前回に続き、GoPro 純正のクリップマウントアクセサリー「マグネティック スイベルクリップ」の使用感レビュー、後編です。
■ 脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】【前編】
GoPro HERO11 購入時に何を思ったのか、「GoPro HERO11 アクセサリーセット」という諸々マウントアクセサリー付きセット商品を買ってしまったのですが(セールで血迷った😅)、その時は
と思って買ったものの、ヘッドストラップは自転車走行動画撮影マウントの一つとして使えた以外は、ハンドグリップ The Handler もケースも、そして小型軽量なクリップ QuickClip も(私の使い道では)全く役立たずでした(反省)。
(アクセサリーキットは余程条件が合わないと微妙)
本製品「マグネティック スイベルクリップ」は当初購入を全く考えていなかったのですが、
こんな、なんとなく勢いで買ったモノでした😅
ですから、手元に届いた時は「無駄遣いしてしまったかな?」と思ったのですけど、前回書いたとおり思っていたよりずっと使えるヤツで、前回紹介の簡易車載マウントしても、今回紹介のバッグストラップマウントとしても使えています。勢いで買ったけど正解でした。結果オーライ😅
(QuickClip との比較)
(クリックリリース対応だけでもだいぶ便利)
(QuickClip のクリップ部分と比べて…)
(本製品はゴム歯で噛むようになっている)
そんなこんなで購入したマグネティック・スイベルクリップ、前回記事では本来の購入目的であった「簡易車載マウントとしての利用例」を紹介して、今回はバッグストラップマウントとしての利用例を紹介します。
バッグストラップマウントとしては前々回の記事で紹介した TELESIN バッグストラップマウントがお気に入りでしたが、それと比べても良し悪しそれぞれにあるので、その点についても述べておきます。
前回紹介した簡易車載マウント用として購入した本製品ですが、ふと思ってバッグストラップマウントとして使ってみたところ、思いの外なかなか良い具合でしたので、GoPro をバッグストラップに付ける場合にも使っています。
ただし、バッグストラップ固定用として使う際には、クリップがゆえの条件付きになります。TELESIN バッグストラップマウントと使い分けているのも、それが理由の一つです(詳しくは後述)。
(バッグストラップ装着例、カメラは横向きにできる)
「マグネティック スイベルクリップ」はその名のとおり、どこかに挟んで固定するためのクリップマウントですから、バッグストラップ用マウントとして使う場合は、ストラップのどこかに挟み込むことになります。
本製品のクリップはかなり強力で、上記で紹介したようにクリップの内側が滑り止めのゴム歯加工されているので、普通に留めてもすぐにズレるようなクリップ力ではありません(QuickClip は GoPro 本体を付けて留めるとすぐ落ちる弱さ)。
ですが、GoPro 本体は小型軽量とはいえ、それなりの重さがありますので、上記写真のようにストラップへ普通に挟み込むだけでは、しばらく歩いている間にクリップがズレたり、斜めになったり、少し動きのある行動をすると取り付け位置が下がったりします。
なので、本製品の場合は、バッグストラップにフックやアクセサリーを吊り下げるために留められる部分があれば、そこにクリップを噛ませるのがベストですし、それがあって初めて本製品をバッグストラップマウントとして安定して使うことができます。
(バッグストラップにこういう形で留められれば理想)
(上から見たところ)
上記写真のように、クリップがしっかり入れられて、尚且つ上下にチェストベルトの留め部などがあってクリップがズレにくいようなストラップ構造になっていれば、たかがクリップとはいえ、割としっかりバッグストラップに留めることができ、比較的安定して撮影することが可能です。
先日、この形でマグネティック・スイベルクリップをバッグストラップ用マウントとして使い、多少の高低差もある山ぎわの植物園を2〜3時間ほど散策しながら GoPro で散策動画を撮っていましたが、特に問題なく、普通に使えました。
撮影例は以下のリンクからどうぞ。この時は 7:8 の縦動画として撮影していたので、Youtube ではショート動画扱いになって埋め込めませんでしたので、リンク先で見てください。
■ マグネティック・スイベルクリップによるバッグストラップ装着での手ぶら歩行撮影の縦動画サンプル
上記の撮影動画例では縦向きに撮っていましたが、前回紹介したように本製品はマグネティック「スイベル」クリップであり、クリックリリースバックルの部分が回転しますので、クリップを横向きにつけても GoPro 本体は縦向き限定ではなく通常の横向きで撮影することが可能です。
(クリップそのままの向きだと縦になるが)
(受け部を回転させれば通常の横向き撮影もOK)
マグネティック「スイベル」クリップをバッグストラップマウントとして使う場合に一番良い点、推せる点は、この
