項の場合は、GoPro のマイページ内の Media Library ページを開いて、左側メニューの Upload Status を開き、アップロード途中で止まってるファイルを一度削除してから GoPro を充電してアップロードをやり直すと解決。
- 有料サブスクサービスの一つに、年2回まで破損その他の故障でも理由を問わず交換可能というものがあって、アップルや携帯キャリアのサービスほどのサポートは望めないとしても、一応は安心材料の一つになっている(これがメインなら微妙だが、オマケみたいなものだし)。
- 前項の交換サービスは無償交換じゃなく GoPro HERO11 なら1回1万円の手数料がかかるが、この手は免責料金があるのは当たり前なので文句言ってる人がおかしい。
- それよりもシンガポールだったか海外に送って交換という手続きの方が遥かに嫌(面倒)なので、できればお世話になりたくない。
- サブスクユーザーのオンラインショップ割引は嬉しいけれど、海外発送のため購入金額 16,500円以上にならないと送料が馬鹿にならず、本体購入時とその後のアクセサリーまとめ買いの時以外は買う気が起きないため、今後は恩恵に預かることもないかな…(1年分の元は取ったけど)
- サブスクユーザー限定の次回 GoPro 購入時 $100 割引は、まだ次回を考えたこともないので正直「囲い込み乙」って感じでしかない。
- クラウドバックアップした動画から勝手にデイリーハイライトを作ってくれるが、正直ハイライトのピックアップがアホすぎて、どうでもいい(画面内の変化が大きい時をピックアップしがちなので、無関係な人が目の前を横切ったり、手が横切ったりしたらピックされてウザい…)。
- GoPro を使ったライブストリーミングも有料サブスクユーザー限定らしいが、したことも、しようと思ったこともないので、気にしたこともなし。
- とりあえず、自分でバックアップ HDD に保存しているが、バックアップ速度が遅くても勝手にクラウドバックアップしておけるのは楽だし、リスク回避にもなるので、今のところは年6千円なら GoPro を使っている限りはサブスク継続しようかな?という気分。
- 5)その他
- Mac のイメージキャプチャだと 2GB を超える動画を吸い上げるとファイルが壊れて再生できない問題がある(Mac 側の問題)。
- でもタイムラプス動画は 2GB 超えていても問題ない不思議。
- GoPro 純正アクセサリーも本体標準のネジ留めフォールディングフィンガーとクイックリリースバックルの両方が混在していて面倒、というか後者に統一してほしかった。
- GoPro 純正のクイックリリースバックルは単独で売られておらず、周辺アクセサリーの付属品としてのみ入手可能であり、もし折れたり壊れたときはどうすんねん!?という売り方。
- TELESIN などで互換品は売っているが、純正品とは形状が違う。
- おまけに、周辺アクセサリーの同梱品とのみ入手可能な GoPro 純正クイックリリースバックルも実は色々種類ありすぎで、ネジが右側だったり左側だったり、背が高かったり低かったり、まちまちすぎて何だかなーである(TELSIN などのサードパーティ製互換品は言わずもがな)。
(右下のみTELSIN互換品)
(純正品でも高さ違い、左右違いがある)
- GoPro HERO11 購入時のオンラインショップの対応や届くまでの時間は、シンガポール発送なのに Amazon プライムもびっくりの速さだったが(翌日到着)、その後アクセサリー類を買った時は4〜5日かかったので(経験上から)遅いというほどではなかったが特に速くもなかった。
- 6)アクセサリーセット
- アクセサリーセットは、アドベンチャーキット(ヘッドストラップ+フローティングハンドグリップ The Handler +クイッククリップ+専用ケース)と予備バッテリー1個がセットになったもの
- 普段の価格では、だいたい予備バッテリー1個分だけのお得になっている価格設定。
- うっかりアクセサリーセットを買ってしまった身として結論としては、海や川遊びの撮影や頭に GoPro を取り付けて何か撮りたいという予定がなければ +8千円を出す価値はない、本体に加えて、必要なアクセサリーを個別に買うべき。
- 何かのセール時で、アクセサリーセットが本体のみ+2〜3千円で買える場合は予備バッテリー代と思って買って、残りはオマケ感覚なら悪くない。
- ヘッドストラップは自分視点でのアクションを撮るつもりならバッチリだけど、それ以外は使い道がイマイチ(私はヘルメットに付けるストラップとして使うこともがあるが、本来向かないし落下の危険はある)。
- 小型軽量なクリップ QuickClip は GoPro 本体とのバランスが悪すぎ&クリップの力も弱く、正直あまり使い物にならない印象、クリップならマグネティック・スイベルクリップを買った方が良い。
- フローティングハンドグリップ The Handler は水に浮くので水遊びするときの撮影には良いが、それ以外では軽いけどちょっと太めで伸縮しない(ミニ三脚にもならない)今ひとつ使い勝手の悪いハンドグリップ(自撮り棒)でしかない。
- ケースはアクセサリーキットのセット商品と GoPro 本体がピッタリ入るけど、それ以外を入れるのは難しいので、あまり使い物にならない。
- とまぁ、否定的なことばかりを言ったけれど、公式ストアでこれだけセットになっている理由が想像できなくもない気がした…
- アクセサリーセットは、アドベンチャーキット(ヘッドストラップ+フローティングハンドグリップ The Handler +クイッククリップ+専用ケース)と予備バッテリー1個がセットになったもの
というわけで、4月半ば購入以来、長々とアレコレ書いてきた GoPro HERO11 と関連アクセサリー雑感でしたが、ひとまずここで区切りをつけておきます。
と言いながら、書き残した購入アクセサリー類や書きかけの雑文もあるので、時間をおいてまた少し載せるかもしれません。とりあえず早うクソ暑い夏が過ぎて10月11月になりますように……🙏