なところですね。TELESIN バッグストラップマウントでも 360°回転できるボールジョイントのあるバックル付属製品を選べば、縦横はもちろん、上下前後も含めた自由な角度調整が可能ですが、ボールジョイントのあるバックルはクイックリリースバックル自体が大きめのため、他マウントへ付け替えて使う際に少々微妙です。
(左:通常タイプ、右:360回転可能タイプ)
それを思うと、本製品では通常の GoPro 純正クイックリリースバックルを使いながらも、ある程度の撮影方向自由度を確保できるので、全体サイズとしてコンパクトで済むことも含め、
があって、手元に届く前に思っていたよりずっと使いでがあります。
(ストラップから外して手持ちで撮る時も良い)
とはいえ、先にも書いたように、本製品をバッグストラップマウントとして使う場合、
のも事実。
先のようにストラップのアクセサリー装着用の隙間に入ってくれれば問題ないですが、それがない場合、あっても入らない場合などには、位置ズレ、脱落のリスクは高くなりますから、そこは TELESIN バッグストラップマウントと使い分けをせざるを得ないところです。
(固定できそうな部分があってもクリップが入らないことも…)
ということで次項では、本製品マグネティック・スイベルクリップと、前々回の記事で紹介した TELESIN バッグストラップマウントと比較して、それぞれの特徴と使い分けについて触れておきます。
バッグストラップ用 GoPro マウントアクセサリーとしては、前々回記事で紹介した TELESIN バッグストラップマウントも気に入っていて、前回今回記事で紹介しているマグネティック・スイベルクリップと使い分けています。
■ 歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント
まずは、それぞれの長所、欠点、特徴の比較をまとめてみると…
こんな感じでしょうか。
個人的には
という使い分けですね、今のところは。
通常のクイックリリースバックルのままで角度調整/縦横切り替えが可能なのに、小さくて持ち歩くのに邪魔にならず、使い道もバッグストラップだけに止まらないなど
で良いのですが、
というのも事実。
ですので、マグネティック・スイベルクリップが安心安定して使えるならそちらを使うけれど、斜め掛けのスリングバッグやショルダーバッグのストラップのようにマグネティック・スイベルクリップが使いづらい場合や自転車走行のようなリスクがある場合には、TELESIN バッグストラップマウントの方を選ぶ、そういう使い分けをしています。
ぶっちゃけ言うと、マグネティック・スイベルクリップは噛む力が結構強いので、ストラップへの装着安定性はそう悪くはない、動いていてもそう簡単に落ちたりズレたりはしないのですが、TELESIN バッグストラップマウントの方が安心感があるので、変なリスクを取らずに素直にそちらを使っています。
あとまぁ、こうやって2つの製品を使ってみて
という問題については、
こんな感じですね。
■ 脱着簡単で自由度高め、車載に、バッグストラップ装着に使える GoPro マグネティック・スイベルクリップ【前編】【前編】
GoPro HERO11 購入時に何を思ったのか、「GoPro HERO11 アクセサリーセット」という諸々マウントアクセサリー付きセット商品を買ってしまったのですが(セールで血迷った😅)、その時は
どうせ予備バッテリーが必要だし、ヘッドストラップとクリップ、ケースがセットになった「アドベンチャーキット」と、フローティングハンドグリップ「The Handler」に予備バッテリー1個がセットになった「GoPro HERO11 アクセサリーセット」が割安だから、それ買っとこ
と思って買ったものの、ヘッドストラップは自転車走行動画撮影マウントの一つとして使えた以外は、ハンドグリップ The Handler もケースも、そして小型軽量なクリップ QuickClip も(私の使い道では)全く役立たずでした(反省)。
(アクセサリーキットは余程条件が合わないと微妙)
本製品「マグネティック スイベルクリップ」は当初購入を全く考えていなかったのですが、
- GoPro 本体とセットで買ったアクセサリーキット同梱の Quick Clip が使い物にならなかった(クリップが小さすぎ、弱すぎ)
- 購入当時 GoPro オフィシャルストアが割引セールをやっていて、他のアクセサリーを買うついでに QuickClip 代わりに買ってみるか
こんな、なんとなく勢いで買ったモノでした😅
ですから、手元に届いた時は「無駄遣いしてしまったかな?」と思ったのですけど、前回書いたとおり思っていたよりずっと使えるヤツで、前回紹介の簡易車載マウントしても、今回紹介のバッグストラップマウントとしても使えています。勢いで買ったけど正解でした。結果オーライ😅
(QuickClip との比較)
(クリックリリース対応だけでもだいぶ便利)
(QuickClip のクリップ部分と比べて…)
(本製品はゴム歯で噛むようになっている)
そんなこんなで購入したマグネティック・スイベルクリップ、前回記事では本来の購入目的であった「簡易車載マウントとしての利用例」を紹介して、今回はバッグストラップマウントとしての利用例を紹介します。
バッグストラップマウントとしては前々回の記事で紹介した TELESIN バッグストラップマウントがお気に入りでしたが、それと比べても良し悪しそれぞれにあるので、その点についても述べておきます。
【2】バッグストラップマウントとしての利用例
前回紹介した簡易車載マウント用として購入した本製品ですが、ふと思ってバッグストラップマウントとして使ってみたところ、思いの外なかなか良い具合でしたので、GoPro をバッグストラップに付ける場合にも使っています。
ただし、バッグストラップ固定用として使う際には、クリップがゆえの条件付きになります。TELESIN バッグストラップマウントと使い分けているのも、それが理由の一つです(詳しくは後述)。
(バッグストラップ装着例、カメラは横向きにできる)
「マグネティック スイベルクリップ」はその名のとおり、どこかに挟んで固定するためのクリップマウントですから、バッグストラップ用マウントとして使う場合は、ストラップのどこかに挟み込むことになります。
本製品のクリップはかなり強力で、上記で紹介したようにクリップの内側が滑り止めのゴム歯加工されているので、普通に留めてもすぐにズレるようなクリップ力ではありません(QuickClip は GoPro 本体を付けて留めるとすぐ落ちる弱さ)。
ですが、GoPro 本体は小型軽量とはいえ、それなりの重さがありますので、上記写真のようにストラップへ普通に挟み込むだけでは、しばらく歩いている間にクリップがズレたり、斜めになったり、少し動きのある行動をすると取り付け位置が下がったりします。
なので、本製品の場合は、バッグストラップにフックやアクセサリーを吊り下げるために留められる部分があれば、そこにクリップを噛ませるのがベストですし、それがあって初めて本製品をバッグストラップマウントとして安定して使うことができます。
(バッグストラップにこういう形で留められれば理想)
(上から見たところ)
上記写真のように、クリップがしっかり入れられて、尚且つ上下にチェストベルトの留め部などがあってクリップがズレにくいようなストラップ構造になっていれば、たかがクリップとはいえ、割としっかりバッグストラップに留めることができ、比較的安定して撮影することが可能です。
先日、この形でマグネティック・スイベルクリップをバッグストラップ用マウントとして使い、多少の高低差もある山ぎわの植物園を2〜3時間ほど散策しながら GoPro で散策動画を撮っていましたが、特に問題なく、普通に使えました。
撮影例は以下のリンクからどうぞ。この時は 7:8 の縦動画として撮影していたので、Youtube ではショート動画扱いになって埋め込めませんでしたので、リンク先で見てください。
■ マグネティック・スイベルクリップによるバッグストラップ装着での手ぶら歩行撮影の縦動画サンプル
上記の撮影動画例では縦向きに撮っていましたが、前回紹介したように本製品はマグネティック「スイベル」クリップであり、クリックリリースバックルの部分が回転しますので、クリップを横向きにつけても GoPro 本体は縦向き限定ではなく通常の横向きで撮影することが可能です。
(クリップそのままの向きだと縦になるが)
(受け部を回転させれば通常の横向き撮影もOK)
マグネティック「スイベル」クリップをバッグストラップマウントとして使う場合に一番良い点、推せる点は、この
通常のクイックリリースバックルのまま
縦横両方撮れるし、角度調整も可能
縦横両方撮れるし、角度調整も可能
なところですね。TELESIN バッグストラップマウントでも 360°回転できるボールジョイントのあるバックル付属製品を選べば、縦横はもちろん、上下前後も含めた自由な角度調整が可能ですが、ボールジョイントのあるバックルはクイックリリースバックル自体が大きめのため、他マウントへ付け替えて使う際に少々微妙です。
(左:通常タイプ、右:360回転可能タイプ)
それを思うと、本製品では通常の GoPro 純正クイックリリースバックルを使いながらも、ある程度の撮影方向自由度を確保できるので、全体サイズとしてコンパクトで済むことも含め、
単なるクリップじゃない使い勝手の良さ
があって、手元に届く前に思っていたよりずっと使いでがあります。
(ストラップから外して手持ちで撮る時も良い)
とはいえ、先にも書いたように、本製品をバッグストラップマウントとして使う場合、
ストラップの形状、機能によって
取り付けた後の安定性が変わる
取り付けた後の安定性が変わる
のも事実。
先のようにストラップのアクセサリー装着用の隙間に入ってくれれば問題ないですが、それがない場合、あっても入らない場合などには、位置ズレ、脱落のリスクは高くなりますから、そこは TELESIN バッグストラップマウントと使い分けをせざるを得ないところです。
(固定できそうな部分があってもクリップが入らないことも…)
ということで次項では、本製品マグネティック・スイベルクリップと、前々回の記事で紹介した TELESIN バッグストラップマウントと比較して、それぞれの特徴と使い分けについて触れておきます。
【3】TELSIN バッグマウントストラップと比較雑感
バッグストラップ用 GoPro マウントアクセサリーとしては、前々回記事で紹介した TELESIN バッグストラップマウントも気に入っていて、前回今回記事で紹介しているマグネティック・スイベルクリップと使い分けています。
■ 歩き動画も、自転車動画もイケる👍 GoPro純正クイックリリースバックル対応 TELESIN バッグストラップマウント
まずは、それぞれの長所、欠点、特徴の比較をまとめてみると…
- 取り付けるだけなら両者とも、ほとんどのストラップに取り付け可能だが、TELESIN バッグストラップマウントの方がやや有利
- TELESIN バッグストラップマウントは構造上あまり幅の細いストラップには向かないし、逆にマグネティックスイベルクリップはクロップの口が届ききらないほど幅広のストラップには不向き
- 両者ともストラップの留めた部分の下に、チェストベルトの縫い付け口などズレ落ちないための何かがあった方が安定するし、ないと動いている時にズレてしまう可能性がある。
- TELESIN バッグストラップマウントは飛び跳ねたり転倒したりしても GoPro が外れて飛んでいくことはなさそうだが、マグネティックスイベルクリップは強い衝撃を受けると外れる可能性はある
- マグネティックスイベルクリップは手が当たったり何かの拍子にクリップの位置や角度がズレる恐れはあるが、TELESIN バッグストラップマウントはその危険性は少なく、動きに対してマウントの安定性は高い
- TELESIN バッグストラップマウントは GoPro が必ず真ん中に来るのでバランスは良いが、マグネティックスイベルクリップはストラップへの付け方、GoPro 本体の位置などでバランスがイマイチな場合がある
- TELESIN バッグストラップマウント単独だとカメラの向きはバックル部のネジによる上下方向の調節だけだが、マグネティックスイベルクリップはバックルの受け部が回転するので上下に加え縦横回転の変更やマウント部の斜めの修正も可能。
- TELESIN バッグストラップマウントは360°回転タイプを購入し、専用のバックルを使えば上下左右回転まで自由にカメラの向きを調整できるが、ボールジョイントが中間に挟まっている分だけ大きくなる
- 使わない時の持ち運びはマグネティックスイベルクリップの方が小さく便利だが、TELESIN バッグストラップマウントも薄くて嵩張ることはない
- ストラップに GoPro を付けたままバッグを下ろすなどした時、どちらも GoPro の重みでストラップがへなったりブラブラしたりするが、その際でも GoPro が必ずストラップ幅の中央にある TELESIN バッグストラップマウントの方が安定していて、ストラップが変なヨレ方をしづらい
こんな感じでしょうか。
個人的には
- 散歩、散策動画で、バックパックを背負っている&バッグストラップにクリップが上手いこと固定できるなら、マグネティックスイベルクリップ使用
- 自転車走行や動きがある場合、バックパックじゃなくスリングバッグ(ボディバッグ)やショルダーバッグの場合などでは TELESIN バッグストラップマウントを使用
という使い分けですね、今のところは。
通常のクイックリリースバックルのままで角度調整/縦横切り替えが可能なのに、小さくて持ち歩くのに邪魔にならず、使い道もバッグストラップだけに止まらないなど
マグネティックスイベルクリップは
小さいのに色々融通が効いて便利
小さいのに色々融通が効いて便利
で良いのですが、
バッグストラップマウントとしては
TELSIN製品の方が安定安心
TELSIN製品の方が安定安心
というのも事実。
ですので、マグネティック・スイベルクリップが安心安定して使えるならそちらを使うけれど、斜め掛けのスリングバッグやショルダーバッグのストラップのようにマグネティック・スイベルクリップが使いづらい場合や自転車走行のようなリスクがある場合には、TELESIN バッグストラップマウントの方を選ぶ、そういう使い分けをしています。
ぶっちゃけ言うと、マグネティック・スイベルクリップは噛む力が結構強いので、ストラップへの装着安定性はそう悪くはない、動いていてもそう簡単に落ちたりズレたりはしないのですが、TELESIN バッグストラップマウントの方が安心感があるので、変なリスクを取らずに素直にそちらを使っています。
あとまぁ、こうやって2つの製品を使ってみて
どちらを買った方が良いか?
という問題については、
- バッグストラップへの装着を目的にしてるなら、迷わず TELESIN バッグストラップマウント
- 他にクリップマウントを使う目的があって、簡易的にバッグにも付けるならマグネティック・スイベルクリップでも良し
こんな感じですね。